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趣味を反映させた素敵な部屋をつくるポイントとは?
大好きなもの、コレクションしているものをインテリアの主役に。趣味のアイテムを部屋に取り入れて素敵に見せるコツをご紹介します。
Miki Nakajima
2017年11月8日
ライター。町田ひろ子アカデミーにてインテリアコーディネートをはじめ、家具や照明、ディスプレイなど豊かなライフスタイルについて幅広く学ぶ。その後、インテリアショップにて家具やインテリア雑貨の提案の仕事に就く。現在は、知識と経験を活かした豊かなライフスタイルの情報発信、依頼があれば結婚式などのディスプレイを行う。
ライター。町田ひろ子アカデミーにてインテリアコーディネートをはじめ、家具や照明、ディスプレイなど豊かなライフスタイルについて幅広く学ぶ。その後、インテリアショップにて家具やインテリア雑貨の提案の仕事に就く... もっと見る
趣味が多様化している現代。流行のテイストを取り入れるだけがコーディネートではありません。好きなものを徹底的に楽しむ部屋づくりを楽しむ人も増えてきました。大好きな趣味のものを部屋に飾りたい、でもインテリアとどうも合わない、といった悩みを解消し、統一感をもたせながら、趣味のアイテムやコレクションをインテリアとして活かすヒントをご紹介します。
インテリアコーディネートとは本来、自分が心地よいと感じる空間を自由につくるためのもの。もちろん最低限、生活に必要なスペースはあるべきですが、「好きなもの」を優先して空間のゾーニングをしていくのもひとつの方法です。応用編のコーディネートではありますが、より楽しく空間づくりができるはずです。
趣味を反映したインテリアをつくる方法は、3つのパターンに分けられます。
1. 趣味専用の部屋をつくる
2. 趣味のアイテムをまとめたスペースをつくる
3. 住まい全体に趣味のテイストをちりばめる
今回は趣味を取り入れたインテリアコーディネートの方法を、この3つのパターンに分けてご紹介します。
1. 趣味専用の部屋をつくる
2. 趣味のアイテムをまとめたスペースをつくる
3. 住まい全体に趣味のテイストをちりばめる
今回は趣味を取り入れたインテリアコーディネートの方法を、この3つのパターンに分けてご紹介します。
1. 趣味専用の部屋をつくる
誰にも邪魔されずに好きなものに囲まれる空間は、誰もが憧れるものです。写真はゴルフのプレイをシミュレートできる空間。こういった趣味専用の部屋は、個人のカラーを色濃く出せるのが醍醐味。
好きなグッズや写真を部屋中に飾れば、鑑賞に最適。大好きなものを「体験できる」のも、趣味部屋ならではの楽しみです。
誰にも邪魔されずに好きなものに囲まれる空間は、誰もが憧れるものです。写真はゴルフのプレイをシミュレートできる空間。こういった趣味専用の部屋は、個人のカラーを色濃く出せるのが醍醐味。
好きなグッズや写真を部屋中に飾れば、鑑賞に最適。大好きなものを「体験できる」のも、趣味部屋ならではの楽しみです。
こちらはシアタールーム。スクリーン、モニターとスピーカー、そしてソファだけを配置することで、再生する映像と音声のみに集中できるようにコーディネートされています。ソファはゆったりとくつろげる座り心地のいいものを選び、サイドの壁には落ち着いたブラケットライトを設置。まさに映画館をイメージした空間です。
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2. 趣味のアイテムをまとめたスペースをつくる
壁にギターを並べて掛け、ゆったりとしたラウンジチェアを置いたコンパクトな空間。好きなものを楽しめるスペースをしっかり確保できています。一室を確保できない場合は、このように小さなスペースだけでも充分。限られた空間に住む一人暮らしの方には特におすすめです。
壁にギターを並べて掛け、ゆったりとしたラウンジチェアを置いたコンパクトな空間。好きなものを楽しめるスペースをしっかり確保できています。一室を確保できない場合は、このように小さなスペースだけでも充分。限られた空間に住む一人暮らしの方には特におすすめです。
こちらはホームバーをテーマにしたコーディネート。ホワイトを基調にミラーやボトルのきらめきをアクセントにして、空間全体となじむようにつくりこまれています。バーといえば、一般には暗くてムーディなイメージですが、自分の部屋ならこんなさわやかなイメージの空間も可能です。
コーディネートを考えるときに部屋のテイストが先にあるか、趣味のイメージが先にあるかで、がらりと空間が変わってきます。このバーのコーディネートでは部屋のテイストを先に決め、バーという趣味のアイテムを組み合わせています。
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読書という趣味を壁一面のブックシェルフで表現。ホワイトとウッドの明るいブラウンがベースの部屋で、ネイビーブルーのブックシェルフが映えます。本の背のカラフルな色自体をアクセントにすることで、インパクトのあるコーディネートに。部屋のアクセントとして目を惹くコーナーになっています。
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こちらは、ホワイトとグレー、ブラックを基調にしたモダンテイストのリビングダイニングに、趣味のアクアリウムをスタイリッシュに取り入れています。水槽のまわりをすっきりとした直線にすることで、テイストをシンプルにマッチさせています。水槽があることでよりリッチな空間になっており、相乗効果を上げています。
3. 住まい全体に趣味のテイストをちりばめる
写真はホワイトを基調にしたすっきりとした空間に、趣味の観葉植物をたっぷり使ってアクセントにしています。全体にちりばめる場合は、趣味を1か所だけでなく、数か所配置することで統一感を出しましょう。
やや難易度は高いですが、個性を強く表現できる方法です。つくりたい部屋のテイストと、趣味のアイテムのテイストの組み合わせが合うか、事前に考えることがポイント。写真にして並べてみると、イメージしやすくなります。
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お気に入りの自転車を中心にコーディネートしたリビング。インダストリアルテイストで統一され、自転車の雰囲気にぴったりの空間になっています。ソファやチェストのあるエリアの床はフローリングに、自転車のあるエリアの床はコンクリート。素材を分けてゾーニング。このように、生活空間全体と趣味のアイテムを上手に融合させると、他にはない自分だけの部屋がつくれます。
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大好きな趣味のアイテムをインテリアにうまく取り入れることで、個性を表現した素敵な空間ができます。少し力を抜いて、「好き」を素直に表現する、型にはまらない自由なコーディネートを楽しんでみませんか。
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