最新ログハウス入門:知っておきたい基礎知識
丸太小屋のイメージは昔のこと、デザインも機能性も格段に進化した現代のログハウス。その構法の種類、性能やコスト、メンテナンス面の注意などを、初めて知る人のためにわかりやすくまとめました。
Miki Anzai
2016年7月13日
さわやかな木の香り、やわらかな木目……自然の恵みにあふれる木材をふんだんに使って建てるログハウスが、今、新たな脚光を浴びている。日本では1980年代に一度、ログハウスブームがあった。しかし、当時はまだ規制が厳しく、住宅地では建てにくかったこともあり、特別な場所に建てる特別な家(=山小屋)という印象が強かった。ところが、その後の大幅な法規制の緩和、建築技術の飛躍的な進歩、シックハウス症候群の問題による自然素材への回帰などにより、現在は優れたログハウスが、別荘としてだけでなくマイホームとしても、続々と建てられている。進化したログハウスとはどのような建物なのか、構造や性能、特徴や住み心地など、ログハウス建築の基本を紹介しよう。
- ログハウスの種類
日本ログハウス協会が会員を対象としたアンケート調査によると、2015年度のログハウス住宅着工実績1,206棟のうち、97%がこの丸太組み構法によるもの。一方、軸組み構法は、従来の木造構法と同じに、柱を立て、それを梁や桁でつなぎ、筋交いなどで補強して骨組みをつくり壁を設けて箱をつくる構造だが、柱や梁に丸太などを使うことで、ログハウスの雰囲気を持たせながら、仕上げやプランの自由度もあるタイプだ。
丸太組み構法
「丸太」と聞くと、どうしてもゴツゴツした、いわゆる丸太小屋を想像するが、「丸太組み構法は、単なる建築基準法上の呼称であって、丸太小屋のことだけを指すわけではない」と解説してくれたのは、Forest Crewの村上博基さん。実際に、現在では「四角いログハウスのほうが主流」だ。
丸太組み構法には、使用する木材を手作業で加工してつくるハンドカットと、機械で均一に製材して使うマシンカットの2種類あり、マシンカットの中にも、ログ材の断面の加工形状によって、角ログ、丸ログ、楕円ログ、タイコ型ログ、D型ログなどの種類がある。日本ログハウス協会の2015年度調査では、ログハウス着工実績の75%以上の995棟が、角ログだった。住宅地の中でも違和感なく、家具の収まりもよく、掃除もしやすいため人気が高いという。
「丸太」と聞くと、どうしてもゴツゴツした、いわゆる丸太小屋を想像するが、「丸太組み構法は、単なる建築基準法上の呼称であって、丸太小屋のことだけを指すわけではない」と解説してくれたのは、Forest Crewの村上博基さん。実際に、現在では「四角いログハウスのほうが主流」だ。
丸太組み構法には、使用する木材を手作業で加工してつくるハンドカットと、機械で均一に製材して使うマシンカットの2種類あり、マシンカットの中にも、ログ材の断面の加工形状によって、角ログ、丸ログ、楕円ログ、タイコ型ログ、D型ログなどの種類がある。日本ログハウス協会の2015年度調査では、ログハウス着工実績の75%以上の995棟が、角ログだった。住宅地の中でも違和感なく、家具の収まりもよく、掃除もしやすいため人気が高いという。
軸組み構法
この構法は、柱(ポスト)と梁(ビーム)に丸太を使っているだけで、基本的には、従来の木造在来工法とほぼ同じ構造だ。その中でも、柱と梁に丸太を使用するポスト&ビーム構法は、丸太の存在感を楽しみつつ、壁の仕上げを自由に選ぶのが特徴である。
この構法の柱と柱の間に短いログ材(フィラーログ)を水平に落とし込んで壁をつくるのが、ピーセンピース構法で、軸組みでありながら、丸太組み構法に近い雰囲気を楽しめるのが特徴である。
また、画像のように、柱や梁に、おもに四角に加工したオーク材を使用するティンバー・フレーム構法もある。構造材(フレーム)がそのまま家の内部に露出しているので、丸太組み構法のログハウスのような木の質感や醍醐味を味わえる。
この構法は、柱(ポスト)と梁(ビーム)に丸太を使っているだけで、基本的には、従来の木造在来工法とほぼ同じ構造だ。その中でも、柱と梁に丸太を使用するポスト&ビーム構法は、丸太の存在感を楽しみつつ、壁の仕上げを自由に選ぶのが特徴である。
この構法の柱と柱の間に短いログ材(フィラーログ)を水平に落とし込んで壁をつくるのが、ピーセンピース構法で、軸組みでありながら、丸太組み構法に近い雰囲気を楽しめるのが特徴である。
また、画像のように、柱や梁に、おもに四角に加工したオーク材を使用するティンバー・フレーム構法もある。構造材(フレーム)がそのまま家の内部に露出しているので、丸太組み構法のログハウスのような木の質感や醍醐味を味わえる。
