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パステルカラーをインテリアに取り入れるヒント
明るく柔かなパステルカラーをインテリアに取り入れて、春を迎えてみませんか。
杉田真理子
2019年2月18日
もうすぐ春。インテリアにもパステルカラーを取り入れてみたい季節がやってきます。でも、明るく柔かな色合いを取り入れたくても、甘くなりすぎないようにしたいと思う人も多いのでは?今回は、程よくパステルカラーを取り入れたインテリアを、Houzzの海外の事例からご紹介します。
パステルカラーとは
パステルカラーとは、赤・青・黄・緑等のはっきりとした原色ではなく、白色が混ざったような淡い色彩の中間色です。パステルピンク、パステルイエロー、パステルブルーなど、パステルカラーならではの明るく柔らかい色合いは、まさに春の雰囲気にぴったり。インテリアにも思い切って取り入れたいカラーです。一方で、その独特な色調から、フェミニンで甘くなりすぎることを心配する人が多いのも事実です。
パステルカラーとは、赤・青・黄・緑等のはっきりとした原色ではなく、白色が混ざったような淡い色彩の中間色です。パステルピンク、パステルイエロー、パステルブルーなど、パステルカラーならではの明るく柔らかい色合いは、まさに春の雰囲気にぴったり。インテリアにも思い切って取り入れたいカラーです。一方で、その独特な色調から、フェミニンで甘くなりすぎることを心配する人が多いのも事実です。
パステルカラーは、意外とどんなインテリアスタイルにも合う
パステルカラーのインテリアというと、ナチュラルでフェミニン、時には子供部屋を想起する人も多いのではないでしょうか。しかし、パステルカラーは特定のインテリアスタイルに留まらず、さまざまな場面で重宝する色合いです。使い方のコツをしっかり抑えておけば、アクセントカラーにしたり、部屋の他のカラーパレットと組み合わせて全体のバランスを整えてくれることも。この記事では、明日からすぐに真似したくなる、程よくパステルカラーを取り入れた海外の事例を紹介します。
パステルカラーのインテリアというと、ナチュラルでフェミニン、時には子供部屋を想起する人も多いのではないでしょうか。しかし、パステルカラーは特定のインテリアスタイルに留まらず、さまざまな場面で重宝する色合いです。使い方のコツをしっかり抑えておけば、アクセントカラーにしたり、部屋の他のカラーパレットと組み合わせて全体のバランスを整えてくれることも。この記事では、明日からすぐに真似したくなる、程よくパステルカラーを取り入れた海外の事例を紹介します。
1. パステルカラーを壁紙に
原色ではきつい印象になりやすいカラフルな壁紙も、パステルカラーを使えばすっきりとスタイリッシュに仕上がります。全面にカラーを入れるのではなく、この事例のようにホワイトの壁や天井とうまくバランスを取ることで、甘くなりすぎることなくユニークな印象を演出できます。また、この事例で実証されているように、パステルカラーは木材との組み合わせが良いのも嬉しいポイントです。
原色ではきつい印象になりやすいカラフルな壁紙も、パステルカラーを使えばすっきりとスタイリッシュに仕上がります。全面にカラーを入れるのではなく、この事例のようにホワイトの壁や天井とうまくバランスを取ることで、甘くなりすぎることなくユニークな印象を演出できます。また、この事例で実証されているように、パステルカラーは木材との組み合わせが良いのも嬉しいポイントです。
パステルカラーの壁紙を挿入することで、仕切りがなくとも部屋と部屋を区切るゾーニングにも役立ちます。ワンルームの部屋で、例えばキッチンの壁のみにパステルカラーを使用する、などの使い方をすることで、空間にメリハリが生まれます。
2. アートでパステルカラーを
壁の色まで変えるのはちょっと……という方は、パステルカラーのアートを程よく投入するのもおすすめです。さまざまな色合いとパターンのアートを、ユニークに組み合わせたこちらの事例。小さなピースを組み合わせているため、カラーやパターンが違えど喧嘩をすることなく、統一感のある仕上がりになっています。ホワイトでシンプルモダンなインテリアに、パステルカラーが華やかさを添えています。
壁の色まで変えるのはちょっと……という方は、パステルカラーのアートを程よく投入するのもおすすめです。さまざまな色合いとパターンのアートを、ユニークに組み合わせたこちらの事例。小さなピースを組み合わせているため、カラーやパターンが違えど喧嘩をすることなく、統一感のある仕上がりになっています。ホワイトでシンプルモダンなインテリアに、パステルカラーが華やかさを添えています。
こちらもパステルカラーをアートにうまく取り入れた事例。ベージュやホワイトなど、シンプルでニュートラルにまとまったモダンなデザインに、個性的なアクセントをプラスしています。実はパステルカラーは、グレーなど色調を抑えたパレットのデザインに、非常にマッチするのです。シンプルなデザインが好きで、アクセントを入れたいけれども原色はきつすぎる……という場合は、ぜひパステルカラーを試してみてください。
3. お馴染みの家具をパステルカラーで模様替え
ソファやベッドリネン、クッションカバーなど、普段から使っているお馴染みのアイテムを、パステルカラーに模様替えするのもおすすめです。いつでも交換が可能なため、ハードルが低く試せるのが嬉しいポイント。来るべき春に備えて、パステルカラーのベッドリネンを新調してみてはいかがでしょう?
ソファやベッドリネン、クッションカバーなど、普段から使っているお馴染みのアイテムを、パステルカラーに模様替えするのもおすすめです。いつでも交換が可能なため、ハードルが低く試せるのが嬉しいポイント。来るべき春に備えて、パステルカラーのベッドリネンを新調してみてはいかがでしょう?
4. 幾何学模様と、複数の色合いの組み合わせ
幾何学模様とも相性が良いパステルカラー。直線など、シャープで機械的な印象を与える幾何学模様に、パステルカラーの柔らかさがうまくマッチし、バランスの良い組み合わせです。また、幾何学模様と合わせて複数のパステルカラーを組み合わせてみるのもおすすめです。この事例では、幾何学模様の壁紙にパステルピンク、パステルグリーン、パステルブルーを組み合わせた上級のテクニックで、北欧モダンな雰囲気を実現しています。
幾何学模様とも相性が良いパステルカラー。直線など、シャープで機械的な印象を与える幾何学模様に、パステルカラーの柔らかさがうまくマッチし、バランスの良い組み合わせです。また、幾何学模様と合わせて複数のパステルカラーを組み合わせてみるのもおすすめです。この事例では、幾何学模様の壁紙にパステルピンク、パステルグリーン、パステルブルーを組み合わせた上級のテクニックで、北欧モダンな雰囲気を実現しています。
こちらも、複数のパステルカラーを取り入れたおしゃれな事例。パステルブルー、グレーなどのニュートラルな色合いに、アクセントカラーのパステルグリーンを差し入れています。ホワイトなど、全て同じ色合いだとのっぺりした印象になってしまう箇所には、このように複数の色合いを組み合わせてみるのが良いでしょう。主張しすぎず、喧嘩をしあわないパステルカラーは、複数色の組み合わせにまさに最適であるといえます。
パステルカラーが好きだけれど、インテリアに取り入れるのは自信がない、甘くしすぎたくない……そんな場合は、この記事で紹介した海外の事例を参考にしてみてください。パステルカラーを上手く使うことで、春が楽しみになるような、爽やかでスタイリッシュなインテリアが実現します。
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