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好きなデザインを専門家にしっかり伝えるには?
住まいづくりに欠かせないデザイン。あなたの好みを専門家にきちんと伝えることができれば、理想の住まいにグッと近づけます。
Laura Gaskill
2020年9月13日
建築家、インテリアデザイナー、ガーデナーなどの専門家に住まいづくりを依頼するなら、自分の好きなスタイルやデザインについて、しっかりとコミュニケーションを取ることが重要です。あなたが何を求めているのかを専門家がよく理解をすることは、理想の家づくりに不可欠なステップだからです。
この記事では、写真などのビジュアルイメージを活用し、専門家にしっかりと自分の好みを説明する方法をご紹介します。
この記事では、写真などのビジュアルイメージを活用し、専門家にしっかりと自分の好みを説明する方法をご紹介します。
好きなものと嫌いなもののリストをつくる
専門家と打ち合わせをする際に、自分の好きなスタイルの事例写真をまとめておくと良いでしょう。一方で、嫌いなスタイルのリストづくりも、それと同様に重要です。
シアトルをベースに活動するMaggie Stephens Interiorsのデコレーター、Maggie Stephensは、こう説明しています。「クライアントの心を読み取ることができればいいですが、それはできません。好きなスタイルだけではなく、嫌いなスタイルも把握した上で、オープンなコミュニケーションができれば、仕上がりもよくなります」
専門家と打ち合わせをする際に、自分の好きなスタイルの事例写真をまとめておくと良いでしょう。一方で、嫌いなスタイルのリストづくりも、それと同様に重要です。
シアトルをベースに活動するMaggie Stephens Interiorsのデコレーター、Maggie Stephensは、こう説明しています。「クライアントの心を読み取ることができればいいですが、それはできません。好きなスタイルだけではなく、嫌いなスタイルも把握した上で、オープンなコミュニケーションができれば、仕上がりもよくなります」
ビジュアルで情報を集める
専門家とコミュニケーションする際は、出来るだけ写真や画像を用いるようにしましょう。写真であなたの好き嫌いを説明すれば、ビジュアルイメージの共有が容易になるので、誤解が起きにくくなります。
専門家とコミュニケーションする際は、出来るだけ写真や画像を用いるようにしましょう。写真であなたの好き嫌いを説明すれば、ビジュアルイメージの共有が容易になるので、誤解が起きにくくなります。
プロジェクトに関連する写真を集める
あなたのプロジェクトに関係する写真をアイデアブックに集めましょう。例えば、キッチンのプロジェクトを依頼したいなら、キッチンの写真を選びましょう。Houzzの住まいの実例写真ページでは、部屋別、スタイル別、空間のサイズ別などで絞り込んで写真を探すことができます。
新しいアイデアブックの使い方
あなたのプロジェクトに関係する写真をアイデアブックに集めましょう。例えば、キッチンのプロジェクトを依頼したいなら、キッチンの写真を選びましょう。Houzzの住まいの実例写真ページでは、部屋別、スタイル別、空間のサイズ別などで絞り込んで写真を探すことができます。
新しいアイデアブックの使い方
雰囲気だけを伝える写真も含めてOK
自分が実現したいスタイルの雰囲気をよく伝える写真を見つけたら、それがプロジェクトで取り組みたいタイプの部屋のものでなくても、アイデアブックに保存しておきましょう。
目指したいライフスタイルの雰囲気が伝わる写真は、カラーパレットや全体の雰囲気を専門家が把握するのに役立ちます。
自分が実現したいスタイルの雰囲気をよく伝える写真を見つけたら、それがプロジェクトで取り組みたいタイプの部屋のものでなくても、アイデアブックに保存しておきましょう。
目指したいライフスタイルの雰囲気が伝わる写真は、カラーパレットや全体の雰囲気を専門家が把握するのに役立ちます。
丁寧に選別する
事例写真をアイデアブックに集める際、まず最初はぴんときたものはどんどん保存しましょう。ここで楽しむことが肝心です。
写真の収集が終わったら、もう一度アイデアブックを見直し、次はより重要だと思われる写真を残すよう、選別をしていきます。最終的に、それぞれ10〜20枚の厳選された写真が集まった「好き」アイデアブックと、「嫌い」アイデアブックができるとベストです。
