映画『マイ・インターン』に登場する、素敵でリアルなインテリアの秘密とは?
『恋愛適齢期』や『恋するベーカリー』でも素敵なインテリアが話題を呼んだナンシー・マイヤーズ監督。最新作『マイ・インターン』でもセンスのいい空間が注目を集めています。リアリティに徹底的にこだわったインテリアづくりには、実際の家づくりに通じる考え方やアイデアがたくさんありました。
Anne Colby
2015年10月18日
映画監督・脚本家・プロデューサーのナンシー・マイヤーズが手がける映画といえば、登場する家やアパート、オフィスのインテリアのセンスのよさも見どころの1つ。例えば、『恋愛適齢期』でダイアン・キートンのハンプトンの別荘にあった、カジュアルで上品なキッチン。あるいは、『恋するベーカリー』でメリル・ストリープがスティーヴ・マーティンのためにクロック・ムッシュをつくったカリフォルニアの家の地中海スタイルのオープンキッチン。『ホリデイ』に登場した、キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットが休暇中に交換する家。
そして、アン・ハサウェイとロバート・デニーロが共演する『マイ・インターン』にも、たくさんの素敵なインテリアが登場する。Houzzは今回、マイヤーズにインタビューし、ブルックリンを舞台にした今回の映画における、それぞれのキャラクターの家のインテリアづくりについて徹底取材。出演した俳優たちやセットを手がけたデザイナーの声も交えてお届けする。
そして、アン・ハサウェイとロバート・デニーロが共演する『マイ・インターン』にも、たくさんの素敵なインテリアが登場する。Houzzは今回、マイヤーズにインタビューし、ブルックリンを舞台にした今回の映画における、それぞれのキャラクターの家のインテリアづくりについて徹底取材。出演した俳優たちやセットを手がけたデザイナーの声も交えてお届けする。
これまでのマイヤーズ映画はスタジオセットで撮影されたものだった。例えば、『恋愛適齢期』の舞台となった家はカリフォルニア州カルヴァーシティのソニー・ピクチャーズ・スタジオにつくられたセットだった。でも、今回、『マイ・インターン』では、大部分をブルックリン、マンハッタン、ブロンクスでロケを行い撮影。アン・ハサウェイが演じる主人公のジュールズとその夫マットのキッチンは、ブルックリンのクリントンヒル界隈にあるブラウンストーン貼りの建物で撮影された(映画の中では住所はパーク・スロープにあるという設定)。
Photo by Joshua McHugh
Photo by Joshua McHugh
マイヤーズのコメディ映画のテーマは、恋愛、家族、友情など、現代の人間関係。『マイ・インターン』では、「アバウト・ザ・フィット」というファッションサイトの創業者、ジュールズ・オスティン(アン・ハサウェイ)と妻に先立たれた70歳の“インターン"、ベン・ウィテカー(ロバート・デニーロ)の関係を描いている。引退生活を送っていたベンは、生きがいを求めて、ブルックリンにあるジュールズの会社でシニア・インターンとして働くことに。ITスタートアップの企業風土や、ワーキングマザーの働き方、現代のデート事情などをユーモアを交えて描きながら、ベビーブーム世代とミレニアム世代が互いの仕事観や生き方を学んでいく姿を浮き彫りにしていく。
Photo by Francois Duhamel
Photo by Francois Duhamel
ナンシー・マイヤーズの映画が封切られるたびにインテリアが話題になるのも、偶然ではない。マイヤーズ(写真は撮影中の姿)は長年インテリアデザインに関心をよせ、脚本を書くときには、必ず登場人物の家や職場を想定しているからだ。
物語を書き進めながら、簡単な間取り図やスケッチを描くこともある。例えば、『恋するベーカリー』でメリル・ストリープがキッチンを歩きまわるシーンを書くときには、彼女がどんな風に動きまわるのかをきちんと把握しておく必要がある、とマイヤーズは考えている。想定している部屋のイメージに近い、セットづくりのヒントになる写真をネット上で集め、間取り図やスケッチと一緒に、セットづくりを担当するデザイナーたちに渡す。スケッチや写真は、デザイナーたちとのコミュニケーションに欠かせないツールだ。「おかげで、いつも想像にとても近いセットができあがってくるんですよ」とマイヤーズは話す。
