思い切り楽器を演奏できる! 音楽室のある家7選
演奏者としても活動する筆者が音楽を心ゆくまで楽しめる家を選びました。防音設備だけでなく、楽器の収納や家族との距離感など参考になるアイデアがつまった部屋をご紹介します。
tmkknk0419
2022年3月31日
Houzzコントリビューターの金子とも子です。フリーランスライター / コンサルタント&不動産投資家。現在は投資用に購入した不動産の経営をしながら、WEBマーケティングのコンサルティングや不動産のジャンルでフリーランスライターとして活動しています。
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音楽を聴くのが好きな人、奏でるのが好きな人、つくるのが好きな人。音楽の楽しみ方は人それぞれです。私は、アマチュアの吹奏楽団でトロンボーンを吹いています。半年に一度の音楽ホールでの演奏会の前は、個室で練習を重ねたいと思いますが、実際にはカラオケボックスに行ったり、音楽スタジオを借りたりと、演奏者にとって好きなときに練習できる場所を確保するのは難しいものです。まわりに気兼ねすることなく、いつでも音を出せる防音設備のある空間は演奏者にとってあこがれです。
この記事では自宅にこんな空間があったら毎日でも楽器を吹きたい! と思う音楽室・音楽スタジオを、アマチュア演奏家としての視点からピックアップしてみました。
この記事では自宅にこんな空間があったら毎日でも楽器を吹きたい! と思う音楽室・音楽スタジオを、アマチュア演奏家としての視点からピックアップしてみました。
1. 角部屋の音楽室
2つの大きな窓が特徴的なこちらの角部屋の音楽室。開放感たっぷりのこの部屋で練習をしたら、息もたっぷり吸えて気持ち良く楽器が吹けるでしょう。窓の外は緑でいっぱいなので、自然の中で練習している感覚になれて、いつもより良い音が出るかもしれません。
壁一面の棚もとても使い勝手が良さそうです。音楽に関する本、CDやDVD、楽譜や楽器関連の小物(ミュートやチューナーなど)を収納しておけますし、小さめの楽器であれば、ケースごとしまえます。部屋自体も広々としているので、個人練習だけでなく、音楽仲間と楽しくアンサンブルの練習をしたり、バンドのセッションもできます。
2つの大きな窓が特徴的なこちらの角部屋の音楽室。開放感たっぷりのこの部屋で練習をしたら、息もたっぷり吸えて気持ち良く楽器が吹けるでしょう。窓の外は緑でいっぱいなので、自然の中で練習している感覚になれて、いつもより良い音が出るかもしれません。
壁一面の棚もとても使い勝手が良さそうです。音楽に関する本、CDやDVD、楽譜や楽器関連の小物(ミュートやチューナーなど)を収納しておけますし、小さめの楽器であれば、ケースごとしまえます。部屋自体も広々としているので、個人練習だけでなく、音楽仲間と楽しくアンサンブルの練習をしたり、バンドのセッションもできます。
2. リビングに隣接した音楽部屋
リビングと隣接していて、窓から音楽室が見えるようになっています。これなら子どもがちゃんと楽器の練習をしているか、チェックできます。窓の部分にはロールスクリーンもついているので、演奏に集中したいときは下ろすこともできます。大きな収納棚は大切な楽器や機材、小物をホコリから守ってくれます。
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リビングと隣接していて、窓から音楽室が見えるようになっています。これなら子どもがちゃんと楽器の練習をしているか、チェックできます。窓の部分にはロールスクリーンもついているので、演奏に集中したいときは下ろすこともできます。大きな収納棚は大切な楽器や機材、小物をホコリから守ってくれます。
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3. マンションをリノベして音楽スタジオ
こちらの音楽スタジオは、都心に住む夫婦が本格的に管楽器の演奏をするために、マンションの最上階をリノベーションしてつくったそうです。隣室との出入り口を床から天井までのガラスにして開放的な空間を実現。また、二重サッシになっているので防音も完璧です。壁、天井、床にも防音建材を採用していて、音や振動が隣近所の迷惑にならないように工夫されています。
