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福岡の暮らしを楽しむ自由でのびやかな家9選
進取の気性に富み、おしゃれで新しい物好きといわれる福岡県民の気質は家づくりにも活きています。心地よく自由闊達な住まいの数々をご覧ください。
Houzz Japan
2017年12月18日
Houzz Japan 公式アカウント
温暖で過ごしやすく、都市部と自然豊かな地域双方のよさを併せ持つ福岡県。大都市と比べ敷地自体が広いこともあり、家づくりの現場では予備室的な和室や畳コーナーの要望が根強く、また、スタディスペース、小屋裏を利用した空間にも人気があるそう。おおらかな風土を活かした開放的な建築も特徴で、設計に自由度があるためか、建築のデザインもさまざまなタイプが見られます。人口減少の流れのなか、福岡市では10代と20代の人口増加率が比較的高いという報告もあるそうで、リノベーションやコンバージョンも増加傾向に。住む人の暮らしを楽しくする、明るくのびやかな住まいをご紹介しましょう。
高台の家
設計:アトリエスクエア1級建築士事務所
福岡市内の緑の多い高台の一軒家。庭にはたくさんの木々が植えられ、四季の変化を楽しめます。建物の南側は大開口の窓があり開放的なつくりですが、プライバシーの配慮も万全で、外からの視線を気にすることなく生活できます。将来、親世帯との同居を考慮しながら緑や眺めを楽しめて、風が通り抜け、使いやすい収納の計画を実現すべく工夫した住まいです。
設計:アトリエスクエア1級建築士事務所
福岡市内の緑の多い高台の一軒家。庭にはたくさんの木々が植えられ、四季の変化を楽しめます。建物の南側は大開口の窓があり開放的なつくりですが、プライバシーの配慮も万全で、外からの視線を気にすることなく生活できます。将来、親世帯との同居を考慮しながら緑や眺めを楽しめて、風が通り抜け、使いやすい収納の計画を実現すべく工夫した住まいです。
K HOUSE
設計:FANFARE Co.,Ltd.
集合住宅の中の一室のフルリノベーション。天井の既存コンクリートはそのまま現しに、それ以外を一新しました。一般的な「何LDK」といった既存の間取りを、住む人のライフスタイルに合わせた空間へと変貌させるべく、素材やディテールを吟味しながらじっくりと選択。LDKと書斎、廊下など各ゾーンが適度に開きながらつながる、広々とした上質な住まいが完成しました。
設計:FANFARE Co.,Ltd.
集合住宅の中の一室のフルリノベーション。天井の既存コンクリートはそのまま現しに、それ以外を一新しました。一般的な「何LDK」といった既存の間取りを、住む人のライフスタイルに合わせた空間へと変貌させるべく、素材やディテールを吟味しながらじっくりと選択。LDKと書斎、廊下など各ゾーンが適度に開きながらつながる、広々とした上質な住まいが完成しました。
Renovation in Imajuku
設計:STUDIO MOVE
目の前には海岸線が広がり、耳を澄ませば、波の音が静かに響き渡る閑静な住宅街。住まいの中で、どこにいても海を感じられる空間を目指しました。分譲マンションのリノベーションという制約の中で、フルスケルトンにはせず、壁を取り壊す部分、逆に閉じる部分を明確に分化。寝室から玄関、LDKという生活の大半を過ごすエリアをひとつながりのアウトドアリビングと定義し、小屋のまわりに多様な活動の拠点をちりばめた形に。マンション特有の大きく張り出した既存RC造の梁を板張りして、視界を遮る存在から空間をゆるやかに仕切る存在に。また、床の板張りのレベルを少しずつ変化させ、海に対する視線レベルも巧みに操作しています。
設計:STUDIO MOVE
目の前には海岸線が広がり、耳を澄ませば、波の音が静かに響き渡る閑静な住宅街。住まいの中で、どこにいても海を感じられる空間を目指しました。分譲マンションのリノベーションという制約の中で、フルスケルトンにはせず、壁を取り壊す部分、逆に閉じる部分を明確に分化。寝室から玄関、LDKという生活の大半を過ごすエリアをひとつながりのアウトドアリビングと定義し、小屋のまわりに多様な活動の拠点をちりばめた形に。マンション特有の大きく張り出した既存RC造の梁を板張りして、視界を遮る存在から空間をゆるやかに仕切る存在に。また、床の板張りのレベルを少しずつ変化させ、海に対する視線レベルも巧みに操作しています。
福重の家
設計:柳瀬真澄建築設計工房
外観は軒高を低く抑え、「外部に対して慎ましく、人を気持ちよく迎え入れる表情」となるよう配慮したつくり。居間と食堂が庭を囲むようにL型に配置され、各部屋がゆるやかなひとつながりの空間として佇んでいます。さまざまな方向からの視線の抜けを意識することによって、変化に富んだシークエンスが展開し、どこにいても自然と、家族の気配を感じることができる設計になっています。
設計:柳瀬真澄建築設計工房
外観は軒高を低く抑え、「外部に対して慎ましく、人を気持ちよく迎え入れる表情」となるよう配慮したつくり。居間と食堂が庭を囲むようにL型に配置され、各部屋がゆるやかなひとつながりの空間として佇んでいます。さまざまな方向からの視線の抜けを意識することによって、変化に富んだシークエンスが展開し、どこにいても自然と、家族の気配を感じることができる設計になっています。
福岡市H邸
設計:空設計工房
自然エネルギーの恵みを取り入れた、パッシブデザインの家には、一家3人と猫が暮らしています。外壁はレッドシダー材の板壁とガルバリウム鋼板を組み合わせたもので、経年変化でシルバーグレーになっていく板壁が魅力的。庇の長さと角度によって、夏の強い太陽光を遮り、冬は室内まで陽射しが入る設計。庭には井戸と雨水タンクがあり、庭で育てている植物や野菜の水やり用として活用しています。環境に優しい家として評価され、福岡市の低炭素認定住宅の第一号に。
