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ガレージをモノの逃げ場にしない8つの方法
車やバイク以外に、ガレージに何を置いていますか? シャッターをおろせば見えないからといって、隠してしまうのはもったいない! 収納のルールを決めて人に自慢できるおしゃれなガレージに変身させましょう。
栗原晶子|Akiko Kurihara
2021年10月8日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
「いつか自分の趣味のモノだけに囲まれたスペースを持ちたい」そんな夢を抱いている人も多いのではないでしょうか。ひと部屋を専有するのは難しくても、ガレージなら実現可能です。ガレージをきちんと管理し、快適に使いこなしている例は多く見られます。一方で、管理が行き届かず物置き化してしまう例も少なくありません。モノの管理に注目しながら、ガレージを有効かつおしゃれに活用するための方法をご紹介します。
ガレージは主に車庫として利用するスペースですが、最近ではガレージにソファやテーブルを置いてラウンジのように設え、趣味のモノに囲まれながら休日の時間を楽しんだり、友人との社交場として活用したりしている人もいます。特に車やバイク、キャンプやDIYを趣味に持つ人は、道具を揃えて作業部屋としたり、スタジオのようにディスプレイにこだわる人が多いのが特徴です。
こうなると気になるのは、モノの管理です。いつのまにかモノが増え、空いている場所に適当に置かれるようになり、ガレージが雑然としたスペースになってしまいます。そうならないよう、おしゃれなガレージをキープするために心がけたいことを考えていきましょう。
こうなると気になるのは、モノの管理です。いつのまにかモノが増え、空いている場所に適当に置かれるようになり、ガレージが雑然としたスペースになってしまいます。そうならないよう、おしゃれなガレージをキープするために心がけたいことを考えていきましょう。
①主に使うのは誰かを明確にする
家を建てるときや、模様替えをするとき、「その場所を使うのは主に誰か」を明確にするのは重要です。例えば車の場合、家族で共有している例もありますが、この場合も主に使う人は誰か、使用頻度やメンテナンスを担うのは誰かという点から考えてみるといいでしょう。いわば、ガレージの管理人を決めるということです。
家を建てるときや、模様替えをするとき、「その場所を使うのは主に誰か」を明確にするのは重要です。例えば車の場合、家族で共有している例もありますが、この場合も主に使う人は誰か、使用頻度やメンテナンスを担うのは誰かという点から考えてみるといいでしょう。いわば、ガレージの管理人を決めるということです。
②メインで置くモノは何かを考える
ガレージに置くメインのモノは何でしょう。車、バイク、自転車など、当初予定していたガレージに置くべきモノを今一度、見直しておきましょう。メインが決まると、当然それに付随したモノも置く必要が出てきます。車関連ならば、メンテナンス用の道具、工具、スペアタイヤなどが必要ですし、雪が降るエリアでは、スノータイヤなどの準備も必要です。絶対に置くべきモノは何かを考えることから始めましょう。
ガレージに置くメインのモノは何でしょう。車、バイク、自転車など、当初予定していたガレージに置くべきモノを今一度、見直しておきましょう。メインが決まると、当然それに付随したモノも置く必要が出てきます。車関連ならば、メンテナンス用の道具、工具、スペアタイヤなどが必要ですし、雪が降るエリアでは、スノータイヤなどの準備も必要です。絶対に置くべきモノは何かを考えることから始めましょう。
③置いてはいけないモノは何かを考える
次に考えるのは、②に対して、置いてはいけないモノについてです。引火しやすいモノを近付けない、スペースを取り過ぎて、メインのものが出し入れできないといった状況にしないために、注意を払いたい項目です。
また、子どもやペットがいる場合は、死角になるポイントを把握したり、つまずいたり、モノにぶつかったりしないよう、いっそうの配慮が必要です。
次に考えるのは、②に対して、置いてはいけないモノについてです。引火しやすいモノを近付けない、スペースを取り過ぎて、メインのものが出し入れできないといった状況にしないために、注意を払いたい項目です。
