GWこそ、家の中をゆっくり楽しく片付けよう~クローゼット編
大型連休、どこへ出かけても混むし、家がいちばん……そんな方は、ぜひお休み中に、家の中をゆっくり片付けてみてはいかがでしょう?
栗原晶子|Akiko Kurihara
2017年4月28日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
さあ、大型連休がやってきます。気候も安定しているこの時期は、旅行やピクニックなど行楽に適しています。一方、新年度から続いていた忙しさや緊張感から解放され、家でリラックスして過ごしたいという方も多いかもしれません。準備編では、やらねばならないこと、やりたいことをピックアップする、部屋の片付け計画についてご提案しました。今回は実践編として、クローゼットの片付けをご提案します。ポイントは「楽しく片付ける」こと。お天気のいい日を選んでさあ、始めましょう。
宝探しからスタート
向き合うのはクローゼット。しかし、その前に部屋の中を見回して、散らばっている洋服があれば回収しましょう。ソファやイスにかけたままのカーディガンやひざ掛け、バッグの中に入れっぱなしの手袋など冬小物は残っていませんか? 「あらあら」「だらしない」と言われてしまいそうですが、宝探し気分でいきましょう。ジャケットのポケットも要チェック、ひょっとして小銭が出てくるかもしれませんね。
向き合うのはクローゼット。しかし、その前に部屋の中を見回して、散らばっている洋服があれば回収しましょう。ソファやイスにかけたままのカーディガンやひざ掛け、バッグの中に入れっぱなしの手袋など冬小物は残っていませんか? 「あらあら」「だらしない」と言われてしまいそうですが、宝探し気分でいきましょう。ジャケットのポケットも要チェック、ひょっとして小銭が出てくるかもしれませんね。
ジャッジは本人、アシスタントも有効
衣替えのタイミングとしてもちょうどいい時期です。つづいてはクリーニングジャッジに移りましょう。秋冬ものの中から、クリーニングに出すもの、家で洗うもの、そのまましまうもの、処分するものをわけていきます。ジャッジは1人でもできますが、2人1組だと進めやすいのでおすすめです。この時の注意点は、ジャッジは本人に任せ、もう1人はアシストに徹することです。「これは?」と1枚ずつ目の前に見せて、ジャッジを促します。床にスペースを区切って、ジャッジしたものを分けて置いていきましょう。
昨年まではクリーニングに出していたけれど、今年からはホームクリーニングでOKという洋服もあるかもしれません。最近は、利用しやすいコインランドリーも増えているので、ある程度まとまった量がある場合は、持ち込むのも良さそうです。その際は洗濯表示に十分注意することもお忘れなく。
衣替えのタイミングとしてもちょうどいい時期です。つづいてはクリーニングジャッジに移りましょう。秋冬ものの中から、クリーニングに出すもの、家で洗うもの、そのまましまうもの、処分するものをわけていきます。ジャッジは1人でもできますが、2人1組だと進めやすいのでおすすめです。この時の注意点は、ジャッジは本人に任せ、もう1人はアシストに徹することです。「これは?」と1枚ずつ目の前に見せて、ジャッジを促します。床にスペースを区切って、ジャッジしたものを分けて置いていきましょう。
昨年まではクリーニングに出していたけれど、今年からはホームクリーニングでOKという洋服もあるかもしれません。最近は、利用しやすいコインランドリーも増えているので、ある程度まとまった量がある場合は、持ち込むのも良さそうです。その際は洗濯表示に十分注意することもお忘れなく。
手放せない理由は何?