「ナンシーの情熱とエネルギーはとにかくすごい。数千ものウェブサイトをチェックし、写真を集め、どんな空間が必要なのかを明確に伝えてくるんです。彼女がくれた資料を見れば、どんなセットをつくればいいのか、一目で理解できました」とセットデザイナーのクリスティ・ズィー(サム・メンデス監督『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』、マーティン・スコセッシの『グッドフェローズ』も担当)も振り返る。ズィーにとって、『マイ・インターン』はマイヤーズとの初仕事だった。「ナンシーには明快なイメージあって、必要なものとそうでないものをはっきりと理解しています。インテリアデコレーション、色づかい、スタイルについて非常に深い知識があり、ものすごく鋭い目を持っているんです」
Photo by Francois Duhamel
物語を書き進めながら、簡単な間取り図やスケッチを描くこともある。例えば、『恋するベーカリー』でメリル・ストリープがキッチンを歩きまわるシーンを書くときには、彼女がどんな風に動きまわるのかをきちんと把握しておく必要がある、とマイヤーズは考えている。想定している部屋のイメージに近い、セットづくりのヒントになる写真をネット上で集め、間取り図やスケッチと一緒に、セットづくりを担当するデザイナーたちに渡す。スケッチや写真は、デザイナーたちとのコミュニケーションに欠かせないツールだ。「おかげで、いつも想像にとても近いセットができあがってくるんですよ」とマイヤーズは話す。
「ナンシーの情熱とエネルギーはとにかくすごい。数千ものウェブサイトをチェックし、写真を集め、どんな空間が必要なのかを明確に伝えてくるんです。彼女がくれた資料を見れば、どんなセットをつくればいいのか、一目で理解できました」とセットデザイナーのクリスティ・ズィー(サム・メンデス監督『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』、マーティン・スコセッシの『グッドフェローズ』も担当)も振り返る。ズィーにとって、『マイ・インターン』はマイヤーズとの初仕事だった。「ナンシーには明快なイメージあって、必要なものとそうでないものをはっきりと理解しています。インテリアデコレーション、色づかい、スタイルについて非常に深い知識があり、ものすごく鋭い目を持っているんです」
Photo by Francois Duhamel
『ファミリー・ゲーム/双子の天使』と『ハート・オブ・ウーマン』を監督し、『花嫁のパパ』他、数々の映画をプロデュースしてきたマイヤーズだが、自分の映画のセットは必ず登場人物をベースにしてつくりあげていくという。「インテリアは、そこに暮らす人の内面を映し出すもの。つまり、私の映画に出てくるインテリアには、登場人物の内面が反映されているんです」
「映画を観た人が、インテリアが素敵だといってくださるのはとてもうれしいことですが、私もセットのデザイナーも、そういってもらうことが目的ではないんです。登場人物をリアルに見せたい、その登場人物“らしさ”を伝えるインテリアをつくりたい、と思っているだけです」
自分自身のデザインスタイルといえるものなんてまだありません、と話すマイヤーズだが、よく参考にしているのは、ベルギーのデザイナー、アクセル・フォヴォルトの作品だ。「最も心地よくて最も美しい空間をつくりだしていると思うんです」
Photo by Francois Duhamel
「映画を観た人が、インテリアが素敵だといってくださるのはとてもうれしいことですが、私もセットのデザイナーも、そういってもらうことが目的ではないんです。登場人物をリアルに見せたい、その登場人物“らしさ”を伝えるインテリアをつくりたい、と思っているだけです」
自分自身のデザインスタイルといえるものなんてまだありません、と話すマイヤーズだが、よく参考にしているのは、ベルギーのデザイナー、アクセル・フォヴォルトの作品だ。「最も心地よくて最も美しい空間をつくりだしていると思うんです」
