
沓間の家
photo by Toshihiro Sobajima
Houzz ユーザーのコメント:

2階に登る福太郎くん。ホールドをつけてから更に上達している。写真左下は理恵子さんの寝室入口。その上の正方形の開口部は福太郎君の部屋へつながり、クライミングウォールから入ることもできる。壁の右手に浴室・洗面への入口があり、2階への階段は壁の裏にある。さらに右手に理恵子さんの書斎、その上に博道さんの部屋がある。開口部は引き戸を閉めることもでき、開けておけば「家族の声が通るので、実に便利です」と理恵子さん。デザイン性と機能性を兼ね備えた空間は木がしつこくなりすぎないよう、ところどころ白で抜けをつくっている。

プロに依頼する過去には、インストラクターである南裏健康さん、保恵さん夫妻も、個人宅や公共施設などさまざまな場所でのルートセッティングをしてきました。最近では、ルートセッターというルートを作る専門家がいるので、依頼するといいでしょう。ルートセッターの主な活躍の場は、クライミングジムやコンペ。プロへの依頼を考えているなら、通っているジムで相談してみるといいでしょう。世界中の岩場でのクライミングの経験を持つ南裏さんが目指すのは、多様な岩の形状やムーブ(動き)の蓄積を元に、登る人のスキルに合った、無理なく楽しく登れる適度な難易度のルートを作ること。「自宅に設置する場合には、色の配置など、インテリアとして美しく見えることも大切ですね」と話す通り、インテリアに馴染み、クライマーにとってちょうどいい加減の設定ができるのは、プロならではの視点があってこそだと言えるでしょう。永井理恵子さんのお宅の記事はこちら線と材、手ざわりを楽しむ暮らしから成る沓間の家参考資料:阿部亮樹著(東京新聞)『イラスト・クライミング』日本合板工業組合連合会『構造用合板の基礎知識』公益財団法人日本合板検査会『加工木材事典』ホームジムの写真を見る建築家を探す工務店をさがす
Houzz 寄稿者のコメント:

Certainly no family room can be complete with this dynamic climbing wall. The newest standard in maximizing home living space!
