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家を買うときに知っておきたいお金のはなし
家を買うと決めたら心配になるのがお金のこと。実際に支払う金額のことだけでなく、お金の貯め方から情報の集め方、住宅ローンのリスクや考え方までご紹介します。
tmkknk0419
2017年3月25日
Houzzコントリビューターの金子とも子です。フリーランスライター / コンサルタント&不動産投資家。現在は投資用に購入した不動産の経営をしながら、WEBマーケティングのコンサルティングや不動産のジャンルでフリーランスライターとして活動しています。
Houzzコントリビューターの金子とも子です。フリーランスライター / コンサルタント&不動産投資家。現在は投資用に購入した不動産の経営をしながら、WEBマーケティングのコンサルティングや不動産のジャンルでフリーランスライターとして活動しています... もっと見る
家を買うと決めたら、避けて通れないのがお金のことです。理想のライフスタイルを実現するためのマイホーム購入に向けて把握しておくべきお金のことやお金の貯め方、住宅ローンのリスクについてご紹介します。
購入に必要なお金について把握しよう
住宅購入は人生の中でも大きな買い物の一つです。後悔しないためにも、念入りに計画を立てる必要があります。まずは
1. 現在の家計状況の把握
2. 住宅購入に絶対必要になる資金の把握
3. 理想の家を購入するための相場の確認
この3つを順を追って説明していきます。
購入に必要なお金について把握しよう
住宅購入は人生の中でも大きな買い物の一つです。後悔しないためにも、念入りに計画を立てる必要があります。まずは
1. 現在の家計状況の把握
2. 住宅購入に絶対必要になる資金の把握
3. 理想の家を購入するための相場の確認
この3つを順を追って説明していきます。
1.家計の現状把握
毎月の収入と支出はいくらで、現在の貯金はいくらあるのか皆さん即答できるでしょうか? 家計の状況をきちんとわかっていない人ももしかしたら多いかもしれません。しかし、現状が把握できていない状態では住宅費用として使えるお金がいくらで、どのような支払い方法やローンの組み方を選べばいいのか判断がつきません。毎月住宅ローンの支払いに充てられるのはいくらなのか? 家計の現状をきちんと把握することは住宅購入計画を立てるうえで不可欠になります。
毎月の収入と支出はいくらで、現在の貯金はいくらあるのか皆さん即答できるでしょうか? 家計の状況をきちんとわかっていない人ももしかしたら多いかもしれません。しかし、現状が把握できていない状態では住宅費用として使えるお金がいくらで、どのような支払い方法やローンの組み方を選べばいいのか判断がつきません。毎月住宅ローンの支払いに充てられるのはいくらなのか? 家計の現状をきちんと把握することは住宅購入計画を立てるうえで不可欠になります。
毎月いくらお金が入ってきて、出て行っているのかわからないという人は、最低3ヶ月は家計簿をつけてみることをおすすめします。家計簿をつけるのが面倒くさく、挫折する人も多いのではないでしょうか?しかし、1円単位まで細かく記録する必要は全くありません。大まかなお金の流れが理解できれば十分です。
だいたいでもいいので毎月の収支がつかめれば、住宅ローンの返済にまわせる金額も見えてきます。
だいたいでもいいので毎月の収支がつかめれば、住宅ローンの返済にまわせる金額も見えてきます。
2.住宅購入に必要な諸経費とは?
住宅そのものの価格以外にも諸費用がかかることを知っておきましょう。一般的に、諸経費は物件価格の3〜10%程度と言われています。
売買契約時には印紙税がかかりますし、決済・引渡しをする時には登記をするための費用(登録免許税や司法書士への報酬)、火災保険料や地震保険料などが必要になります。また、新築マンションの購入の場合は一括で修繕積立基金を支払うことも頭にいれておかなければなりません。
住宅そのものの価格以外にも諸費用がかかることを知っておきましょう。一般的に、諸経費は物件価格の3〜10%程度と言われています。
売買契約時には印紙税がかかりますし、決済・引渡しをする時には登記をするための費用(登録免許税や司法書士への報酬)、火災保険料や地震保険料などが必要になります。また、新築マンションの購入の場合は一括で修繕積立基金を支払うことも頭にいれておかなければなりません。
ローンを組む場合は、融資手数料、ローン保証料、団体信用生命保険料、抵当権設定費用なども必要です。固定資産税や不動産取得税などの税金もかかります。家を購入した後のためには、引っ越し費用、家具・家電代も捻出しておかなければなりません。
さらにマンションの場合は、購入後に修繕積立基金と管理費が継続的に毎月かかることも頭に入れておく必要があります。
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3. 理想の家の相場を確認しよう
理想のマイホームを思い描いたら、相場も把握しておきましょう。ライフスタイルとマッチするエリアや住まいの形態をある程度検討してからインターネットや不動産屋のチラシなどを参考に相場を調べてみるとよいと思います。
相場を確認したところ、あまりにも理想の家と現状のギャップが大きい場合は妥協点を探す必要があります。無理な住宅ローンで家計が破綻しては、幸せな日々を送ることはできません。この時点で改めて理想や価値基準を見直しておくことが大切です。
理想のマイホームを思い描いたら、相場も把握しておきましょう。ライフスタイルとマッチするエリアや住まいの形態をある程度検討してからインターネットや不動産屋のチラシなどを参考に相場を調べてみるとよいと思います。
相場を確認したところ、あまりにも理想の家と現状のギャップが大きい場合は妥協点を探す必要があります。無理な住宅ローンで家計が破綻しては、幸せな日々を送ることはできません。この時点で改めて理想や価値基準を見直しておくことが大切です。
お金を貯めるには?
