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7月に出かけたい、デザイン、家具、建築のイベント&展覧会情報
「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」「ユメイエ」「石巻工房の家具2011-2017」「バタフライスツール60周年記念企画展」「こども×おとな工芸館 調度❤︎ハッピーのかたち」「ル・コルビュジエと前川國男」など魅力的な展覧会がたくさん!
Houzz Japan
2017年7月1日
Houzz Japan 公式アカウント
写真:ピエール・シャロー《フロアー・スタンド 修道女》1923年
【東京】
こども×おとな工芸館 調度❤︎ハッピーのかたち
会場:東京国立近代美術館工芸館
会期:7月4日〜9月3日まで
入場料:250円
工芸館は開館40周年を記念して、うつわや家具、人形、ファブリックなど「生活をハッピーに彩る調度品」をテーマとし、所蔵作品のなかから約100点の工芸作品を展示する展覧会を開催する。夏休みに重なる会期中には、大人だけでなく子どもも楽しみながら工芸について学べるイベントも企画。ガイドスタッフと一緒に作品に実際に触れ、作品に隠された物語を学ぶ「タッチ&トーク」など、さまざまなイベントが予定されている。◆詳しくはこちら
【東京】
こども×おとな工芸館 調度❤︎ハッピーのかたち
会場:東京国立近代美術館工芸館
会期:7月4日〜9月3日まで
入場料:250円
工芸館は開館40周年を記念して、うつわや家具、人形、ファブリックなど「生活をハッピーに彩る調度品」をテーマとし、所蔵作品のなかから約100点の工芸作品を展示する展覧会を開催する。夏休みに重なる会期中には、大人だけでなく子どもも楽しみながら工芸について学べるイベントも企画。ガイドスタッフと一緒に作品に実際に触れ、作品に隠された物語を学ぶ「タッチ&トーク」など、さまざまなイベントが予定されている。◆詳しくはこちら
2016 年11月に開催されたローマのMAXXI 国立21世紀美術館での展示風景 Ⓒ シモーナ・フェラーリ 写真提供:アトリエ・ワン
【東京】
日本の家 1945年以降の建築と暮らし
会期:7月19日〜10月29日まで
会場:東京国立近代美術館
入場料:一般1200円、大学生800円
建築家56組による75件の住宅建築を通して、日本の家を考える展覧会が開催される。日本の住宅建築をめぐる条件が大きく変わった戦後に焦点をあて、模型、図面、写真、映像など、約400点を展示。時系列ではなく13のテーマに沿って分類し、誰にとっても身近な「家」について、時代性や社会性、立地環境や人と人とのつながりなどさまざまな視点から検証する。2016年秋からローマ、ロンドンで好評を博した展覧会の巡回展となる。
【東京】
日本の家 1945年以降の建築と暮らし
会期:7月19日〜10月29日まで
会場:東京国立近代美術館
入場料:一般1200円、大学生800円
建築家56組による75件の住宅建築を通して、日本の家を考える展覧会が開催される。日本の住宅建築をめぐる条件が大きく変わった戦後に焦点をあて、模型、図面、写真、映像など、約400点を展示。時系列ではなく13のテーマに沿って分類し、誰にとっても身近な「家」について、時代性や社会性、立地環境や人と人とのつながりなどさまざまな視点から検証する。2016年秋からローマ、ロンドンで好評を博した展覧会の巡回展となる。
藤本壮介 House NA(2011) Ⓒ Iwan Baan
青木淳、アトリエ・ワン、安藤忠雄、石山修武、伊東豊雄、乾久美子、菊竹清訓、隈研吾、坂本一成、篠原一男、白井晟一、清家清、妹島和世、丹下健三、西沢立衛、長谷川逸子、長谷川豪、藤井博巳、藤本壮介、藤森照信、山本理顕、吉阪隆正、吉村順三、アントニン・レーモンドなど、日本の建築史に名を刻む建築家の作品を展示。また、日本住宅建築の名作の一つで、ヴァルター・グロピウスが高く評価したという清家清の《斎藤助教授の家》(1952 年、現存せず)の実物大の模型もオリジナルの家具付きで制作・展示する。◆詳しくはこちら
青木淳、アトリエ・ワン、安藤忠雄、石山修武、伊東豊雄、乾久美子、菊竹清訓、隈研吾、坂本一成、篠原一男、白井晟一、清家清、妹島和世、丹下健三、西沢立衛、長谷川逸子、長谷川豪、藤井博巳、藤本壮介、藤森照信、山本理顕、吉阪隆正、吉村順三、アントニン・レーモンドなど、日本の建築史に名を刻む建築家の作品を展示。また、日本住宅建築の名作の一つで、ヴァルター・グロピウスが高く評価したという清家清の《斎藤助教授の家》(1952 年、現存せず)の実物大の模型もオリジナルの家具付きで制作・展示する。◆詳しくはこちら
「まちを動かす家」ドローイング ©Ryu Mitarai
【東京】
ユメイエ展
会期:7月28日〜8月12日まで
会場:TARO NASU
入場料:無料
日本の若手建築家9人と2ユニットが「夢の家」をドローイングや模型を通じて表現する展覧会が開催される。建築家にとってドローイングや模型は、作品づくりのスタディであると同時に、それ自体がヴィジョンを提示するもの。いわば、建築設計という実践的営みと、建築家の想像力が描き出す「夢」を橋渡しするものであり、ときとして、実作以上に建築に大きな影響を与えてきた。
【東京】
ユメイエ展
会期:7月28日〜8月12日まで
会場:TARO NASU
入場料:無料
