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夏を彩る鮮やかな寄せ植え
夏はもうすぐそこ!寄せ植えで南国の植物を楽しみましょう。
舩村佳織
2016年6月11日
造園会社にて個人邸外構・庭の設計施工を行うプランナーとして勤務後、ニュージーランドにて現地の植物ナーセリー勤務及び園芸関係のボランティアを1年間経験。現在は静岡県富士市を中心に自然素材を使った庭づくりを行っています。
二児の子育て中でもあり、家族みんなが楽しめる庭造りが得意です。設計者として、主婦としての目線から、暮らしやすさに寄り添います。
造園会社にて個人邸外構・庭の設計施工を行うプランナーとして勤務後、ニュージーランドにて現地の植物ナーセリー勤務及び園芸関係のボランティアを1年間経験。現在は静岡県富士市を中心に自然素材を使った庭づくりを行っています... もっと見る
春の花が終わり、園芸店には夏の草花が出揃う季節になりました。夏にぴったりなトロピカルな雰囲気の植物を楽しむには寄せ植えがおすすめ。寄せ植えは他から独立した小さなお庭のようなもの。うちの庭とは合わないかも?と思うような、思いっきり南国ムードな植物も寄せ植えなら気軽に楽しめます。今から夏の終わりまで長く楽しめる、これからの季節にぴったりの寄せ植えをご紹介します。
寄せ植えは移動や植え替えがしやすいので、気軽に季節の草花を楽しむのにおすすめです。また、大きさも場所も自分の都合に合わせて選べるので、管理がしやすいです。華やかさをプラスしたい場所に一鉢置けば、ぱっと明るくすることができます。
植え替えをして季節感を楽しむには、最低年2回の植え替えが良いでしょう。梅雨前に夏の植物に、冷え込む頃に冬の花に植え替えるのが目安です。もちろん形が崩れてきたら、年2回以上植え替えを行っても良いです。
寄せ植えは花壇に草花を植えるのとはまた違う楽しみがあります。この夏は寄せ植えにチャレンジしてみましょう!
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夏といえばコリウス
夏のカラーリーフと言えばコリウス。初夏から秋にかけて美しい葉を鑑賞できます。葉の色は明るい黄緑色から黒っぽいものまでさまざま。
花をたくさん入れるのではなく、葉をメインにした寄せ植えでコリウスを存分に楽しみましょう。鉢は落ち着いた色で全体を引き締めるようにすると、リゾートのような洗練された雰囲気になります。
夏のカラーリーフと言えばコリウス。初夏から秋にかけて美しい葉を鑑賞できます。葉の色は明るい黄緑色から黒っぽいものまでさまざま。
花をたくさん入れるのではなく、葉をメインにした寄せ植えでコリウスを存分に楽しみましょう。鉢は落ち着いた色で全体を引き締めるようにすると、リゾートのような洗練された雰囲気になります。
爽やかなカラジューム
ビビッドグリーンの鉢に爽やかな白い斑の入ったカラジュームは最高の組み合わせです。花はたくさん植えず、色や質感の違うグリーンを植えて涼しげな寄せ植えに。グリーンを多く入れた寄せ植えは花がらを摘む手間が必要無いので、あまり手入れに時間がかけられない方にもおすすめです。カラジュームには真夏の日差しは強すぎるので、半日陰程度の場所で管理するのが良いでしょう。
ビビッドグリーンの鉢に爽やかな白い斑の入ったカラジュームは最高の組み合わせです。花はたくさん植えず、色や質感の違うグリーンを植えて涼しげな寄せ植えに。グリーンを多く入れた寄せ植えは花がらを摘む手間が必要無いので、あまり手入れに時間がかけられない方にもおすすめです。カラジュームには真夏の日差しは強すぎるので、半日陰程度の場所で管理するのが良いでしょう。
シンプルなホワイト
光沢のある黒い鉢には白い花だけを集めた寄せ植えですっきりと大人な寄せ植えはいかがでしょうか。真っ白で清らかな花を咲かせるクチナシと、白い花が飛ぶように咲くガウラをバランス良く配置しましょう。クチナシの艶のある深いグリーンの葉が、花の美しさを際立たせます。白い花は、花の終わりに茶色い変色が目立つため、花がら摘みはこまめに行うと綺麗な状態を保てます。
