新しいカレンダーを、壁を飾るインテリアとして選ぼう
新しい一年、まっさらなカレンダーを選ぶ季節です。来年は、これまでより少しインテリア効果も意識して飾ってみませんか?
ブラッキン・ヘザー
2017年11月23日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
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「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
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一年を通してずっと壁に飾るカレンダーは、大切なインテリアの一部として考えたいものです。考えてみれば一年中というよりも、その翌年、そしてまた次の年と、時がめぐる限り永久に飾るカレンダーなのに、そのときそのときで適当に選んで掛けてしまうケースが多いのは、とても残念な気がします。本来であれば、家のデザインやインテリアを考えるときにカレンダーの場所も事前に考えるべきなのではないでしょうか。
私自身、壁掛けカレンダーは基本的に家の中には飾りたくない方なのですが、スケジュールを家族と共有でき、手帳を出さずに予定を確認できるので、どこかにあると便利なのは確かです。でもどんなカレンダーを使うかが、いつも大きな悩みです。だからこそ、新しい一年が始まる前に、きちんと選びたいカレンダー。今回はおしゃれなカレンダーの飾り方を紹介したいと思います。
私自身、壁掛けカレンダーは基本的に家の中には飾りたくない方なのですが、スケジュールを家族と共有でき、手帳を出さずに予定を確認できるので、どこかにあると便利なのは確かです。でもどんなカレンダーを使うかが、いつも大きな悩みです。だからこそ、新しい一年が始まる前に、きちんと選びたいカレンダー。今回はおしゃれなカレンダーの飾り方を紹介したいと思います。
壁掛けタイプを飾るなら
どんなスタイルの部屋にもなじみそうなシンプルなカレンダー。大きな数字が見やすく、そのまま壁のアクセントに。このようなカレンダーを壁に飾るときは、絵や写真など、アートを飾る感覚で。ディスプレイのように、小物を添えてひとつのシーンをつくるとより素敵に部屋に溶け込みます。
どんなスタイルの部屋にもなじみそうなシンプルなカレンダー。大きな数字が見やすく、そのまま壁のアクセントに。このようなカレンダーを壁に飾るときは、絵や写真など、アートを飾る感覚で。ディスプレイのように、小物を添えてひとつのシーンをつくるとより素敵に部屋に溶け込みます。
カレンダーを壁に掛けるときには、周囲全体とのバランスを考えるのが大切なポイントです。大きさや他のものとの関係を考えながら位置を決めましょう。壁の色も大切な要素です。この写真では、黒い壁が重要な存在。シンプルなカレンダーや写真が貼ってあるボード、布が入っているバスケット、そして冷蔵庫を、ブラックという色がひとつにまとめています。
色違いのカレンダーのページを4ヶ月分まとめてウォールディスプレイに。先の予定がどんどん入る忙しい人にとっては役立ちそう。周りに似た色のアイテムが置いてあることで、スペースに一体感が感じられます。
水性マーカーを使ってフレキシブルに
壁に取り付けたアクリルボードに水性マジックで書いた、手書きのカレンダー。ヴィヴィッドなピンクが、トラディショナルなスタイルの真っ白なキッチンにモダンなタッチを加えています。
壁に取り付けたアクリルボードに水性マジックで書いた、手書きのカレンダー。ヴィヴィッドなピンクが、トラディショナルなスタイルの真っ白なキッチンにモダンなタッチを加えています。
ガラス扉にカレンダーを書き込む、ユニークでちょっと大胆なアイデア。キッチンとダイニングの間の扉は、家族が最も集まる場所なので、このアイデアは意外と便利。
チョークで書けるカレンダー
その週の大切な用事を壁に直接書き込む、シンプルでスタイリッシュなウィークリーカレンダー。アルファベットのステッカーとブラックボードペイントで真似ができそうですね。デザインもおしゃれで、真っ白な部屋の素敵なアクセントに。床の黒いタイルとのバランスも絶妙。
その週の大切な用事を壁に直接書き込む、シンプルでスタイリッシュなウィークリーカレンダー。アルファベットのステッカーとブラックボードペイントで真似ができそうですね。デザインもおしゃれで、真っ白な部屋の素敵なアクセントに。床の黒いタイルとのバランスも絶妙。
ブラックボードペイントを使って、壁に直接4つのカレンダーを描いた部屋。ブラックボードペイントは黒以外のカラーも増えているので、好きな色で好きなデザインのオリジナルカレンダーがつくれます。
ブラックボードペイントのカレンダーは、簡単に書いたり消したりできて便利。家族で共有できるような、みんなが見て書き込める場所にあると便利です。
チョークで書き込めるウォールカレンダー。ドットの形がユニークです。自分で作るのはちょっと大変かもしれませんが、壁に直接貼り付けられるこんなキットも売っています。
手作りできる便利なカレンダー
ひもを使ってコルクボードに縦横の線を引き、数字のラベルを貼れば、フレキシブルに使えるウォールカレンダーのでき上がり。メモや写真、案内状などをペタペタと貼れる、家族とも共有しやすいカレンダーです。
