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いつのまにか家が散らかる人にありがちな5つの「判断ミス」とそれを防ぐ方法
毎日の小さな判断ミスが、家が片付かない原因になっているかもしれません。いつのまにか家が散らかる人にありがちな思考回路と、その対策をご紹介します。
Laura Gaskill
2016年11月30日
まだ読んでいない(多分これからも決して読まない)本を取っておく、子どもが持ち帰った山のような工作やプリントを捨てないなど、何を取っておくか(そしてどこに置くか)というちょっとした判断が、ガラクタを貯め込んでしまう最大の要因です。自分の思考過程を検証していくつかの方法を実践すれば、物が散らかる原因になる、ありがちな5つの罠を避けることができます。
1. 買った本は好き嫌いにかかわらず全部取っておく
ありがちな判断ミス:この本、なんだか夢中になれない。でもみんながとてもいい本だって言うんだから、取っておいた方がいいかな。いつかもう一度読んでみようと思うかもしれないし。
正しい判断:好みは人それぞれです。ほかの人が絶賛している本が好きになれなくたってちっとも構いません。あまり楽しめなかった本や夢中になれない本は、人に譲るか売ってしまいましょう。それにその本をもういちど流通させれば、その本を本当に好きになるかもしれない人に読んでもらえるのです。
ありがちな判断ミス:この本、なんだか夢中になれない。でもみんながとてもいい本だって言うんだから、取っておいた方がいいかな。いつかもう一度読んでみようと思うかもしれないし。
正しい判断:好みは人それぞれです。ほかの人が絶賛している本が好きになれなくたってちっとも構いません。あまり楽しめなかった本や夢中になれない本は、人に譲るか売ってしまいましょう。それにその本をもういちど流通させれば、その本を本当に好きになるかもしれない人に読んでもらえるのです。
解決方法:古本屋やチャリティーショップに持っていく本をストックする専用バッグを用意して、読み終わったら(または途中で読むのをやめたら)ここに入れましょう。バッグが一杯になったら車に積んで、いつでも持ち込めるようにしておきます。貴重なスペースは、これから出会う本当に大切に思える本のために空けておきましょう。
2. 子どもが作ったものは全部取っておく
ありがちな判断ミス:うちの子が作ったものなんだから、大切に取っておこう。
正しい判断:確かに、親にとっては子どもの作品が自分のいちばん大切な物のひとつかもしれません。でもだからといって、子どもが持ち帰るものをひとつ残らず永久保存しなければならないわけではありません。面白いことに、長く持っている物はそれだけ手放しづらくなります。だから保存するものは後で減らすより、最初に選別する方がずっと楽なのです。
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解決方法:子どもの工作やプリントなどをしまう入れ物を1つに決める、というよい方法があります。スペースが限られていれば、取っておくものを厳選せざるを得ません。ピンナップボード、クリップ、冷蔵庫用マグネットなどを使って作品を一時的に飾って、その中から取っておくものを選びましょう。
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3. 後になれば片づける時間ができるふりをする
ありがちな判断ミス:とりあえずここに置いておこう。
正しい判断:その物には定位置がありますか? もしあるなら、ほんの数秒で済むのでそこにしまいましょう。間違った場所に物を積み上げるのは、仕事を後回しにするだけ。いずれそれを片づけるときには、もっと面倒になります。
解決方法:10秒作戦を試してみましょう。よほどの大邸宅に住んでいない限り、たいていの物は10秒あれば元の場所に戻せるはず。まずこれをしまうには10秒しかかからないんだと自分に言い聞かせて、実際にしまい終わるまでカウントする練習をしましょう。10秒くらい、どうってことないはずです。
もしもある物をいつも同じ場所に放置してしまうなら、フックや棚、バスケットなどを使ってそこをしまい場所にするのはいかがですか?
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正しい判断:その物には定位置がありますか? もしあるなら、ほんの数秒で済むのでそこにしまいましょう。間違った場所に物を積み上げるのは、仕事を後回しにするだけ。いずれそれを片づけるときには、もっと面倒になります。
解決方法:10秒作戦を試してみましょう。よほどの大邸宅に住んでいない限り、たいていの物は10秒あれば元の場所に戻せるはず。まずこれをしまうには10秒しかかからないんだと自分に言い聞かせて、実際にしまい終わるまでカウントする練習をしましょう。10秒くらい、どうってことないはずです。
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4. 家中が占領されそうになるまで書類に手を付けない
ありがちな判断ミス:この書類に書いてあること、めんどくさくてやりたくないなあ。ちょっとここに積んでおこう。
正しい判断:受け取った郵便物や書類を置いておく場所を1ヵ所に決めるというのは、素晴らしいアイデアです。でもその書類の山を仕分けるときには、残らず仕分けることが大切です。請求書でも、イベントの招待状でも子どもの学校からのお知らせでも、ファイルする、カレンダーに予定を書き込む、リサイクルするなどひと手間掛けて処理すれば、書類の山をちゃんと管理できるようになって、請求書の支払いや子どもの学芸会のような大切なことを忘れる心配がなくなります。
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解決方法:書類の仕分けとファイリングをだらだらと先延ばしにしているなら、ファイリングの方法を見直すときです。素早く簡単にファイリングできるように、自分が使いやすいカテゴリーごとにファイルを分け、シンプルでわかりやすいラベルを貼ったら、出し入れしやすい場所に置きましょう。いちばんよく使うファイルは、入り口に近い引き出し(または自分が受け取った書類を入れておく場所)に置き場所を変えるのもよいですね。
5. 「もしものため」の予備で戸棚を一杯にする
ありがちな判断ミス:予備があれば、いつか役に立つかもしれないから戸棚の奥の方にしまっておこう。
正しい判断:一定量のストック(予備のティッシュペーパーや客用のタオル一揃いなど)は、実際役に立つでしょう。でも、適量を超えた「予備」はただのガラクタの山です。収納場所の物理的な制限を目安にして、物の増えすぎに注意しましょう。収納場所に簡単に収まり、実際に使う物なら取っておきます。そうでないなら人に譲りましょう。
解決方法:1つ手に入れたら1つ処分することにします。タオルでもランニングシューズでも、何か新しい物を買ったら、クローゼットや戸棚を覗いて、似たような物を処分できないか考えましょう。
教えてHouzz
実際に効果があった収納や片付けのルールはありますか? コメント欄で教えてください。
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