ジャングルっぽい葉やグリーンを部屋に飾ろう
花を飾るよりも簡単にスタイリッシュな空間をつくれる「葉物」。夏に向けて、インテリアにとりいれない手はありません!
Laura Wheat
2017年5月30日
インテリアでジャングルをテーマにした花のプリントの人気が続いています。でも、花屋さんでは、「葉物」も花に負けない人気があります。彫刻的な植物に魅力を感じ、華美な花よりシンプルな葉がチラリと見えるのが好きな人にとっては、大きな葉は最高です。ヤシの木が茂る自邸の庭から一枝切って飾るような人、なんて人はそういないでしょうが、花屋で好きな葉物を選んで買ってくるのは簡単です。葉物は長持ちするのでお買い得なうえ、好きな長さに切って定期的に水を替えるくらいで手間もかかりません。すぐにでもインテリアにシックなグリーンを取り入れられるように、ここではインスピレーションを与えてくれそうな、葉物を上手に取り入れた家をご紹介します。
庭で摘む
立派な葉とエキゾチックな雰囲気を持つイチジクを、キッチンに飾り、庭や中庭でも育ててみましょう。イギリスの気候に合うのは、「ブラウン・ターキー」という種類で(ただし日当たりのよい場所に植える必要があります。)、剪定した美しい枝を室内も飾ることができます。写真のようなシックなモノクロームの空間にわずかにグリーン(右側がイチジクの葉)があると心から癒されます。たちまちリラックスして、心のバランスを取り戻すことができるでしょう。
立派な葉とエキゾチックな雰囲気を持つイチジクを、キッチンに飾り、庭や中庭でも育ててみましょう。イギリスの気候に合うのは、「ブラウン・ターキー」という種類で(ただし日当たりのよい場所に植える必要があります。)、剪定した美しい枝を室内も飾ることができます。写真のようなシックなモノクロームの空間にわずかにグリーン(右側がイチジクの葉)があると心から癒されます。たちまちリラックスして、心のバランスを取り戻すことができるでしょう。
一枝づかい
モンステラの葉(写真右側)は、単独で飾っても素敵に見えるので、ミニマリストにぴったりです。墨色の壁と真鍮の家具といった重層的で雰囲気のあるインテリアのアクセントになります。この効果が気に入ったなら、緑色のガラスの花器を選んで、さらに色づかいに深みを出しましょう。
モンステラの葉(写真右側)は、単独で飾っても素敵に見えるので、ミニマリストにぴったりです。墨色の壁と真鍮の家具といった重層的で雰囲気のあるインテリアのアクセントになります。この効果が気に入ったなら、緑色のガラスの花器を選んで、さらに色づかいに深みを出しましょう。
育てる
カシワバゴムノキの若木の自然の美しさを、水を張った広口瓶に生けてゆっくり楽しみましょう。この木は、こんな風に切り枝や、さらには木から切り取った1枚の葉からでも育てられます。6週間から8週間ほどして根が生えてきたら、土を入れた植木鉢に丁寧に植えましょう。
カシワバゴムノキの若木の自然の美しさを、水を張った広口瓶に生けてゆっくり楽しみましょう。この木は、こんな風に切り枝や、さらには木から切り取った1枚の葉からでも育てられます。6週間から8週間ほどして根が生えてきたら、土を入れた植木鉢に丁寧に植えましょう。
ミニマルな空間を優しくする
ミニマルなバスルームに細長い葉を飾ると、禅(ZEN)の雰囲気のあるスパのような心地よさが生まれます。真っ白な洗面所が殺風景に、あるいは個性がないと感じるときは、シンプルな花瓶に葉を生けることで、空間に活気を出せます。特に大きな葉なら、簡単にエレガントで、洗練されたスタイルになるでしょう。最大限活かすために、茎まで見える透明なガラスの花瓶を選びましょう。
ミニマルなバスルームに細長い葉を飾ると、禅(ZEN)の雰囲気のあるスパのような心地よさが生まれます。真っ白な洗面所が殺風景に、あるいは個性がないと感じるときは、シンプルな花瓶に葉を生けることで、空間に活気を出せます。特に大きな葉なら、簡単にエレガントで、洗練されたスタイルになるでしょう。最大限活かすために、茎まで見える透明なガラスの花瓶を選びましょう。
