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ギークなコレクションをインテリアのスパイスに!
「オタク」を意味する「ギーク」。かつてはネガティブな言葉でしたが、今では「1つのことに精通している」という意味で今では尊敬の対象に。何かのコレクターならあなたもギーク! 自分の「趣味」をインテリアに積極的に取り入れて自慢しましょう。
ストリートカルチャーをインテリアに取り入れるアイデアにも、さまざまな形があります。その中でも比較的簡単なのが、自分の持ち物をステッカーで飾るステッカーチューンの応用です。ノートパソコンやタブレット、カメラ、スマートフォンなどのデジタルガジェットはもちろん、ノートや手帳などの文房具、自転車やスケートボードから自動車まで、その範囲は多岐に渡ります。ちなみにジェーン・バーキンは自分のバーキン(エルメスなのに!)をステッカーチューンしていたそうですが、この根っこにある考え方、そしてそのポイントは、つまるところ「何かを貼ったり飾ったりして自分だけのイメージをつくることができる」ことの面白さにあります。
このステッカーの数は増えれば増えるほどその面白さが広がっていくわけですが、この「数多くのもので飾りたてる」という側面を展開すると、ギーク趣味の代表「コレクション」にも繋げることもできます。再び注目を浴びるカセットテープやデザイン性に長けた文庫本、ナンバープレートや交通標識と、その対象はさまざま。ステッカーから「こんなものが!」と驚くものまで、ごちゃつきを抑えつつインテリアに活用している例をご紹介します。
このステッカーの数は増えれば増えるほどその面白さが広がっていくわけですが、この「数多くのもので飾りたてる」という側面を展開すると、ギーク趣味の代表「コレクション」にも繋げることもできます。再び注目を浴びるカセットテープやデザイン性に長けた文庫本、ナンバープレートや交通標識と、その対象はさまざま。ステッカーから「こんなものが!」と驚くものまで、ごちゃつきを抑えつつインテリアに活用している例をご紹介します。
ステッカーチューン1:大人の遊び心を取り入れて
子どもの頃に家具にペタペタ貼って怒られたステッカーも、貼り方を工夫すれば立派なデコレーションアイテムになります。こちらはモンタナの山間に建てられた個人宅の例。釣りや狩猟、ショートスキーなどのアウトドア用ホビールームの壁面を、お気に入りのステッカーでぎっしり飾っています。ギークさを抑えてクールに見せるなら、例のように壁面の一部分にまとめて整然と貼ること。ステッカーは色が派手で形もまちまちなことが多いため、白い壁面を選ぶとすっきりします。
子どもの頃に家具にペタペタ貼って怒られたステッカーも、貼り方を工夫すれば立派なデコレーションアイテムになります。こちらはモンタナの山間に建てられた個人宅の例。釣りや狩猟、ショートスキーなどのアウトドア用ホビールームの壁面を、お気に入りのステッカーでぎっしり飾っています。ギークさを抑えてクールに見せるなら、例のように壁面の一部分にまとめて整然と貼ること。ステッカーは色が派手で形もまちまちなことが多いため、白い壁面を選ぶとすっきりします。
ステッカーチューン2:楽しさとシンプルさの好バランス
シンプルなデザインの部屋をティーン向けのイメージにデコレーションした例です。ステッカーをロフト部分の側面に集めれば、ゴチャゴチャした印象を抑えながらストリートテイストのスパイスを加えることができます。気づいた人だけが楽しめるのもポイント。遊び心溢れるギミックです。
シンプルなデザインの部屋をティーン向けのイメージにデコレーションした例です。ステッカーをロフト部分の側面に集めれば、ゴチャゴチャした印象を抑えながらストリートテイストのスパイスを加えることができます。気づいた人だけが楽しめるのもポイント。遊び心溢れるギミックです。
ステッカーチューン3:これぞギークスタイル
冷蔵庫の扉全面に貼り付けられたステッカーに「これぞステッカーチューン!」と拍手をしたくなる、まさにギークテイストの王道感ある一例です。一見インテリアとは相容れなさそうなゴチャゴチャ感なのに、アンティーク調クローゼットや木箱を活用した本棚ともなじんでいるのがポイント。気どりのないラフさに部屋づくりの楽しさを感じます。
