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フレッシュハーブを浮かべ、フットバスでリフレッシュしよう
フレッシュハーブを浮かべた、気軽に試せるフットバス(足湯)で、優雅なリラックス&リフレッシュタイムを過ごしてみませんか?
Rie Yoshihara
2016年7月16日
フレンチ&ナチュラルなインテリア雑貨のオンラインショップ。白いインテリアとシャビー、ジャンクな古びた風合いの似合うインテリアを提案。
DIYでリフォームした自宅ですべての撮影を行っています。
個人では、著書あり。
「手作りで楽しむナチュラルインテリア」「小さな手作りとナチュラルインテリア」(以上主婦の友社)「私の手仕事」(毎日コミュニケーションズ)
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ハーブで楽しむリラックスタイムの第2弾。今回は、フレッシュなハーブを使って気軽に試すことができ、目にも楽しめるフットバスをご提案します。フットバスにゆったりと足を浸けると、むくみが取れたり、冷えによるだるさが取れたり、また足の裏がすっきり清潔になり、床を踏みしめる感覚もサラサラとして気持ちがいいのです。裸足で過ごせる季節ならではですね。夏は汗をかくことも大事なこと。いちばん自然なデトックスの手段です。冷房にばかり頼らず、家の中でも日陰の風通しのよい場所を選んで、ハーブ入りのフットバスを楽しんでみてください。
前回の記事「お風呂に入れてリラックス、バスハーブブーケを作ろう」では、庭のハーブを使ったバスハーブをご紹介しましたが、暑い夏にお風呂に浸かるのはやはり苦手、という方もいらっしゃるのではないかと思います。そんな方におすすめなのが、フットバス(足湯)です。
自分の足が入るサイズの洗面器やたらい、バケツなどを用意して、庭からハーブを摘んでくるだけ。気が向いたらすぐにできる、ハーブバスよりさらに気軽なリフレッシュ方法です。
自分の足が入るサイズの洗面器やたらい、バケツなどを用意して、庭からハーブを摘んでくるだけ。気が向いたらすぐにできる、ハーブバスよりさらに気軽なリフレッシュ方法です。
暑い夏は、家の中でも外でも、裸足で過ごすことが多くなりますね。床を素足で踏みしめる気持ちよさや、サンダルで涼しく過ごせるのは、この季節ならでは。でもその分、足にはダイレクトに冷えや疲れが溜まっていきます。
ハーブは香りがあるものがほとんどですが、ないものもあります。香りがなくても、涼しげできれいなフレッシュグリーンが水に浮かんでいる様子は、見ているだけで清涼感があり、目からの癒し効果がありそうです。自分だけのアロマによる癒しの空間をつくってみてはいかがでしょうか。
ハーブは香りがあるものがほとんどですが、ないものもあります。香りがなくても、涼しげできれいなフレッシュグリーンが水に浮かんでいる様子は、見ているだけで清涼感があり、目からの癒し効果がありそうです。自分だけのアロマによる癒しの空間をつくってみてはいかがでしょうか。
我が家の庭のハーブたち。フットバス用として前回とは違う種類を集めてみました。見た目にも涼しげなシルバーリーフのものがメインです。また鮮やかな花つきのものも入れました。効能や特徴をご紹介します。
左から。
ユーカリ・ポポラス
ユーカリ・グニー
ユーカリはご存じ、コアラの好物として有名ですが、ハーブであることを知っている方は少ないのでは? 切り花でもよく使われるユーカリは、地植えにすると2階建ての屋根より高く大きくなるので、庭に植えるときは少し注意が必要です。
ユーカリの揮発成分には抗菌、抗ウィルス作用があり、細菌やウィルスの繁殖を抑えるとともに、空気を浄化する働きがあるとされています。皮膚に塗ると関節や粘膜の炎症を鎮め、筋肉痛やリウマチの症状を和らげてくれます。
左から。
ユーカリ・ポポラス
ユーカリ・グニー
ユーカリはご存じ、コアラの好物として有名ですが、ハーブであることを知っている方は少ないのでは? 切り花でもよく使われるユーカリは、地植えにすると2階建ての屋根より高く大きくなるので、庭に植えるときは少し注意が必要です。
