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キッチン水栓のバリエーションを知って、自分にぴったりのタイプを選ぼう!
キッチンの水回りで、シンクとともに大切な要素となる水栓。単水栓と混合栓、シングルレバーとツーハンドルのほか、センサータイプ、浄水器やハンドシャワー付きなど便利な機能をわかりやすく解説します。
Taeko Ishii
2017年10月6日
フリーランスのエディター・ライター。大学で住まいについて学んだのち、コピーライター、住宅雑誌編集者を経てフリーランスに。暮らしまわりに関すること、地方での暮らしについてが主なテーマです。
フリーランスのエディター・ライター。大学で住まいについて学んだのち、コピーライター、住宅雑誌編集者を経てフリーランスに。暮らしまわりに関すること、地方での暮らしについてが主なテーマです... もっと見る
使いやすくて楽しいキッチンを作るために、コンロや食洗機、レンジフードといった機器選びは重要な要素です。特に触れる頻度が高く、ものによって使い心地が変わるのがキッチン水栓。オープンスタイルのキッチンが増えている昨今、ダイニングやリビングから目に入りやすい水栓はデザインにこだわりたいと考える人も増えています。ここでは、基本的な性能と+αの便利機能、デザイン性の3つの視点からキッチン水栓の種類を解説します。
操作方法は「シングルレバー」と「ツーハンドル」
水栓には、水のみが出る「単水栓」と、湯水の両方が出る「混合水栓」があります。混合水栓の操作方法は、一つのレバーで湯水の両方をコントロールする「シングルレバー」と、湯と水それぞれを別のハンドルで調整する「ツーハンドル」の2種類に分けられます。
水栓には、水のみが出る「単水栓」と、湯水の両方が出る「混合水栓」があります。混合水栓の操作方法は、一つのレバーで湯水の両方をコントロールする「シングルレバー」と、湯と水それぞれを別のハンドルで調整する「ツーハンドル」の2種類に分けられます。
- シングルレバータイプ
- ツーハンドルタイプ
センサーやスイッチで吐水・止水するタイプも登場
レバーで水を出したり止めたりする方法がオーソドックスですが、最近はスイッチタイプやセンサータイプも登場。料理する頻度が高い家庭では、特に重宝します。
レバーで水を出したり止めたりする方法がオーソドックスですが、最近はスイッチタイプやセンサータイプも登場。料理する頻度が高い家庭では、特に重宝します。
- スイッチタイプ
- センサータイプ(写真上)
- ハンドシャワー付き水栓
上の写真のように、水栓とは別にシャワー水栓を設置するタイプも。
- 浄水機能付き水栓
ビルトイン型は水栓まわりがすっきり収まるのが長所。カートリッジの容量が大きいものが多いので、あまりこまめに交換しなくてよいのも利点です。いっぽう水栓一体型は、シンク下も広々と使えるメリットがあります。
一つの水栓で浄水に切り替えられるタイプと、写真のように浄水器専用の水栓を別に取り付けるタイプがあります。前者はキッチンを広々と使えるのが魅力。後者は、後から浄水機能を追加したい時に便利なほか、洗い物と料理などを並行して行えるメリットがあります。
- ポットフィラー
デザインとサイズ感はキッチンに合わせて選んで
オープンキッチンが増えている今、キッチン水栓の性能はもとより、デザインも大切な要素です。浄水器一体型やシャワー一体型などは水栓自体のサイズが大きいものが多いので、設置した際に見た目に圧迫感がないか検討を。
オープンキッチンが増えている今、キッチン水栓の性能はもとより、デザインも大切な要素です。浄水器一体型やシャワー一体型などは水栓自体のサイズが大きいものが多いので、設置した際に見た目に圧迫感がないか検討を。
湾曲したグースネック型は、深い鍋などを洗う際に便利です。
大ぶりでインパクトのあるデザインを選んで、オープンキッチンの主役にしても。上の写真の水栓は、ヘッド部分を取り外せばシャワーホースとして使えます。
海外製品の中には壁付けタイプの水栓も。カウンターの奥行きに余裕がないときに有効です。
クローム色のモダンなデザインが主流ですが、キッチンの雰囲気に合わせて色を変えたり、クラシカルなフォルムを選んだりするとアクセントになって、毎日の家事も楽しくなるでしょう。
キッチンの水栓は、毎日触れるもの。気に入ったものを選んで料理をより楽しみ、キッチンをより魅力的に彩りましょう。
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