また、子どもやペットがいる場合は、死角になるポイントを把握したり、つまずいたり、モノにぶつかったりしないよう、いっそうの配慮が必要です。
④明るさを確保する
ガレージは地下や半地下にあることも多く、コンクリート造りで暗いスペースの場合があります。外光を入れる窓を設けたり、照明を設置したりして明るさを確保しましょう。暗いとモノが見えにくく、目立たなくなるので、ついモノを適当に置いてしまったり、場が乱れやすくなります。明るさを確保することは、3. で注意した安全面からみても、気を配りたいポイントです。
ガレージは地下や半地下にあることも多く、コンクリート造りで暗いスペースの場合があります。外光を入れる窓を設けたり、照明を設置したりして明るさを確保しましょう。暗いとモノが見えにくく、目立たなくなるので、ついモノを適当に置いてしまったり、場が乱れやすくなります。明るさを確保することは、3. で注意した安全面からみても、気を配りたいポイントです。
⑤中身がわかるように収納・保管する
ガレージに置いておきたいモノの多くは、大きさや形がまちまちなので、中身がわかるように収納・保管するという意識が必要です。保管し始めた当初は覚えていられるだろうと思っても、日ごろ目にする機会が少ないモノの存在は、案外忘れやすいものです。誰が見てもわかるように、箱やケースに中身の名前を書き込んだり、ラべルをつけたりしましょう。配置場所を図にして残しておくのもいいでしょう。
ガレージに置いておきたいモノの多くは、大きさや形がまちまちなので、中身がわかるように収納・保管するという意識が必要です。保管し始めた当初は覚えていられるだろうと思っても、日ごろ目にする機会が少ないモノの存在は、案外忘れやすいものです。誰が見てもわかるように、箱やケースに中身の名前を書き込んだり、ラべルをつけたりしましょう。配置場所を図にして残しておくのもいいでしょう。
⑥使うタイミングを考える
次に使うタイミングはいつ、どんなときなのかを考えましょう。予定はないけれど、使うかもしれないからと保管しておくと、ガレージはすぐにモノであふれてしまいます。
作業を細かく切りわけて。片付いたガレージを手に入れるヒント
次に使うタイミングはいつ、どんなときなのかを考えましょう。予定はないけれど、使うかもしれないからと保管しておくと、ガレージはすぐにモノであふれてしまいます。
作業を細かく切りわけて。片付いたガレージを手に入れるヒント
⑦積み上げない、押し込まない
床に直置きしたり、ガレージ内にシェルフを置いたり、造作棚を設けたりすることもありますが、いずれにしてもモノを積み上げすぎたり、奥へ押し込めながら保管したりしていくと、モノの状態を無視したまま、無計画に溜め込むことになります。また、重いモノを積み上げすぎると、崩れたりする危険もあるので気を付けましょう。
床に直置きしたり、ガレージ内にシェルフを置いたり、造作棚を設けたりすることもありますが、いずれにしてもモノを積み上げすぎたり、奥へ押し込めながら保管したりしていくと、モノの状態を無視したまま、無計画に溜め込むことになります。また、重いモノを積み上げすぎると、崩れたりする危険もあるので気を付けましょう。
⑧使い方のルールを共有する
たとえ自分がガレージの主だとしても、一人だけが場所を把握していればいいのではなく、使い方のルール、置けるモノ・置けないモノのルールを共有しておくことが必要です。そうすることで、「とりあえず置き」を防ぐことができ、不必要なものを増やさず、ガレージ本来の使い方ができるのです。ガレージの管理人は、スペースと保管しているモノを把握している代表者。責任と愛着をもって管理することが、理想の空間を生み出す最善の方法です。
Houzzで住まいの専門家を探す
おしゃれなガレージの写真を見る
たとえ自分がガレージの主だとしても、一人だけが場所を把握していればいいのではなく、使い方のルール、置けるモノ・置けないモノのルールを共有しておくことが必要です。そうすることで、「とりあえず置き」を防ぐことができ、不必要なものを増やさず、ガレージ本来の使い方ができるのです。ガレージの管理人は、スペースと保管しているモノを把握している代表者。責任と愛着をもって管理することが、理想の空間を生み出す最善の方法です。
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