グリーンを欠かさない
飾りや小物を組み合わせて絵になるコーナーを作るときに、植物や葉を一緒に置くと、コーナーに命が吹き込まれるのでおすすめです。のレトロなリビングルームが西海岸のパームスプリングスみたいな雰囲気のベースは、白、ゴールド、黒という色使いですが、ここを本当にトロピカルに見せているのは、この大きな葉なのです。
飾りや小物を組み合わせて絵になるコーナーを作るときに、植物や葉を一緒に置くと、コーナーに命が吹き込まれるのでおすすめです。のレトロなリビングルームが西海岸のパームスプリングスみたいな雰囲気のベースは、白、ゴールド、黒という色使いですが、ここを本当にトロピカルに見せているのは、この大きな葉なのです。
自然界の名脇役
ぶつかり合うような色を組み合わせた部屋にしたい場合、花では飾り過ぎに感じられるかもしれません。代わりに、自然界の名脇役、つまり青々とした緑の葉を使いましょう。写真のような大きな葉は、存在感のある質感と魅力的な形でありながら、色の壁や鮮やかなアート作品の邪魔をしません。
ぶつかり合うような色を組み合わせた部屋にしたい場合、花では飾り過ぎに感じられるかもしれません。代わりに、自然界の名脇役、つまり青々とした緑の葉を使いましょう。写真のような大きな葉は、存在感のある質感と魅力的な形でありながら、色の壁や鮮やかなアート作品の邪魔をしません。
家具とバランスを取る
ドラマティックな室内装飾とバランスを取るには、房飾りのような葉を、思い切り大きな花瓶に生けましょう。このヤシの葉は、芸術的なアレンジメントは一切していませんが、ダイニングテーブルの上の大胆なビーズ使いのペンダントライトと対になるフォーカルポイントになっています。アクアカラーの花瓶は、クッションのターコイズ色と揃え、連続性を感じさせます。
ドラマティックな室内装飾とバランスを取るには、房飾りのような葉を、思い切り大きな花瓶に生けましょう。このヤシの葉は、芸術的なアレンジメントは一切していませんが、ダイニングテーブルの上の大胆なビーズ使いのペンダントライトと対になるフォーカルポイントになっています。アクアカラーの花瓶は、クッションのターコイズ色と揃え、連続性を感じさせます。
大げさにしない
葉の模様の壁紙や小物が大人気ですが、ニュートラルなテイストが好きな人がこの流行を取り入れるには、別の方法を探す必要があるかもしれません。このきれいなモンステラの葉なら、葉モチーフのブームに軽く乗りながら、いかにもという感じにはなりません。
葉の模様の壁紙や小物が大人気ですが、ニュートラルなテイストが好きな人がこの流行を取り入れるには、別の方法を探す必要があるかもしれません。このきれいなモンステラの葉なら、葉モチーフのブームに軽く乗りながら、いかにもという感じにはなりません。
大きいものを選ぶ
部屋が広く、小さな花を飾っても効果がないなら、スペースの大きさに合わせて飾りもスケールアップしましょう。大きな花瓶に花を生けるのもよいですが、おしゃれな葉を使う方がおそらく簡単(それに安くあがる)でしょう。このリビングルームでは、エキゾチックな葉の組み合わせがインパクトをつくり、工芸品ともよべる家具を引き立てています。
部屋が広く、小さな花を飾っても効果がないなら、スペースの大きさに合わせて飾りもスケールアップしましょう。大きな花瓶に花を生けるのもよいですが、おしゃれな葉を使う方がおそらく簡単(それに安くあがる)でしょう。このリビングルームでは、エキゾチックな葉の組み合わせがインパクトをつくり、工芸品ともよべる家具を引き立てています。
キッチンも忘れずに
キッチンにも、ほかの部屋と同じくらい愛を注ぎ、関心を持ちましょう。つまり、実用的な(でも魅力的な)物だけでなく、アート作品、小物類、そして植物についても検討しましょう。写真のような日当たりのよいキッチンでは、果物や花の黄色が、選び抜かれた美しいグリーンの印象をさらに強めています。このようなちょっとした工夫なら、どんな堅苦しい場所にも応用できます。
教えてHouzz
どの部屋に葉ものを飾りたいと思いますか?
