断熱DIYリフォーム実践編
「日本の中古住宅は暑くて寒くて住みにくい。それは断熱性能が低いから。それなら断熱リフォームすればいいじゃない?」という発想で始まった「断熱DIYリフォーム」プロジェクト。その実践の模様と気付きをご紹介します!
Junko Kawakami
2017年11月9日
Freelance since 1999.
前回の記事(「日本の家に断熱が必要で、断熱リフォームにDIYが必要な理由とは?」)では、なぜ日本の中古住宅の断熱性能を上げる必要があるのか、なぜそれをDIYで行う必然性があるのかを説明した。この記事では、その実践として行われた、断熱DIYリフォームのようすを報告する。
断熱DIYリフォームが行われることになった物件は、関東近郊にある築40年の鉄筋コンクリート造の賃貸集合住宅の1住戸。いわゆる団地タイプの建物で、部屋は4階建ての4階にあり、延床面積約70平方メートルの3Kだ。
断熱DIYリフォームが行われることになった物件は、関東近郊にある築40年の鉄筋コンクリート造の賃貸集合住宅の1住戸。いわゆる団地タイプの建物で、部屋は4階建ての4階にあり、延床面積約70平方メートルの3Kだ。
写真:暑さを凌ぐため、南面窓に農業用の遮熱ネットを張るなど、さまざまな工夫をしたが……。
住み心地が極めて悪い、築40年の団地型RC住宅
住まい手は春先にここに引っ越してきて一人暮らしをしているが、住み始めるとすぐに住み心地の悪さに驚いた。「ゴールデンウィークまでは床が冷たく、ガス暖房を使うこともありましたし、キャンプ用品のテント内マットをリビングの絨毯代わりに敷いて暮らしていました。それなのに、夏になると今度は、FLIR(温度を計測できる赤外線カメラ)で天井・壁の表面温度が約40度を観測するほどの暑さ。ベランダに遮熱ネットを張るなどさまざまな工夫をしたものの、猛暑日になって耐えられなくなりました。2.2kのエアコン1台を設置したら、壁・天井からの輻射熱は多少ましになった気がしますが、とにかく、壁に断熱性能がないせいで、寒い日はいつまでも寒く、暑い日はいつまでも暑く、家の中を住みづらくしている感じがしました」。
賃貸住宅でもできる、原状回復可能なDIYリフォームとは?
今回のプロジェクトの目標の1つは、断熱性能の低い賃貸住宅で、DIYリフォームによる改善の可能性を探ること。日本の多くの賃貸住宅では、退去時に原状回復が求められるため、借り手は住宅に手を加えることを躊躇しがちだ。しかし、このことが、現在の日本の中賃貸住宅の質の改善を阻み、空き家問題を加速化させている面もある。そこで、今回の断熱リフォームでは、原状回復が可能な方法を模索することになった。
住み心地が極めて悪い、築40年の団地型RC住宅
住まい手は春先にここに引っ越してきて一人暮らしをしているが、住み始めるとすぐに住み心地の悪さに驚いた。「ゴールデンウィークまでは床が冷たく、ガス暖房を使うこともありましたし、キャンプ用品のテント内マットをリビングの絨毯代わりに敷いて暮らしていました。それなのに、夏になると今度は、FLIR(温度を計測できる赤外線カメラ)で天井・壁の表面温度が約40度を観測するほどの暑さ。ベランダに遮熱ネットを張るなどさまざまな工夫をしたものの、猛暑日になって耐えられなくなりました。2.2kのエアコン1台を設置したら、壁・天井からの輻射熱は多少ましになった気がしますが、とにかく、壁に断熱性能がないせいで、寒い日はいつまでも寒く、暑い日はいつまでも暑く、家の中を住みづらくしている感じがしました」。
賃貸住宅でもできる、原状回復可能なDIYリフォームとは?
