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家の中でバスケ、ゴルフ、サッカーも。充実の室内スポーツ空間
室内だって思う存分スポーツが楽しめる、そんな世界の事例をご紹介します。
Jess McBride
2018年9月30日
地下スペースやガレージなどを本格的なスポーツができる空間にしたい。そんなことを思う人は世界各国にいるようです。この記事で紹介するのは、バスケやサッカー、ゴルフ、水泳などを家の中で存分に楽しめるようにした事例集。こんなスペースが家の中にあったら、毎日運動するのも苦にならないかも?
バスケットボール
シカゴ近郊の建築事務所〈オークリー・ホームビルダーズ〉は、バスケットボール好きな一家のために地下室を本格的なコートに造り替えました。コートは公式サイズではないものの、大学チームのポスターが並び、子どもたちは大学選手権に出るプレーヤー気分。3ポイントシュートやフリースローのラインもペイントしてあるので、本格的にシュート練習もできます。音を吸収させ反響を抑える防音対策として、壁の下半分をカーペットで覆っています。
シカゴ近郊の建築事務所〈オークリー・ホームビルダーズ〉は、バスケットボール好きな一家のために地下室を本格的なコートに造り替えました。コートは公式サイズではないものの、大学チームのポスターが並び、子どもたちは大学選手権に出るプレーヤー気分。3ポイントシュートやフリースローのラインもペイントしてあるので、本格的にシュート練習もできます。音を吸収させ反響を抑える防音対策として、壁の下半分をカーペットで覆っています。
シカゴの住宅の2階部分にあるバスケットボールコート。5メートル近くある天井高を活かし、本格的なスポーツ施設向けのフロア素材やバスケットゴールを使用しています。1フロア全体や地下スペース全体を子どもの遊び場にする家庭は多いですが、子どもが気に入る明るい原色を取り入れた以外は大人のリビングルーム然としたまま、というケースも見かけます。子どものプレイルームをTVとゲーム機中心の部屋にしたくないなら、思い切ってスポーツに特化した空間に変えてしまうのも手。どの部屋も複数の機能をもたせなくてもいいのですから。
デジタル・デトックス:ネット中毒を改善するための10の方法
バスケットコートがある三角屋根の家
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こちらのコートはファームハウスの増築部分の一部ですが、使われていなかった離れを新たに改装した例でもあります。この空間がみごとなのは、素材に統一感があること。そのため体育館風になりすぎず、洗練された雰囲気でまとまっています。脇に設けたリビングエリアでは、飲みものを片手に休憩したり、子どもたちが誇らしげにダンクシュートを披露するのを見ながら大人がおしゃべりしたりして過ごせます。
ゴルフ
パットの練習ならそれほど広大なスペースはいりませんし、ちゃんとしたネットを用意して場所を確保すればスイング練習だってできます。カーペットの代わりに人工芝を敷くのは簡単ですし、例えば世界的に有名なカリフォルニアのゴルフリゾート、ペブルビーチ・ゴルフリンクスの写真などを壁一面に貼ってみると、デザインセンスも加わって、普通のジムとはひと味違った気持ちのいい空間になるでしょう。
パットの練習ならそれほど広大なスペースはいりませんし、ちゃんとしたネットを用意して場所を確保すればスイング練習だってできます。カーペットの代わりに人工芝を敷くのは簡単ですし、例えば世界的に有名なカリフォルニアのゴルフリゾート、ペブルビーチ・ゴルフリンクスの写真などを壁一面に貼ってみると、デザインセンスも加わって、普通のジムとはひと味違った気持ちのいい空間になるでしょう。
サッカー
シューズで走り回れる床が必要なバスケのコートほど費用がかからなくてすむのが、サッカーができるこちらの部屋。地下スペースに人工芝を敷いてセンターラインを引き、スポーツ用品店で手に入るプラスチック製の小型ゴールを置いています。当然、部屋が広いほど「夢はワールドカップ出場」という子にとってはいいわけですが、たとえ小さなスペースでも、相手とボールを競り合う実戦形式の練習やシュート練習は十分可能です。
シューズで走り回れる床が必要なバスケのコートほど費用がかからなくてすむのが、サッカーができるこちらの部屋。地下スペースに人工芝を敷いてセンターラインを引き、スポーツ用品店で手に入るプラスチック製の小型ゴールを置いています。当然、部屋が広いほど「夢はワールドカップ出場」という子にとってはいいわけですが、たとえ小さなスペースでも、相手とボールを競り合う実戦形式の練習やシュート練習は十分可能です。
ホッケー
子どものころ、冬になると兄と一緒に裏庭でスケートに興じていました。天候が厳しくなってスケートができなくなると、家の地下室へ場所を移し、地元アイスホッケーチームの応援グッズのスティックを手に、膝をついてソファの間を縫うようにしてホッケーごっこをしたものです。写真はニューヨーク州ロングアイランドの家の例ですが、地下には窓がない家も多い一方、窓がなければ子どもたちがパックを追って走り回って大騒ぎになっても気にせずにすみます。
子どものころ、冬になると兄と一緒に裏庭でスケートに興じていました。天候が厳しくなってスケートができなくなると、家の地下室へ場所を移し、地元アイスホッケーチームの応援グッズのスティックを手に、膝をついてソファの間を縫うようにしてホッケーごっこをしたものです。写真はニューヨーク州ロングアイランドの家の例ですが、地下には窓がない家も多い一方、窓がなければ子どもたちがパックを追って走り回って大騒ぎになっても気にせずにすみます。
スケートボード
大学でチームスポーツの選手を目指すよりもスケートボードに夢中、という子なら、こんな部屋があれば、屋外のスケートボード場が使えない雨や雪の日には最高の遊び場になりそうです。天井が高いことが基本ですが、そこまで高くない場合でも、天井板を外せば視覚的に頭上スペースに余裕が生まれます。
スケートボードのある、かっこいい部屋づくり
大学でチームスポーツの選手を目指すよりもスケートボードに夢中、という子なら、こんな部屋があれば、屋外のスケートボード場が使えない雨や雪の日には最高の遊び場になりそうです。天井が高いことが基本ですが、そこまで高くない場合でも、天井板を外せば視覚的に頭上スペースに余裕が生まれます。
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卓球
シングルの男性や家に人を招くのが好きな人なら一度はやってみたい、おすすめのアイデアがこちら。ダイニングテーブルを卓球台に変身させてしまいましょう。もともとエクレクティックな家やちょっとひねりが効いたインテリアの家なら、テーブルの中心に白線が引いてあってもそれほど不思議ではなさそうです。ある程度の幅がある平らな台を卓球台として使えるように、真ん中に張るネットや用具一式はセットで売っています。
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