座りっぱなしは危険! スタンディングデスクを取り入れて健康になるための8つのアイデア
長時間座りっぱなしでいると、健康を害し、糖尿病や心臓病の原因にもなるといわれています。健康な生活のためにスタンディングデスクをとりいれてはいかがでしょうか?
Becky Harris
2015年10月6日
最近、座りっぱなしの生活は体に悪いという研究結果に関する記事をたくさん見かけますよね。健康が大きく損なわれるという意味で「座わりっぱなしは現代の喫煙」というキャッチフレーズも耳にするようになりました。
とくに自宅で働く人は通勤時間がないに等しいので、座っている時間が長くなりがちです。でも、対策は簡単で、座って行う仕事を立ってすれば、血流が滞ることもありません。研究によると、糖尿病や心臓血管系の病気の予防にもつながるそう。そこで、ホームオフィスに立って仕事をするための工夫をご紹介します。
とくに自宅で働く人は通勤時間がないに等しいので、座っている時間が長くなりがちです。でも、対策は簡単で、座って行う仕事を立ってすれば、血流が滞ることもありません。研究によると、糖尿病や心臓血管系の病気の予防にもつながるそう。そこで、ホームオフィスに立って仕事をするための工夫をご紹介します。
1. 建築家の真似をする
学校で建築を学んだ人ならば知っていることですが、製図台は立っても座っても仕事ができます。高さを変えたり、傾けたりすれば、自分が作業がしやすい姿勢で作業ができるのです。また、心地よくてずっと座っていられる製図用チェアには私もお目にかかったことがなく、20分も腰掛けていると立ち上がりたくなるようにできています。そんなわけで、立ち上がって作業をしたくなる環境をつくるとよいのでは、と思います。
学校で建築を学んだ人ならば知っていることですが、製図台は立っても座っても仕事ができます。高さを変えたり、傾けたりすれば、自分が作業がしやすい姿勢で作業ができるのです。また、心地よくてずっと座っていられる製図用チェアには私もお目にかかったことがなく、20分も腰掛けていると立ち上がりたくなるようにできています。そんなわけで、立ち上がって作業をしたくなる環境をつくるとよいのでは、と思います。
2. ホームオフィスから離れたところにスタンディングデスクを置く
仕事の大半がノートパソコンで事足りるのであれば、立ち仕事の作業スペースにごちゃごちゃとたくさんのものを置く必要はありません。オフィス以外の部屋に動かすことも難しくないはず。ほんの数歩離れた場所に動くだけで、オフィス内とは違う景色を楽しむことができるでしょう。それに、スタンディングで仕事するのに慣れると、もっと立ったり歩いたりしようという気になるから不思議です。
仕事の大半がノートパソコンで事足りるのであれば、立ち仕事の作業スペースにごちゃごちゃとたくさんのものを置く必要はありません。オフィス以外の部屋に動かすことも難しくないはず。ほんの数歩離れた場所に動くだけで、オフィス内とは違う景色を楽しむことができるでしょう。それに、スタンディングで仕事するのに慣れると、もっと立ったり歩いたりしようという気になるから不思議です。
3. 小さな家でもあきらめない
シンプルな壁付け式折りたたみテーブルなら、使わないときには壁にたたんでおけます。
シンプルな壁付け式折りたたみテーブルなら、使わないときには壁にたたんでおけます。
4. 壁に棚をつけてスタンディングデスクに
壁付け式の棚を使えば、限られた空間に簡単に第2のデスクをつくれます。調節可能なブラケットを使えば、高さも思い通りに設定できます。
高さといえば、ちょうどいいスタンディングデスクの高さがわからない、という人もいるかもしれません。体の大きさに合わせて、人間工学的に適切なデスクの高さをはじき出してくれるオンラインの計算ツールもあるので、計算結果を目安にしてみるのも1つの方法でしょう。スリッパや室内履きを使っている人は、その高さも計算に入れること。また、足元にキッチンに敷くような小さなマットを置くと脚が疲れにくくなるかもしれません。その場合は、マットの厚さも計算に入れ忘れないように。複数の人が棚デスクを共有する場合は、高さを調節ができるものが望ましいでしょう。
