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コーヒータイムをもっと楽しむための収納とスペースの使い方
ほっと一息つける"自宅カフェ"。こだわればこだわるほどアイテムが増えてしまっていませんか?この機会に自分のコーヒーを楽しむ空間を見直してみましょう。
栗原晶子|Akiko Kurihara
2021年12月23日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
部屋に広がるコーヒーの香りに癒しを感じる人は多いことでしょう。豆や道具、淹れ方にこだわり、自宅でコーヒーライフを満喫する人も増えています。この記事では、コーヒーのある生活を楽しむための収納やスペースの使い方を考えます。
自分のコーヒー時間は?
ライフスタイルによってコーヒーの楽しみ方も人や家庭によって異なります。あなたのコーヒー時間はいつですか?これを改めて見つめてみましょう。朝起きて、目覚めの一杯を必ず飲む、午後のおやつタイムにコーヒーを楽しむ、夜、テレビを見たり、音楽を聴きいたりしてほっと一息つきながらなど、飲む時間もさまざまです。
ライフスタイルによってコーヒーの楽しみ方も人や家庭によって異なります。あなたのコーヒー時間はいつですか?これを改めて見つめてみましょう。朝起きて、目覚めの一杯を必ず飲む、午後のおやつタイムにコーヒーを楽しむ、夜、テレビを見たり、音楽を聴きいたりしてほっと一息つきながらなど、飲む時間もさまざまです。
自分のコーヒースペースは?
時間と同時に場所も改めて考えてみましょう。ダイニングテーブルで、ソファで、書斎でなど、コーヒーを飲む時のお気に入りの場所があるはずです。これから新しい暮らしをはじめるという人なら、どこでその時間を楽しみたいかを想像してみてください。これがわかると、そのスペースに必要なものが見えてきます。ソファでコーヒーを楽しみたいなら、近くにコーヒーテーブルが欲しくなりますし、書斎で飲むならコースターやミニトレーなどがあるとよさそうです。
時間と同時に場所も改めて考えてみましょう。ダイニングテーブルで、ソファで、書斎でなど、コーヒーを飲む時のお気に入りの場所があるはずです。これから新しい暮らしをはじめるという人なら、どこでその時間を楽しみたいかを想像してみてください。これがわかると、そのスペースに必要なものが見えてきます。ソファでコーヒーを楽しみたいなら、近くにコーヒーテーブルが欲しくなりますし、書斎で飲むならコースターやミニトレーなどがあるとよさそうです。
持っているコーヒーの道具を確認する
コーヒーにまつわる道具も多岐にわたります。ここではまず、コーヒーを淹れることから楽しむ人の道具と収納場所を考えてみます。ハンドドリップ式ならドリッパーとサーバー、フィルターとポットが必要です。豆を挽くためのミルは電動から手回しタイプまでありますが、手回しタイプのミルはクラシックなデザインのものも多くお部屋に置くと絵になるので人気です。
コーヒーにまつわる道具も多岐にわたります。ここではまず、コーヒーを淹れることから楽しむ人の道具と収納場所を考えてみます。ハンドドリップ式ならドリッパーとサーバー、フィルターとポットが必要です。豆を挽くためのミルは電動から手回しタイプまでありますが、手回しタイプのミルはクラシックなデザインのものも多くお部屋に置くと絵になるので人気です。
そのほかにもフレンチプレスやサイフォン式などドリップ法によって道具が異なります。日常使いのものは、いつも使う場所に置き、特別な時に使うもの、または主にディスプレイとして置くもの、と使用頻度の違いを把握しておくといいでしょう。
エスプレッソマシンを置くなら、幅や奥行をしっかり把握してから購入することをおすすめします。外国製品や業務用製品は、実際に置いてみると想像以上に存在感が出てしまい、日本のキッチンサイズに合わない場合もあるからです。
カップの数と選び方
コーヒー好きならカップにもこだわりたいもの。毎日自分で使うもの、来客用のもの、もらいもの、と気づけばたくさんのコーヒーカップを持っているという人もいるでしょう。増えすぎて困っているという場合は、手に入れ方と手放し方を考え直してみましょう。たとえば、コーヒーカップはペアで買うものとイメージしているせいで、一つが壊れた後、もう一つが残ったままずっとある……という人はいませんか? それならば次からはペアで買うということをやめればいいのです。贈り物をする側になったときも、リクエストされていないのに例えば5客セットのような形で贈るのは避けるほうが無難です。
