子供と楽しく取り組みたい、学校グッズの整理収納
3人の子どもを育てながら整理収納アドバイザーとして活躍する上原雅子さん。子どもと一緒に楽しく片付けができる学校グッズの収納について解説します。
夏休みになると、子どもが家に学校グッズをたくさん持ち帰ってきますが、どこに、どう片付けたらいいのだろう、と困ってはいませんか? 長い休みの間も子ども部屋をすっきり片付いた状態に維持するために、子どもの学校グッズを子どもと一緒に片付けて使いやすく収納するポイントをご紹介します。
長期保管するグッズのしまい方は?
子どもにとって、絵画や工作は思い出が詰まったとても大切なもの。同時に、とてもかさばるし、収納に苦労することも。こうした長期保管するアイテムは、あらかじめ収納する場所を決めて、そこに収まる分だけにアイテムを絞ることが大切です。
まず、いちばんお気に入りの作品を子どもに選んでもらい、期間を決めて、見えるところに展示します。期限が来たら、次に飾りたいお気に入りを選んで飾ります。つまり、そのときどきに最高の作品を選び、展示して楽しむのです。子どもの気持ちも満足しますし、期間を限って飾るうちに、取っておきたいものとそうでないものが区別できるようになります。ポイントは、あくまでも子どもに選ばせて、気持ちの整理をさせてあげることです。
子どもにとって、絵画や工作は思い出が詰まったとても大切なもの。同時に、とてもかさばるし、収納に苦労することも。こうした長期保管するアイテムは、あらかじめ収納する場所を決めて、そこに収まる分だけにアイテムを絞ることが大切です。
まず、いちばんお気に入りの作品を子どもに選んでもらい、期間を決めて、見えるところに展示します。期限が来たら、次に飾りたいお気に入りを選んで飾ります。つまり、そのときどきに最高の作品を選び、展示して楽しむのです。子どもの気持ちも満足しますし、期間を限って飾るうちに、取っておきたいものとそうでないものが区別できるようになります。ポイントは、あくまでも子どもに選ばせて、気持ちの整理をさせてあげることです。
ノートやプリントは教科ごとに分類します
ノートやプリントは、復習するときに必要になるもの。教科ごとに収納しましょう。教科ごとにファイルボックスを用意し、年度末までと期限を決めて保管します。
小テストや定期テストはあまり細かくファイリングせず、A4サイズのファイルボックスにまとめて保管します。長い休みになったら復習に使い、必要なものだけ取っておくようにします。子どもと一緒に片付けるときは、「100点のプリントを見つけたらご褒美!」など、ゲームの要素を取り入れると子どもは喜んで参加してくれます。
ノートやプリントは、復習するときに必要になるもの。教科ごとに収納しましょう。教科ごとにファイルボックスを用意し、年度末までと期限を決めて保管します。
小テストや定期テストはあまり細かくファイリングせず、A4サイズのファイルボックスにまとめて保管します。長い休みになったら復習に使い、必要なものだけ取っておくようにします。子どもと一緒に片付けるときは、「100点のプリントを見つけたらご褒美!」など、ゲームの要素を取り入れると子どもは喜んで参加してくれます。
短期保管するグッズのしまい方は?
お道具箱や絵の具セットなどは、子供が家に持ち帰ったら、すぐに不足しているものはないか、汚れたままになっていないか、子供といっしょに確認します。また、こうした休みの期間だけ持ち帰るものは、普段は家の中に決まった収納場所がない家が多いと思います。でも、だからといって部屋の片隅に置いたままでは、すっきりと片付きません。休みの間の収納場所をきちんと確保してあげましょう。
お道具箱や絵の具セットなどは、子供が家に持ち帰ったら、すぐに不足しているものはないか、汚れたままになっていないか、子供といっしょに確認します。また、こうした休みの期間だけ持ち帰るものは、普段は家の中に決まった収納場所がない家が多いと思います。でも、だからといって部屋の片隅に置いたままでは、すっきりと片付きません。休みの間の収納場所をきちんと確保してあげましょう。
扉のついた収納スペースにしまいましょう
絵の具セットや習字セットは、色が強いアイテムなので、インテリアになじまず、目障りになることも。となれば、理想的には、扉のついた収納場所にしまっておきたいものです。
例えば、子ども部屋にあるクローゼットや押入れ、玄関近くにある収納がおすすめです。スペースがあるなら、新たに扉付きの棚を設けてもよいでしょう。もちろん、子どもが自分で取り出せるようにしまうことも大切です。
絵の具セットや習字セットは、色が強いアイテムなので、インテリアになじまず、目障りになることも。となれば、理想的には、扉のついた収納場所にしまっておきたいものです。
例えば、子ども部屋にあるクローゼットや押入れ、玄関近くにある収納がおすすめです。スペースがあるなら、新たに扉付きの棚を設けてもよいでしょう。もちろん、子どもが自分で取り出せるようにしまうことも大切です。