- ログハウスの室内環境
ログハウスは夏、涼しく、冬は乾燥しすぎず、暖かく感じられる。これは、木に調湿能力があるからだ。室内の湿度が高ければ、空気中の水分を吸収し、逆に湿度が低い場合は、木の中の水分を発散する。また、木は紫外線を吸収するため、夏の直射日光を遮って、涼しく暮らせるともいわれている。
自然の断熱性
快適な室内環境をつくるうえで、重要なのが断熱性である。調湿性能と断熱性の兼ね備えたログ材により、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる住宅が可能になる。特に、寒い冬でも薪ストーブひとつで暖かく暮らせるのは、一般的に木が、コンクリートの約10倍、漆喰の約5倍の断熱性能を備えているからといわれている。
(出典:国立天文台『平成25年度版理科年表』)
快適な室内環境をつくるうえで、重要なのが断熱性である。調湿性能と断熱性の兼ね備えたログ材により、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる住宅が可能になる。特に、寒い冬でも薪ストーブひとつで暖かく暮らせるのは、一般的に木が、コンクリートの約10倍、漆喰の約5倍の断熱性能を備えているからといわれている。
(出典:国立天文台『平成25年度版理科年表』)
森林浴効果も?
ログハウスが体にいいといわれる理由に、室内の湿度が安定してるため、体への負担が少ないことがあげられる。きちんと建てられたログハウスは、結露もしにくく、ダニやカビも発生しにくい。また、木が発散している「フィトンチッド」という成分が、人の自律神経を安定させてくれるといわれており、木に囲まれたログハウスの室内にいるだけで、森林浴に似たリラックス効果を感じることができるという。
ログハウスが体にいいといわれる理由に、室内の湿度が安定してるため、体への負担が少ないことがあげられる。きちんと建てられたログハウスは、結露もしにくく、ダニやカビも発生しにくい。また、木が発散している「フィトンチッド」という成分が、人の自律神経を安定させてくれるといわれており、木に囲まれたログハウスの室内にいるだけで、森林浴に似たリラックス効果を感じることができるという。
五感に及ぼす効果
木の年輪や木目、木の色相、光沢も、視覚的な安らぎを与えてくれる。木に当たった光の反射率は50~60%といわれ、人間の目に心地よい反射率であることもわかっている。 また、木は触ってもべとつかず、感触がやわらかく、触れてもひやっとしない。また木の香りも、人を癒やす不思議な力が秘められている。
(出典:日本建築学会『建築設計資料集成』)
木の年輪や木目、木の色相、光沢も、視覚的な安らぎを与えてくれる。木に当たった光の反射率は50~60%といわれ、人間の目に心地よい反射率であることもわかっている。 また、木は触ってもべとつかず、感触がやわらかく、触れてもひやっとしない。また木の香りも、人を癒やす不思議な力が秘められている。
(出典:日本建築学会『建築設計資料集成』)
耳にも心地よい空間をつくり出してくれる。世界的なコンサートホールやレコーディングスタジオの多くが、内装に木を使っていることからもわかるように、多孔質な木には、雑音を吸収する吸音材の効果がある。ログ壁の凸凹が、反射材の役割を果たして、理想的な音質をつくってくれる。
シックハウスになりにくい
シックハウス症候群とは、木材や合板などの住宅建材や家具などの生活用品に含まれる、ホルムアルデヒドなどの室内空気汚染物質による健康被害のこと。ログハウスは、自然素材の木に囲まれる住まいのため、シックハウスになりにくいといわれている。しかし、木を使った構造体以外の建築資材や、生活用品から発生する室内空気の汚染物質にも、もちろん注意する必要がある。設計の段階から、しっかりと各部材の性能や、原料を見極めて使用することが、シックハウスを回避するうえでのポイントとなる。
シックハウス症候群とは、木材や合板などの住宅建材や家具などの生活用品に含まれる、ホルムアルデヒドなどの室内空気汚染物質による健康被害のこと。ログハウスは、自然素材の木に囲まれる住まいのため、シックハウスになりにくいといわれている。しかし、木を使った構造体以外の建築資材や、生活用品から発生する室内空気の汚染物質にも、もちろん注意する必要がある。設計の段階から、しっかりと各部材の性能や、原料を見極めて使用することが、シックハウスを回避するうえでのポイントとなる。
- ログハウスの強度
日本ログハウス協会が中心となり、2007年にログハウス実大振動実験が行われた結果、ログハウスの高い耐震性が証明されている。品確法(=住宅の品質確保の促進等に関する法律)の最高レベルである、耐震等級3(=建築基準法で定められた耐震力の1.5倍)で、ログハウスを設計することも可能だ。