ユーカリの揮発成分には抗菌、抗ウィルス作用があり、細菌やウィルスの繁殖を抑えるとともに、空気を浄化する働きがあるとされています。皮膚に塗ると関節や粘膜の炎症を鎮め、筋肉痛やリウマチの症状を和らげてくれます。
ジャーマンダーセージ
ボックセージ
チェリーセージ
ラベンダーセージ
セージはサルビア属のハーブで、薬効のある種類と観賞用とに分けられます。上に挙げた我が家のセージたちは、観賞用。青や紫、赤など鮮やかな花が特徴です。フットバスに浮かべると気分が上がりそうです。チェリーセージの赤い花は食用にはできませんが、葉にフルーツの香りがあります。これらは、目と香りで楽しむハーブです。
写真にはありませんが、薬効効果のあるセージの代表は、コモンセージ。強い抗菌、抗ウィルス作用を持っていて、肌を引き締める収れん作用や、発汗を抑える作用があるそうですので、夏のフットバスにはぴったり。もしお庭にあったら、ぜひ使ってみてくださいね。
ツリージャーマンダー
シソ科の常緑小低木で、シルバーリーフに薄紫の花を咲かせます。
枝を四方に伸ばしながら元気に育ち、手がかかりません。防虫効果や芳香剤としての効果もあるようです。
スイートマジョラム
小さな葉にはミントのような香りがあり、服用または外用することで体を温め、頭、おなか、筋肉その他の部分の冷えによる不調を公転する働きがあるようです。薄いピンクの小さな花の集合体は、タイムの花に似ています。
ボックセージ
チェリーセージ
ラベンダーセージ
セージはサルビア属のハーブで、薬効のある種類と観賞用とに分けられます。上に挙げた我が家のセージたちは、観賞用。青や紫、赤など鮮やかな花が特徴です。フットバスに浮かべると気分が上がりそうです。チェリーセージの赤い花は食用にはできませんが、葉にフルーツの香りがあります。これらは、目と香りで楽しむハーブです。
写真にはありませんが、薬効効果のあるセージの代表は、コモンセージ。強い抗菌、抗ウィルス作用を持っていて、肌を引き締める収れん作用や、発汗を抑える作用があるそうですので、夏のフットバスにはぴったり。もしお庭にあったら、ぜひ使ってみてくださいね。
ツリージャーマンダー
シソ科の常緑小低木で、シルバーリーフに薄紫の花を咲かせます。
枝を四方に伸ばしながら元気に育ち、手がかかりません。防虫効果や芳香剤としての効果もあるようです。
スイートマジョラム
小さな葉にはミントのような香りがあり、服用または外用することで体を温め、頭、おなか、筋肉その他の部分の冷えによる不調を公転する働きがあるようです。薄いピンクの小さな花の集合体は、タイムの花に似ています。
スペアミント
ミント系は、前回でもご紹介したとおり、リフレッシュ効果と涼しく感じる効果がありますので、フットバスにもぴったりです。ミント系はとにかく生育が旺盛なので、どんどん使ってみましょう。
ウエストリンギア
聞きなれない名前のハーブですが、別名「オーストラリアンローズマリー」といって、ローズマリーに似ていることからそう呼ばれていますが、こちらは香りはしません。葉が少し少なめで、すっきりした姿をしています。程よい低木で、育てやすい品種です。効能などの資料はありませんが、葉がきれいで見た目に美しいので、今回フットバスに入れてみました。
プラス、ほかのハーブや植物
ほかにもお好みのハーブや植物を加えて楽しめますが、目で楽しむために庭から摘んできたほかの植物を入れる場合は、万一のかぶれの原因になったりしないように、毒性がないかどうか確認してから選ぶようにしてください。
ミント系は、前回でもご紹介したとおり、リフレッシュ効果と涼しく感じる効果がありますので、フットバスにもぴったりです。ミント系はとにかく生育が旺盛なので、どんどん使ってみましょう。
ウエストリンギア
聞きなれない名前のハーブですが、別名「オーストラリアンローズマリー」といって、ローズマリーに似ていることからそう呼ばれていますが、こちらは香りはしません。葉が少し少なめで、すっきりした姿をしています。程よい低木で、育てやすい品種です。効能などの資料はありませんが、葉がきれいで見た目に美しいので、今回フットバスに入れてみました。
