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小さくて狭くても、スタイリッシュで機能的なキッチンをつくるには?
ワンルームの場合、キッチンは小さくなりがち。でも、小さくても使いやすくて美しいキッチンをつくることは可能です。
Laura Wheat
2016年10月25日
「もう少し家が広ければ」「もう少しだけスペースがあればモノが全部収まるのに」――。そんな悩みがある人は少なくないのでは。とはいえ、条件のよい物件は競争率も高いため、私たちの多くは理想より小さな家でなんとか工夫して暮らしているのが現実です。
マルチタスクをきわめた何役もこなす住まいといえば、代表的なのがワンルームタイプ(ステュディオタイプ)のアパートメント。くつろぎの場所から、調理場、ベッドルーム、バスルームといったあらゆる用途をこなすマルチな空間です。キッチンにあまりスペースを割けない小さなワンルームの家でも、創意工夫あふれる最近のインテリアを活かせば、暮らしやすさと魅力を兼ね備えた空間をつくることができます。
マルチタスクをきわめた何役もこなす住まいといえば、代表的なのがワンルームタイプ(ステュディオタイプ)のアパートメント。くつろぎの場所から、調理場、ベッドルーム、バスルームといったあらゆる用途をこなすマルチな空間です。キッチンにあまりスペースを割けない小さなワンルームの家でも、創意工夫あふれる最近のインテリアを活かせば、暮らしやすさと魅力を兼ね備えた空間をつくることができます。
空間を広く見せるしかけ
写真は、キッチンをまるごと収納して隠してしまうしかけ。壁付けのI型キッチンを、壁一面に取り付けた扉の奥へ収める構造です。キッチン設備はシックなステンレス製の定番スタイルを選ぶ一方、バックスプラッシュには奥行きを感じさせる効果のあるミラーを使い、空間を広く軽やかに感じさせます。
空間をすっきり見せたいなら「隠すキッチン」がおすすめ
写真は、キッチンをまるごと収納して隠してしまうしかけ。壁付けのI型キッチンを、壁一面に取り付けた扉の奥へ収める構造です。キッチン設備はシックなステンレス製の定番スタイルを選ぶ一方、バックスプラッシュには奥行きを感じさせる効果のあるミラーを使い、空間を広く軽やかに感じさせます。
空間をすっきり見せたいなら「隠すキッチン」がおすすめ
多機能に使えるすぐれもの
小さなアパートメントでは、食事のときだけ使う専用のダイニングテーブルを置くのは難しいかもしれません。でも、小さな家にはそれに合わせたソリューションがあるもの。例えば写真のようなすぐれたデザインの引き出し式の棚なら、2人でかこむ食卓としても1人で使う仕事用デスクとしてもマルチに使えます。使わないときはキャビネットの奥に収めてすっきり。
狭くて小さいキッチンやベッドルームでも確実に収納を増やす14のアイデア
小さなアパートメントでは、食事のときだけ使う専用のダイニングテーブルを置くのは難しいかもしれません。でも、小さな家にはそれに合わせたソリューションがあるもの。例えば写真のようなすぐれたデザインの引き出し式の棚なら、2人でかこむ食卓としても1人で使う仕事用デスクとしてもマルチに使えます。使わないときはキャビネットの奥に収めてすっきり。
狭くて小さいキッチンやベッドルームでも確実に収納を増やす14のアイデア
部屋のトーンに合わせる
最低限の設備にとどめたごくミニマルなキッチンなら、壁にキャビネットが溶け込むようなデザインに。写真はホワイトウォッシュ仕上げの木を使った北欧スタイルの部屋ですが、キッチンエリアも同じスタイルで統一して、カップボードとレンジフードを同じ木の素材で仕上げています。取っ手がないタイプの扉と小型のIHコンロを合わせて、目立たずシンプルなキッチンに徹しています。
最低限の設備にとどめたごくミニマルなキッチンなら、壁にキャビネットが溶け込むようなデザインに。写真はホワイトウォッシュ仕上げの木を使った北欧スタイルの部屋ですが、キッチンエリアも同じスタイルで統一して、カップボードとレンジフードを同じ木の素材で仕上げています。取っ手がないタイプの扉と小型のIHコンロを合わせて、目立たずシンプルなキッチンに徹しています。
個性を表現
効果的なダウンライトとコンテンポラリーなスタイルが印象的なこちらのキッチンも、扉の奥に隠して収納できるタイプ。周囲とそろえて一体化させるのでなく、キャビネットの扉にはあえて明るい白の平板を使い、ラスティックなキッチン扉とのコントラストを効かせています。壁一面の扉を開けると姿を現すキッチンに、訪れたゲストもあっと驚くかも。
狭いキッチンの定番、壁付け型の意外な利便性とは?