耐久性と適した木材
日本古来のログハウスといわれる正倉院が、建築から1000年以上経った今も朽ちることなく、美しい姿を見せていることからも、木造建築の耐久性がわかる。そんな木造建築の耐久性を大きく左右するのが、材料の選択だ。テーパー(円錐率)の少ない針葉樹の中でもよく使われているのは、木の収縮率が低く、ログハウス完成後の狂いの少ないことからパイン、国産スギ、ヒノキが、また防水、防腐、防虫に優れていることからウエスタンシーダー、イエローシーダーが、そして、強度があり木目の美しいダグラスファーや、加工しやすく、乾燥性にも優れるスプルースなどが採用されている。
日本古来のログハウスといわれる正倉院が、建築から1000年以上経った今も朽ちることなく、美しい姿を見せていることからも、木造建築の耐久性がわかる。そんな木造建築の耐久性を大きく左右するのが、材料の選択だ。テーパー(円錐率)の少ない針葉樹の中でもよく使われているのは、木の収縮率が低く、ログハウス完成後の狂いの少ないことからパイン、国産スギ、ヒノキが、また防水、防腐、防虫に優れていることからウエスタンシーダー、イエローシーダーが、そして、強度があり木目の美しいダグラスファーや、加工しやすく、乾燥性にも優れるスプルースなどが採用されている。
耐火性
かつてログハウスは、住宅地など防火規制のある地域での建築が制限されていた。しかし現在では、マシンカットログハウス、ハンドカットログハウスとも、防耐火性能が国にも認められ、準防火地域に建築することができるようになった。ログ壁の非損傷性(=加重をかけて燃やしたときの変形のしにくさ)、遮熱性(=非加熱面への熱の伝えにくさ)、遮炎性(=火災の貫通しにくさ)の3つの項目で、性能が評価されている。
一般的には、木は燃えやすいイメージがあるが、ログハウスに用いられる大きな断面積の木材は、組織中に最も熱を伝えにくい空気をたくさん含んでおり、燃焼するまでに時間がかかる。万一出火しても、木材の表面に炭化層を形成し、燃焼を継続しにくい。もちろん、火に対する注意が必要なことは一般住宅と同じだ。
かつてログハウスは、住宅地など防火規制のある地域での建築が制限されていた。しかし現在では、マシンカットログハウス、ハンドカットログハウスとも、防耐火性能が国にも認められ、準防火地域に建築することができるようになった。ログ壁の非損傷性(=加重をかけて燃やしたときの変形のしにくさ)、遮熱性(=非加熱面への熱の伝えにくさ)、遮炎性(=火災の貫通しにくさ)の3つの項目で、性能が評価されている。
一般的には、木は燃えやすいイメージがあるが、ログハウスに用いられる大きな断面積の木材は、組織中に最も熱を伝えにくい空気をたくさん含んでおり、燃焼するまでに時間がかかる。万一出火しても、木材の表面に炭化層を形成し、燃焼を継続しにくい。もちろん、火に対する注意が必要なことは一般住宅と同じだ。
- ログハウスのコスト、プラン、メンテナンス
ログハウスに使用される木材の量(材積)は、マシンカットで一般木造住宅の約5倍、ハンドカットで約10倍といわれている。しかし、価格は、建物の規模や設計、敷地の状況、法的規制、木材の樹種などによって、かなり違ってくる。輸入材を使えば、外国為替換算レートの変動の影響を受けるなど、ケースバイケースだ。夢みるログハウスの建築だが、資金面では現実派になることを心がけたい。もちろん、ログハウスだからといって、金融機関の融資を受けられないということはない。
火災保険料は木造住宅と同じ
一般のログハウスは、住宅金融公庫の特約火災保険を検討する場合、木造の区分に含まれるので、一般の木造住宅との比較では、保険料はまったく同じである。その他の保険も、特別扱いは少ないようだが、各社の判断によって変わるので、確認が必要だ。
一般のログハウスは、住宅金融公庫の特約火災保険を検討する場合、木造の区分に含まれるので、一般の木造住宅との比較では、保険料はまったく同じである。その他の保険も、特別扱いは少ないようだが、各社の判断によって変わるので、確認が必要だ。
自由度が増したプランニング
進化したログハウスは、高精度の加工技術により、隙間風や雨が侵入することがほとんどなくなっただけでなく、住宅街にも建てられるようになり、道行く人が「格好いい」と思うデザインが増えてきている。規制も緩和されてきており、ログ壁に囲まれた一部屋の床面積は、30平方メートル以内が原則だが、構造計算などにより安全性が確認されれば、自由にプランニングできるようになっている。