Photo by Francois Duhamel
『恋愛適齢期』と『恋するベーカリー』に登場するインテリアについては、次のように話す。
「『恋愛適齢期』に登場する家はとても評判がいいのですが、あれは実は、私がハンプトンズで目にしたいろいろな家の特徴を取り入れた家なんです」とマイヤーズは話す。
「まさに、ダイアン・キートンが演じる女性の性格があらわれた家ですね。まず、彼女はとても忙しい人なので、デコレーターを雇って、いかにもハンプトンズっぽいクラシックなブルーと白の家をつくってもらった、という設定を考えました。それから、料理上手ではないけれど、そうなりたいと思っている人だから、キッチンには凝っているはず――という風に考えていくんです。ベッドルームに仕事用のデスクがあるのは、恋愛適齢期は終わった、と考えているから。だから、デスクが家の中でいちばんいい場所、海を見渡せる場所に置いてあるんです」
『恋するベーカリー』のメリル・ストリープの家には工夫があるという。「私の考えでは、メリル・ストリープのキッチンは大きな一体型のLDK。そういう家のイメージが頭のなかにあったからです。3人の子供がいて、家の敷地は大きいけれど、建物自体は大きくない。だから、リビングとダイニングとキッチンの間の壁をとっぱらって、空間を大きく感じさせているんです」。それに、実際的に、壁で区切られた空間は、すぐに壁が映ってしまうので撮影しにくいという理由もあった。
「メリルはキッチンのリノベーションがきっかけでスティーヴ・マーティンと出会います。たくさんの人が『メリルのキッチンがすごくいい』といってくれるし、たしかにすごく素敵につくってありますが、よく見るとキッチンは窓側の壁一面だけ。ニューヨークシティのアパートにあるキッチンに近いですね。結構古くて、ものがいっぱいかかっている壁面キッチンの手前に、すばらしいアイランドがあります。ケーキ作りの道具をしまってあるワゴンは、イケアで買ったもの。おそらく、自分らしく人生を生きてきた女性たちが、この映画を観て、あんなキッチンが欲しい、と思ったのではないでしょうか」
「あのキッチンは、3人入ればいっぱいになる大きさです。だから、彼女はもっと大きいキッチンがほしいと思ったんですね。やがて孫も生まれるでしょうし、シェフとしての腕前もあるわけですから、料理を楽しみたいと思っていたわけです」
「『恋愛適齢期』に登場する家はとても評判がいいのですが、あれは実は、私がハンプトンズで目にしたいろいろな家の特徴を取り入れた家なんです」とマイヤーズは話す。
「まさに、ダイアン・キートンが演じる女性の性格があらわれた家ですね。まず、彼女はとても忙しい人なので、デコレーターを雇って、いかにもハンプトンズっぽいクラシックなブルーと白の家をつくってもらった、という設定を考えました。それから、料理上手ではないけれど、そうなりたいと思っている人だから、キッチンには凝っているはず――という風に考えていくんです。ベッドルームに仕事用のデスクがあるのは、恋愛適齢期は終わった、と考えているから。だから、デスクが家の中でいちばんいい場所、海を見渡せる場所に置いてあるんです」
『恋するベーカリー』のメリル・ストリープの家には工夫があるという。「私の考えでは、メリル・ストリープのキッチンは大きな一体型のLDK。そういう家のイメージが頭のなかにあったからです。3人の子供がいて、家の敷地は大きいけれど、建物自体は大きくない。だから、リビングとダイニングとキッチンの間の壁をとっぱらって、空間を大きく感じさせているんです」。それに、実際的に、壁で区切られた空間は、すぐに壁が映ってしまうので撮影しにくいという理由もあった。
「メリルはキッチンのリノベーションがきっかけでスティーヴ・マーティンと出会います。たくさんの人が『メリルのキッチンがすごくいい』といってくれるし、たしかにすごく素敵につくってありますが、よく見るとキッチンは窓側の壁一面だけ。ニューヨークシティのアパートにあるキッチンに近いですね。結構古くて、ものがいっぱいかかっている壁面キッチンの手前に、すばらしいアイランドがあります。ケーキ作りの道具をしまってあるワゴンは、イケアで買ったもの。おそらく、自分らしく人生を生きてきた女性たちが、この映画を観て、あんなキッチンが欲しい、と思ったのではないでしょうか」
