テーブルを彩る、お花の飾り方センスアップアイデア
花、枝もの、グリーン、多肉植物……インテリア雑貨との合わせ方や色選びなど、日常で楽しむ花の飾り方ヒント集。
Motoko Sasaki
2015年11月6日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
テーブルは、食事をするのはもちろん、おしゃべりしたり、子供たちの遊び場になったり、ホームワークをするデスクになったりと、さまざまな使われ方をします。そして、外国ではテーブルの中央にお花が必ずといっていいほど置かれています。その飾り方も多種多様。暮らしの邪魔にならず、テーブルまわりを華やかにしてくれる、さりげなくてすぐ取り入れられる花の飾り方を集めてみました。
テーブルの中央に高さのある枝ものを置く
枝ものの花は、無造作に生けても絵になる優秀アイテム。また、枝は高さがあっても幅を取らないので、ボリュームにさえ気をつければテーブルの中央に置いてもみんなの視線や会話を邪魔することはありません。花ではなく、葉っぱのついた枝にすれば、木の下でお茶会をしているような気持ちになれそう。
枝ものの花は、無造作に生けても絵になる優秀アイテム。また、枝は高さがあっても幅を取らないので、ボリュームにさえ気をつければテーブルの中央に置いてもみんなの視線や会話を邪魔することはありません。花ではなく、葉っぱのついた枝にすれば、木の下でお茶会をしているような気持ちになれそう。
ミニブーケをいくつも飾る
大ぶりのあじさいは小さなブーケにしていくつも並べるほうが、さりげなくて素敵です。ボリュームのある花は、茎を短く切って、ころんと丸いアレンジメントにするのが◎。複数並べて飾るときは、3個並べるとバランスよく決まりますね。
大ぶりのあじさいは小さなブーケにしていくつも並べるほうが、さりげなくて素敵です。ボリュームのある花は、茎を短く切って、ころんと丸いアレンジメントにするのが◎。複数並べて飾るときは、3個並べるとバランスよく決まりますね。
同じ種類の花は高低差を付けて並べる
水仙やチューリップなど、すっと真っ直ぐに立つ花を一輪挿しにしてテーブルの中央へ。花の高さを変えたものをずらりと一列に並べれば、動きが出て楽しいテーブルになります。
水仙やチューリップなど、すっと真っ直ぐに立つ花を一輪挿しにしてテーブルの中央へ。花の高さを変えたものをずらりと一列に並べれば、動きが出て楽しいテーブルになります。
差し色になる花を選ぶ
モノトーンの空間に赤や黄色などのビビッドカラーの花を飾ったり、インテリアのテーマカラーと補色になる花を選ぶと、視線が引き寄せられます。大きなブーケを飾らなくても、色の効果で存在感がありますね。
モノトーンの空間に赤や黄色などのビビッドカラーの花を飾ったり、インテリアのテーマカラーと補色になる花を選ぶと、視線が引き寄せられます。大きなブーケを飾らなくても、色の効果で存在感がありますね。
高さの違うブーケを並べる
1種類の花でも、飾り方次第で見え方が変わります。高さを変えて生けると視線が変わり、花を横や上から眺めることができておもしろい。見慣れている花ほど、新しい姿が発見できそう。
1種類の花でも、飾り方次第で見え方が変わります。高さを変えて生けると視線が変わり、花を横や上から眺めることができておもしろい。見慣れている花ほど、新しい姿が発見できそう。
和室は一輪挿しでわびさび感を演出
和のテーブルには、存在感のありすぎる花よりもむしろ、こんなイメージがおすすめ。静粛な雰囲気を壊さないよう、一輪だけ飾ってみましょう。こちらは、片口のような和の器に生けた真っ赤な椿が艶やかです。盆栽や多肉植物も素敵ですね。
和のテーブルには、存在感のありすぎる花よりもむしろ、こんなイメージがおすすめ。静粛な雰囲気を壊さないよう、一輪だけ飾ってみましょう。こちらは、片口のような和の器に生けた真っ赤な椿が艶やかです。盆栽や多肉植物も素敵ですね。
細長い鉢に多肉植物を寄せ植え
長方形の寄せ植えは、テーブルの中央に置くのにぴったり。食パンのケースやパウンドケーキの型を使ってもおしゃれですね。鉢を何個も置くと、日光浴や水やりをするときに手間がかかりますが、これなら一気に移動できるのもラク。
長方形の寄せ植えは、テーブルの中央に置くのにぴったり。食パンのケースやパウンドケーキの型を使ってもおしゃれですね。鉢を何個も置くと、日光浴や水やりをするときに手間がかかりますが、これなら一気に移動できるのもラク。
インテリア雑貨もいっしょにコーディネート
花といっしょに燭台やピッチャーなどをテーブルの真ん中に集めてディスプレイ。白と茶、陶器と木製品など、色と素材を絞ることで、たくさん置いてもごちゃごちゃした感じになりません。色違いのYチェアとのカラーコーディネートもばっちり。
花といっしょに燭台やピッチャーなどをテーブルの真ん中に集めてディスプレイ。白と茶、陶器と木製品など、色と素材を絞ることで、たくさん置いてもごちゃごちゃした感じになりません。色違いのYチェアとのカラーコーディネートもばっちり。
こちらも、フラワーベースや球体のオブジェと一緒にディスプレイ。インテリア雑貨が大ぶりで存在感があるので、それに負けないボリュームの黄色い花を合わせているのがポイント。壁の絵とのカラーコーディネートも決まっています。
フルーツを飾る
テーブルに飾って絵になるのは、花やグリーンだけではありません。フルーツを高台のお皿やフルーツバスケットに盛りつければ、立派なデコレーションになります。
テーブルに飾って絵になるのは、花やグリーンだけではありません。フルーツを高台のお皿やフルーツバスケットに盛りつければ、立派なデコレーションになります。
りんごの赤、柑橘の黄色やオレンジ、ぶどうの紫やグリーンなど、カラフルなフルーツは空間がぱっと明るくなります。季節感をプラスでき、天然のフルーツアロマがただようのもいいですね。
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