コーヒー好きならカップにもこだわりたいもの。毎日自分で使うもの、来客用のもの、もらいもの、と気づけばたくさんのコーヒーカップを持っているという人もいるでしょう。増えすぎて困っているという場合は、手に入れ方と手放し方を考え直してみましょう。たとえば、コーヒーカップはペアで買うものとイメージしているせいで、一つが壊れた後、もう一つが残ったままずっとある……という人はいませんか? それならば次からはペアで買うということをやめればいいのです。贈り物をする側になったときも、リクエストされていないのに例えば5客セットのような形で贈るのは避けるほうが無難です。
以前使っていて愛着があり手放せないという人は、別の用途に使うのもいいですね。例えば、エアープランツ、ミニ観葉植物の鉢がわりにしたり、小物を入れたりする方法もあります。違う用途でしばらく使えば、次の機会には手放せるということもありますよ。
いずれにしても使わないでおくのは場所を取るだけになりますので、積極的に使う方法を考えましょう。
カフェスタイルのキッチンの写真を探す
いずれにしても使わないでおくのは場所を取るだけになりますので、積極的に使う方法を考えましょう。
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ストックはテイスト別に収納
近年は、マシンにカプセルやインスタントコーヒー(ソリュブルコーヒー)をセットして、ボタン一つで楽しむタイプのものも人気です。オフィスや店舗での使用から、家庭用まで広く利用されています。この場合、カプセルや粉末のストックが煩雑になってしまうという声もよく聞きます。引き出しを専用スペースにして、フレーバーごとにケースで仕切るのが一般的な整理収納方法です。定期的に購入する場合は、すぐに使えるように箱から出して分けてしまいましょう。単純ですが効果的です。2~3度繰り返して分けるクセをつけてしまえば、習慣化します。
近年は、マシンにカプセルやインスタントコーヒー(ソリュブルコーヒー)をセットして、ボタン一つで楽しむタイプのものも人気です。オフィスや店舗での使用から、家庭用まで広く利用されています。この場合、カプセルや粉末のストックが煩雑になってしまうという声もよく聞きます。引き出しを専用スペースにして、フレーバーごとにケースで仕切るのが一般的な整理収納方法です。定期的に購入する場合は、すぐに使えるように箱から出して分けてしまいましょう。単純ですが効果的です。2~3度繰り返して分けるクセをつけてしまえば、習慣化します。
お得なバラエティセットを購入しがちな人は、一度自分の好みを見直してみましょう。まんべんなくいろいろな味を楽しめるタイプならいいのですが、案外味の趣味というのは固定化しているものです。お客さんが来たときのためにと考えているならば、次に家に来客があるのはいつかを想像してみてください。来ないかもしれない他人のためにストックを持つよりも、自分が好きなものを定期的に手に入れるほうが無駄になりません。
飲み切るための収納方法
豆にこだわるタイプなら、苦味系(深煎り)、酸味系(浅煎り)など多種のコーヒー豆を揃えているでしょう。保管場所は決まっていますか?高温多湿を避け、開封後は豆なら2~3週間以内、挽いたものなら1~2週間以内がおいしく飲める目安と言われています。保存缶や密閉袋に移し替える場合は、中身(豆の種類)や購入日がわかるようにラベルをつけて、早く飲み切る工夫をしましょう。
豆にこだわるタイプなら、苦味系(深煎り)、酸味系(浅煎り)など多種のコーヒー豆を揃えているでしょう。保管場所は決まっていますか?高温多湿を避け、開封後は豆なら2~3週間以内、挽いたものなら1~2週間以内がおいしく飲める目安と言われています。保存缶や密閉袋に移し替える場合は、中身(豆の種類)や購入日がわかるようにラベルをつけて、早く飲み切る工夫をしましょう。
最後にコーヒーの豆知識としてあげられるコーヒーを抽出した後の残りかすの再利用についてご紹介しましょう。水分をとばしたコーヒーかすを茶こし袋やガーゼに入れると脱臭剤として役立ちます。シューズクローゼットや冷蔵庫、ゴミ袋で使いましょう。ただし、湿気が残ったままのものは2~3日でカビが生える場合がありますので、小まめに取り換えましょう。取り替え時にその場所を整理するようにすれば、コーヒーに関する道具類の周り以外の家の中もいつもきちんと片付いた状態を保てます。
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