これらは専門家のためだけでなく、あなた自身のデザインの練習にもなります。丁寧に選択することで、デザインに関する筋肉が鍛えられ、専門家とのコミュニケーションもよりスムーズに行えるようになるでしょう。
事例写真をアイデアブックに集める際、まず最初はぴんときたものはどんどん保存しましょう。ここで楽しむことが肝心です。
写真の収集が終わったら、もう一度アイデアブックを見直し、次はより重要だと思われる写真を残すよう、選別をしていきます。最終的に、それぞれ10〜20枚の厳選された写真が集まった「好き」アイデアブックと、「嫌い」アイデアブックができるとベストです。
これらは専門家のためだけでなく、あなた自身のデザインの練習にもなります。丁寧に選択することで、デザインに関する筋肉が鍛えられ、専門家とのコミュニケーションもよりスムーズに行えるようになるでしょう。
具体的に説明する
好きなものと嫌いなもののアイデアブックを作ったら、さらに具体的になりましょう。雰囲気だけでなく、具体的にその事例の何が好きで、何が嫌いなのかをしっかりと言葉で説明することが大切です。カラーパレットが好きで選んだ事例なのに、デザイナーが家具のスタイルに注目してしまっては元も子もありません。それぞれの写真の下にメモ書きを付け加えましょう。
好きなものと嫌いなもののアイデアブックを作ったら、さらに具体的になりましょう。雰囲気だけでなく、具体的にその事例の何が好きで、何が嫌いなのかをしっかりと言葉で説明することが大切です。カラーパレットが好きで選んだ事例なのに、デザイナーが家具のスタイルに注目してしまっては元も子もありません。それぞれの写真の下にメモ書きを付け加えましょう。
アイデアブックにメモ書きをする際は、以下のポイントが含まれるよう、意識しましょう。
好きなところ
好きなところ
- 好きな色合い
- 好きなカラーパレット
- 好きな家具
- 雰囲気が好きな部屋
- 全体的な見た目が好きな建物
- 庭づくりをしているなら、好きな庭のイメージ
- 取り入れたい特定の機能やデザイン
嫌いなところ
- 嫌いな色合い
- 好みではないモチーフや仕上げ
- イライラする要素
- 嫌いな色の組み合わせ
- 全体の雰囲気が好みではない部屋
スタイルを特定する
自分のアイデアブックを見直して、中でも特に目立っているスタイルやテーマがないか確認しましょう。特定のスタイルを発見できれば、専門家とのコミュニケーションがスムーズに進みます。
アイデアブックに保存した写真をクリックすれば、登録されているスタイル名を確認できます。あなたのアイデアブック全体に共通しているスタイルはありますか?
自分のアイデアブックを見直して、中でも特に目立っているスタイルやテーマがないか確認しましょう。特定のスタイルを発見できれば、専門家とのコミュニケーションがスムーズに進みます。
アイデアブックに保存した写真をクリックすれば、登録されているスタイル名を確認できます。あなたのアイデアブック全体に共通しているスタイルはありますか?
スタイルが分からなくとも、焦る必要はありません。ここまできたら、あとは専門家がしっかり導いてくれるはずです。しかし、事前にしっかりと準備をしておくことで、専門家との意思疎通がよりスムーズに行えることに間違いはありません。
もしまだ困っている場合は、お気に入りのレストランやブランド、ショップを思い出してください。専門家も知っている店やブランドであれば、イメージも伝わりやすくなります。
もしまだ困っている場合は、お気に入りのレストランやブランド、ショップを思い出してください。専門家も知っている店やブランドであれば、イメージも伝わりやすくなります。
専門家を信用する
専門家にしっかりと自分の意思を伝えたら、あとは彼らを信頼して任せてしまうことも重要です。自分では思いつかないクリエイティブなアイデアを、彼らが提案してくれるのを待ちましょう。今までは考えもしなかったデザインを提案され、自分でも思いの外、気にいってしまうこともあるはずです。
Houzzで専門家を探す
専門家にしっかりと自分の意思を伝えたら、あとは彼らを信頼して任せてしまうことも重要です。自分では思いつかないクリエイティブなアイデアを、彼らが提案してくれるのを待ちましょう。今までは考えもしなかったデザインを提案され、自分でも思いの外、気にいってしまうこともあるはずです。
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