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生活の中心となり可能性が広がるキッチン、3つのポイント
近年、世界的にキッチン中心の空間がトレンドになっています。家族でくつろぎ、親しい友人をもてなせるキッチンをつくるには? 3つのポイントを解説します。
小川のぞみ
2016年12月15日
ライター/コピーライター/アドバイザー。
日本・湘南エリアからアメリカ・カリフォルニア生活を経て、再び湘南エリアに在住。高断熱・高気密の長期優良住宅に居住しながら、インテリアや整理収納のアドバイス、住宅購入の相談やホームステージング(家具のコーディネートなど)に取り組む。
ライター/コピーライター歴は10年以上。ウェブサイトや雑誌、ECサイトや通販誌、広告媒体(商業施設の冊子やポスター、大手企業発行の会報誌など)にて企画から携わる。担当分野は、住宅、インテリア、教育、ファッション、ランジェリー、インタビュー取材など。スタイリストの経験も多数。
ライター/コピーライター/アドバイザー。
日本・湘南エリアからアメリカ・カリフォルニア生活を経て、再び湘南エリアに在住。高断熱・高気密の長期優良住宅に居住しながら、インテリアや整理収納のアドバイス、住宅購入の相談やホームステージング(家具のコーディネートなど)に取り組む... もっと見る
家族と団欒する場所は、どこですか? 気の合う友人をもてなす場所は、どこですか? 「ダイニング」という方が多いのではないかと思いますが、最近は「キッチン」という方が増えてきています。
そこでこの記事では、Houzzの事例から生活をより楽しくしてくれそうなキッチンをピックアップ。新築やリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。国内外から、3つのポイントに沿って、キッチン空間でのおもてなし&くつろぎに可能性が広がる8つの事例をご紹介します。どれも人気のスタイルです。
そこでこの記事では、Houzzの事例から生活をより楽しくしてくれそうなキッチンをピックアップ。新築やリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。国内外から、3つのポイントに沿って、キッチン空間でのおもてなし&くつろぎに可能性が広がる8つの事例をご紹介します。どれも人気のスタイルです。
1. 密接になったキッチンとダイニング
キッチンの延長にダイニングテーブルがあったりと、キッチンとダイニングの一体化は珍しくなくなりましたが、こちらは一見ダイニングテーブルかと見まごうようなワイワイ感です。
ダイニングチェアを集めてにぎやかにしただけでなく、このアイランドは、奥行きがあること、シンクが真ん中であることがポイント。作業しながら目の前に座るどの人ともコミュニケーションが取りやすいよう工夫されています。
キッチンの延長にダイニングテーブルがあったりと、キッチンとダイニングの一体化は珍しくなくなりましたが、こちらは一見ダイニングテーブルかと見まごうようなワイワイ感です。
ダイニングチェアを集めてにぎやかにしただけでなく、このアイランドは、奥行きがあること、シンクが真ん中であることがポイント。作業しながら目の前に座るどの人ともコミュニケーションが取りやすいよう工夫されています。
別にダイニングテーブルがあり、広いリビングダイニングがあるにも関わらず、あえてキッチン空間も歓談スペースにしたところがとても今っぽいです。
アイランドのダイニング側はダイニングチェアか収納棚という例が多い中、こちらはキッチンにベンチがくっついたようなデザインが新鮮です!
コミュニケーションの取りやすさ、サーブのしやすさはもちろん、リビング空間を広くとれるというメリットも生まれます。
コミュニケーションの取りやすさ、サーブのしやすさはもちろん、リビング空間を広くとれるというメリットも生まれます。
板張りのベンチを造りつけることで、キッチンとダイニングをつなげたことは、新鮮さだけでなく、実用性も兼ね備えます。ベンチの座面を上げると収納になっているのです。
2. 多様な過ごし方が可能なキッチン
細長い敷地に建つ狭小住宅の主役は、長〜いキッチン。コンロやシンクだけでなく、ダイニングの役割もあり、レコードを楽しむ趣味の場でもあるというインパクトが新しいです。キッチンは、生活の楽しみまで兼ね備えた場所となりうることが分かる事例です。
細長い敷地に建つ狭小住宅の主役は、長〜いキッチン。コンロやシンクだけでなく、ダイニングの役割もあり、レコードを楽しむ趣味の場でもあるというインパクトが新しいです。キッチンは、生活の楽しみまで兼ね備えた場所となりうることが分かる事例です。
こちらはコンロを兼ね備えた奥行きのあるキッチンで、ダイニングテーブルとしても違和感がないのが優秀です。壁にくっつけて施工し、絵をかけたのがくつろぎの秘密です。読書がはかどりそうな空間ですね。
ぐるっと柱を囲むように、カウンターテーブル、シンク、コンロ、作業スペースを配置したキッチン空間です。実は、この手前のカウンターテーブルは可動式のため、シンクの横に移動させたりと気分に合わせて模様替えができるのです。キッチン周りで何をするか、可能性が広がるアイデアです。
3. アウトドアと親密なキッチン
キッチンはダイニングのほうを向いているのではなく、掃き出し窓の外、庭に向かって伸びやかな空間となっています。引き戸を戸袋にしまえば、キッチンとウッドデッキと屋外がつながる大空間に。気持ちよく作業ができそうです。
キッチンはダイニングのほうを向いているのではなく、掃き出し窓の外、庭に向かって伸びやかな空間となっています。引き戸を戸袋にしまえば、キッチンとウッドデッキと屋外がつながる大空間に。気持ちよく作業ができそうです。
こちらのキッチンは、窓から外へテーブルがつらなるデザイン。キッチンの通風や採光や見晴らしがよいだけでなく、アウトドアへすぐに料理が出せる技ありアイデアです。どこかお店のような雰囲気が漂うのが、楽しそうでいいですね。
広いカウンター、緑に癒される借景というくつろぎポイントだけでなく、コンロ近くの窓からアウトドアダイニングに出られるつくりとなっているのが開放的です。外との連続性が心地よいうえ、すぐに調理した料理を運べて便利です。
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