「あのキッチンは、3人入ればいっぱいになる大きさです。だから、彼女はもっと大きいキッチンがほしいと思ったんですね。やがて孫も生まれるでしょうし、シェフとしての腕前もあるわけですから、料理を楽しみたいと思っていたわけです」
『マイ・インターン』のジュールズの家は、モダンな照明、シェブロン(杉あや)模様、再生材のテーブルとヴィンテージ家具を合わせた、トレンディなスタイルだ。「あの年代の人らしいリアリティのある家にしようと思ったんです。若い夫婦は、外出したら買い物はまとめ買い、というライフスタイル。蚤の市にも行きますし、レストレーション・ハードウェア(アメリカの総合家具ショップ)にも行く。とにかく、なんでも一度に手早くすませて形にしたいと、と思っているところがありますね」とマイヤーズは話す。
Photo by Francois Duhamel
Photo by Francois Duhamel
ロケ用の家を探してブラウンストーン貼りの建物を見て回ったが、どれも間取りが同じで驚いたそうだ。「同じ家に手を加えて、みなさんそれぞれに個性的な家にしていたのが面白かったですね」
ベンの自宅(この記事では写真を紹介していないが、予告動画に一瞬映っている)はクラシックな雰囲気。「彼はおそらくあの家に40年ほど暮らしていて、その間に出来上がってきたスタイルでしょう。妻と二人で時間をかけてつくりあげた家。そういう風に見えるようにしたかったんです」とマイヤーズは話す。
ベンの家の見どころは、クローゼットだ。「ベンはスーツが好きな男。スーツは場所をとるものなんです」とマイヤーズ。しかし、実際には小さなクローゼットなので、撮影には苦労した。「カメラマンはラックにかかったスーツの間に体をねじこんでデニーロを撮影していましたね。頭の上にスーツの袖がかかっていました(笑)」
ベンの家にかかっている絵は、デニーロの父で抽象画家だったロバート・デニーロ・シニアの作品。デニーロはプロモーション用動画のなかで、マイヤーズからの提案で父親の絵画をインテリアに使うことになったのだが、それは自分にとって非常に大きな意味があった、と話している。「絵を使ったことで、僕自身が家庭を感じられる空間になったことが、よかったと思いますね」
ベンのキッチンにも、自然に使い込まれた雰囲気がある。「あの物件は、ベンと同じくらいの年のご夫婦が住んでいる家で、だからよかったんですね。だから、そこにあったものは動かさず、ほとんどそのまま使いました。本物のリアリティにまさるものはありませんから。オイルやヴィネガーやピッチャーなどなど、あのキッチンにもともとあったものなんです。ご夫婦が30年間暮らしてつくってきた家なんですね」。ブラウンストーン貼りのこの家は、ブルックリンのコブル・ヒル地区にある。
Photo by Francois Duhamel
ベンの自宅(この記事では写真を紹介していないが、予告動画に一瞬映っている)はクラシックな雰囲気。「彼はおそらくあの家に40年ほど暮らしていて、その間に出来上がってきたスタイルでしょう。妻と二人で時間をかけてつくりあげた家。そういう風に見えるようにしたかったんです」とマイヤーズは話す。
ベンの家の見どころは、クローゼットだ。「ベンはスーツが好きな男。スーツは場所をとるものなんです」とマイヤーズ。しかし、実際には小さなクローゼットなので、撮影には苦労した。「カメラマンはラックにかかったスーツの間に体をねじこんでデニーロを撮影していましたね。頭の上にスーツの袖がかかっていました(笑)」
ベンの家にかかっている絵は、デニーロの父で抽象画家だったロバート・デニーロ・シニアの作品。デニーロはプロモーション用動画のなかで、マイヤーズからの提案で父親の絵画をインテリアに使うことになったのだが、それは自分にとって非常に大きな意味があった、と話している。「絵を使ったことで、僕自身が家庭を感じられる空間になったことが、よかったと思いますね」