光沢のある黒い鉢には白い花だけを集めた寄せ植えですっきりと大人な寄せ植えはいかがでしょうか。真っ白で清らかな花を咲かせるクチナシと、白い花が飛ぶように咲くガウラをバランス良く配置しましょう。クチナシの艶のある深いグリーンの葉が、花の美しさを際立たせます。白い花は、花の終わりに茶色い変色が目立つため、花がら摘みはこまめに行うと綺麗な状態を保てます。
元気なカラフル寄せ植え
夏の花はカラフルで色鮮やかなものがいっぱいです!特にペチュニアは品種改良が進んでいて、たくさんの品種が園芸店に並びます。色や花びらの形等、お気に入りの一株を見つけてみてください。暑さに負けずに次々と花を咲かせ、初心者にも育てやすいです。乾燥は苦手なので、水やりだけは忘れないように。また花に多くの栄養を使うため、一週間に一度液肥を与えると花付きが良くなります。
たくさんの色を使って寄せ植えを作る場合はトーンを合わせるとまとめやすいです。パステルトーンにするか、ビビッドトーンにするかを先に決めてから花を選びましょう。トーンを合わせれば色数が増えてもごちゃごちゃしないので、思いっきり明るく元気な色を選んでみてください。
夏の花はカラフルで色鮮やかなものがいっぱいです!特にペチュニアは品種改良が進んでいて、たくさんの品種が園芸店に並びます。色や花びらの形等、お気に入りの一株を見つけてみてください。暑さに負けずに次々と花を咲かせ、初心者にも育てやすいです。乾燥は苦手なので、水やりだけは忘れないように。また花に多くの栄養を使うため、一週間に一度液肥を与えると花付きが良くなります。
たくさんの色を使って寄せ植えを作る場合はトーンを合わせるとまとめやすいです。パステルトーンにするか、ビビッドトーンにするかを先に決めてから花を選びましょう。トーンを合わせれば色数が増えてもごちゃごちゃしないので、思いっきり明るく元気な色を選んでみてください。
鮮やかなゼラニウム
発色の良いゼラニウムが主役の寄せ植えです。明るいグリーンで爽やかさもプラスして。ぱっと目を引く明るい色は、最高のアイキャッチになります。
ゼラニウムは多年草なので、翌年も引き続き育てられるのも魅力。季節に合わせて、グリーンだけ植え替えても良いでしょう。
ゼラニウムは加湿が苦手で、日照を好む植物なので、一緒に植える植物も同じような条件を好むものだと管理がしやすいです。
発色の良いゼラニウムが主役の寄せ植えです。明るいグリーンで爽やかさもプラスして。ぱっと目を引く明るい色は、最高のアイキャッチになります。
ゼラニウムは多年草なので、翌年も引き続き育てられるのも魅力。季節に合わせて、グリーンだけ植え替えても良いでしょう。
ゼラニウムは加湿が苦手で、日照を好む植物なので、一緒に植える植物も同じような条件を好むものだと管理がしやすいです。
クロトンを主役に
葉の色が特徴的なクロトンで個性的に。鉢もありきたりなものではなく、こだわりのもので他には無い一鉢に仕上げましょう。クロトンは一枚の葉に様々な色合いを持っています。組み合わせる植物は、クロトンの葉色とリンクする色の植物を選ぶと全体にまとまりが出ます。クロトンの主張が強いので、他の植物は斑が入っていないものが良いでしょう。
クロトンは熱帯性の常緑低木で暑さには強いですが、寒さには弱いです。冬は室内で管理すると来年も楽しめます。
葉の色が特徴的なクロトンで個性的に。鉢もありきたりなものではなく、こだわりのもので他には無い一鉢に仕上げましょう。クロトンは一枚の葉に様々な色合いを持っています。組み合わせる植物は、クロトンの葉色とリンクする色の植物を選ぶと全体にまとまりが出ます。クロトンの主張が強いので、他の植物は斑が入っていないものが良いでしょう。
クロトンは熱帯性の常緑低木で暑さには強いですが、寒さには弱いです。冬は室内で管理すると来年も楽しめます。
ユーモラスな多肉植物の寄せ植え
