北欧流。ストーリーのあるアイテムと暮らす家族の風景
オーナー手作りの陶器や、宝石店から引き取った陳列棚など。フリーマーケットを愛する家族の住まいをご紹介します。
Kasper Iversen
2020年6月27日
カミーラ・ヴァルステンさんは、あたたかなテイストを暮らしに取り入れる上級者。妻と2人の息子たちとともに暮らすアパートメントについて、カミーラさんは、クリエイティブで、リラックスできて、子どもに優しく、家族から受け継いだ物や個性があふれるところだと語ります。
どんなHouzz?
住まい手:看護師になるために勉強中のカミーラ・ヴァルステンさん(43歳)、保育園で働くシリ・エネストレームさん(58歳)、2人の息子ヴィルムくん(11歳)とサンダーくん(6歳)
所在地:デンマークのフレゼレクスベア
種別:集合住宅の一室
規模:ベッドルームx3、バスルームx1(約116平方メートル)
「家にあるのは、とても大切にしている物ばかりです」と、家族と暮らす部屋についてカミーラさんは話します。「親などから受け継いだ物や、苦労して手に入れた物がたくさんあります。気に入った物に囲まれて暮らすことは私たちにとって、重要です。どれも、実際に使えて、使っても傷ついたりしない物ばかりです」
住まい手:看護師になるために勉強中のカミーラ・ヴァルステンさん(43歳)、保育園で働くシリ・エネストレームさん(58歳)、2人の息子ヴィルムくん(11歳)とサンダーくん(6歳)
所在地:デンマークのフレゼレクスベア
種別:集合住宅の一室
規模:ベッドルームx3、バスルームx1(約116平方メートル)
「家にあるのは、とても大切にしている物ばかりです」と、家族と暮らす部屋についてカミーラさんは話します。「親などから受け継いだ物や、苦労して手に入れた物がたくさんあります。気に入った物に囲まれて暮らすことは私たちにとって、重要です。どれも、実際に使えて、使っても傷ついたりしない物ばかりです」
一方で、高価なデザイナー家具やブランド品であるかは重要ではないそうで、「そういうことは気にしませんね」とカミーラさん。
「ここにデザイナー家具があるとすれば、大体は祖母から譲り受けたものか、家具自体が美しく、その家具にまつわるストーリーがあるから持ち続けているものでしょう。でも、ブランド品のことはよく知らないんです。だから特別だったり高価だったりするブランドのものがあると、実際ちょっとストレスを感じてしまいます。使う時にものすごく気を遣わなきゃいけませんから」
「ここにデザイナー家具があるとすれば、大体は祖母から譲り受けたものか、家具自体が美しく、その家具にまつわるストーリーがあるから持ち続けているものでしょう。でも、ブランド品のことはよく知らないんです。だから特別だったり高価だったりするブランドのものがあると、実際ちょっとストレスを感じてしまいます。使う時にものすごく気を遣わなきゃいけませんから」
カミーラさんとシリさんは、フリーマーケットやリサイクルショップも利用しています。例えば、上の写真の赤い額に入った絵は、リサイクルショップで手に入れたもの。
また、集合住宅のごみ捨て場で素敵なデコレーションアイテムを見つけることもあります。「下にごみを出しに行ったときに、うちにぴったりなものがあったりするんです。可笑しいのは、近所のお宅で飲み物をいただいていて、ふと気づくと以前自分が捨てたグラスを使っていた、なんてとき。その逆もあります」とカミーラさんは笑う。
整理収納アドバイザーの部屋に学ぶ、ストーリーのあるモノとの暮らし
また、集合住宅のごみ捨て場で素敵なデコレーションアイテムを見つけることもあります。「下にごみを出しに行ったときに、うちにぴったりなものがあったりするんです。可笑しいのは、近所のお宅で飲み物をいただいていて、ふと気づくと以前自分が捨てたグラスを使っていた、なんてとき。その逆もあります」とカミーラさんは笑う。
整理収納アドバイザーの部屋に学ぶ、ストーリーのあるモノとの暮らし
この家に新しいものは多くありません。「新しいものにはあまり興味がありません。もちろん、新しいソファでも構わないのですが、新品を買うのが、少なくとも家具については好きではないんです。古くなったくらいが好みです。味が出ますからね」とカミーラさん。
シリさんは、母国スウェーデンの北岸に、相続した別荘を持っていて、丸いコーヒーテーブルはそこから持ってきたものなのだそうです。