ジャッジする中で、多くの人がつまづいてしまいがちなのが、どうするか処分を決めきれない洋服の存在です。これらに対しては、たとえ今年着ていなかったとしても「傷んではいない」、「高かった」、「デザインは気に入っている」など、手放せない理由が次々に浮かんできます。さあ、ここでアシスタントの活躍の時です。呪文のように次の言葉「じゃあ、着てみよう!」を投げかけてください。
ジャッジする中で、多くの人がつまづいてしまいがちなのが、どうするか処分を決めきれない洋服の存在です。これらに対しては、たとえ今年着ていなかったとしても「傷んではいない」、「高かった」、「デザインは気に入っている」など、手放せない理由が次々に浮かんできます。さあ、ここでアシスタントの活躍の時です。呪文のように次の言葉「じゃあ、着てみよう!」を投げかけてください。
ファッションショーでジャッジ
部屋の一角に姿見をセッティングして、さながらファッションショーのスタートです。好きな音楽をかけて気分を盛り上げるのもいいですね。こうしてみると、上記にあげた手放せない理由から、今度はなぜ最近着なかったかという理由が見えてきます。「サイズが合わなくなっている」、「コーディネートしにくい」、「着る機会がない」、「動きにくい」、「そもそもあまり似合っていない?」など、鏡とアシスタントの効果も加わり、その理由はより明確になります。反対にこれはまだまだ活躍できる! 似合っている! という新たな気づきがあるかもしれません。その場合はこれからも着る服として次のシーズンまで保管する方に回せばいいのです。
部屋の一角に姿見をセッティングして、さながらファッションショーのスタートです。好きな音楽をかけて気分を盛り上げるのもいいですね。こうしてみると、上記にあげた手放せない理由から、今度はなぜ最近着なかったかという理由が見えてきます。「サイズが合わなくなっている」、「コーディネートしにくい」、「着る機会がない」、「動きにくい」、「そもそもあまり似合っていない?」など、鏡とアシスタントの効果も加わり、その理由はより明確になります。反対にこれはまだまだ活躍できる! 似合っている! という新たな気づきがあるかもしれません。その場合はこれからも着る服として次のシーズンまで保管する方に回せばいいのです。
ジャッジが終了したら、次はクローゼットへの収納です。風通しをよくするために、一度クローゼットの中を空にするのが理想です。これは、クローゼットのサイズや人手にも左右されますので、難しい場合は、衣替えで入れ替える場所だけでもいいことにしましょう。
オンシーズンと取り出しやすさを最優先に
奥行のあるスペースの場合、シーズンオフの服は奥、これからのシーズンに活躍する服を手前に収めます。左右にスペースがある場合は、扉や戸の開閉に近い場所に、オンシーズンのものを収めます。引き出しケース収納も、ハンガーかけ収納も基本は、オンシーズンのものの取り出しやすさを優先します。また、ふた付きボックスなどに収納して、奥にしまうオフシーズンものは、中身がわかりやすいようにボックスにラベルを貼りましょう。これが次の衣替えのタイミングや、旅行などで急にシーズンオフのものが必要になったときに役に立ちます。ジャッジの末に残した必要なものだけを次のシーズンまで保管します。
奥行のあるスペースの場合、シーズンオフの服は奥、これからのシーズンに活躍する服を手前に収めます。左右にスペースがある場合は、扉や戸の開閉に近い場所に、オンシーズンのものを収めます。引き出しケース収納も、ハンガーかけ収納も基本は、オンシーズンのものの取り出しやすさを優先します。また、ふた付きボックスなどに収納して、奥にしまうオフシーズンものは、中身がわかりやすいようにボックスにラベルを貼りましょう。これが次の衣替えのタイミングや、旅行などで急にシーズンオフのものが必要になったときに役に立ちます。ジャッジの末に残した必要なものだけを次のシーズンまで保管します。
ハンガーでごほうびを
クローゼット内の整理収納は、ライフスタイルによって方法はさまざまです。通勤用とオフ用の服に分けたり、色や素材で分ける方法もあります。毎日のコーディネートが楽にできる自分に合った方法で収納することをおすすめします。
最後に、楽しくクローゼットを片付ける方法としておすすめしたいのは、ハンガーの活用です。クローゼット整理の成果を実感できるごほうびとしてハンガーの形や色をそろえるのはいかがですか?形が揃っていることで、管理しやすくなり、見た目にも整います。もちろん、必要な本数を数えて、余計に買い込まないように気をつけましょう。
クローゼット内の整理収納は、ライフスタイルによって方法はさまざまです。通勤用とオフ用の服に分けたり、色や素材で分ける方法もあります。毎日のコーディネートが楽にできる自分に合った方法で収納することをおすすめします。
最後に、楽しくクローゼットを片付ける方法としておすすめしたいのは、ハンガーの活用です。クローゼット整理の成果を実感できるごほうびとしてハンガーの形や色をそろえるのはいかがですか?形が揃っていることで、管理しやすくなり、見た目にも整います。もちろん、必要な本数を数えて、余計に買い込まないように気をつけましょう。
クローゼット整理で、片付けモード、お掃除モードにスイッチが入った人は、処分するシャツやカットソーを水回りや床などの掃除用に活用したり、ガーデニングやDIYの際に着て使いきるのもアイディアのひとつですね。もちろん、整ったクローゼットからお気に入りの服を着て出かけたり、片付いた部屋で残りの休日をゆっくり過ごすのもいいですね。皆さま、よい休日を!
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chamusumeさん、コメントありがとうございます。姿見が残酷な現実を映し出すか、意外な発見をさせてくれるか(笑)。風を通してあげる意味でも、ファッションショー是非!です。
私も友達を呼んでファッションショーは結構やります♪ ちょっと意見をもらいたいときに楽しみながら片付けができるので、おすすめです!