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意外に知らない、収納に活躍するボックスやかごの正しい選び方
整理・収納の専門家が空間を整え、美しく見せる収納グッズの選び方を解説します。
nananohana
2018年8月17日
キッチン、ダイニング、リビングなどの生活空間をトータルプロデュースしています。
生活にちょっとした幸せを届けられるようなサポーターを目指してます。
使いやすいキッチンや落ち着けるダイニング作りのお手伝いから、楽しい食事やテーブルコーディネートのアイデアをご提案します。キッチン整理の際の、まだ使えるあまり食材を、持ち寄ってみんなで作って食べるといったサルベージ・パーティの企画開催も行っています。
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収納グッズを買っては来たものの、サイズが合わなかったり、使いにくかったりした経験はありませんか? 今回はしまうものや空間にあった収納グッズの選び方をご紹介します。
デザインが好きだからとの理由で、中に入れるものを考えずに収納グッズを選んだ経験がある人もいるはず。まずは、何をどこにしまうのかを考える必要があります。何をしまうかで、材質や大きさ、取り出しやすさなどが決まります。どこにしまうかでは、色や空間とのバランスが決まります。収納グッズ選びは、機能性と空間との調和が大切です。
収納するものから選ぶ
食べ物をしまうときは、一目で何が入っているか、賞味期限はいつかが分かるように工夫します。探す手間が省けるうえに、食品ロスを防げます。写真は、中に入れる菓子類が半分位見える高さのかごを異素材で2種類用意し、見た目もオシャレに収納しています。これなら子供でも簡単にお目当てのお菓子を探せます。賞味期限を見えるところに記入するのもおすすめです。
食べ物をしまうときは、一目で何が入っているか、賞味期限はいつかが分かるように工夫します。探す手間が省けるうえに、食品ロスを防げます。写真は、中に入れる菓子類が半分位見える高さのかごを異素材で2種類用意し、見た目もオシャレに収納しています。これなら子供でも簡単にお目当てのお菓子を探せます。賞味期限を見えるところに記入するのもおすすめです。
オープン棚に本や書類を収納するなら、使うときのことや、全体のバランスを見て収納するものを決定します。いつも使うものは、アクションが少ないことが重要です。そして、まず何をしまうかを考え、その高さに合った箱を選びます。
また、引き出した時に上部から見て分かるように、背表紙側を上にして立てて収納します。隙間があっても倒れないよう、ファイルボックスやブックエンドを活用しましょう。
濡れたり汚れたりしたものを入れるときは、天然素材のものや密閉性の高いものは避け、通気性の良いかごを使用します。持ち運べるサイズだと、その後洗濯をしたり、外へ持ち出したりする場合にとても便利です。
すぐには洗濯をしないデニムやパジャマなどの一時置きにも通気性のあるかごを使えば、服に湿気がこもるのを防げます。
引き出しの中で動いてしまうような下着や靴下を収納する際は、個別に収納できるインナーボックスを使用します。個別収納は引き出すたびに動いてしまうのを避けるとともに、必要枚数を簡単に把握でき、買い過ぎ防止になります。
かわいい雑貨のように見せて収納したいものは、種類別に透明な容器にしまうと、それだけでインテリアになります。写真は、モノトーンの雑貨を同じガラス製の容器に収納しているので、分かりやすく、見た目も可愛い、機能性と見た目を兼ねた好例です。
色がバラバラでこまごましたものは、同じ種類の透過性の無い収納ボックスにまとめるとスッキリした印象になります。中の見えないかごは、ラベルを貼って中身がわかる工夫をし、種類別、用途別に収納するのがおすすめ。子どもが使うものをしまう場合は、なるべく1つの箱には、種類を限定して収納し、わかり易いように工夫します。
空間別収納グッズの選び方
人目につくようなオープンな場所やクローゼットのような隠れた場所など、空間ごとにあった収納グッズの選び方があります。まずはどんな空間かを考え、材質や色、全体のバランスを考えてから選びましょう。
オープンな空間では、全体のバランスを見る必要があります。例えば、次の2枚のキッチンの写真を比べてみましょう。どちらもシンプルなナチュラルスタイルのキッチンです。
人目につくようなオープンな場所やクローゼットのような隠れた場所など、空間ごとにあった収納グッズの選び方があります。まずはどんな空間かを考え、材質や色、全体のバランスを考えてから選びましょう。
オープンな空間では、全体のバランスを見る必要があります。例えば、次の2枚のキッチンの写真を比べてみましょう。どちらもシンプルなナチュラルスタイルのキッチンです。
この写真は、白の壁面収納に天然素材のかごを利用し、空間の調和をとっています。
反対に、木目が美しい木製の壁面収納には、スッキリとした白い収納ボックスを使って空間を作っています。
このように空間のイメージに合うよう、全体のバランスを見て選びましょう。
このように空間のイメージに合うよう、全体のバランスを見て選びましょう。
ビビットカラーが印象的なホームオフィス。鮮やかなイエローのファイルボックスがアクセントになっています。こちらも機能性と空間との調和がとれた好例です。
クローゼットのような隠れた空間では、スペースが限られるのでしまい易さ、動き易さ、わかり易さの3点が重要です。収納グッズを買う前に、まずは自分の性格を見極めます。
服を畳んでしまうのが習慣なら、あとで増やせるスタッキングボックスを選びます。畳まずに服をハンガーにかけたいなら、縦のスペースをどう活用するか検討し、必要な分だけ靴下や小物類をサッと入れられ、何が入っているかがわかるかごを購入しましょう。
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