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秋に見直したい、ファッションアイテムを整理する6つのポイント
秋冬ものの洋服の出番になる今こそ、クローゼットの中身を見直して、洋服や小物を整理整頓するのに最適な時期です!
栗原晶子|Akiko Kurihara
2017年10月2日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
金木犀の香りが秋の深まりを感じさせるさわやかなこの時季は、ワードローブの見直しにもぴったり。そこで、洋服やバッグ、靴など、ファッションアイテムを整理するための見極め方、モノを手放す目安についてご提案します。
1. しまう前に夏ものを見直す
ウォークインクローゼットの普及で、近年の私たちの暮らしでは、いわゆる「衣替え」をする必要がない住まいが増えました。そうは言っても、季節が変われば、身に着ける服やアイテムが変わりますので、クローゼット内の手前と奥を入れ替えたりする作業は必要です。この季節は夏ものを奥へ、秋冬ものを手前へと入れ替えます。
まずは奥へしまう前に夏ものを見直しましょう。今年着なかった服はありませんか? 着れる着れないではなく、この夏、一度も袖を通さなかった、身に着なかった服をピックアップしてください。そしてなぜ着なかったのか、その理由を検証してみましょう。想定できる理由を例にあげると
ウォークインクローゼットの普及で、近年の私たちの暮らしでは、いわゆる「衣替え」をする必要がない住まいが増えました。そうは言っても、季節が変われば、身に着ける服やアイテムが変わりますので、クローゼット内の手前と奥を入れ替えたりする作業は必要です。この季節は夏ものを奥へ、秋冬ものを手前へと入れ替えます。
まずは奥へしまう前に夏ものを見直しましょう。今年着なかった服はありませんか? 着れる着れないではなく、この夏、一度も袖を通さなかった、身に着なかった服をピックアップしてください。そしてなぜ着なかったのか、その理由を検証してみましょう。想定できる理由を例にあげると
- サイズが合わなくなった、または着れるけれど多少窮屈感がある
- くたびれた感じがする、デザインが古い気がするため外に着ていきたくなかった
- その服を着ていく場所・機会がなかった
- なんとなく
2. 秋冬ものを出す際に向き合う
今度は、これからの季節の服を出す際の見直しです。基本的には前年に、「今後も着るもの」として保管していたはずですが、そうでないものもあるかもしれません。その基準もみていきます。
あることを忘れていたものについては、その時点でもう着ることはほとんどないことのほうが多いですが、決めきれない場合は、実際に袖を通してみることで、判断がつくようになります。
今度は、これからの季節の服を出す際の見直しです。基本的には前年に、「今後も着るもの」として保管していたはずですが、そうでないものもあるかもしれません。その基準もみていきます。
- あきらかに昨年着なかった。さかのぼって数年間着ていない
- 毛玉や擦れなど、損傷が目立つ
- 色やデザインが好みではなくなった
- サイズが合わなくなった
- あることを忘れていた
あることを忘れていたものについては、その時点でもう着ることはほとんどないことのほうが多いですが、決めきれない場合は、実際に袖を通してみることで、判断がつくようになります。
よく「外には着て行きたくないけど、家でなら着るかもしれない」と考えて洋服を残しておこうとする人もいますが、オンオフで明らかにスタイルが違う場合は、やはり部屋着になるケースは少ないといえるでしょう。まだ着られるのに手放すのは気が引けるという気持ちも生じるかもしれませんが、快適かつおしゃれな暮らしのためのワードローブ整理であることを今一度思い出し、向き合う作業をしてください。
3. 汚れや劣化を見極める
バッグは、通年で使うもののほかに、素材によって季節を選ぶものも多いため、やはり季節の変わり目でチェックが必要です。使っている時にはあまり気にならなくても、久しぶりに見ると、汚れや色落ちがあったり、持ち手など一部が劣化していることも多いですね。
また、似たような色・形のものが複数あるために使用していないということも。洋服同様、使っていない理由に向き合うことで、必要なものだけを残すことができます。
バッグは、通年で使うもののほかに、素材によって季節を選ぶものも多いため、やはり季節の変わり目でチェックが必要です。使っている時にはあまり気にならなくても、久しぶりに見ると、汚れや色落ちがあったり、持ち手など一部が劣化していることも多いですね。
また、似たような色・形のものが複数あるために使用していないということも。洋服同様、使っていない理由に向き合うことで、必要なものだけを残すことができます。
4. 捨てずに活用する
バッグは壊れていなければ捨てづらいという思いを抱く方も多いのではないでしょうか。デザインは気に入っているが、サイズ感がイマイチというバッグなどは、用途を変えて使うことが出来るかもしれません。
写真は夏用のカゴバッグですが、持ち歩いている最中に持ち手部分が外れてしまい、修理も自分では出来ないまま日が経過してしまったものでした。観葉植物を入れる鉢カバーにぴったりだったため、リビングで日の目を見ることになりました。
バッグは壊れていなければ捨てづらいという思いを抱く方も多いのではないでしょうか。デザインは気に入っているが、サイズ感がイマイチというバッグなどは、用途を変えて使うことが出来るかもしれません。
写真は夏用のカゴバッグですが、持ち歩いている最中に持ち手部分が外れてしまい、修理も自分では出来ないまま日が経過してしまったものでした。観葉植物を入れる鉢カバーにぴったりだったため、リビングで日の目を見ることになりました。
また、ノベルティなどでいただいた布製のバッグも持ち手を中に折り込めば、引き出しの中を区切る収納として活用できたり、トートバッグを扉にかけて、そのまま収納として使用するといった方法もあります。ポイントは、いつか活用出来るだろうとストックするのではなく、すぐに別の使い道を思いついた場合のみ再利用するということです。
5. メンテナンスに気を配る
つづいて靴の見直しです。素足で履いていた夏のサンダルは、結構汚れています。靴底の減り具合なども確認して、来年以降も履くものに関しては、しっかりメンテナンスをしてからしまいましょう。シュークローゼットに風を通し、湿気を防ぐなど保管状態も合わせて見直すとよいでしょう。服、バッグ同様、この夏一度も履かなかった夏物の靴については、その理由を考えてみてください。
つづいて靴の見直しです。素足で履いていた夏のサンダルは、結構汚れています。靴底の減り具合なども確認して、来年以降も履くものに関しては、しっかりメンテナンスをしてからしまいましょう。シュークローゼットに風を通し、湿気を防ぐなど保管状態も合わせて見直すとよいでしょう。服、バッグ同様、この夏一度も履かなかった夏物の靴については、その理由を考えてみてください。
6. 増やした分は減らして整理する
最後に、夏ものと秋冬ものを入れ替えたら、クローゼットに収まりきらない、ケースからはみ出る、という状態になった場合、これはモノか増えてしまったサインです。夏の終わりのセールでまとめ買いなどしたのでは? 増やした分は減らすというのもわかりやすい整理術のひとつです。来年すぐに良い状態で着用するためにも、ぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、クローゼット内を適量に保つことを心がけましょう。
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最後に、夏ものと秋冬ものを入れ替えたら、クローゼットに収まりきらない、ケースからはみ出る、という状態になった場合、これはモノか増えてしまったサインです。夏の終わりのセールでまとめ買いなどしたのでは? 増やした分は減らすというのもわかりやすい整理術のひとつです。来年すぐに良い状態で着用するためにも、ぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、クローゼット内を適量に保つことを心がけましょう。
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