日本の若手建築家9人と2ユニットが「夢の家」をドローイングや模型を通じて表現する展覧会が開催される。建築家にとってドローイングや模型は、作品づくりのスタディであると同時に、それ自体がヴィジョンを提示するもの。いわば、建築設計という実践的営みと、建築家の想像力が描き出す「夢」を橋渡しするものであり、ときとして、実作以上に建築に大きな影響を与えてきた。
©Yanagi Design Office
【金沢】
柳宗理 バタフライスツール60周年記念企画展「BUTTERFLY STOOL 60th」
会場:金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所 展示資料室2
会期:7月17日まで(月曜日休館、但し最終日は開館)
入場料:無料
【金沢】
柳宗理 バタフライスツール60周年記念企画展「BUTTERFLY STOOL 60th」
会場:金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所 展示資料室2
会期:7月17日まで(月曜日休館、但し最終日は開館)
入場料:無料
©Yanagi Design Office
2016年に60周年を迎えた柳宗理デザインの《バタフライスツール》その展覧会が開かれている。発表当時のオリジナルを含む、さまざまな《バタフライスツール》を展示している。その60年の歩みを振り返るとともに、成形合板技術についても紹介する。
《バタフライスツール》の軽やかで印象的なフォルムは、手遊びのように紙を折り曲げる過程で生まれた。柳は成形合板の研究をしていた乾三郎に協力を仰ぎ、日本で初めて企業として成形合板を実用化した〈天童木工〉と研究・開発を行って、1956年にこの作品を発表した。デザイナーとメーカーの協働の重要性について、柳は「デザインはひとりでするものではない」という言葉を残している。
会期中はデザイナー、〈クリエイディブノルム〉代表の清水慶太による講演会も予定している。◆詳しくはこちら
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名作家具:柳宗理のバタフライスツール
知っておきたい名作家具:柳宗理のバタフライスツール
2016年に60周年を迎えた柳宗理デザインの《バタフライスツール》その展覧会が開かれている。発表当時のオリジナルを含む、さまざまな《バタフライスツール》を展示している。その60年の歩みを振り返るとともに、成形合板技術についても紹介する。
《バタフライスツール》の軽やかで印象的なフォルムは、手遊びのように紙を折り曲げる過程で生まれた。柳は成形合板の研究をしていた乾三郎に協力を仰ぎ、日本で初めて企業として成形合板を実用化した〈天童木工〉と研究・開発を行って、1956年にこの作品を発表した。デザイナーとメーカーの協働の重要性について、柳は「デザインはひとりでするものではない」という言葉を残している。
会期中はデザイナー、〈クリエイディブノルム〉代表の清水慶太による講演会も予定している。◆詳しくはこちら
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名作家具:柳宗理のバタフライスツール
知っておきたい名作家具:柳宗理のバタフライスツール
【東京】
石巻工房の家具 2011-2017
会期:7月16日まで
会場:DESIGN小石川
入場料:無料
東日本大震災後に宮城県石巻市で、被災地域の住民が自ら復興するための「ものづくり工房」として設立された〈石巻工房〉。国内外のデザイナーや建築家、家具メーカーらの支援を受けて、「DIYとデザインの力で人と街を興す、世界初のDIYメーカー」として活動を展開し、規格材で特殊な工具を使わずに作れる、シンプルでありながらデザイン性に優れた家具を、石巻から世界に向けて発信し続けている。
今回の展覧会では、2011年以来〈石巻工房〉が制作した60点以上の家具を、工房スタッフの証言とともに時系列で展示。地域再生プロジェクトとしての6年間の軌跡をたどりながら、「デザインとは何か?」、そして、混迷する社会を生き抜くキーワードとしてDIY(Do It Yourself=必要なものは自分でつくる)を考える。
7月8日には《CARRY STOOL》を制作するワークショップを開催。また、7月14日には〈石巻工房〉のデザインを手掛けたデザイナーや建築家(長岡勉、鈴野浩一/トラフアーキテクツ、ドリルデザイン、藤森泰司、芦沢啓治)によるトークイベント(7月14日)も行われる。◆詳しくはこちら
石巻工房の家具 2011-2017
会期:7月16日まで
会場:DESIGN小石川
入場料:無料
東日本大震災後に宮城県石巻市で、被災地域の住民が自ら復興するための「ものづくり工房」として設立された〈石巻工房〉。国内外のデザイナーや建築家、家具メーカーらの支援を受けて、「DIYとデザインの力で人と街を興す、世界初のDIYメーカー」として活動を展開し、規格材で特殊な工具を使わずに作れる、シンプルでありながらデザイン性に優れた家具を、石巻から世界に向けて発信し続けている。
今回の展覧会では、2011年以来〈石巻工房〉が制作した60点以上の家具を、工房スタッフの証言とともに時系列で展示。地域再生プロジェクトとしての6年間の軌跡をたどりながら、「デザインとは何か?」、そして、混迷する社会を生き抜くキーワードとしてDIY(Do It Yourself=必要なものは自分でつくる)を考える。
