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狭小地に建つ工夫に満ちた家11選
利便性の高い都市条件下で快適性を最大化した建築面積22㎡〜60㎡の狭小住宅をご紹介します。
Houzz Japan
2018年8月27日
Houzz Japan 公式アカウント
「狭小住宅」とは、狭小地に建てられた家のことだが、明確な定義はないため地域によってその規模は異なる。例えば、東京では15〜20坪(50㎡〜66㎡)以下、神奈川、埼玉、大阪では20〜30坪(66㎡〜100㎡)、京都・名古屋では35坪(115㎡)以下の土地のプロジェクトを狭小住宅と呼ぶようだ。また、東京から新幹線で約50分の栃木県宇都宮市では狭小住宅自体が少なくなるが、別荘地として人気の那須高原にセカンドハウスとして小さな住まいを建てる依頼が多くなるという。つまり、自然豊かな広い敷地に必要最低限の家を建てるケースだ。
別荘地はさておき、一般的に狭小住宅は「限られた土地で快適に暮らせる家をどう作るか」という点で採光やプラバシー、通風などにおいて一層の工夫が求められる。この記事では利便性が高くも制限が課せられる都市環境下で快適な暮らしを求める住まい手に、工夫とアイデアとデザインでこたえる設計者たちのプロジェクトを紹介する。
別荘地はさておき、一般的に狭小住宅は「限られた土地で快適に暮らせる家をどう作るか」という点で採光やプラバシー、通風などにおいて一層の工夫が求められる。この記事では利便性が高くも制限が課せられる都市環境下で快適な暮らしを求める住まい手に、工夫とアイデアとデザインでこたえる設計者たちのプロジェクトを紹介する。
パークサイド・スキニーハウス
設計:アトリエハコ建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:44.7㎡(13.5坪)
建築面積:26.8㎡(8.1坪)
延床面積:74.1㎡
条件:準防火地域
間口2.7m・高さ9mの「爪先立ち」のような住宅。 建物東側は公園に入るための通路、南側が区の公園に面した敷地のため、狭小地ながら、抜けや借景が期待できた。隣接する公園を我が家の庭と見立てて、 見晴台としての窓辺を中心に家の中の変化していく景色を組み立てている。 外観の細長い印象からはとても想像できない、 各空間のシーンの豊かさと開放性のある家。
設計:アトリエハコ建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:44.7㎡(13.5坪)
建築面積:26.8㎡(8.1坪)
延床面積:74.1㎡
条件:準防火地域
間口2.7m・高さ9mの「爪先立ち」のような住宅。 建物東側は公園に入るための通路、南側が区の公園に面した敷地のため、狭小地ながら、抜けや借景が期待できた。隣接する公園を我が家の庭と見立てて、 見晴台としての窓辺を中心に家の中の変化していく景色を組み立てている。 外観の細長い印象からはとても想像できない、 各空間のシーンの豊かさと開放性のある家。
Re:Toyosaki
設計:coil松村一輝建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:41.13㎡(12.4坪)
建築面積:33.42㎡(10.1坪)
延床面積:64.02㎡
条件:準工業地域、前面道路幅員 2.6m
大阪市内最寄の地下鉄より徒歩10分を切る立地で、限られた予算と、家屋のバランスを取ったリノベーションプロジェクト。1階床は構造補強のベタ基礎塗装仕上げとし、2階床は既存構造をあらわしにして、高さ方向の寸法を可能な限り確保し、狭小でありながら閉塞感を感じない空間をつくった。トイレとユニットバス以外は扉をつけずに、カーテンで緩やかに区切っている。住まい手の「揃えない、でも美しい」ものを選ぶセンスも光る。
設計:coil松村一輝建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:41.13㎡(12.4坪)
建築面積:33.42㎡(10.1坪)
延床面積:64.02㎡
条件:準工業地域、前面道路幅員 2.6m
大阪市内最寄の地下鉄より徒歩10分を切る立地で、限られた予算と、家屋のバランスを取ったリノベーションプロジェクト。1階床は構造補強のベタ基礎塗装仕上げとし、2階床は既存構造をあらわしにして、高さ方向の寸法を可能な限り確保し、狭小でありながら閉塞感を感じない空間をつくった。トイレとユニットバス以外は扉をつけずに、カーテンで緩やかに区切っている。住まい手の「揃えない、でも美しい」ものを選ぶセンスも光る。