今回のプロジェクトの目標の1つは、断熱性能の低い賃貸住宅で、DIYリフォームによる改善の可能性を探ること。日本の多くの賃貸住宅では、退去時に原状回復が求められるため、借り手は住宅に手を加えることを躊躇しがちだ。しかし、このことが、現在の日本の中賃貸住宅の質の改善を阻み、空き家問題を加速化させている面もある。そこで、今回の断熱リフォームでは、原状回復が可能な方法を模索することになった。
写真:この家では、天井に張られた25ミリ厚の発泡スチロールのシートが唯一の内装であり断熱材だった
【いざ実践!】
現地調査
何事もまずは現況を把握する必要がある。そこで、チームは現地調査に赴いた。この部屋の住まい手と、プロジェクトの指揮を執る建築家の竹内昌義さん(建築設計事務所みかんぐみ共同主宰)、建築家の荒木牧人さん(荒木牧人建築設計事務所・家守会社株式会社80%代表)、千葉大学大学院生の沼田汐里さんが現地に集合。
現地でわかったのは、この家が「ほぼ無断熱」の建物であること。躯体は15センチ厚のコンクリートスラブでできているが、壁は外装も内装も仕上げは塗装のみ。床は薄い樹脂製のフローリングシートを敷いただけの仕上げである。居室の天井に30センチ角、25ミリ厚の発泡スチロールのシートが接着剤で貼り付けてあるのが唯一の内装材兼断熱材だが、断熱性能的にはもちろん焼け石に水である。夏は暑くて冬は寒いのも当然だ。
【いざ実践!】
現地調査
何事もまずは現況を把握する必要がある。そこで、チームは現地調査に赴いた。この部屋の住まい手と、プロジェクトの指揮を執る建築家の竹内昌義さん(建築設計事務所みかんぐみ共同主宰)、建築家の荒木牧人さん(荒木牧人建築設計事務所・家守会社株式会社80%代表)、千葉大学大学院生の沼田汐里さんが現地に集合。
現地でわかったのは、この家が「ほぼ無断熱」の建物であること。躯体は15センチ厚のコンクリートスラブでできているが、壁は外装も内装も仕上げは塗装のみ。床は薄い樹脂製のフローリングシートを敷いただけの仕上げである。居室の天井に30センチ角、25ミリ厚の発泡スチロールのシートが接着剤で貼り付けてあるのが唯一の内装材兼断熱材だが、断熱性能的にはもちろん焼け石に水である。夏は暑くて冬は寒いのも当然だ。
写真:現地調査のようす。寸法を測り、細部を見ながら、DIYの方針を決めていく
現地調査の結果、今回はリビングとしている約8畳の部屋(南向き)と、隣接する約6畳のキッチンの天井と壁に断熱加工をすることに。
竹内さん、荒木さん、住まい手(建築の心得あり)が、現場でDIYの方法をテキパキと決定。それをもとに沼田さんがまとめたのが下の手順書だ。
現地調査の結果、今回はリビングとしている約8畳の部屋(南向き)と、隣接する約6畳のキッチンの天井と壁に断熱加工をすることに。
竹内さん、荒木さん、住まい手(建築の心得あり)が、現場でDIYの方法をテキパキと決定。それをもとに沼田さんがまとめたのが下の手順書だ。
イラスト制作:沼田汐里
DIYの手順
(詳しいイラストはこちら)
材料
・ラワン合板など(下地材用)
・ラワンベニヤ(押し縁用)
・断熱ボード(旭化成建材の《ネオマフォーム》)
・面ファスナー(YKKの《クイックロン》。壁の断熱材の接着用)
・塗料(天井用《ネオマフォーム》の仕上げ塗装用)
・ワトコオイル(押し縁のラワンベニヤ材の仕上げ用)
・釘やビス
天井
1. 既存の廻り縁に下地材を設置する
2. 下地材の枠にあわせて断熱材を切り出す
3. カットした断熱材に仕上げ用の塗装をする
4. 塗装済みの断熱材を天井に設置し、ビスで下地材に留める
5. 押し縁で仕上げをする
壁
1. 壁用の断熱材を壁面に合わせて切り出す。
2. 仕上げ塗装する(実際には、無機質板付きの《ネオマフォームUF》を使用したため、仕上げはしなかった)