進化したログハウスは、高精度の加工技術により、隙間風や雨が侵入することがほとんどなくなっただけでなく、住宅街にも建てられるようになり、道行く人が「格好いい」と思うデザインが増えてきている。規制も緩和されてきており、ログ壁に囲まれた一部屋の床面積は、30平方メートル以内が原則だが、構造計算などにより安全性が確認されれば、自由にプランニングできるようになっている。
メンテナンスと「セトリング」
基本的にメンテナンスは、どんな工法でつくられた建物でも必要だ。天然の木でつくられるログハウスは、他の建物ではほとんど問題にならない「セトリング」という現象があるため、メンテナンスが大変というイメージがあるようだ。セトリングとは、ログ材の自重により、 ログ組み時に残っていた わずかな隙間が、経年変化で下がったり、ログ材の乾燥(含水率の変化)による木の収縮により、 ログ壁が沈み込む現象のこと。通常、マシンカットであれば、築後3~5年で落ち着くが、それまでの期間は、調整や定期的塗装が必要だ。
築後一定期間は無償の点検とメンテナンスを実施しているメーカーもあるので、契約時に、定期点検の有無、メンテナンスを誰がやるのかを確認しておくとよいだろう。 どんな建物でも共通だが、費用のかかる再塗装作業を少しでも楽にするには、たとえば、平屋風のつくりにするなど、メンテナンスがしやすい設計・素材にすることも一案だろう。
基本的にメンテナンスは、どんな工法でつくられた建物でも必要だ。天然の木でつくられるログハウスは、他の建物ではほとんど問題にならない「セトリング」という現象があるため、メンテナンスが大変というイメージがあるようだ。セトリングとは、ログ材の自重により、 ログ組み時に残っていた わずかな隙間が、経年変化で下がったり、ログ材の乾燥(含水率の変化)による木の収縮により、 ログ壁が沈み込む現象のこと。通常、マシンカットであれば、築後3~5年で落ち着くが、それまでの期間は、調整や定期的塗装が必要だ。
築後一定期間は無償の点検とメンテナンスを実施しているメーカーもあるので、契約時に、定期点検の有無、メンテナンスを誰がやるのかを確認しておくとよいだろう。 どんな建物でも共通だが、費用のかかる再塗装作業を少しでも楽にするには、たとえば、平屋風のつくりにするなど、メンテナンスがしやすい設計・素材にすることも一案だろう。
リフォームも可能
ログハウスでも増改築は可能だ。たとえば、将来、ログハウスの外部に子供部屋を増築したり、採光や通風をさらによくするための窓を追加したりといったこともできる。ただし、 ログハウスのどこを切断してもよいわけではないので、 必ずログハウスメーカーなどから アドバイスを受けること。吹き抜けから2階床への改装も、必要な床受け強度を確保できれば可能である。 既存のログハウスの構造耐力や、セトリング対策に配慮しながら、プランを練るとよいだろう。
ログハウスでも増改築は可能だ。たとえば、将来、ログハウスの外部に子供部屋を増築したり、採光や通風をさらによくするための窓を追加したりといったこともできる。ただし、 ログハウスのどこを切断してもよいわけではないので、 必ずログハウスメーカーなどから アドバイスを受けること。吹き抜けから2階床への改装も、必要な床受け強度を確保できれば可能である。 既存のログハウスの構造耐力や、セトリング対策に配慮しながら、プランを練るとよいだろう。
自然の木がつくり出す、穏やかで快適な暮らし。以前は、街を離れ、田舎に移住しないと建てることができなかった夢のログハウスがぐっと身近になり、建築棟数も飛躍的に伸びている。規制が緩和され、あらゆる技術を使い、新しいデザインを盛り込んだログハウスが次々に生まれているなか、今回は入門編として、最新のログハウス建築にまつわる基本情報をまとめた。次回の施工事例編では、実際にログハウスを建てる際のヒントを紹介する。
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取りまとめ頂きありがとうございました。
よくまとめられていて、感心いたしました。ただし、気になる点がありましたので、投稿しました。ログハウスというのは丸太組構法のみで、ポスト&ビームはログハウスには含まれないのではないでしょうか。ポスト&ビームは近年カナダで生まれた建築様式で、ポスト&ビームをログハウスと呼んでいるのは日本だけです。紀元前に生まれたログハウスとは歴史が違います。また、ティンバーフレームもまだ木材が豊富にあったイギリスを中心にした北ヨーロッパで生まれた建築様式で、シェークスピアの生家やリバティ百貨店が有名です(正確にはチェダー様式ですが)。その後、北米に渡り教会などで用いられました。いずれも丸太組構法ではなく、ログハウスとは呼べないと思いますが。