神戸の小さな家 / Tiny House in Kobe
設計:藤原・室建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:36.95㎡(11.1坪)
建築面積:22.13㎡(6.6坪)
延床面積:63.33㎡
空間のそこかしこに小さな居場所を設け、そこから見える視線の抜けを意識することで小さくても息苦しさを感じない落ち着いた空間を目指した。また、三方を隣接する建物で囲まれ、住宅正面にもプライバシーの観点から大きな窓を付けられないことから、いかにして光を取り入れ、建物内部まで届かせるかに腐心し、最終的にトップライトとスノコ床という組み合わせに行きついた。昼は開口部からの光、夜は間接照明がつくる陰影が美しい家。
設計:藤原・室建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:36.95㎡(11.1坪)
建築面積:22.13㎡(6.6坪)
延床面積:63.33㎡
空間のそこかしこに小さな居場所を設け、そこから見える視線の抜けを意識することで小さくても息苦しさを感じない落ち着いた空間を目指した。また、三方を隣接する建物で囲まれ、住宅正面にもプライバシーの観点から大きな窓を付けられないことから、いかにして光を取り入れ、建物内部まで届かせるかに腐心し、最終的にトップライトとスノコ床という組み合わせに行きついた。昼は開口部からの光、夜は間接照明がつくる陰影が美しい家。
白金の家
設計:アトリエ スピノザ
どんな敷地?
敷地面積:51.38㎡(15.5坪)
建築面積:30.81㎡(9.3坪)
延床面積:82.53㎡
条件:第2種高度斜線制限あり。
敷地が小さく細長いうえ、高度斜線で斜めに鋭く切り取られている。周辺は住宅が乱立し、道路幅も狭いという条件だった。リビングやダイニング・キッチン、寝室、子供室、浴室といった各空間は、狭さを感じることなく快適な日々をおくれるように計画された。スキップフロアや吹き抜けを介して各部屋を立体的に配置し、開放感をもたせている。個々の空間が孤立することなく、家族が互いに気配を感じられる家だ。
設計:アトリエ スピノザ
どんな敷地?
敷地面積:51.38㎡(15.5坪)
建築面積:30.81㎡(9.3坪)
延床面積:82.53㎡
条件:第2種高度斜線制限あり。
敷地が小さく細長いうえ、高度斜線で斜めに鋭く切り取られている。周辺は住宅が乱立し、道路幅も狭いという条件だった。リビングやダイニング・キッチン、寝室、子供室、浴室といった各空間は、狭さを感じることなく快適な日々をおくれるように計画された。スキップフロアや吹き抜けを介して各部屋を立体的に配置し、開放感をもたせている。個々の空間が孤立することなく、家族が互いに気配を感じられる家だ。
Photo by 畑拓
新城の家
設計:イッカ建築設計事務所/西野一義+稲田菜穂子
どんな敷地?
敷地面積:42.47㎡(12.8坪)
建築面積:29.03㎡(8.7坪)
延床面積:81.36㎡
条件:第1種中高層住居地域/準防火地域、木造3階建て専用住宅
道路条件は東面4.8m、南面4.4mの角地。区画の細分化が進む住宅密集地で4m道路の対岸には2階建てアパートが建つ。
プライバシーを確保し、外気と自然光を積極的に取り込める工夫を随所に散りばめ、狭小ながら外部へ繋がる大らかな住宅を目指した。写真左のステップをあがると小さな展望デッキへ繋がる。空を独り占めできるデッキは半層分壁に囲われ、周辺住宅の屋根より高い目線を実現。物干しはもちろん、子育て世代のクライアントは夜空を見ながら天体観測したりBBQしたりできる。展望デッキの下は、子供部屋から主寝室へとトンネル状につながる天井高1.2mほどの収納空間にし、収納率低下をカバーしている。3階の廊下は強化ガラス2枚貼りのガラス床。展望デッキ出入口が真下のダイニングへ安定した光を届ける。このように動線上に採光計画を組み込んだので、視線が遮られることなく連続した奥行感を日々感じられる。また、三層構造を利用して窓や開口部を適切に配置し温熱効果をあげ、パッシブで透明度のある狭小住宅が完成した。
新城の家
設計:イッカ建築設計事務所/西野一義+稲田菜穂子
どんな敷地?