3. 壁面と断熱材に面ファスナーを貼り付け、設置していく
DIYの手順
(詳しいイラストはこちら)
材料
・ラワン合板など(下地材用)
・ラワンベニヤ(押し縁用)
・断熱ボード(旭化成建材の《ネオマフォーム》)
・面ファスナー(YKKの《クイックロン》。壁の断熱材の接着用)
・塗料(天井用《ネオマフォーム》の仕上げ塗装用)
・ワトコオイル(押し縁のラワンベニヤ材の仕上げ用)
・釘やビス
天井
1. 既存の廻り縁に下地材を設置する
2. 下地材の枠にあわせて断熱材を切り出す
3. カットした断熱材に仕上げ用の塗装をする
4. 塗装済みの断熱材を天井に設置し、ビスで下地材に留める
5. 押し縁で仕上げをする
壁
1. 壁用の断熱材を壁面に合わせて切り出す。
2. 仕上げ塗装する(実際には、無機質板付きの《ネオマフォームUF》を使用したため、仕上げはしなかった)
3. 壁面と断熱材に面ファスナーを貼り付け、設置していく
写真:天井に使った《ネオマフォーム》(右)と壁に使った《ネオマフォームUF》
断熱材に《ネオマフォーム》を選んだ理由
DIYであるからには、ホームセンターや通販で簡単に手に入る素材を使うことも条件にしており、断熱材については旭化成建材の《ネオマフォーム》を選択した。既存の壁に貼り付けるだけで断熱リフォームができる人気の商品だ。特長は「カッターでも切れる使い勝手のよさ」と「難燃性」。とくにキッチンでは、不燃性無機質材を表面にはった《ネオマフォームUF》を選択した。
断熱材に《ネオマフォーム》を選んだ理由
DIYであるからには、ホームセンターや通販で簡単に手に入る素材を使うことも条件にしており、断熱材については旭化成建材の《ネオマフォーム》を選択した。既存の壁に貼り付けるだけで断熱リフォームができる人気の商品だ。特長は「カッターでも切れる使い勝手のよさ」と「難燃性」。とくにキッチンでは、不燃性無機質材を表面にはった《ネオマフォームUF》を選択した。
写真:天井の端の凹凸にあわせて断熱材を切り欠く丁寧な仕事
【DIYリフォームを終えて】
DIYリフォームで気づいたこと
今回、初めての実践で気づいたことをまとめてみよう。
1. 天井面への下地材の設置はやや難易度が高い
今回はDIYチームメンバーのほとんどがインパクト(充電式ドライバー)を使いこなす大工仕事の経験者だったが、それでも天井面への下地材の取り付けは技術と労力を要する作業になった。
2. 壁面は天井面に比べて作業が楽だった
壁面は面材付きで仕上げ加工が不要な《ネオマフォームUF》を使用したことで、作業時間が短縮できた。天井についても、仕上げが不要なタイプをもっと簡便に貼れるようにすると、手軽に断熱リフォームに取り組めるのではないか。
【DIYリフォームを終えて】
DIYリフォームで気づいたこと
今回、初めての実践で気づいたことをまとめてみよう。
1. 天井面への下地材の設置はやや難易度が高い
今回はDIYチームメンバーのほとんどがインパクト(充電式ドライバー)を使いこなす大工仕事の経験者だったが、それでも天井面への下地材の取り付けは技術と労力を要する作業になった。
2. 壁面は天井面に比べて作業が楽だった
壁面は面材付きで仕上げ加工が不要な《ネオマフォームUF》を使用したことで、作業時間が短縮できた。天井についても、仕上げが不要なタイプをもっと簡便に貼れるようにすると、手軽に断熱リフォームに取り組めるのではないか。
写真:DIYは仲間と取り組むのが楽しい
3. 《ネオマフォーム》は加工しやすい
ノコギリを使わずとも、カッターで精度の高い加工ができた。素人でも充分に精度の高いDIYを実践できそうだ。
4. 所要日数は延べ4〜5日、参加延べ人数は約10人