家計を見直したうえで家を無理なく購入できそうであれば、具体的なステップへと進んでいくことになります。しかし、もしお金が足りないようであれば、捻出する方法を考えなくてはなりません。多くの場合は、貯金をする、親から援助してもらう、家計の見直しをして出費を減らすといった方法が頭に浮かぶのはないでしょうか? ここでは貯金と家計の見直しについてふれたいと思います。
家計を見直したうえで家を無理なく購入できそうであれば、具体的なステップへと進んでいくことになります。しかし、もしお金が足りないようであれば、捻出する方法を考えなくてはなりません。多くの場合は、貯金をする、親から援助してもらう、家計の見直しをして出費を減らすといった方法が頭に浮かぶのはないでしょうか? ここでは貯金と家計の見直しについてふれたいと思います。
お金を貯める方法
なかなかお金が貯まらない人の多くは、収入からまず生活費を引き、余った金額を貯金にまわすという方法を取っているかもしれません。しかし、それではなかなかお金は貯まりません。それより、毎月一定額を天引きしたり、ボーナスが入った場合はそのまま全額貯金したりするのがおすすめです。最初から無いものだと思えば、意外と簡単にお金を貯めることができます。
なかなかお金が貯まらない人の多くは、収入からまず生活費を引き、余った金額を貯金にまわすという方法を取っているかもしれません。しかし、それではなかなかお金は貯まりません。それより、毎月一定額を天引きしたり、ボーナスが入った場合はそのまま全額貯金したりするのがおすすめです。最初から無いものだと思えば、意外と簡単にお金を貯めることができます。
家計の見直し
一度家計の見直しをすることをおすすめします。家計の見直しというと、日々の食費や日用品費などを一生懸命節約する人が多いかもしれません。しかし、我慢をして節約をしていても長く続けられないでしょう。
それより金額が大きく、効果が高いうえに、ストレスにならない方法があります。例えば、保険料の見直しです。ライフスタイルの変化とともに必要のなくなった内容に保険をかけていたり、そもそも内容もよくわからずに契約している場合も多いので、見直すことで金額を大幅に下げることができる可能性が高いです。
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他には光熱費、自動車関連の費用、通信費なども見直しの余地ありです。我が家では通信費を見直し、大手キャリアから格安スマホに変えたところ、夫婦2人で毎月約2万円かかっていたスマホ代が約5,000円以下になりました。なんと4分の1です! 年間で18万円節約できました。家計の見直しや貯金などお金のことはやや面倒に感じてしまうことが多いかと思いますが、少しの手間で大きな効果をもたらします。ぜひ前向きに取り組んでみてください。
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住宅ローンのリスクを知ろう
多くの方は住宅ローンを組んで家を購入するかと思います。長期で借金を背負うことにリスクがあるのはもちろん、思わぬ事情で払えなくなるリスクがあります。また、ローンの支払いがあるがために、金銭的余裕が以前よりなくなる可能性があることも理解しておきましょう。
多くの方は住宅ローンを組んで家を購入するかと思います。長期で借金を背負うことにリスクがあるのはもちろん、思わぬ事情で払えなくなるリスクがあります。また、ローンの支払いがあるがために、金銭的余裕が以前よりなくなる可能性があることも理解しておきましょう。
突然の転勤、転職などによる活動範囲の変化、リストラや病気などによる収入減、親や家族に介護が必要になるなど思わぬ出費が生じる可能性も想定しておくことも重要です。夫婦でダブルローンを組む場合も、産休や育休、ライフスタイルの変化による収入が減少する可能性も視野に入れておきましょう。
住宅ローンの組み方や審査について情報を集めておくことも重要です。企業に勤めているのか、自営業なのか、職業や年齢、健康状態によっても金融機関から借入れ可能金額や利率は変わってきます。また、ローンの借入れ額を決めるときには「借りられる金額」ではなく、「無理なく返せる金額」という視点が大切です。金融機関の住宅ローンのウェブサイトにはシュミレーションができるページがあるので、それを利用するのもよいでしょう。
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