敷地面積:42.47㎡(12.8坪)
建築面積:29.03㎡(8.7坪)
延床面積:81.36㎡
条件:第1種中高層住居地域/準防火地域、木造3階建て専用住宅
道路条件は東面4.8m、南面4.4mの角地。区画の細分化が進む住宅密集地で4m道路の対岸には2階建てアパートが建つ。
プライバシーを確保し、外気と自然光を積極的に取り込める工夫を随所に散りばめ、狭小ながら外部へ繋がる大らかな住宅を目指した。写真左のステップをあがると小さな展望デッキへ繋がる。空を独り占めできるデッキは半層分壁に囲われ、周辺住宅の屋根より高い目線を実現。物干しはもちろん、子育て世代のクライアントは夜空を見ながら天体観測したりBBQしたりできる。展望デッキの下は、子供部屋から主寝室へとトンネル状につながる天井高1.2mほどの収納空間にし、収納率低下をカバーしている。3階の廊下は強化ガラス2枚貼りのガラス床。展望デッキ出入口が真下のダイニングへ安定した光を届ける。このように動線上に採光計画を組み込んだので、視線が遮られることなく連続した奥行感を日々感じられる。また、三層構造を利用して窓や開口部を適切に配置し温熱効果をあげ、パッシブで透明度のある狭小住宅が完成した。
Depth House
設計:リツデザイン建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:79㎡(23.8坪)
建築面積:39㎡(11.7坪)
延床面積:79㎡
条件:西側道路6.5m×12m。東西に細長い敷地。車1台と自転車4台の収容できること。
敷地の長さを最大限に活かせるように、室内空間を長辺いっぱいに確保した。その長さに沿うよう屋外テラスを併設し、そのテラスを囲い込むことで、室内空間が倍の広さになったような拡がりを感じる。テラスにプライバシーが確保されていることで、大きな開口部は目隠しが不要な内外一室の空間が実現している。また1階の片持ち階段と視線を邪魔しない手すりの組み合わせや、2階のスチールフレームのガラス壁で視線の抜けをつくり、開放感を感じさせている。
設計:リツデザイン建築設計事務所
どんな敷地?
敷地面積:79㎡(23.8坪)
建築面積:39㎡(11.7坪)
延床面積:79㎡
条件:西側道路6.5m×12m。東西に細長い敷地。車1台と自転車4台の収容できること。
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Yamashina House
設計:ALTS DESIGN OFFICE
どんな敷地?
敷地面積:104.81㎡(31坪)
建築面積:54.21㎡(16坪)
延床面積:83.22㎡
条件:第一種低層住居専用地域、建ぺい率50%、容積率80%、京都市景観地域、高低差1.2mの道路勾配
京都の狭小敷地でかつ、低層地域、京都ならではの景観法などの制限がかかり、さらに敷地には約1.2mの高低差があった建て替えプロジェクト。光をふんだんに取り入れたいとのオーナーの要望にこたえるため、建物を3つのボリュームに分け光のスリットを設けた。また、ボリュームごとに角度をつけ、フロアレベルを変えて高低差も解消している。角度をつけることでできた余白には緑を設け、どの部屋にいても外部を感じることができるようになっている。
設計:ALTS DESIGN OFFICE
どんな敷地?
敷地面積:104.81㎡(31坪)
建築面積:54.21㎡(16坪)
延床面積:83.22㎡
条件:第一種低層住居専用地域、建ぺい率50%、容積率80%、京都市景観地域、高低差1.2mの道路勾配
京都の狭小敷地でかつ、低層地域、京都ならではの景観法などの制限がかかり、さらに敷地には約1.2mの高低差があった建て替えプロジェクト。光をふんだんに取り入れたいとのオーナーの要望にこたえるため、建物を3つのボリュームに分け光のスリットを設けた。また、ボリュームごとに角度をつけ、フロアレベルを変えて高低差も解消している。角度をつけることでできた余白には緑を設け、どの部屋にいても外部を感じることができるようになっている。
狭小地のイエ
設計:CURIOUS design workers一級建築士事務所
どんな敷地?