「このテーブルは、45年前に彼女の両親がその別荘を買ったときからあったそうです。私たちが譲り受けて、ニスを塗り、高さが合わなかったので脚を短くしました。その後フレゼレクスベアまで持ってきました」とカミーラさん。
家具は、使いやすく、子どもに優しいことも重要でsy。「使うと壊れるような家具はいりません。ここは子どもたちの家でもあるのですから。リビングルームのソファの横のマットレスは、寝っ転がって本を読めるくつろぎスポットです。重要なのは、私たちみんなの家だということ。すべて混在しています。どの部屋にも私のもの、シリのもの、子どもたちのものを置いています」
家具を買うときに考えたい5つのこと。長く使える家具選び
シリさんは、母国スウェーデンの北岸に、相続した別荘を持っていて、丸いコーヒーテーブルはそこから持ってきたものなのだそうです。
「このテーブルは、45年前に彼女の両親がその別荘を買ったときからあったそうです。私たちが譲り受けて、ニスを塗り、高さが合わなかったので脚を短くしました。その後フレゼレクスベアまで持ってきました」とカミーラさん。
家具は、使いやすく、子どもに優しいことも重要でsy。「使うと壊れるような家具はいりません。ここは子どもたちの家でもあるのですから。リビングルームのソファの横のマットレスは、寝っ転がって本を読めるくつろぎスポットです。重要なのは、私たちみんなの家だということ。すべて混在しています。どの部屋にも私のもの、シリのもの、子どもたちのものを置いています」
家具を買うときに考えたい5つのこと。長く使える家具選び
インテリアアイテムには、お金をかけない、と話すふたり。理由は「フリーマーケットにはとても高価な物などめったにない」から。カミーラさんは値切るのが上手なので、大抵さらにお得に手に入れているのだそうです。
でも、機会があれば家具よりも手仕事の工芸品にもっとお金をかけたい、と考えているそう。「特別なアーティストのものである必要はなくて、物語と個性のある作品に惹かれます。お金があまりないときは、当然、自分たちで作るしかありません」
星をモチーフにした黒い作品は、シリさんが14歳のときに作ったもの。本の作品の作者はヴィルムくんで、水玉のように飾ったさまざまな色の陶器はカミーラさんの作品です。
でも、機会があれば家具よりも手仕事の工芸品にもっとお金をかけたい、と考えているそう。「特別なアーティストのものである必要はなくて、物語と個性のある作品に惹かれます。お金があまりないときは、当然、自分たちで作るしかありません」
星をモチーフにした黒い作品は、シリさんが14歳のときに作ったもの。本の作品の作者はヴィルムくんで、水玉のように飾ったさまざまな色の陶器はカミーラさんの作品です。
「10年前、地元のお母さんグループで陶芸を始めました。楽しくて居心地が良かったからですが、すっかり夢中になってしまい、自分が素敵だと思うものを作り始めました。今ではとても大事な趣味になっていて、週に1度は陶芸教室に行かずにいられません」とカミーラさん。
インテリアのコーディネートはは主にカミーラさんの担当ですが、シリさんもいつでも意見いいます。
「物を見つけたり並べたりすることに興味を持っているのは私の方なのですが、シリの意見も必ず聞きます。大抵同意してくれますが、そうでないときは、そのうち慣れるだろうけど、と言ってくれます。ほぼ毎回、飾ってみると素敵だと思うようになるそうです」
「物を見つけたり並べたりすることに興味を持っているのは私の方なのですが、シリの意見も必ず聞きます。大抵同意してくれますが、そうでないときは、そのうち慣れるだろうけど、と言ってくれます。ほぼ毎回、飾ってみると素敵だと思うようになるそうです」
お客さんが来たときも、大体はカミーラさんが祖母から受け継いだダイニングテーブルを使います。とても実用的で、追加の天板をはめると、ものすごく大きくなるのだそうです。
窓辺に置いた四角いランプも、カミーラさんの祖父母のもの。「プラグを差し込むと、電球が回って明かりが付きます。私たちは ”ディスコランプ” と呼んでいます。祖父が50年前に買ってきたものです。私は子どもの頃、祖父に会いに行くたびに、あれをつけてとせがんでいました。面白いライトでしたから。これがもらえてとても嬉しいです。今も来客があるとスイッチを入れています」
北欧インテリア照明の写真を見る