冷蔵庫の扉全面に貼り付けられたステッカーに「これぞステッカーチューン!」と拍手をしたくなる、まさにギークテイストの王道感ある一例です。一見インテリアとは相容れなさそうなゴチャゴチャ感なのに、アンティーク調クローゼットや木箱を活用した本棚ともなじんでいるのがポイント。気どりのないラフさに部屋づくりの楽しさを感じます。
ステッカーチューン4:大きめステッカーでインパクト強く
2段ベッドの1階部分をくつろぎスペースにする方法は、狭い部屋に雰囲気ある空間をつくる場合に非常に有効です。すべての家具を黒で揃え、壁面はスケートボードやBMX、サーフィンなどの横ノリ系ブランドのビッグステッカーを並べてデコレーション。ブルーの照明にすれば、エッジの効いたバーのようなインテリアがつくれます。
2段ベッドの1階部分をくつろぎスペースにする方法は、狭い部屋に雰囲気ある空間をつくる場合に非常に有効です。すべての家具を黒で揃え、壁面はスケートボードやBMX、サーフィンなどの横ノリ系ブランドのビッグステッカーを並べてデコレーション。ブルーの照明にすれば、エッジの効いたバーのようなインテリアがつくれます。
デザインの美しさを連続させる
ステッカーだけでなく「○○を集めた」ギークテイストのインテリアアイデアは意外とたくさんあるものです。こちらはイギリスの出版社〈ペンギンブックス〉のペーパーバックの表紙を敷き詰めたトイレの壁。トイレで読むための本を並べている人は多いものですが、こんな手もあったとは! コーティングして並べれば、タイルのような規則性もありながら味のある空間にできます。
ステッカーだけでなく「○○を集めた」ギークテイストのインテリアアイデアは意外とたくさんあるものです。こちらはイギリスの出版社〈ペンギンブックス〉のペーパーバックの表紙を敷き詰めたトイレの壁。トイレで読むための本を並べている人は多いものですが、こんな手もあったとは! コーティングして並べれば、タイルのような規則性もありながら味のある空間にできます。
オブジェにもなるカセットテープ
ベッドルームの一面を飾る、使用済みカセットテープを敷き詰めて写真のビジュアルを再現したアート作品。本体の色でグラデーションをつくり出しているのがお見事です。カセットテープは40代以上には懐かしい存在ながら、若い世代には目新しく今また注目が集まっているアイテム。数を並べるだけでもオブジェ風の雰囲気を出せるので、アイデアを活かせばさまざまなインテリアのアクセントに使えそうです。
ベッドルームの一面を飾る、使用済みカセットテープを敷き詰めて写真のビジュアルを再現したアート作品。本体の色でグラデーションをつくり出しているのがお見事です。カセットテープは40代以上には懐かしい存在ながら、若い世代には目新しく今また注目が集まっているアイテム。数を並べるだけでもオブジェ風の雰囲気を出せるので、アイデアを活かせばさまざまなインテリアのアクセントに使えそうです。
規則的なデザインを自由に使う
リフォームされた個人宅のキッチンのバックスプラッシュに道路標示板を敷き詰めた例。文字の向きや形をランダムにすることで、狭い空間に楽しさとリズム感を加えています。廃棄物を再利用するのでちょうどよいアンティーク感が出せるほか、アルミ素材なのでお手入れも簡単。デザインとはほど遠い街中ではおなじみの存在ですが、規則的なデザインに着目すると面白いアイテムになります。
リフォームされた個人宅のキッチンのバックスプラッシュに道路標示板を敷き詰めた例。文字の向きや形をランダムにすることで、狭い空間に楽しさとリズム感を加えています。廃棄物を再利用するのでちょうどよいアンティーク感が出せるほか、アルミ素材なのでお手入れも簡単。デザインとはほど遠い街中ではおなじみの存在ですが、規則的なデザインに着目すると面白いアイテムになります。
大きな宝物なら壁を有効活用
交通標識で壁面をデコレーションした子ども部屋です。子どもは成長する過程で一度は電車や車に興味を持つものですが、それなら看板は本物を見せてしまおうという、とにかくダイナミックな例。日本でもヘッドマークや駅名の看板をコレクションする鉄道ファンはたくさんいますが、見せる収納のアイデアとしていかがでしょう?