敷地面積:85.96㎡(26坪)
建築面積:57.82㎡(17.49坪)
延床面積:90.37㎡
条件:前面道路幅員4.0m、北・南・西の隣地に戸建て住宅あり
間口5.5m×奥行15.5mの敷地。前面道路以外は境界ギリギリに隣地が建っているため、光が取り入れづらい条件だった。オーナーからは開放的で自然を楽しめるアメリカ西海岸のようなデザイン、という要望を受けたため、メインの部屋であるLDK空間が明るく快適なスペースとなるように意識し、屋根裏のロフトスペースも空間として取り入れながらハイサイド窓で光を取り入れた。柱や梁の色と合わせて床はミモザをヘリンボーン張りにし、西海岸の素材感を強調している。インテリア産業協会会長賞を受賞。
設計:CURIOUS design workers一級建築士事務所
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敷地面積:85.96㎡(26坪)
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contorno
設計:sside
どんな敷地?
敷地面積:130.06㎡(39.3坪)
建築面積:56.00㎡(16.9坪)
延床面積:104.39㎡
条件:第1種低層住居地域、建築基準法第22条指定区域
近接した隣家からの視線を遮りながら、通風と採光を可能とするため、外壁を窓と見立て、開口の位置をコントロールした。屋外なのに室内のような感覚を得ることができ、プライバシーの守られた外部空間を構成している。この開口部が昼は空を切り取り、夜は光をこぼして彫刻のように家を浮かび上がらせる。
設計:sside
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建築面積:56.00㎡(16.9坪)
延床面積:104.39㎡
条件:第1種低層住居地域、建築基準法第22条指定区域
近接した隣家からの視線を遮りながら、通風と採光を可能とするため、外壁を窓と見立て、開口の位置をコントロールした。屋外なのに室内のような感覚を得ることができ、プライバシーの守られた外部空間を構成している。この開口部が昼は空を切り取り、夜は光をこぼして彫刻のように家を浮かび上がらせる。
狭小敷地に立つ、開放感のある家
設計:ナイトウタカシ
どんな敷地?
敷地面積:87㎡(26.3坪)
建築面積:50㎡(15.1坪)
延床面積:136㎡(41.1坪)
条件:都心部の住宅密集地
狭小間口で3階建ての場合、縦長のプロポーションになることが多いが、大きめの屋根を取り入れたり、RCの門型を採用したりすることで、全体のバランスを落ち着かせている。家の中央部に吹き抜けを配置し、大きな窓や高窓から光がたっぷり行き届き、狭小住宅とは思えない室内の明るさを実現した。3階は居室同士をブリッジでつなぎ、両側をスチールの手すりにすることで、開放感を演出している。
設計:ナイトウタカシ
どんな敷地?
敷地面積:87㎡(26.3坪)
建築面積:50㎡(15.1坪)
延床面積:136㎡(41.1坪)
条件:都心部の住宅密集地
狭小間口で3階建ての場合、縦長のプロポーションになることが多いが、大きめの屋根を取り入れたり、RCの門型を採用したりすることで、全体のバランスを落ち着かせている。家の中央部に吹き抜けを配置し、大きな窓や高窓から光がたっぷり行き届き、狭小住宅とは思えない室内の明るさを実現した。3階は居室同士をブリッジでつなぎ、両側をスチールの手すりにすることで、開放感を演出している。
Case Study House #58
設計:NASU CLUB
どんな敷地?
敷地面積:57.52㎡ (17.40坪)
建築面積:26.49㎡ (8.0 坪)
延床面積:79.47㎡ (24.0 坪)
条件:商業地域・準防火地域
市街の中で最も建物が密集し、周辺にマンションやビルが建ち並ぶエリア。敷地周辺は坂になっており、擁壁等で段状に建物が建っている。敷地は全長24m、間口2.3m。特殊な形状のため小型車1台のみの駐車場となっていた土地を住まいとして活用したい、という依頼から始まったプロジェクト。市街地での生活のプラス面を引き出すため、リゾートや京町屋等の知恵を取入れ、快適性を確保。南側は宇都宮二荒山神社の裏手にあたり、鎮守の森を借景とした。
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Houzzツアー:大都市の住宅密集地だからこそ生まれた、クリエイティブな狭小住宅5例
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