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室内飼いの猫に優しい家をつくる10のアイデア
室内で飼っている猫ちゃんが、もっと健康に、もっと幸せに暮らせる家づくりのアイデアをご紹介します。
Laura Gaskill
2016年3月21日
猫好きなら、大事な猫ちゃんのためにできる限りのことをしてあげたい……と思うもの。そこでこの機会に、さらに猫に優しいお部屋づくりを考えてみてはいかがでしょうか? 室内飼いの猫ちゃんに、健康で幸せに楽しく生活してもらうため、猫タワーや水飲み場、窓際のスポットを増やすなど、ちょっと工夫してみましょう。また、いつもよりたっぷり一緒に遊んであげるのもいいかもしれません。猫ちゃんはあまり感激しているようには見えないかもしれませんが(何にでも感情を露わにするあの動物とは違いますので!)、それでも喜んでくれていることは間違いありません!
1. 一緒に過ごす
猫は独立心が強い動物と言われますが、飼い主が一緒にいてくれてかまってくれるとやはり嬉しいものです。室内飼いの猫はとくに、飼い主が遊んでくれなければさみしいし、退屈してしまいます。一緒に遊んだり、ブラッシングしたり、そばでくつろいだりする時間を作ることを忘れないで。1日か2日以上家を空けるときには、ペットホテルに預けるよりも、信頼できるペットシッターさんに家に来てもらうのが良いでしょう(値段もペットホテルより安いことが多いようです)。あなたも猫ちゃんも安心できるシッターさんを見つけたら、できるだけその人にいつもお願いすること。人間も猫も、そのほうがストレスが少なくて済みます。
猫は独立心が強い動物と言われますが、飼い主が一緒にいてくれてかまってくれるとやはり嬉しいものです。室内飼いの猫はとくに、飼い主が遊んでくれなければさみしいし、退屈してしまいます。一緒に遊んだり、ブラッシングしたり、そばでくつろいだりする時間を作ることを忘れないで。1日か2日以上家を空けるときには、ペットホテルに預けるよりも、信頼できるペットシッターさんに家に来てもらうのが良いでしょう(値段もペットホテルより安いことが多いようです)。あなたも猫ちゃんも安心できるシッターさんを見つけたら、できるだけその人にいつもお願いすること。人間も猫も、そのほうがストレスが少なくて済みます。
2. 運動する機会を作る
室内飼いの猫ちゃんも、思い切り走り回ってしっかり筋肉を動かし、健康と体型維持に努めましょう。猫ちゃんがよじ登ったり、飛び上がったり、座ったりできる場所を壁面に作るのも一案です。写真のような、いくつも並べた「猫棚」や、ラスティックモダンなキャットツリーなど、DIYでできるアイデアはたくさんあります。
上の写真の家はこちら:
My Houzz:人間と猫が楽しく共存する、豊かな木の香りの家
室内飼いの猫ちゃんも、思い切り走り回ってしっかり筋肉を動かし、健康と体型維持に努めましょう。猫ちゃんがよじ登ったり、飛び上がったり、座ったりできる場所を壁面に作るのも一案です。写真のような、いくつも並べた「猫棚」や、ラスティックモダンなキャットツリーなど、DIYでできるアイデアはたくさんあります。
上の写真の家はこちら:
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3. 眺めのいい場所を作る
室内飼いの猫ちゃんでも、窓際の特等席があれば、何時間も外を眺めて飽きないようです。眺めのいい窓が猫ちゃんに届かない位置にあるなら、壁付きの棚などで座る場所を窓の高さに作ってあげましょう(必要ならそこに上がるためのステップも用意)。猫ちゃんがより楽しめるように、いつもの見晴し台から見える位置に鳥の餌箱や水浴び場を作るのもいいですね。そして、できるだけ窓を開けて(網戸はロックするなど脱出対策を忘れずに)、猫ちゃんが風や空気の匂いを感じられるようにしてあげましょう。
室内飼いの猫ちゃんでも、窓際の特等席があれば、何時間も外を眺めて飽きないようです。眺めのいい窓が猫ちゃんに届かない位置にあるなら、壁付きの棚などで座る場所を窓の高さに作ってあげましょう(必要ならそこに上がるためのステップも用意)。猫ちゃんがより楽しめるように、いつもの見晴し台から見える位置に鳥の餌箱や水浴び場を作るのもいいですね。そして、できるだけ窓を開けて(網戸はロックするなど脱出対策を忘れずに)、猫ちゃんが風や空気の匂いを感じられるようにしてあげましょう。
4. 好きな場所で寝させてあげる
