famille_sugiyamaのアイデア
築19年の中古住宅に12年住まい、子供の成長と家の老朽化から現地での建て替えを決めたオーナー家族。小さくても愛着のある土地に、家族の希望をぎゅっと詰め込んだ家をつくり上げた。 どんなHouzz?家族構成:40代夫婦、子供1人所在地:神奈川県川崎市構造:木造3階建て敷地面積:66.49平方メートル延床面積:105.29平方メートル設計:向山建築設計事務所施工:安藤建設竣工時期:2015年4月撮影:藤井浩司(ナカサアンドパートナーズ)写真は東側から見た外観。東南に当たる角を斜めに切り取ったような形になっている。これがリビングに光を取り込む大きなポイントのひとつ(光と広さの工夫その1)。詳しくは、後出のリビング写真を見ながらご紹介したい。外壁は深みのある濃紺でモダンなテイスト。モルタルにリシン吹付け仕上げ。土間コンクリートを刷毛引きで仕上げた駐車場も確保している。
7. あえてルールを破るこれには、前項の習慣があることが必須条件になる。繰り返しのパターンが作られていてこそ、ルールを破るべきところが判断できるのだ。例えば、グリッドに沿って整然と並んでいる窓があり、その中でひとつの窓だけが規則から外れているとすれば、それはなにか特定の、重要な理由があるはずだ。木の樹冠の眺めや、遠くの景色を取り入れるためかもしれない。反復による秩序ある背景のなかで計算されたルール破りをすることで、特別な意味合いを演出できる。反復とのバランスを取り、単調になり過ぎないようにする効果もある。
西国街道に面したファサードは、「父が希望した和のテイストを取り入れながら、新しい京都を提案できるように心がけました」と昌彦さん。左官仕上げのシンプルですっきりとした色調の外壁、街道に沿って水平ラインに揃えた建物の軒、木製の大きな引き戸が、和の趣を感じさせてくれる。この扉から、施主である父・孝平さんのアトリエに出入りできる。住居の玄関は、コンクリート擁壁の裏側に配した。どんなHouzz?所在地:京都府向日市住まい手:夫婦(60代)と息子(高校生)主体構造:木造一部RC造(増築棟:木造)延床面積:238.36平方メートル(39.78平方メートル増築棟)リノベーション竣工:2016年1月設計監理:koyori(こより)、DATT一級建築士事務所構造:金子武史構造設計事務所庭・外構:造景房吉(岩村陽一郎)写真:吉田祥平
2. トレーを利用するテーブルの上、棚や腰高のカウンタの一角も無意識でいると、さまざまな種類のモノ置きになってしまいます。ペンやメモなど文房具、食べかけのお菓子、携帯電話、眼鏡など、すぐにまた使うことが多い日用品や雑貨は、一つひとつのサイズが大きくないこともあって、ついそのまま出しっぱなしになりがちです。結果、どこかにモノが紛れてしまったりするのです。そこで利用したいのはトレーです。テーブルの一隅に置いて、バラつきがちなモノをトレーの上にならちょい置きしていいと決めましょう。トレーの上にもモノを重ねないことをルールにしましょう。モノを置けるすき間がなくなったら見直しの合図です。柄のあるトレーを選んでその柄が見えなくなったら見直すというのもいいですね。
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