7月8日には《CARRY STOOL》を制作するワークショップを開催。また、7月14日には〈石巻工房〉のデザインを手掛けたデザイナーや建築家(長岡勉、鈴野浩一/トラフアーキテクツ、ドリルデザイン、藤森泰司、芦沢啓治)によるトークイベント(7月14日)も行われる。◆詳しくはこちら
【東京】
NO PROBLEM
会場:GOOD DESIGN Marunouchi
会期:7月17日まで
入場料:無料
「NO PROBLEM」とは、使用上の問題はなくても、傷や歪みがあるために日本の市場では流通しない、製品の製造過程で必ず生まれてしまう「B品」を「no problem(問題なし!)」と受け入れることを通して、今の日本に置けるデザインと生活の風通しをよくしようとするプロジェクト。
〈VISION GLASS JP〉をはじめとするプロジェクトチームがインドの〈BOROSIL〉、日本の〈マルニ木工〉、〈開化堂〉、〈木村硝子店〉、〈SIWA | 紙和〉といったさまざまな立場の人々へ品質基準について取材した成果を紹介する。会場に展示された日用品の良品、不良品とその背景を知ることで、暮らしのなかに寛容さを取り入れては、と提起する。今の生活を見直し、自分のモノに対する価値観について考える機会となる。会期中は日野明子をゲストに招いたトークイベントなども開催される◆詳しくはこちら
NO PROBLEM
会場:GOOD DESIGN Marunouchi
会期:7月17日まで
入場料:無料
「NO PROBLEM」とは、使用上の問題はなくても、傷や歪みがあるために日本の市場では流通しない、製品の製造過程で必ず生まれてしまう「B品」を「no problem(問題なし!)」と受け入れることを通して、今の日本に置けるデザインと生活の風通しをよくしようとするプロジェクト。
〈VISION GLASS JP〉をはじめとするプロジェクトチームがインドの〈BOROSIL〉、日本の〈マルニ木工〉、〈開化堂〉、〈木村硝子店〉、〈SIWA | 紙和〉といったさまざまな立場の人々へ品質基準について取材した成果を紹介する。会場に展示された日用品の良品、不良品とその背景を知ることで、暮らしのなかに寛容さを取り入れては、と提起する。今の生活を見直し、自分のモノに対する価値観について考える機会となる。会期中は日野明子をゲストに招いたトークイベントなども開催される◆詳しくはこちら
前川國男建築設計事務所(ミドビル)でのル・コルビュジエ/前川建築設計事務所所蔵
【東京】
公益財団法人東京都歴史文化財団連携事業 世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男
会期:9月10日まで
会場:江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京文化会館
観覧料:江戸東京たてもの園は入場料(400円)が必要。他2会場は無料。
2016年に上野の国立西洋美術館が東京初の世界文化遺産に登録されたのを記念して、東京・小金井市の江戸東京たてもの園、上野の東京都美術館、同じく上野の東京文化会館の3会場で「世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男」が開催中だ。国立西洋美術館の設計者であるフランスの建築家 ル・コルビュジエと、彼に直接学び、その後の日本の建築界の発展に大きな影響を与えた建築家、前川國男の作品や建築観を紹介している。
【東京】
公益財団法人東京都歴史文化財団連携事業 世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男
会期:9月10日まで
会場:江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京文化会館
観覧料:江戸東京たてもの園は入場料(400円)が必要。他2会場は無料。
2016年に上野の国立西洋美術館が東京初の世界文化遺産に登録されたのを記念して、東京・小金井市の江戸東京たてもの園、上野の東京都美術館、同じく上野の東京文化会館の3会場で「世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男」が開催中だ。国立西洋美術館の設計者であるフランスの建築家 ル・コルビュジエと、彼に直接学び、その後の日本の建築界の発展に大きな影響を与えた建築家、前川國男の作品や建築観を紹介している。
前川國男の自邸(1942年竣工)が移築されている江戸東京たてもの園の展示室では、ル・コルビュジエの数々の作品、彼が日本に与えた影響、前川國男が独自に切り開いた世界と建築作品を展示。東京文化会館(1961年竣工)では、小ホール入口スロープを舞台に、ル・コルビュジエと前川國男、東京文化会館の建築的特徴について紹介するほか、写真展「東京文化会館1961~渡辺義雄が撮らえた造形美~」も開催されている。東京都美術館(1975年竣工)では、佐藤慶太郎記念 アートラウンジを会場に、ル・コルビュジエと前川國男、東京都美術館の建築的特徴を紹介している。◆詳しくはこちら
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日本固有の建築要素を生かした、モダニズムの建築家、前川國男の自邸
名作建築:コルビュジエのモダニズム建築遺産、8作品の舞台裏
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