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リビングすっきり。フロートテレビボードを取り入れるヒント
リビングを広く、きれいに見せてくれる「フロートテレビボード」。Houzzで見つけた、浮いているように見えるこのタイプのテレビボードの実例と取り入れ方をご紹介します。
akiyoshi kawajiri
2019年1月19日
ハウスメーカー、ゼネコン、設計事務所から長年多くのオーダー家具の設計と施工管理の依頼を請けてきました。現在は、2004年に開発したフロートテレビボードとその他の家具の販売、家具データ販売、家具の記事のライティングを中心に活動しています。
ハウスメーカー、ゼネコン、設計事務所から長年多くのオーダー家具の設計と施工管理の依頼を請けてきました。現在は、2004年に開発したフロートテレビボードとその他の家具の販売、家具データ販売、家具の記事のライティングを中心に活動しています... もっと見る
フロートテレビボードとは?
「フロートテレビボード」。あまり耳にしたことがない言葉なのではと思います。それもそのはず、比較的新しい造語だからです。
テレビボードを床に置かずに、壁に付けて設置すると、フロート=浮いているように見える、ということから、フロートテレビボードと呼ばれ始めました。以前から壁掛けの家具というものはありますが、それの発展系と理解すると良いでしょう。
「フロートテレビボード」。あまり耳にしたことがない言葉なのではと思います。それもそのはず、比較的新しい造語だからです。
テレビボードを床に置かずに、壁に付けて設置すると、フロート=浮いているように見える、ということから、フロートテレビボードと呼ばれ始めました。以前から壁掛けの家具というものはありますが、それの発展系と理解すると良いでしょう。
奥行のないスペースにフィット
フロートテレビボードのメリットは、なんといってもスマートさ。場所をとらず、室内を有効に使えるところでしょう。
フロートテレビボードのメリットは、なんといってもスマートさ。場所をとらず、室内を有効に使えるところでしょう。
床を見せて広く見せる
こちらのリビングは天井に見える化粧している梁と床のカラーを揃えているところがポイントで、これにより空間が引き締まって見えます。
さらにテレビボードを浮かせることでフロアーを広く見せることに成功しています。
こちらのリビングは天井に見える化粧している梁と床のカラーを揃えているところがポイントで、これにより空間が引き締まって見えます。
さらにテレビボードを浮かせることでフロアーを広く見せることに成功しています。
配線を表に出さない方法も
こちらの事例では、フロアいっぱいにラグマットを敷いているため、コード類が目に入らなくなり、すっきりしています。
特に、マンションの間取りは縦長になる傾向が多いので、リビングも縦長になる場合が少なくありません。家具を置くスペースに頭を悩ませることもありますが、フロートテレビボードがそれを解消し、広さを感じる空間づくりに一役買ってくれます。
こちらの事例では、フロアいっぱいにラグマットを敷いているため、コード類が目に入らなくなり、すっきりしています。
特に、マンションの間取りは縦長になる傾向が多いので、リビングも縦長になる場合が少なくありません。家具を置くスペースに頭を悩ませることもありますが、フロートテレビボードがそれを解消し、広さを感じる空間づくりに一役買ってくれます。
デザイン次第で収納力アップ
窓までボーダーを伸ばすという斬新なデザインで「抜け感」を表しているフロートテレビボードです。フロートテレビボードの収納力不足も左側のトール型の収納でカバーし、デザインのバランスも取れています。
ダーク色の木目が落ち着いていて、どんな年代層にも好まれそうです。
窓までボーダーを伸ばすという斬新なデザインで「抜け感」を表しているフロートテレビボードです。フロートテレビボードの収納力不足も左側のトール型の収納でカバーし、デザインのバランスも取れています。
ダーク色の木目が落ち着いていて、どんな年代層にも好まれそうです。
素材感で明るさを確保
明るめの木の素材感を合わせ、狭く見せない工夫が感じられるリビングダイニングです。テレビボード周りに関節照明を取り付けるなどの工夫があり、どうしても暗くなりがちなところカバーしているのが分かります。
明るめの木の素材感を合わせ、狭く見せない工夫が感じられるリビングダイニングです。テレビボード周りに関節照明を取り付けるなどの工夫があり、どうしても暗くなりがちなところカバーしているのが分かります。
背面ボードで取り付けもしやすく
フロートテレビボードを壁に取り付ける際には、下地の位置など、壁の構造を考慮する必要があります。これを解決するためには、背面ボードを利用し、ユニットとして取り付けるのが簡単です。
工事の際は調整が必要
フロートテレビボードの価格は、どのタイプにしたいかによって変わってきます。製作期間は1-2か月程度見るのが良いでしょう。設置するには、壁に下地があることが大前提となります。電源、アンテナの位置も考慮する必要があるので、建築・施工を担当する会社と調整する必要があります。
とはいえ、住宅を建てたり、リフォームしたりする機会は滅多にないもの。すっきりしたリビングにしたい場合は、フロートテレビボードを選択肢に入れてみるのも一つの手でしょう。
フロートテレビボードを壁に取り付ける際には、下地の位置など、壁の構造を考慮する必要があります。これを解決するためには、背面ボードを利用し、ユニットとして取り付けるのが簡単です。
工事の際は調整が必要
フロートテレビボードの価格は、どのタイプにしたいかによって変わってきます。製作期間は1-2か月程度見るのが良いでしょう。設置するには、壁に下地があることが大前提となります。電源、アンテナの位置も考慮する必要があるので、建築・施工を担当する会社と調整する必要があります。
とはいえ、住宅を建てたり、リフォームしたりする機会は滅多にないもの。すっきりしたリビングにしたい場合は、フロートテレビボードを選択肢に入れてみるのも一つの手でしょう。
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