窓辺に置いた四角いランプも、カミーラさんの祖父母のもの。「プラグを差し込むと、電球が回って明かりが付きます。私たちは ”ディスコランプ” と呼んでいます。祖父が50年前に買ってきたものです。私は子どもの頃、祖父に会いに行くたびに、あれをつけてとせがんでいました。面白いライトでしたから。これがもらえてとても嬉しいです。今も来客があるとスイッチを入れています」
北欧インテリア照明の写真を見る
あらゆるものが並び、スタイルがミックスされ、生活の場で子どもに優しい場所であることを重視しているにもかかわらず、この家はとても片付いています。
「シリも私もきちんとしているのが好きなんです。家に物が多いと散らかって見えやすいので、整理整頓はとても大切です」
「シリも私もきちんとしているのが好きなんです。家に物が多いと散らかって見えやすいので、整理整頓はとても大切です」
カミーラさんは壁を飾る水玉の陶器のほかに、キッチンで使うたくさんのボウルを作ったり、ほかにも作品をたくさん作ったりして、ダイニングルームの古いディスプレイケースに飾っています。
このディスプレイケースは、ヴィルムくんが小さかった頃、大きな古いボルボでドライブしているときに見つけたものです。数人の男性がこのケースを宝石店から引っぱり出して粗大ゴミを入れるコンテナに向かっているのを、カミーラさんがちょうど目撃したとのこと。「車を寄せて! 今すぐ!」とカミーラさんは叫び、シリさんが駐車する場所がないと反対しても、あれがほしいと言い張ったのだそうです。「車を止めてその人たちに話しかけると、捨てるところだから持っていっていいよ、といってくれました」
今ではとても大切なものになっているディスプレイケースが無事手に入ったのは大きな車を持っていたおかげでもある。「本当に良かったです! 後部座席を倒して、そこに乗せるだけでよかったんですから」
このディスプレイケースは、ヴィルムくんが小さかった頃、大きな古いボルボでドライブしているときに見つけたものです。数人の男性がこのケースを宝石店から引っぱり出して粗大ゴミを入れるコンテナに向かっているのを、カミーラさんがちょうど目撃したとのこと。「車を寄せて! 今すぐ!」とカミーラさんは叫び、シリさんが駐車する場所がないと反対しても、あれがほしいと言い張ったのだそうです。「車を止めてその人たちに話しかけると、捨てるところだから持っていっていいよ、といってくれました」
今ではとても大切なものになっているディスプレイケースが無事手に入ったのは大きな車を持っていたおかげでもある。「本当に良かったです! 後部座席を倒して、そこに乗せるだけでよかったんですから」
カミーラさんとシリさんの寝室も、2つのリビングルームと同じようにストーリーのあるものを飾っている。
「ほかの人は持っていないようなものが好きなので、引っ越してきたときに部屋の隅にあったラックを取っておきました。以前ここに住んでいた女性はこれでエクササイズをしていたようですが、私はペンキを塗って、洋服を掛けています」とカミーラさん。
「ほかの人は持っていないようなものが好きなので、引っ越してきたときに部屋の隅にあったラックを取っておきました。以前ここに住んでいた女性はこれでエクササイズをしていたようですが、私はペンキを塗って、洋服を掛けています」とカミーラさん。
「ベッドはとても小さいのですが、その分、部屋を広く使えていいと思っています」
ベッドの上の大きな絵は、カミーラさんのお父さんの恋人でアーティストのヨアンナ・ハンヌ・ヴェルムントさんの作品です。
窓の横の肖像画は、近くに住む友人が描いたもの。「あるとき、下の階の友人に会いに行ったらこの絵があったので、『あら、私に似てる!』といってしまいました。彼女はそのつもりで描いたのではないけれど、描いているときに私のことが頭にあったかも、と話していました。いずれにせよ、その後、私にプレゼントしてくれました。とても嬉しかったです」とカミーラさん。
ベッドの上の大きな絵は、カミーラさんのお父さんの恋人でアーティストのヨアンナ・ハンヌ・ヴェルムントさんの作品です。
窓の横の肖像画は、近くに住む友人が描いたもの。「あるとき、下の階の友人に会いに行ったらこの絵があったので、『あら、私に似てる!』といってしまいました。彼女はそのつもりで描いたのではないけれど、描いているときに私のことが頭にあったかも、と話していました。いずれにせよ、その後、私にプレゼントしてくれました。とても嬉しかったです」とカミーラさん。