壁付け式の棚を使えば、限られた空間に簡単に第2のデスクをつくれます。調節可能なブラケットを使えば、高さも思い通りに設定できます。
高さといえば、ちょうどいいスタンディングデスクの高さがわからない、という人もいるかもしれません。体の大きさに合わせて、人間工学的に適切なデスクの高さをはじき出してくれるオンラインの計算ツールもあるので、計算結果を目安にしてみるのも1つの方法でしょう。スリッパや室内履きを使っている人は、その高さも計算に入れること。また、足元にキッチンに敷くような小さなマットを置くと脚が疲れにくくなるかもしれません。その場合は、マットの厚さも計算に入れ忘れないように。複数の人が棚デスクを共有する場合は、高さを調節ができるものが望ましいでしょう。
5. 高さの異なる2つのデスクを併用する
1日中立ちっぱなしもやはり疲れるもの。解決策として、座りたくなったら座れる場所を設けておくとよいでしょう。写真の部屋では、スタンディングデスク代わりの棚と座って使う普通のデスクが背中合わせに並んでいて、便利です。
1日中立ちっぱなしもやはり疲れるもの。解決策として、座りたくなったら座れる場所を設けておくとよいでしょう。写真の部屋では、スタンディングデスク代わりの棚と座って使う普通のデスクが背中合わせに並んでいて、便利です。
こちらの部屋は、普通のデスクとスタンディングデスクをL字型に配置しています。
6. 眺めのいい止まり木をつくる
ロフトの手すりに設置された片持ちデスクから、メインのリビングスペースの向こうに、窓越しに街並みを見晴らすことができます。まさに、家族がちょっと立ち仕事をしたくなる場所ですね。
ロフトの手すりに設置された片持ちデスクから、メインのリビングスペースの向こうに、窓越しに街並みを見晴らすことができます。まさに、家族がちょっと立ち仕事をしたくなる場所ですね。
7. レトロな実験室風のアレンジ
ウッドと鉄を使った脚の長いフレンチテーブル、解剖図、ランプなどが、ホームオフィスなのに謎の実験室のような雰囲気を醸し出しています。スツールはいかにも座り心地が悪そうなので、すぐに立ち上がりたくなりそうです。
ウッドと鉄を使った脚の長いフレンチテーブル、解剖図、ランプなどが、ホームオフィスなのに謎の実験室のような雰囲気を醸し出しています。スツールはいかにも座り心地が悪そうなので、すぐに立ち上がりたくなりそうです。
8. アトリエや作業場にもスタンディングで仕事する要素をプラス
たくさんの資料や材料を広げて行う一大プロジェクトに取り組んでいると、しばしばものを広げたり立ち上がって行ったりすることが必要になります。写真の空間の脚の長いスツールは、座っても立っても作業ができるもの。また、部屋の中央にアイランドテーブルを置いているので、4辺のどの方向からも作業できます。周囲に空間がたっぷりあるのでバレエの稽古場にあるレッスンバーよろしく足を載せてストレッチする、なんてこともできそうです。気分転換に体を動かすのはとてもいいこと。立ったり座ったりするときに、少し体操やストレッチをすると、ますます健康によさそうです。
たくさんの資料や材料を広げて行う一大プロジェクトに取り組んでいると、しばしばものを広げたり立ち上がって行ったりすることが必要になります。写真の空間の脚の長いスツールは、座っても立っても作業ができるもの。また、部屋の中央にアイランドテーブルを置いているので、4辺のどの方向からも作業できます。周囲に空間がたっぷりあるのでバレエの稽古場にあるレッスンバーよろしく足を載せてストレッチする、なんてこともできそうです。気分転換に体を動かすのはとてもいいこと。立ったり座ったりするときに、少し体操やストレッチをすると、ますます健康によさそうです。
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