マンションは住戸同士が隣接しているため、一戸建てより音の問題が起こりやすいもの。それでもこの部屋のように、工夫次第で気兼ねなく音が出せる空間をつくることはできます。
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こちらの音楽スタジオは、都心に住む夫婦が本格的に管楽器の演奏をするために、マンションの最上階をリノベーションしてつくったそうです。隣室との出入り口を床から天井までのガラスにして開放的な空間を実現。また、二重サッシになっているので防音も完璧です。壁、天井、床にも防音建材を採用していて、音や振動が隣近所の迷惑にならないように工夫されています。
マンションは住戸同士が隣接しているため、一戸建てより音の問題が起こりやすいもの。それでもこの部屋のように、工夫次第で気兼ねなく音が出せる空間をつくることはできます。
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4. 小屋タイプの防音室
敷地に余裕のある一戸建てなら、この写真のように防音設備を整えた「離れ」として、今人気の小屋を建ててはいかがでしょうか? 家から離れているので、どんなに練習しても家族に迷惑がかかりません。楽器の練習をする時間以外は、仕事や読書など集中するための部屋としても使えます。
敷地に余裕のある一戸建てなら、この写真のように防音設備を整えた「離れ」として、今人気の小屋を建ててはいかがでしょうか? 家から離れているので、どんなに練習しても家族に迷惑がかかりません。楽器の練習をする時間以外は、仕事や読書など集中するための部屋としても使えます。
5. ミニステージのある部屋
こちらは部屋の中にミニステージがあります。ステージで演奏すれば、本番さながらの練習ができ、気持ちを引き締められるでしょう。また、練習の成果を家族や友人に披露したり、ホームパーティーを開いてミニコンサートなどもできてしまう最高の空間です。
ちなみに、この贅沢な空間を有効活用することもできます。最近では、スペースを活用したシェアリングエコノミーサービスもたくさんあります。自分が使っていないときは、この部屋をインターネット上のスペース貸出サービスを利用して時間で貸し出すのもよいかもしれません。ミニライブを開催したい人やバンドを呼んでパーティーをしたい人などさまざまな需要に応えられるでしょう。
こちらは部屋の中にミニステージがあります。ステージで演奏すれば、本番さながらの練習ができ、気持ちを引き締められるでしょう。また、練習の成果を家族や友人に披露したり、ホームパーティーを開いてミニコンサートなどもできてしまう最高の空間です。
ちなみに、この贅沢な空間を有効活用することもできます。最近では、スペースを活用したシェアリングエコノミーサービスもたくさんあります。自分が使っていないときは、この部屋をインターネット上のスペース貸出サービスを利用して時間で貸し出すのもよいかもしれません。ミニライブを開催したい人やバンドを呼んでパーティーをしたい人などさまざまな需要に応えられるでしょう。
6. 楽器をインテリアの一部にした部屋
ギターの演奏をする人は、管楽器の場合とはまた一味違う、音楽のある空間づくりの楽しみがあります。例えば、こちらの音楽空間には愛用のギターを壁に飾っています。照明で輝くギターを前にすると、気分も一段と上がります。また、アコースティックギターの収納クローゼットは、楽器の状態を良く保つために、加湿器で湿度を調整できます。楽器への愛情を感じるつくりです。
ギターの演奏をする人は、管楽器の場合とはまた一味違う、音楽のある空間づくりの楽しみがあります。例えば、こちらの音楽空間には愛用のギターを壁に飾っています。照明で輝くギターを前にすると、気分も一段と上がります。また、アコースティックギターの収納クローゼットは、楽器の状態を良く保つために、加湿器で湿度を調整できます。楽器への愛情を感じるつくりです。
7. 地下室をエンターテイメントルームに
地下の音楽室はバンドの演奏に最適です。これだけ広さがあればドラムも思いっきり叩けそう。音楽の練習場所としてだけではなく、スクリーンを取り付けて映画鑑賞やスポーツ鑑賞などホームシアターとして趣味を満喫することもできます。
こちらもあわせて
聴く、弾く、録るを主役にした部屋
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