ベンのキッチンにも、自然に使い込まれた雰囲気がある。「あの物件は、ベンと同じくらいの年のご夫婦が住んでいる家で、だからよかったんですね。だから、そこにあったものは動かさず、ほとんどそのまま使いました。本物のリアリティにまさるものはありませんから。オイルやヴィネガーやピッチャーなどなど、あのキッチンにもともとあったものなんです。ご夫婦が30年間暮らしてつくってきた家なんですね」。ブラウンストーン貼りのこの家は、ブルックリンのコブル・ヒル地区にある。
Photo by Francois Duhamel
一方、ジュールズとマットが暮らすリノベーション済のキッチンで目を引くのは、オープンシェルフ、サブウェイ・タイル、ペンダントライト、そしてグレーと白を基調にした色使いだ。キッチンの隅には二人の娘であるペイジ専用の小さなテーブルが置いてある。
撮影のために、マイヤーズはキッチンの向きを90度動かした。(「(そのおかげで)ベンがカウンターに座ったときに、その後ろに家の入口が見えるんです」。)しかし、デザインチームはほかは手を加えず、モールディングのディテールや暖炉が美しいこのキッチンをオリジナルのまま使った。
Photo by Joshua McHugh
撮影のために、マイヤーズはキッチンの向きを90度動かした。(「(そのおかげで)ベンがカウンターに座ったときに、その後ろに家の入口が見えるんです」。)しかし、デザインチームはほかは手を加えず、モールディングのディテールや暖炉が美しいこのキッチンをオリジナルのまま使った。
Photo by Joshua McHugh
物語の大部分はアバウト・ザ・フィットのオフィスを舞台に展開。オフィスはブルックリンのレッド・フック地区にあるが、実際はブロンクスにあるライト・ボックスというスタジオ(バンクノート・ビルディングの2階にある)で撮影された。
ズィー(セットデザイナー)とマイヤーズはオフィスのデザインを考えるにあたり、さまざまなITスタートアップを訪ね歩いてインテリアを観察し、ヒントをつかんでいった。実際に見たオフィスと同じく、セットのオフィスもオープンプランのデザインに。白いデスクを並べ、グレーのエルゴノミックチェアを合わせ、コンテンポラリーな家具とインダストリアルな照明を使い、梁は露出して、ガラスやスチールがいたるところに見えるインテリアになっている。「エクレクティックなスタイルですね。トラディショナル、ミッドセンチュリーモダンとファウンドオブジェ、オフィス用家具が混在しているんです」とズィーは話す。
Photo by Francois Duhamel
ズィー(セットデザイナー)とマイヤーズはオフィスのデザインを考えるにあたり、さまざまなITスタートアップを訪ね歩いてインテリアを観察し、ヒントをつかんでいった。実際に見たオフィスと同じく、セットのオフィスもオープンプランのデザインに。白いデスクを並べ、グレーのエルゴノミックチェアを合わせ、コンテンポラリーな家具とインダストリアルな照明を使い、梁は露出して、ガラスやスチールがいたるところに見えるインテリアになっている。「エクレクティックなスタイルですね。トラディショナル、ミッドセンチュリーモダンとファウンドオブジェ、オフィス用家具が混在しているんです」とズィーは話す。
Photo by Francois Duhamel
元は電話帳会社の役員だったベン(デニーロ)が、彼を見下している同僚のベッキー(クリスティーナ・シェラー)とおしゃべりをしているシーン。
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures
映画『マイ・インターン』の公式ページはこちら。
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映画観ました。インテリアも映画自体もほのぼのとして素敵な映画でした。おススメです!
ナンシー・マイヤーズの作品はDVDで全部持っています。
彼女のお母さんがインテリアデコレーターでしたので、映画の内容は勿論、インテリアにも目が離せません。作品に合わせた俳優陣のセレクトもいつも素晴らしい!