ひもを使ってコルクボードに縦横の線を引き、数字のラベルを貼れば、フレキシブルに使えるウォールカレンダーのでき上がり。メモや写真、案内状などをペタペタと貼れる、家族とも共有しやすいカレンダーです。
パッチワークのカレンダーに、ハンドメイドの温もりが感じられます。書き込むことはできなくても、木製クリップを使ってメモをはさめます。隣のワインのコルクのボードも手作りのよう。家族みんなで手作りするのも楽しそうなカレンダーとボードです。
ボードにクリップを取り付け、荷札に日付を書いてはさむだけの、オリジナリティーあふれる手作りカレンダー。クリップには日付の荷札だけでなく、メモや案内状、コンサートチケットなど、その日に会う人の名刺なども一緒にはさめます。
その月が終わったら大事なメモが書いてあるラベルだけとっておくこともでき、普通のカレンダーにはない機能が使えそうです。
その月が終わったら大事なメモが書いてあるラベルだけとっておくこともでき、普通のカレンダーにはない機能が使えそうです。
ユーティリティボードをつくる
家のどこかに、カレンダーやメモなどで、日常生活のなかで家族みんなが共有できる「ユーティリティボード」をつくってみてはいかがでしょう。カレンダー以外にも、郵便物を入れるポケットや写真やポストカード、メモが貼れるコルクボード、文房具など毎日使うアイテムも置けるコーナーがあると、日々の雑事も効率的に進められるのでは。
家のどこかに、カレンダーやメモなどで、日常生活のなかで家族みんなが共有できる「ユーティリティボード」をつくってみてはいかがでしょう。カレンダー以外にも、郵便物を入れるポケットや写真やポストカード、メモが貼れるコルクボード、文房具など毎日使うアイテムも置けるコーナーがあると、日々の雑事も効率的に進められるのでは。
ファブリックや好きな壁紙を貼ったボードをベースに、カレンダーや写真、お子さんの作品なども飾れるユーティリティボード。壁に直接いろいろなものを貼ってしまうと雑然としがちですが、このボードがあれば、たくさんのアイテムをまとめてくれます。椅子のクッションと同じオレンジでコーディネートしているのがスタイリッシュです。
カレンダーを隠したい方は
どうしても目立つ場所にカレンダーを掛けたくない場合は、家具の中に隠してしまう方法も。奥行きの浅い吊り戸棚の背面にコルクボードを貼り、カレンダーやメモ、写真やポストカードを貼るスペースに。ここはちょっとした小物を置くためにも使えます。カウンターの下の手紙や雑誌を一時保管できるスペースもいいですね。こんなコーナーがあれば、いつでも部屋をすっきりとキープできそう。
どうしても目立つ場所にカレンダーを掛けたくない場合は、家具の中に隠してしまう方法も。奥行きの浅い吊り戸棚の背面にコルクボードを貼り、カレンダーやメモ、写真やポストカードを貼るスペースに。ここはちょっとした小物を置くためにも使えます。カウンターの下の手紙や雑誌を一時保管できるスペースもいいですね。こんなコーナーがあれば、いつでも部屋をすっきりとキープできそう。
アートととしてカモフラージュ
こんなピクチャーフレームカレンダーもおもしろいアイデア。さりげなく部屋や他のアートの中に溶け込んでいます。線だけは黒いテープなどを使って引いてしまえば、毎月書き直す必要もありません。あとは拭いて消せる水性マーカーで日付や予定を書き込むだけの、とてもスマートなカレンダーです。
こんなピクチャーフレームカレンダーもおもしろいアイデア。さりげなく部屋や他のアートの中に溶け込んでいます。線だけは黒いテープなどを使って引いてしまえば、毎月書き直す必要もありません。あとは拭いて消せる水性マーカーで日付や予定を書き込むだけの、とてもスマートなカレンダーです。
ミニマリストには最低限の情報だけを
今日が何日なのかわかればいい。そんなミニマリストの方が喜びそうな、シンプルなイタリアンデザインのロールカレンダー。デスクの横にさりげなく置きたくなる、スタイリッシュなオブジェのよう。ブルーの壁とブルーのカレンダーという色の合わせ方に、どことなくイタリアンモダンの雰囲気も感じられ、素敵です。
今日が何日なのかわかればいい。そんなミニマリストの方が喜びそうな、シンプルなイタリアンデザインのロールカレンダー。デスクの横にさりげなく置きたくなる、スタイリッシュなオブジェのよう。ブルーの壁とブルーのカレンダーという色の合わせ方に、どことなくイタリアンモダンの雰囲気も感じられ、素敵です。
月も書いていない、曜日もない、ただ数字だけ。カレンダーをこれ以上シンプルにするのは無理でしょう。でも、「今日は16日」とわかれば、カレンダーとしての役割はちゃんと果たしています。欠かさず日めくりしなければなりませんが、それもアートを飾る感覚で楽しめそう。
インテリアとしてもしゃれている便利なカレンダーと一緒に、新しい素敵な一年をお過ごしください。
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daichan kawasakiさん、ブラックボードの場合、簡単に消したり書き直したりできて便利です。そしておしゃれですね。
ヨッシーさん、これから素敵なカレンダーと出会えると良いですね!
Heather Brackinさん、
ありがとうございます。頑張ります!