効果的なダウンライトとコンテンポラリーなスタイルが印象的なこちらのキッチンも、扉の奥に隠して収納できるタイプ。周囲とそろえて一体化させるのでなく、キャビネットの扉にはあえて明るい白の平板を使い、ラスティックなキッチン扉とのコントラストを効かせています。壁一面の扉を開けると姿を現すキッチンに、訪れたゲストもあっと驚くかも。
狭いキッチンの定番、壁付け型の意外な利便性とは?
小さくても光るセンス
ワンルームタイプの部屋の場合、キッチンはごく小さいかもしれませんが、スタイリッシュにすることは可能です。設備はできるだけコンパクトで、場所をとらず使いやすいものを探してみましょう。あまり予算をかけられないなら、シンプルなデザインにとどめればOK。白のキャビネットにステンレス仕上げのキッチンは、時代を超えた黄金の組み合わせです。
ワンルームタイプの部屋の場合、キッチンはごく小さいかもしれませんが、スタイリッシュにすることは可能です。設備はできるだけコンパクトで、場所をとらず使いやすいものを探してみましょう。あまり予算をかけられないなら、シンプルなデザインにとどめればOK。白のキャビネットにステンレス仕上げのキッチンは、時代を超えた黄金の組み合わせです。
うまく収める
小さいキッチンなら、使うものすべてが収まるよう置き場所を事前に考えて、作業効率のよさと見た目の美しさを両立させましょう。ワンルームタイプのこちらの家のキッチンは、じつによく考えられた空間。スパイスラックに調理スペース、棚、引き出し、IHコンロ、換気扇、小型のシンクまでが小さなスペースにみごとに収まっています。隣り合った壁にはスライド式の扉がつけてあり、中にはオーブンと収納が。
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狭いからこそこだわりも
ワンルームの住まいでも、インテリアデコレーションの楽しみをあきらめる必要はありません。スペースが小さければ、それだけ必要な材料は少なくてすむということ。少ししか使わないわけですから、多少贅沢な仕上げもできるかもしれません。ワークトップの端材や、手ごろな値段で手に入る余ったタイルなどを探してみては。
ワンルームの住まいでも、インテリアデコレーションの楽しみをあきらめる必要はありません。スペースが小さければ、それだけ必要な材料は少なくてすむということ。少ししか使わないわけですから、多少贅沢な仕上げもできるかもしれません。ワークトップの端材や、手ごろな値段で手に入る余ったタイルなどを探してみては。
スリムタイプでスペース確保
使いづらいイレギュラーな形のスペースには、場所をとらないスリムなユニットを活用。標準サイズのキャビネットを使うなら、幅が細めの壁掛けタイプを床置きするのもいいかもしれません。
使いづらいイレギュラーな形のスペースには、場所をとらないスリムなユニットを活用。標準サイズのキャビネットを使うなら、幅が細めの壁掛けタイプを床置きするのもいいかもしれません。
ドアも美しく
写真の木造キャビンのキッチンは、木製ブロックを積み上げるゲーム「ジェンガ」にヒントを得た、折りたたみ式の木の扉に収められるしくみ。自然素材のよさとデザインの魅力がうまく融合しています。パイン材のキャビネットと、幅広の厚板を使ったオーク材のフロアを組み合わせると、扉の奥に隠してしまうのが惜しくなるようなスペースです。
写真の木造キャビンのキッチンは、木製ブロックを積み上げるゲーム「ジェンガ」にヒントを得た、折りたたみ式の木の扉に収められるしくみ。自然素材のよさとデザインの魅力がうまく融合しています。パイン材のキャビネットと、幅広の厚板を使ったオーク材のフロアを組み合わせると、扉の奥に隠してしまうのが惜しくなるようなスペースです。
ひと工夫で広がる可能性
アパートンメントの中が小さなスペースに区切られている場合、レイアウトを変える自由はないと感じるかもしれません。でも、少し手を加えると、写真のように小さくてもすてきなキッチンに変身させることができます。ワークトップを奥のスペースから手前の部屋にまで拡張したため、作業をしたりものを置いたりするスペースができたほか、収納も増やせました。
キッチンの専門家を探す
アパートンメントの中が小さなスペースに区切られている場合、レイアウトを変える自由はないと感じるかもしれません。でも、少し手を加えると、写真のように小さくてもすてきなキッチンに変身させることができます。ワークトップを奥のスペースから手前の部屋にまで拡張したため、作業をしたりものを置いたりするスペースができたほか、収納も増やせました。
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