設置作業そのものは、延べ約10人の手によって2日間で終了した。しかし、短期間で作業を終えられたのは、断熱材や押し縁材の塗装・乾燥という時間のかかる作業を、住まい手がひとりで数日間をかけてこつこつと進めてくれていたことが大きい。この作業を省略または簡略化するためには、壁で使った《ネオマフォームUF》のように、仕上げのいらない断熱材を設置するほうがベターな選択かもしれない。
5. かかった費用
材料費のみのざっくりとした概算(工具・人件費・交通費等は除く)は以下の通り。
・ラワン合板など(10000円)+カット代(2000円)
・ラワンベニヤ(700円)+カット代(1000円)
・コンクリート釘、ビス、ドリル刃、ゴム手袋など各種消耗品(約4000円)
・塗料(うま〜くヌレール 18kg 白色)の半分(6000円)
・WATCOオイル 200mlの半分(500円)
・ネオマフォーム(熱抵抗2.5。50mm×8枚×2ケース)(40,000円×2。送料別)※
・ネオマフォームUF(熱抵抗1.3。26UF-90×4枚)(8, 000円×4。送料別)※
・クイックロン(オス、メスをそれぞれ1/4巻ほど使用)(3,000円)
合計=139,200円。DIYなら、1部屋あたりの材料費7万円弱で天井、壁の断熱リフォームができることになる。(※《ネオマフォーム》は通販で取り寄せ可能)
気になる効果は?
このDIY企画を実行したのは8月下旬。住まい手によれば、DIY後はエアコンの効きがかなりよくなったので、冷房の設定温度を20度から26度に上げたそう。また、ここ最近は冷え込む季節になったが、リビングやキッチンでは寒さを感じない一方で、断熱材のないトイレや玄関では、寒さを今まで以上に強く感じるそうで「これは今回の断熱リフォームのおかげでリビングやキッチンが暖かくなったんだと思います」とのこと。また、壁の断熱性能が上がった結果、窓辺の寒さを強く感じるようになったため、「次は窓の断熱、例えば中空ポリカーボネートを使った二重窓のDIYにトライしたいです」と話す。
これからの課題
前回の記事でも述べたように、今回のDIYの背景には、日本中に存在している未活用の膨大な中古住宅 (戸建て・マンション) の質を向上させて、活用を促進するという壮大な目標がある。統計によれば、非木造・共同住宅ストックは約2000万戸 (平成25年住宅・土地統計調査) である。一方、断熱性能については39%が無断熱 (国土交通省資料) だ。つまり、ざっくりとした推計にはなるが、2000万戸×39%=800万戸となり、非木造・共同住宅ストックで無断熱の住戸が800万戸くらいあるかもしれない。
この企画を運営した〈HEAD研究会オープンプロセス タスクフォース〉は、今回の気づきを踏まえ、今後も、家を手軽に快適化できるDIYリフォームの方法を模索していきたいと考えている。今回の企画の指揮を執った竹内さんは取り組みを振り返り、次のように語っている。「日本の家はもっと快適であるべきだし、寒くて暑い家は病気のリスクも高まりますから、断熱リフォームはもっと優先的に取り組むべき課題です。そして、経済的観点からも、環境保護や省エネルギーの観点からも、中古住宅はもっと活用されるべき。一方で、職人は足りない時代になっている。であれば、これからの時代、素人である住人が、健康に気持ちよく暮らせる家を、主体的に楽しくエコなDIYでつくれる――そういう状況を作る役割が、家づくりのプロには求められている時代だと思います。」
3. 《ネオマフォーム》は加工しやすい
ノコギリを使わずとも、カッターで精度の高い加工ができた。素人でも充分に精度の高いDIYを実践できそうだ。
4. 所要日数は延べ4〜5日、参加延べ人数は約10人