この家のストーリーはこちら
パッシブデザインで実現した、自然と寄り添う快適な暮らし
設計:空設計工房
自然エネルギーの恵みを取り入れた、パッシブデザインの家には、一家3人と猫が暮らしています。外壁はレッドシダー材の板壁とガルバリウム鋼板を組み合わせたもので、経年変化でシルバーグレーになっていく板壁が魅力的。庇の長さと角度によって、夏の強い太陽光を遮り、冬は室内まで陽射しが入る設計。庭には井戸と雨水タンクがあり、庭で育てている植物や野菜の水やり用として活用しています。環境に優しい家として評価され、福岡市の低炭素認定住宅の第一号に。
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パッシブデザインで実現した、自然と寄り添う快適な暮らし
ELEMENTAL HOUSE
設計:大石和彦建築アトリエ
博多湾を遠望できる高台にあるため、リビングから遠くの海を眺めることができる空間を提案。2階建ての在来工法による木造住宅ですが、2階部分以外の大屋根下はすべて吹き抜けとなっており、登り梁にすることで中間に水平方向の梁がない空間に。大屋根を支える構造体としての壁を縦長の壁としてランダムに配置し、ワンルーム的流動性のある空間をつくりました。縦長の開口スペースから射し込む自然光は、通常の住空間では体験できない奥行きをもち、生活空間の中に光と影を交錯させています。
設計:大石和彦建築アトリエ
博多湾を遠望できる高台にあるため、リビングから遠くの海を眺めることができる空間を提案。2階建ての在来工法による木造住宅ですが、2階部分以外の大屋根下はすべて吹き抜けとなっており、登り梁にすることで中間に水平方向の梁がない空間に。大屋根を支える構造体としての壁を縦長の壁としてランダムに配置し、ワンルーム的流動性のある空間をつくりました。縦長の開口スペースから射し込む自然光は、通常の住空間では体験できない奥行きをもち、生活空間の中に光と影を交錯させています。
クロスハウス「作業所」のある家
設計:ISDアーキテクト/一級建築士事務所
敷地の北側が豊かな緑に恵まれた、オーナー夫妻と猫3匹が住む家。技術者であるご主人から、車のチューンアップや家具づくりなどを行う、ホビールームの領域を超えた本格的な作業スペース、つまり「作業所」が欲しいとのリクエストがあったそう。作業のうち、ソフトな作業はリビング隣の空間で、音や埃が発生するハードな作業は中庭を介してリビング南側の別棟で行うように配慮されています。ここでご主人が制作するものはマスタープランで検討されており、すでにリビングには市販の小屋裏換気を改造した自作のサーキュレーションシステムが設けられています。建物は十字(クロス形)にウイングを伸ばし、そこに各諸室を配することで、北側の美しい緑を内部空間へ導きました。
設計:ISDアーキテクト/一級建築士事務所
敷地の北側が豊かな緑に恵まれた、オーナー夫妻と猫3匹が住む家。技術者であるご主人から、車のチューンアップや家具づくりなどを行う、ホビールームの領域を超えた本格的な作業スペース、つまり「作業所」が欲しいとのリクエストがあったそう。作業のうち、ソフトな作業はリビング隣の空間で、音や埃が発生するハードな作業は中庭を介してリビング南側の別棟で行うように配慮されています。ここでご主人が制作するものはマスタープランで検討されており、すでにリビングには市販の小屋裏換気を改造した自作のサーキュレーションシステムが設けられています。建物は十字(クロス形)にウイングを伸ばし、そこに各諸室を配することで、北側の美しい緑を内部空間へ導きました。
桜坂の住宅改修
設計:アラタデザイン一級建築士事務所
両親から次の世代へと住み継ぐため、築40年の古民家をフルリノベーション。緑に囲まれ、北に開けた環境を活かし、これまでと変わらない風景を新しい住宅に存分に取り込みました。暮らし方についてのヒアリングからプランニングを行い、現場の解体作業後に必要な改修方法を決定、予算調整を行って工事を行いました。工事直前までオーナー家族が住んでいた関係で、詳細な実測は解体後に実施。そのため早い段階から施工者を決定し、古材の利用方法や補強、それに伴うプランの変更を共働でていねいに進めていったそう。
設計:アラタデザイン一級建築士事務所
両親から次の世代へと住み継ぐため、築40年の古民家をフルリノベーション。緑に囲まれ、北に開けた環境を活かし、これまでと変わらない風景を新しい住宅に存分に取り込みました。暮らし方についてのヒアリングからプランニングを行い、現場の解体作業後に必要な改修方法を決定、予算調整を行って工事を行いました。工事直前までオーナー家族が住んでいた関係で、詳細な実測は解体後に実施。そのため早い段階から施工者を決定し、古材の利用方法や補強、それに伴うプランの変更を共働でていねいに進めていったそう。
Bonbonniere
設計:田村の小さな設計事務所
斜めのラインを美しく切り取った、個性的な外観。吹き抜けのあるLDKと2階の寝室や子供部屋が大きな開口や高窓を介してつながる開放的な空間です。施工性やコストを意識しながら、住む人の手垢がひとつひとつ素敵な形で残っていくようなデザインを心掛けました。
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斜めのラインを美しく切り取った、個性的な外観。吹き抜けのあるLDKと2階の寝室や子供部屋が大きな開口や高窓を介してつながる開放的な空間です。施工性やコストを意識しながら、住む人の手垢がひとつひとつ素敵な形で残っていくようなデザインを心掛けました。
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