House H for a family

大きなガラスから光が差し込む玄関は、明るい土間が主役。靴だけでなく、自転車やべビーカーといった大物も置けるほどの広々とした空間です。LDKまで繋がる気持ちのよいオープンスペースのため、アウトドア仕様のテーブルとチェアを置いてみたり、グリーンを育ててみたりと、収納するだけではない楽しみ方が可能です。

住んで数年になる住まい手の奥様はこの家の印象をこう語る。「家族の気配がよく分かり、まだ小さい娘が２階で泣き出しても、1階にいる私にすぐに伝わってきます。その分、１階の音は２階に伝わりやすいので、寝かしつけた娘が起きてしまうこともあったり。でも、夜は夜らしく静かに過ごせば良いと思うようになりました。テレビの音は小さくて良いし、見なくてもいい。本を読んだり、夫婦で話をして過ごす時間が増えました」。どんなHouzz？居住者：夫婦＋子ども2人所在地：千葉県松戸市設計：篠崎弘之建築設計事務所規模：地上2階構造：木造敷地面積：161.82平方メートル建築面積：64.02平方メートル延床面積：115.41平方メートル竣工：2012年構造：寺戸巽海構造計画工房写真：池本史彦

構造条件を満たしていれば、延々と続くこの天井が出来ると改めて建築基準法の徹底を知らないといけないと分かった。数学とアートだなと思う。

土間にアウトドア仕様のテーブルなどを置くことで、家での過ごし方に楽しみが広がり、アイディアが生まれそう。