設置作業そのものは、延べ約10人の手によって2日間で終了した。しかし、短期間で作業を終えられたのは、断熱材や押し縁材の塗装・乾燥という時間のかかる作業を、住まい手がひとりで数日間をかけてこつこつと進めてくれていたことが大きい。この作業を省略または簡略化するためには、壁で使った《ネオマフォームUF》のように、仕上げのいらない断熱材を設置するほうがベターな選択かもしれない。
5. かかった費用
材料費のみのざっくりとした概算(工具・人件費・交通費等は除く)は以下の通り。
・ラワン合板など(10000円)+カット代(2000円)
・ラワンベニヤ(700円)+カット代(1000円)
・コンクリート釘、ビス、ドリル刃、ゴム手袋など各種消耗品(約4000円)
・塗料(うま〜くヌレール 18kg 白色)の半分(6000円)
・WATCOオイル 200mlの半分(500円)
・ネオマフォーム(熱抵抗2.5。50mm×8枚×2ケース)(40,000円×2。送料別)※
・ネオマフォームUF(熱抵抗1.3。26UF-90×4枚)(8, 000円×4。送料別)※
・クイックロン(オス、メスをそれぞれ1/4巻ほど使用)(3,000円)
合計=139,200円。DIYなら、1部屋あたりの材料費7万円弱で天井、壁の断熱リフォームができることになる。(※《ネオマフォーム》は通販で取り寄せ可能)
気になる効果は?
このDIY企画を実行したのは8月下旬。住まい手によれば、DIY後はエアコンの効きがかなりよくなったので、冷房の設定温度を20度から26度に上げたそう。また、ここ最近は冷え込む季節になったが、リビングやキッチンでは寒さを感じない一方で、断熱材のないトイレや玄関では、寒さを今まで以上に強く感じるそうで「これは今回の断熱リフォームのおかげでリビングやキッチンが暖かくなったんだと思います」とのこと。また、壁の断熱性能が上がった結果、窓辺の寒さを強く感じるようになったため、「次は窓の断熱、例えば中空ポリカーボネートを使った二重窓のDIYにトライしたいです」と話す。
これからの課題
前回の記事でも述べたように、今回のDIYの背景には、日本中に存在している未活用の膨大な中古住宅 (戸建て・マンション) の質を向上させて、活用を促進するという壮大な目標がある。統計によれば、非木造・共同住宅ストックは約2000万戸 (平成25年住宅・土地統計調査) である。一方、断熱性能については39%が無断熱 (国土交通省資料) だ。つまり、ざっくりとした推計にはなるが、2000万戸×39%=800万戸となり、非木造・共同住宅ストックで無断熱の住戸が800万戸くらいあるかもしれない。
この企画を運営した〈HEAD研究会オープンプロセス タスクフォース〉は、今回の気づきを踏まえ、今後も、家を手軽に快適化できるDIYリフォームの方法を模索していきたいと考えている。今回の企画の指揮を執った竹内さんは取り組みを振り返り、次のように語っている。「日本の家はもっと快適であるべきだし、寒くて暑い家は病気のリスクも高まりますから、断熱リフォームはもっと優先的に取り組むべき課題です。そして、経済的観点からも、環境保護や省エネルギーの観点からも、中古住宅はもっと活用されるべき。一方で、職人は足りない時代になっている。であれば、これからの時代、素人である住人が、健康に気持ちよく暮らせる家を、主体的に楽しくエコなDIYでつくれる――そういう状況を作る役割が、家づくりのプロには求められている時代だと思います。」
写真:2日目の参加者で記念撮影
教えてHouzz
家の断熱や気密化、夏涼しくて冬暖かい家づくりについて知りたいことはありますか?
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