バスケット、段ボール箱、クローゼット、開けた引き出しや戸棚の中。猫は本当にどこででも寝られるようです。例外は、高いお金を出して買ってきた猫用ベッドくらいでしょうか…?好きなお昼寝スポットがあるなら、寝場所を変えてもらうのは諦めて、そこをできるだけ快適にしてあげましょう。といっても、新しく何かを買う必要はありません。折り畳んだタオルやブランケットを置いてあげるだけで大丈夫。私が昔飼っていた猫は、積み重ねた紙袋の上で寝るのが好きでした(いろんな好みがあるものです……)。
バスケット、段ボール箱、クローゼット、開けた引き出しや戸棚の中。猫は本当にどこででも寝られるようです。例外は、高いお金を出して買ってきた猫用ベッドくらいでしょうか…?好きなお昼寝スポットがあるなら、寝場所を変えてもらうのは諦めて、そこをできるだけ快適にしてあげましょう。といっても、新しく何かを買う必要はありません。折り畳んだタオルやブランケットを置いてあげるだけで大丈夫。私が昔飼っていた猫は、積み重ねた紙袋の上で寝るのが好きでした(いろんな好みがあるものです……)。
5.毒性のある植物は処分して、代わりに安全な植物を飾る
私たちの身の回りには、実は猫にとって毒となる植物が驚くほどたくさんあるんです。アマリリス、アロエ、ほとんどのユリ科植物、アスパラガス(観葉も含む)、アイビー、フィロデンドロン……。猫にとって危険な植物があれば処分して。でも、猫は植物が大好きですから、毒性のないもの・猫に良いものはお部屋に取り入れれば、猫にとっても人間にとっても、より快適で健康な暮らしづくりに役立ちます。トレーに猫草を植えて猫ちゃんが食べられる場所に置いたり、ゴムノキ、ネフロレピス、シュロなど、安全な観葉植物を選んで飾りましょう。猫ちゃんはジャングルごっこをして遊ぶのが好きですから、たくさんあるほど喜んでくれますよ。
私たちの身の回りには、実は猫にとって毒となる植物が驚くほどたくさんあるんです。アマリリス、アロエ、ほとんどのユリ科植物、アスパラガス(観葉も含む)、アイビー、フィロデンドロン……。猫にとって危険な植物があれば処分して。でも、猫は植物が大好きですから、毒性のないもの・猫に良いものはお部屋に取り入れれば、猫にとっても人間にとっても、より快適で健康な暮らしづくりに役立ちます。トレーに猫草を植えて猫ちゃんが食べられる場所に置いたり、ゴムノキ、ネフロレピス、シュロなど、安全な観葉植物を選んで飾りましょう。猫ちゃんはジャングルごっこをして遊ぶのが好きですから、たくさんあるほど喜んでくれますよ。
6.「キャティオ」をつくる
外に広いスペースがあり自然に恵まれていても、コヨーテのような天敵から守るために猫を外に出したくないということもあるでしょう。猫から野鳥を守りたい、という人もいるかもしれません。そんなときでも、猫ちゃんのテリトリーを安全に拡大する方法があります。それは、囲いのある猫用屋外パティオ、「キャティオ」を作ること。写真のキャティオは、16匹の保護猫の里親になり、家の中だけでは狭くなってしまったという夫妻が建てたもの。運動用の傾斜や階段、日よけシェード、猫に安全な植物、鯉の泳ぐ池まで揃っています。
このキャティオをもっと見る
外に広いスペースがあり自然に恵まれていても、コヨーテのような天敵から守るために猫を外に出したくないということもあるでしょう。猫から野鳥を守りたい、という人もいるかもしれません。そんなときでも、猫ちゃんのテリトリーを安全に拡大する方法があります。それは、囲いのある猫用屋外パティオ、「キャティオ」を作ること。写真のキャティオは、16匹の保護猫の里親になり、家の中だけでは狭くなってしまったという夫妻が建てたもの。運動用の傾斜や階段、日よけシェード、猫に安全な植物、鯉の泳ぐ池まで揃っています。
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7.水飲み場を工夫する
猫はシャンプーされたり、水に浸けられたり、とにかく体を濡らされるのが大嫌いなことはよく知られていますが、実は水そのものは嫌いじゃないんです。猫ちゃんがより楽しく水を飲めるよう、家の中に水飲み場を増やしてあげましょう。いくつかボウルやグラスに水を入れて置くだけでも、写真のような壁泉を低い位置に付けてもいいでしょう。大きなストーンウェアのボウルを台の上に置き、水草(猫に安全なもの)を浮かべたりしても、猫に優しい素敵なウォータースポットになります。とはいえ、あえて用意された場所以外から水分補給したがる猫ちゃんは多いようです。どれだけ猫専用の選択肢があっても、あなたが水を飲んでいたグラスや、花を活けている花瓶の中に顔を突っ込んでいる姿を見かけることがあるはず。
