白い器とカラフルな小道具で楽しむ、キッズのサンドイッチパーティー
大小の白い器を組み合わせて、親子で気軽に楽しめる春のテーブルはいかがですか? 手巻き寿司風に好きな具をパンにのせたりはさんだりして食べる、“DIYサンドイッチ” がメニューです。
進藤由美子
2017年2月26日
Cooking Studio Y 主宰、料理研究家。美大卒業後、フードコーディネーター、テーブルコーディネーターとして食品メーカーのCM、商品開発などに携わり、料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より教室を開設。日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアを、季節の創作料理と自由な発想のテーブルコーディネートで提供しています。
Cooking Studio Y 主宰、料理研究家。美大卒業後、フードコーディネーター、テーブルコーディネーターとして食品メーカーのCM、商品開発などに携わり、料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より教室を開設... もっと見る
前回の記事「白い器の組み合わせでつくる、おもてなしのテーブル3種」で、カップルの記念日ディナー、スイーツで女子会、家族で囲むお鍋、という3つのシーンをご提案しました。このコーディネートを考えるときに、小さな白い器を見ていて、「子供たちのパーティーを白い器でコーディネートするのも可愛いな」と思ったのです。そこで今回はもうひとつ、子供と一緒に楽しめるテーブルをご紹介します。丈夫で扱いやすい、リーズナブルな価格の磁器を中心に、カラフルな小道具を加えたシンプルなコーディネート。子供のバースデーはもちろん、もうすぐやってくるひな祭りや春休みに友達を呼んで楽しめる、「自分でつくるサンドイッチ」パーティーはいかがでしょう?
ちょっぴり大人気分のサンドイッチパーティーにご招待。ちょうど手巻き寿司のような感覚で、自分の好きな具材を取り、パンにのせて食べるスタイルがとても楽しいのです。
子供たちのパーティーは割れる心配のない紙皿や紙コップで、という考え方もありますが、きちんとした白の器を用意してナイフとフォークを添えてあげると、案外喜んでくれるものです。器が全部白である分、リネン類をカラフルにして、器の形も可愛いものを取り混ぜてあげるとよいでしょう。
今回用意したのは、大小の四角いお皿と、星型と月型の小皿(インターネット通販で購入したものです)、そして丸い小皿は和食器の天塩皿。豆皿やしょうゆ皿でもいいですね。とはいえ、欠けやすい陶器より、比較的丈夫な磁器のほうが、子供が扱う場合も安心で、気兼ねなく使ってもらえると思います。
マルチカラーのランチョンマットとペーパーナプキン、きれいな色のグラスやコースター、リボンなどを用意してあげれば、テーブルの雰囲気はじゅうぶんにぎやかに。
めいめいの席にランチョンマットを敷き、プレートと小ぶりなナイフ&フォークをセットします。ここでは、大きめの角皿を一人分の取り皿に。基本的に手で食べられるメニューなので、カトラリーは具材をとったり、ソースをすくったりぬったりするのがおもな役目です。
小さいほうの角皿はテーブルの中央に並べて、サンドイッチの具材をたっぷり盛りつけましょう。お好きなものを何でもどうぞ。今回用意したのは、こんなラインナップです。
・いちごやラズベリー、パインやキウィ、バナナなどのフルーツ
・きゅうりやズッキー二とツナマヨネーズ
・スモークサーモンとサラダ菜
・ゆで卵とアボカド
・ハムとスライスチーズ
・トマト、サニーレタス、スプラウト、ハーブなど
・いちごやラズベリー、パインやキウィ、バナナなどのフルーツ
・きゅうりやズッキー二とツナマヨネーズ
・スモークサーモンとサラダ菜
・ゆで卵とアボカド
・ハムとスライスチーズ
・トマト、サニーレタス、スプラウト、ハーブなど
凝ったものは何もいらないし、準備もセッティングも至って簡単ですが、具材の組み合わせはとても豊富。たとえばシンプルにハムとレタスだけとか卵だけもいいし、アボカドとチーズ、いちごとクリーム、サーモンときゅうり、ツナとトマト、欲張ってフルーツ全部のせ……などなど。食べたい組み合わせが次々に浮かんで、おしゃべりも弾み、盛り上がることまちがいなしです。
小皿にはマヨネーズ、マスタード、ホイップした生クリームなど好みのソースをのせます。お皿にそのまま置いて、つけながら食べても。
真ん中のパンかごには、食パン、フランスパン、ライ麦パン、レーズンやクルミ入りのパン、デニッシュなど、いろいろな種類を盛り合わせます。自分でパンを1枚とって、ソースやクリームをぬり、好きな組み合わせを考えながら具をのせて、「いただきまーす」。もう1枚パンをのせてはさんでもいいし、オープンサンドでいただいても。ルールは何もなく、自由に、好きなものを好きなだけ食べられるのも魅力です。
子供たちだけのパーティーとしてご紹介しましたが、もちろん大人も加わって、親子で楽しむのもいいものです。これから暖かくなり、気候もどんどんよくなってくる季節。ぜひ、春の陽ざしを浴びながら子供たちと楽しむ “DIYサンドイッチ” パーティー、計画してみてください。
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(有)堀川材木店様
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、小さいころから本物に触れたり感じることは大切ですよね。
食べ物だけでなく、道具や家具など環境が人を育てると思います。