壁面収納家具と収納ボックスを活用しましょう
子どもが使うアイテムには、絵の具セットや習字セット以外にも、視覚的に賑やかすぎるものが少なくありません。でも、扉付きの収納がない、という場合には、オープン棚と収納ボックスを組み合わて、見せたくないものを隠す収納をつくるのも1つの手。写真のようにボックスを統一して、その中に学校グッズを収納すれば、すっきりとした印象に。普段、何も入れていないときには、来客時の一時的な収納にも使えます。
子どもが使うアイテムには、絵の具セットや習字セット以外にも、視覚的に賑やかすぎるものが少なくありません。でも、扉付きの収納がない、という場合には、オープン棚と収納ボックスを組み合わて、見せたくないものを隠す収納をつくるのも1つの手。写真のようにボックスを統一して、その中に学校グッズを収納すれば、すっきりとした印象に。普段、何も入れていないときには、来客時の一時的な収納にも使えます。
小物類はラベリングします
こまごまとしたものは、取っ手の付いたボックスを用意してラベリングします。ラベルは子ども自身に書いてもらうと、愛着がわいて、進んで片付けてくれます。
こまごまとしたものは、取っ手の付いたボックスを用意してラベリングします。ラベルは子ども自身に書いてもらうと、愛着がわいて、進んで片付けてくれます。
2. 子どもが自分から進んで片付ける部屋づくり
子どもにとって片付けやすい収納用品を選び、片付けを楽しめるようにしましょう。
わかりやすくて、しまいやすい
写真のように、背が低い、種類別に収納できる引き出し家具は子どもにぴったり。テストやプリント、学校に持って行くハンカチやティッシュ、ストックの文房具類も、アイテム別にわかりやすく収納できます。ときには大好きなお菓子をお母さんに内緒でしまう、なんてこともあるかもしれません。
子どもにとって片付けやすい収納用品を選び、片付けを楽しめるようにしましょう。
わかりやすくて、しまいやすい
写真のように、背が低い、種類別に収納できる引き出し家具は子どもにぴったり。テストやプリント、学校に持って行くハンカチやティッシュ、ストックの文房具類も、アイテム別にわかりやすく収納できます。ときには大好きなお菓子をお母さんに内緒でしまう、なんてこともあるかもしれません。
遊び感覚を取り入れ、ご褒美を決めておきましょう
子どもに片付けを身につけてもらう方法として最も有効な方法は、遊び感覚を取り入れることと、ご褒美を決めておくことです。
くじ引きで片付けを楽しく
例えば、くじ引きのゲームで片付けを楽しんでもらう方法があります。まず紙切れを用意し、子どもに、片付けが必要な場所を、思いつくまま1つずつ書いてもらいます。それから、その紙切れを小さくたたんで大きめの箱に入れ、くじ引きのように一つずつ取り出し、そこに書いてあった場所を片付けます。そして、一ヵ所片付いたら次のくじ、と続けていきます。子どもはくじを引くことが大好きなので、気がつけばあっという間に片付けが終わっているはずです。
子どもに片付けを身につけてもらう方法として最も有効な方法は、遊び感覚を取り入れることと、ご褒美を決めておくことです。
くじ引きで片付けを楽しく
例えば、くじ引きのゲームで片付けを楽しんでもらう方法があります。まず紙切れを用意し、子どもに、片付けが必要な場所を、思いつくまま1つずつ書いてもらいます。それから、その紙切れを小さくたたんで大きめの箱に入れ、くじ引きのように一つずつ取り出し、そこに書いてあった場所を片付けます。そして、一ヵ所片付いたら次のくじ、と続けていきます。子どもはくじを引くことが大好きなので、気がつけばあっという間に片付けが終わっているはずです。
ご褒美の約束を守りましょう
夏休みならプールやキャンプなど、レジャーの予定をご褒美にするのがおすすめですが、忙しくて出かける時間がとれないときは、大好きな料理を作ってあげたり、好きなアイスやお菓子を買ってあげたりする約束をご褒美にしましょう。
片づけを始める前にご褒美をきちんと決め、子どもが片付けをしたときには、ご褒美の約束を必ず守ること。これを続けていくと、子どもの方から片付けを提案するようになります。長い休みの間にぜひ、子どもと一緒に片づけをして、楽しい思い出を作ってください。
教えてHouzz
学校グッズの収納に使っているアイテムを教えて下さい!
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教えてHouzz
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図工の時間に制作した絵や工作、勉強した内容をきれいに書き留めたノートやプリントも大切な思い出としてとっておきたい、という子どももいます。こうした作品やノート類は、長期保管アイテムとして分類します。
一方、休みの期間だけ家に持ち帰る道具箱や体操服、習字セットや絵の具セットなどは、短期保管のアイテムとして分類します。