猫はシャンプーされたり、水に浸けられたり、とにかく体を濡らされるのが大嫌いなことはよく知られていますが、実は水そのものは嫌いじゃないんです。猫ちゃんがより楽しく水を飲めるよう、家の中に水飲み場を増やしてあげましょう。いくつかボウルやグラスに水を入れて置くだけでも、写真のような壁泉を低い位置に付けてもいいでしょう。大きなストーンウェアのボウルを台の上に置き、水草(猫に安全なもの)を浮かべたりしても、猫に優しい素敵なウォータースポットになります。とはいえ、あえて用意された場所以外から水分補給したがる猫ちゃんは多いようです。どれだけ猫専用の選択肢があっても、あなたが水を飲んでいたグラスや、花を活けている花瓶の中に顔を突っ込んでいる姿を見かけることがあるはず。
8. (家具以外で)爪をとぐものを与える
猫ちゃんによって、それぞれ好きな爪とぎ素材があります。いくつか爪とぎを試してみないと、お気に入りが分からないことも。段ボールや自然素材の縄、カーペット素材などでできたものが人気のようです。爪とぎ用の素材と、よじ登ることができるような構造とを組み合わせるのもいいアイデアです。上の写真のように、お部屋のインテリアにマッチするものが見つかれば最高。どうしても家具を引っ掻いて困るなら、家を空けるときには爪とぎしたがる家具に布を掛けてカバーしましょう。
猫ちゃんによって、それぞれ好きな爪とぎ素材があります。いくつか爪とぎを試してみないと、お気に入りが分からないことも。段ボールや自然素材の縄、カーペット素材などでできたものが人気のようです。爪とぎ用の素材と、よじ登ることができるような構造とを組み合わせるのもいいアイデアです。上の写真のように、お部屋のインテリアにマッチするものが見つかれば最高。どうしても家具を引っ掻いて困るなら、家を空けるときには爪とぎしたがる家具に布を掛けてカバーしましょう。
9. トイレをきれいに
トイレ砂(それ以上のモノも?)がお部屋に散らばって困っていませんか?もちろん、トイレの片づけを避けることはできませんが、猫トイレ事情をより清潔に、快適にする方法はあります。猫ちゃんだって用を足すときにはプライバシーが欲しいものですし、人間としてもそれほど見たくはありませんから、トイレをクローゼットのような囲いのある場所に設置するのはお互いにとって好都合。できれば猫ちゃんサイズの出入り口を用意してあげましょう。また、玄関マット(または専用の敷物など)をトイレ箱の前に置けば、手足に付いた砂粒を落とし、砂の散らばりをさらに防げます。
トイレ砂(それ以上のモノも?)がお部屋に散らばって困っていませんか?もちろん、トイレの片づけを避けることはできませんが、猫トイレ事情をより清潔に、快適にする方法はあります。猫ちゃんだって用を足すときにはプライバシーが欲しいものですし、人間としてもそれほど見たくはありませんから、トイレをクローゼットのような囲いのある場所に設置するのはお互いにとって好都合。できれば猫ちゃんサイズの出入り口を用意してあげましょう。また、玄関マット(または専用の敷物など)をトイレ箱の前に置けば、手足に付いた砂粒を落とし、砂の散らばりをさらに防げます。
10. 加齢による変化に注意する
猫ちゃんが年をとるにつれ、活動量や食欲がある程度低下するのは自然なことですが、それが病気のサインの場合もあります。猫ちゃんに元気で長生きしてもらうためには、普段の行動や習慣をよく把握しておいて、何か変わったことがあればすぐ獣医さんに診てもらうこと。食事や毛づくろいの仕方が変わったり、水を飲む量が増えたり減ったりしたとき、ずっと隠れて出てこないとき、息が臭くなったときなども病気のサインの可能性があります。病院に行くのが好きな猫ちゃんはいませんが、定期的な検診は年齢を問わず必ず受けるようにしましょう。
猫ちゃんが年をとるにつれ、活動量や食欲がある程度低下するのは自然なことですが、それが病気のサインの場合もあります。猫ちゃんに元気で長生きしてもらうためには、普段の行動や習慣をよく把握しておいて、何か変わったことがあればすぐ獣医さんに診てもらうこと。食事や毛づくろいの仕方が変わったり、水を飲む量が増えたり減ったりしたとき、ずっと隠れて出てこないとき、息が臭くなったときなども病気のサインの可能性があります。病院に行くのが好きな猫ちゃんはいませんが、定期的な検診は年齢を問わず必ず受けるようにしましょう。
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