プラス、ほかのハーブや植物
ほかにもお好みのハーブや植物を加えて楽しめますが、目で楽しむために庭から摘んできたほかの植物を入れる場合は、万一のかぶれの原因になったりしないように、毒性がないかどうか確認してから選ぶようにしてください。
フットバスの準備
まずは、ハーブをきれいに洗って、ゴミや汚れ、虫などを取り除きます。そして、ぬるま湯を用意します。涼しくなりたい、という方は水でもいいのですが、冷えた水ではなく、なるべく常温の水を使ってください。冷えた水は、体を冷やしすぎて、逆効果になる場合もあります。
初めは、お湯(もしくは水)の量を少なめに入れておきます。そこに集めたハーブを入れていきます。大きめの葉ものは、はさみでカットすると香りも高くなり、効果も出やすくなります。こうして準備しているときからすでにいい香りが漂い、癒し効果が得られそうです。
まずは、ハーブをきれいに洗って、ゴミや汚れ、虫などを取り除きます。そして、ぬるま湯を用意します。涼しくなりたい、という方は水でもいいのですが、冷えた水ではなく、なるべく常温の水を使ってください。冷えた水は、体を冷やしすぎて、逆効果になる場合もあります。
初めは、お湯(もしくは水)の量を少なめに入れておきます。そこに集めたハーブを入れていきます。大きめの葉ものは、はさみでカットすると香りも高くなり、効果も出やすくなります。こうして準備しているときからすでにいい香りが漂い、癒し効果が得られそうです。
小さな葉はそのまま、茎から取って入れます。そして、色とりどりの花を入れて完成。シルバーリーフ、フレッシュなグリーンリーフ、涼しげなブルーや紫の花、鮮やかな元気の出そうな赤い花、絵を描くように順番に入れていくのも、とても楽しい作業です。
フットバスを作るついでに、余ったハーブをガラスの器に浮かべてお部屋に飾っても。涼しげなディスプレイができます。
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簡単DIY:ハーブの香るスワッグ
温度調節は、足を入れてからでもOKです。湯加減、水加減を足で心地よく感じる温度に調節します。先に水を入れてあとから少しずつお湯を足していくか、逆に温かめのお湯を用意して水を足すかの方法で、足を入れてから調節してください。2つのピッチャーにお湯とお水を入れたものを用意して、近くに置いておくといいでしょう。
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リラックス環境を整えてから浸かりましょう
お部屋でフットバスをするときは、下にタオルを敷いて、足を拭くタオルを近くにおきます。そして足を入れる前に、必ず手元に置いておきたいものを準備しましょう。足を入れてから、あの本が読みたい、膝にクッションを置きたい、と思っても、フットバスから足を出すと、葉っぱや花が足についてきて、少し大変なことに。
お茶を用意して、本を用意して、リラックスできる空間づくりも整えてから、ゆっくり楽しみましょう。
お部屋でフットバスをするときは、下にタオルを敷いて、足を拭くタオルを近くにおきます。そして足を入れる前に、必ず手元に置いておきたいものを準備しましょう。足を入れてから、あの本が読みたい、膝にクッションを置きたい、と思っても、フットバスから足を出すと、葉っぱや花が足についてきて、少し大変なことに。
お茶を用意して、本を用意して、リラックスできる空間づくりも整えてから、ゆっくり楽しみましょう。
フレッシュなハーブのナチュラルな香りはもちろん癒しになりますが、香りを楽しむには少し物足りないかもしれません。そんなときは、お好きなアロマオイルを数滴垂らしてみてください。温度が高ければ高いほど、香りは高く上に上がってきます。
目にも、体にも、心にも、効く癒し効果、自然のものを使って気軽にできるフットバス。元気に育ってくれるハーブをたくさん取り入れて、健康でいたいですね。
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