
湯田の家 House in Yuda
Houzz ユーザーのコメント:

同系色コーディネートで穏やかにまた色差の少ない同系色でまとめても、1色でコーディネートするのと同じような印象を持たせることができます。写真の和風の空間は、木をはじめとした明るい自然素材の色でまとめられ、穏やかさと静謐なイメージを一目で伝えてくれます。こうした繊細な色を廊下に使うと、その奥行きも相まって、光のニュアンスを美しく反映してくれて素敵です。

3位京都市の〈プリヤデザイン一級建築士事務所〉が手がけた、山口県山口市にある《湯田の家》。石の露天風呂や囲炉裏のある和風建築の住まいです。家は中庭を囲むようにして建ち、囲炉裏の間、和室、露天風呂、湯上り処となるラウンジを、高さを変えて配置。その間をつなぐ廊下には、ラウンジチェアを置いて外の風景を眺められるように。まるで旅の宿のような風情が感じられます。

縁側にも隠れた秘密縁側は、住まいにとってかなり古くから内と外の中間領域の役割を担っています。冬場は太陽の熱を直接肌で感じられます。夏は日差しを直接部屋に取り込まず、暑さを緩和させる役目があります。これからは庭木の紅葉や景色を眺めるのもゆったりとした椅子を置くことでスローライフが体感できるはず。

すっきり和モダンの空間にもモダンな和の空間にも、すっきりしたすだれのフォルムは好相性。やさしく光をまわす障子とはまた違って、陰影のコントラストがはっきりしたドラマティックな空間を演出できます。このようにすだれは、洋の東西を問わず、外との一体感やリラックス感などを演出するのに効果的なアイテム。洋室でも和室でも、ウインドウトリートメントのひとつとして、もっと採用してみたいですね。

タイルカーペットそれでもやはりカーペットは汚れが心配という方には、タイルカーペットがおすすめです。大きさは30~60cm角くらい。1枚ずつ外すことが可能なので、汚れたら部分的な貼り替えやクリーニングができます。フローリングの上に直接置くだけのすべり止め付きのタイプもありますので、そちらはさらに気軽に試してみることができます。