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ナンバープレートチューン1:タイルのように並べて楽しむ
ウッディでアメリカンな印象のトイレの壁一面をナンバープレートで敷き詰めています。アンティーク調の洗面ボウルと蛇口、バックミラーを利用した鏡、ヘッドランプを利用したランプなど、自動車モチーフのインテリアアイテムを組み合わせることで、ロードムービーの土臭さも感じさせる空間になりました。プレートは少しずらしてきっちり敷き詰めると、タイルのような美しい仕上がりに。元は屋外で利用するものなので、少々の水はねも安心です。
ウッディでアメリカンな印象のトイレの壁一面をナンバープレートで敷き詰めています。アンティーク調の洗面ボウルと蛇口、バックミラーを利用した鏡、ヘッドランプを利用したランプなど、自動車モチーフのインテリアアイテムを組み合わせることで、ロードムービーの土臭さも感じさせる空間になりました。プレートは少しずらしてきっちり敷き詰めると、タイルのような美しい仕上がりに。元は屋外で利用するものなので、少々の水はねも安心です。
ナンバープレートチューン2:壁一面に敷き詰めるダイナミックさ!
さらに広く、壁一面にナンバープレートを敷き詰めたダイナミックなアイデアです。階段の手すりに沿った斜めのラインを活かし、水平と垂直だけでなく斜めにも貼りつけて動きを出しています。
さらに広く、壁一面にナンバープレートを敷き詰めたダイナミックなアイデアです。階段の手すりに沿った斜めのラインを活かし、水平と垂直だけでなく斜めにも貼りつけて動きを出しています。
ナンバープレートチューン3:DIYのオブジェで気軽に楽しもう
こちらは雑貨として楽しんでいる、もう少し気軽な例です。壁には打ち付けられないけれど、ワイヤーで繋げれば楽しいオブジェに。日本では実際のナンバープレートは使えませんが、DIYのアイデアとしてよさそうです。
こちらは雑貨として楽しんでいる、もう少し気軽な例です。壁には打ち付けられないけれど、ワイヤーで繋げれば楽しいオブジェに。日本では実際のナンバープレートは使えませんが、DIYのアイデアとしてよさそうです。
ガラス板を活用してたくさん見せる
コレクションのワッペンをインテリアの一部に活用した例。棚にガラス板を敷けば、大切なコレクションが汚れたり痛んだりする心配もありません。ワッペンだけでなく、切手やカード類など平らな物ならこの方法を応用できそうです。この場合も、配置や飾る物形にちょっと気をつけることで、ゴチャつきを抑えて美しい印象に見せることができます。
コレクションのワッペンをインテリアの一部に活用した例。棚にガラス板を敷けば、大切なコレクションが汚れたり痛んだりする心配もありません。ワッペンだけでなく、切手やカード類など平らな物ならこの方法を応用できそうです。この場合も、配置や飾る物形にちょっと気をつけることで、ゴチャつきを抑えて美しい印象に見せることができます。
額を活用して作品にする
小さいもの、形ではなくあるテーマについてのコレクションをインテリアアイテムに活用したい、というのであれば「額」を活用しましょう。旅行先で集めたマップやチケットなどの印刷物を集めてまとめ、フレームに入れてひとつの作品として飾っています。一枚だけでなく、数枚まとめて飾ると意味が出てコレクションらしい強度が出てきます。壁面より気軽に取り入れられます。
ステッカーでもなんでも、数が集まるとちょっとしたパワーを持ち始めるのが小さい雑貨の面白いところです。「たくさん」で遊んでみるアイデア、トイレのように狭く画一的になりがちな空間から、トライしてみてはいかがでしょう。
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