こちらもあわせて
季節の花や葉を部屋で楽しむ、「庭花あそび」のすすめ
Houzzツアー:「まるで洞窟のよう」だった空間を、緑と共に新たに生長していく住まいに
Houzzツアー:4人家族で暮らす、ミラノの白い家
気持ちを和ませる室内の緑
観葉植物がもつ、8つの健康サポート効果とは?
一緒に暮らす相棒、観葉植物のインテリア効果
風水インテリア:幸運をもたらす7つの植物
キッチンにも、ほかの部屋と同じくらい愛を注ぎ、関心を持ちましょう。つまり、実用的な(でも魅力的な)物だけでなく、アート作品、小物類、そして植物についても検討しましょう。写真のような日当たりのよいキッチンでは、果物や花の黄色が、選び抜かれた美しいグリーンの印象をさらに強めています。このようなちょっとした工夫なら、どんな堅苦しい場所にも応用できます。
教えてHouzz
どの部屋に葉ものを飾りたいと思いますか?
こちらもあわせて
季節の花や葉を部屋で楽しむ、「庭花あそび」のすすめ
Houzzツアー:「まるで洞窟のよう」だった空間を、緑と共に新たに生長していく住まいに
Houzzツアー:4人家族で暮らす、ミラノの白い家
気持ちを和ませる室内の緑
観葉植物がもつ、8つの健康サポート効果とは?
一緒に暮らす相棒、観葉植物のインテリア効果
風水インテリア:幸運をもたらす7つの植物
おすすめの記事
専門家とのやりとり
プロと一緒に部屋づくりをして、素敵なインテリアを手に入れよう
部屋づくりをインテリアの専門家に依頼すると、自分では思いつかない提案がもらえることも。プロに依頼するメリットや探し方などをご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
おしゃれな室内インテリアにする、クッションの上手な選び方
文/片岸千代子
クッションはインテリアとしても優秀。春夏のクッションから、秋冬仕様に“衣替え”してみませんか?
続きを読む
暮らしのヒント
テレビのあり方を考えよう。テレビを主役にしないインテリアのススメ
「かっこいいリビングには大きなテレビが必要」と思い込んでいませんか? ライフスタイルが変化している今、テレビのあり方やリビングでの過ごし方について考えてみましょう。
続きを読む
名作デザイン
現代に生きる、ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン
アーツ&クラフツ運動に影響を与えた近代デザインの父、ウィリアム・モリス。多彩なデザイン活動の中で最もよく知られるのはそのテキスタイル。美しい植物文様が現代のインテリアにも盛んに取り入れられています。
続きを読む
名作デザイン
ウィリアム・モリスのものづくり精神とテキスタイルデザイン
イギリスの文化芸術、特に室内装飾の分野で大きな功績を残したモリスのものづくりについて、テキスタイルデザインを中心にご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ブランケット、クッション、ファブリックパネルで秋冬のインテリアにチェンジ!
インテリアに季節感を取り入れるのに、最も気軽に使えるのはファブリック。なかでもすぐに試せるブランケット、クッション、ファブリックパネルで小さな模様替えをしてみませんか?
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ソファはなきゃダメ?ソファのない暮らしを選ぶ理由
リビングにはソファを置くのが当たり前、と思っていませんか?ライフスタイルによっては、ソファを置かないという選択肢もあります。
続きを読む
寝室の記事
狭い寝室のためのベッドとベッドまわりのアイデア
寝室をリラックスできる空間にし、ぐっすり眠るのは重要です。狭い寝室を快適にするための、インテリアのアイデアをチェックしてみましょう。
続きを読む
葉だけを飾るのは物足りなく寂しい感じがしていましたが葉だけを飾っても十分に存在感があり夏らしい雰囲気づくりを演出してくれていいですね。