違う惑星の風景のような不思議な趣のある寄せ植えです。小さな多肉植物の寄せ植えは雑貨店等でも販売されていますが、エクステリアの一部として屋外に置く場合は、大きな多肉植物を使って大きな鉢に植えてみましょう。
さまざまな形や色があるので、お気に入りを見つけてみてください。多肉植物は乾燥に強いので、管理は難しくはありません。日当たりが悪いと間延びしてしまい形が崩れやすいので、日照の確保には注意してください。
違う惑星の風景のような不思議な趣のある寄せ植えです。小さな多肉植物の寄せ植えは雑貨店等でも販売されていますが、エクステリアの一部として屋外に置く場合は、大きな多肉植物を使って大きな鉢に植えてみましょう。
さまざまな形や色があるので、お気に入りを見つけてみてください。多肉植物は乾燥に強いので、管理は難しくはありません。日当たりが悪いと間延びしてしまい形が崩れやすいので、日照の確保には注意してください。
ピンクのダリアでかわいく
ピンクのダリアを主役に、同系色のジニアを合わせてガーリーな一鉢に。どちらも開花期間が長く、日当たりが良ければ次々と蕾があがってきます。終わった花をそのままにしておくと花付きが悪くなっていくので、花がら摘みはこまめに行うと良いでしょう。またジニアは茂ってくると、株の内部が蒸れやすいため、風通しを良くしてあげると美しく育ちます。
ピンクの花が主役なので、鉢は主張が強くないベージュやテラコッタで優しくまとめましょう。
ピンクのダリアを主役に、同系色のジニアを合わせてガーリーな一鉢に。どちらも開花期間が長く、日当たりが良ければ次々と蕾があがってきます。終わった花をそのままにしておくと花付きが悪くなっていくので、花がら摘みはこまめに行うと良いでしょう。またジニアは茂ってくると、株の内部が蒸れやすいため、風通しを良くしてあげると美しく育ちます。
ピンクの花が主役なので、鉢は主張が強くないベージュやテラコッタで優しくまとめましょう。
高さの出るカンナ
すっと茎を伸ばした先に鮮やかな花を咲かせるカンナも夏を代表する植物。大きな葉も花に負けないインパクトがあります。大きめの鉢に背の高いカンナを植えれば、存在感のある寄せ植えができあがりです。
カンナは花も葉も大ぶりなので、グラス系の柔らかな質感の植物や小花を合わせると、全体にメリハリが出て垢抜けた印象になります。
すっと茎を伸ばした先に鮮やかな花を咲かせるカンナも夏を代表する植物。大きな葉も花に負けないインパクトがあります。大きめの鉢に背の高いカンナを植えれば、存在感のある寄せ植えができあがりです。
カンナは花も葉も大ぶりなので、グラス系の柔らかな質感の植物や小花を合わせると、全体にメリハリが出て垢抜けた印象になります。
半日陰にシダを使った寄せ植え
日照を十分確保できないような場所にはシダ植物をメインに使った寄せ植えがおすすめです。花が咲くものは日光が足りないと花が咲かなくなってしまうので、グリーンのみでしっとりと涼しげな雰囲気にしてみましょう。白い斑が入ったものやシルバーリーフと合わせると、お互いの葉色が引き立ちます。
シダ植物は乾燥を嫌うので、水やりをきちんと行えば、それ以外は特に難しい管理はありません。枯れ込んだ葉があれば取り除くようにしましょう。
日照を十分確保できないような場所にはシダ植物をメインに使った寄せ植えがおすすめです。花が咲くものは日光が足りないと花が咲かなくなってしまうので、グリーンのみでしっとりと涼しげな雰囲気にしてみましょう。白い斑が入ったものやシルバーリーフと合わせると、お互いの葉色が引き立ちます。
シダ植物は乾燥を嫌うので、水やりをきちんと行えば、それ以外は特に難しい管理はありません。枯れ込んだ葉があれば取り除くようにしましょう。
今から長く楽しめる夏の寄せ植えをご紹介しました。この季節でしか楽しめない南国の花がたくさんあります。あなたの夏を彩る素敵な寄せ植えを作ってみましょう!
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