高い位置に干す昔ながらの巻き上げ装置による高い位置の物干し。濡れた洗濯物を邪魔にならない高いところに上げてしまうので、スペースが空き、小さな部屋もすっきりみえます。土間やユーティリティルームに最適ですが、天井高があるならキッチンに取り付けるのもおすすめです。インテリアデザイナー・コーディネーター を探す
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戸棚にしまう独立したランドリールームをつくる空間がないなら、 戸棚の中に洗濯室を入れてしまうのもあり。引き出し式のトレイにフルサイズの物干しをはめ込むとは天才的。洗濯機から出した服をすぐに掛けられるし、使わないときやお客さんが来たときには、隠してしまえます。
洋服用のレールを取り付ける実際、洗濯機や乾燥機から出したらすぐにハンガーに掛けられるようにしておけば、スリムな洋服用レール1本で、たくさんの洗濯物を掛けることができます。家の中にレールを取り付ける場所がないか考えてみましょう。ランドリールームなら完璧ですが、予備の寝室に取り付けておけば、お客さんの洋服掛けとしても使えて一石二鳥です。
壁に折り畳んで収納小さなスペースに多くの機能をもたせた工夫の好例がこちら。昔ながらの木製の物干しを、必要なときには手前に倒し、使い終わったら壁側に畳んでしまうことができます。伝統的な木製の風情は、使わないときもおしゃれで(プラスチックや金属性の物干しよりずっと魅力的)、後ろの羽目板もアイロン台を収納した板張りの戸棚とも雰囲気がマッチしています。
超省スペースのユーティリティルームを作る幅90cm奥行60cmしかないこのスペースは、バスルームの片隅に作られたものですが、実用的な機能を効率的につめこんでいます。オーダーメイドの棚には洗濯機、アイロン台、洗濯用品を収納し、作業台から120cmの高さにはポールを取り付けてあるので、洗濯機から取り出したらすぐに服を干すことができます。
バスルームを有効活用する寝室やリビングルームを大きな物干しでふさぐより、バスルームを利用しましょう。朝の慌ただしい時間が過ぎれば、夜までバスルームは使われない時間がほとんど。視界に入らないところに洗濯物を干すにはうってつけです。バスタブの上に巻き上げ式の物干しをつけて洗濯物を干せば、水滴が落ちてもそのまま流れるので実用的です。梅雨の季節もストレスフリーに。快適な室内干しのための10の提案
廊下のデッドスペースを利用する廊下にミニサイズの洗濯室を作るなんて意外に思われるかもしれませんが、階段下のスペースや写真のようなデッドスペースがあるなら、ほかの部屋を散らかさずにすみます。シンプルな白い物干しなら、控えめで目立ちませんし、使わないときにはきちんと畳んでおくことができます。洗濯機とドラム式乾燥機は、大きな引き戸で隠せます。ただしこのアイデアは、十分な光が入り、近くに換気口がある場所でないとうまくいきません。階段下の暗くて換気の悪い場所などには向いていません。写真のように風通しのよいデッドスペースやコーナーならおすすめです。
引き戸で隠す階段をのぼったところにある、使いづらい場所をうまく活用して、洗濯用の小さな収納スペースにした例。洗濯機、シンク、物干しロープを小さなスペースにうまくおさめています。使用中は洗濯物の出し入れや乾燥のために引き戸を開けておきますが、目隠しの戸を引けばすぐに全体を隠すことができます。
引き出し式物干し専用のランドリールームがあるなら、こんな引き出し式のラックがおすすめ。大きな物干しで足元をふさぐことなく、さりげなく洗濯物を干せます。使っていないときには、ただの引き出し戸棚にしか見えませんが、引き出すと洗濯物をたっぷり干せるスペースが現れます。上部にハンガーを掛けられるポールをとりつければ、大量の洗濯物も整然とおしゃれに片付けることができます。ランドリールームの写真をもっと見る
見えるところに置くなら美しいものを上のアイデアを実践する場所がどこにもなく、物干しスタンドを使うしかない場合は、できるかぎり美しい物干しを探しましょう。木と革でできた物干しは、プラスチックや金属製のものとは美しさが格段に違います。洗濯物を干していないときには、お気に入りの小物を飾るシックなディスプレイラックとして使っても。
高い位置に干す昔ながらの巻き上げ装置による高い位置の物干し。濡れた洗濯物を邪魔にならない高いところに上げてしまうので、スペースが空き、小さな部屋もすっきりみえます。土間やユーティリティルームに最適ですが、天井高があるならキッチンに取り付けるのもおすすめです。インテリアデザイナー・コーディネーター を探す
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