アパートメントは、細く長い廊下によって縦に二分されています。片方に2つのリビングルームと主寝室、もう反対側にキッチン、バスルーム、子ども部屋が2部屋。
「キッチンがとても狭いので、この建物に住む人の多くがキッチンと隣の小さな部屋をつなげて使っています。でも、私たちもそうしようと考え始めたときにサンダーを授かり、子ども部屋がもう1つ必要になりました。私たちはここが気に入っています。実際、こぢんまりして居心地の良いキッチンですよ」
キッチンにはたくさんのものがあって、カミーラさんはそれが魅力だといいます。「必ずしもきれいなものばかりではありませんし、子どもたちが作ったものも置いてあります。だってあの子たちの作品ですから。新しいものがあり、古いものがあり……。何でも受け入れられますよ」
キッチンにはたくさんのものがあって、カミーラさんはそれが魅力だといいます。「必ずしもきれいなものばかりではありませんし、子どもたちが作ったものも置いてあります。だってあの子たちの作品ですから。新しいものがあり、古いものがあり……。何でも受け入れられますよ」
「お菓子のリコリスパイプならOK」と書かれた看板は、パイプの形をしたお菓子が大好きなヴィルムくんへのメッセージ。
男の子2人の部屋は、家の両端にある。11歳のヴィルムくんの部屋(写真)はカミーラさんとシリさんの寝室に面し、6歳のサンダーくんの部屋はリビングルームの向かいにあります。
家のほかの場所と同じように、子どもたちの部屋からも、この家族が古いものや面白い話、クリエイティビティに関心を持っていることが見てとれます。
「ふたりとも私とそっくりで、フリーマーケットが大好きです。例えば、ヴィルムはパイプに夢中で、フリーマーケットでパイプを見つけると買うし、自分でも作ります。自分では吸えないのにパイプを作るなんて、ちょっと間抜けだと自分でも思っているようですが(笑)、それでも座ってパイプを磨いています」
家のほかの場所と同じように、子どもたちの部屋からも、この家族が古いものや面白い話、クリエイティビティに関心を持っていることが見てとれます。
「ふたりとも私とそっくりで、フリーマーケットが大好きです。例えば、ヴィルムはパイプに夢中で、フリーマーケットでパイプを見つけると買うし、自分でも作ります。自分では吸えないのにパイプを作るなんて、ちょっと間抜けだと自分でも思っているようですが(笑)、それでも座ってパイプを磨いています」
ヴィルムくんは芝居や手品にも熱中していて、それが部屋にも反映されているのがわかります。「クリエイティブなことが好きなのは、素晴らしいと思います。ヴィルムはアート教室に通っています。部屋の額装した絵はヴィルムが描いたものです」とカミーラさん。
カラフルな子供部屋の写真を見る
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6歳のサンダー君の部屋
手品やパイプから骨や骨格模型まで…… サンダーくんの部屋にはたくさんの科学的な雑貨が飾られています。
「正直どうして始まったのか覚えていないのですが、サンダーは骨やその類のものの起源にとても興味を持っていて、考古学者になりたいと言っています」とカミーラさん。ここにある骨は、プレゼントでもらったものもあればサンダーくんが外で拾ったものもあるそうです。
「正直どうして始まったのか覚えていないのですが、サンダーは骨やその類のものの起源にとても興味を持っていて、考古学者になりたいと言っています」とカミーラさん。ここにある骨は、プレゼントでもらったものもあればサンダーくんが外で拾ったものもあるそうです。
古い家具やセンチメンタルな思い入れのあるデコレーションアイテムが詰まったこの家。カミーラさんはいつもこのような古いアパートメントや建物で、これまでも暮らしてきました。新築物件に引っ越すのは想像できないと話します。
「確かに、床がきしむのは少しうっとうしいですが、古い家ならではの魅力もあります。私は古いアパートメントやそこから生まれるスタイルが好きです。前の住人はここでどんな風に暮らしていたんだろうと考えるのも楽しいものです」
北欧のHouzzツアー記事を読む
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