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自由な発想で楽しむボックス収納
「箱」を駆使して、工夫と小回りのきく収納テクニックをマスターしましょう。
Motoko Sasaki
2015年8月12日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
インテリアづくりと切り離せない問題、それは「収納」です。収納を制するものはインテリアを制すと言っても過言ではありません。家にあふれるアイテムの収納は、大容量の造り付けクローゼットやシステムキッチンがあれば解決する問題かもしれませんが、そんな夢のような家に住んでいる人はほんの一握り。かくなるうえは、お気に入りの収納家具を探すか、ディスプレイ収納の上達に賭けるしかありません。そこで活躍するのは、収納の救世主「箱」です。
「見せる」&「隠す」を自由自在にあやつる箱は、「収納」という枠を超え、インテリアの一部として楽しむことができます。そんな箱収納をバリエーション豊かに集めてみました。すぐに真似したくなるアイデアが見つかれば、と思います。
「見せる」&「隠す」を自由自在にあやつる箱は、「収納」という枠を超え、インテリアの一部として楽しむことができます。そんな箱収納をバリエーション豊かに集めてみました。すぐに真似したくなるアイデアが見つかれば、と思います。
木箱を壁付けのオープンシェルフとして使う
同じ箱を複数、壁に取り付けてオープンシェルフとして使用しています。大きな棚を置くと圧迫感がありますが、これなら軽やかな印象になります。下のスペースも有効活用できますね。
同じ箱を複数、壁に取り付けてオープンシェルフとして使用しています。大きな棚を置くと圧迫感がありますが、これなら軽やかな印象になります。下のスペースも有効活用できますね。
サイズがばらばらの木箱を壁に取り付ける場合は、箱と箱の間に間隔をあけるとしっくりとおさまります。ガラス瓶などお気に入りの雑貨を並べれば、カフェやショップのようなかわいいディスプレイが楽しめます。
横長サイズのボックスは、CDやDVDの収納用としてよく見かけます。壁に取り付ければ、ボックスの上も収納&ディスプレイスペースとして使えます。
ダイニングテーブル近くのボックスには食器、ソファ近くのボックスには本など、場所によって収納するものを変えているのも、使いやすくするための収納術です。
ダイニングテーブル近くのボックスには食器、ソファ近くのボックスには本など、場所によって収納するものを変えているのも、使いやすくするための収納術です。
こんなふうに、木箱を縦、横と交互にしながら、1列に並べて取り付ければ、表情豊かなディスプレイシェルフに。箱の中や上に花柄のホーローアイテムを並べて、コレクションコーナーが完成! フォトフレームをずらりと並べたり、多肉植物やグリーンを並べたり、ひとつのテーマを立ててディスプレイをするのが、うまくまとめるコツです。
ボックスの内側をペイントすれば、中身の存在感がアップ
シンプルな無垢材の木箱もいいですが、個性を出すならペイントが◎。全面を塗るのではなく、内側だけを塗るのがおしゃれ。写真は、それぞれ違う色をペイントしてカラフルに仕上げていますが、同じ色を塗ってもかわいいですね。色が背景にあると、中に収納した本や雑貨がより引き立って見えます。
シンプルな無垢材の木箱もいいですが、個性を出すならペイントが◎。全面を塗るのではなく、内側だけを塗るのがおしゃれ。写真は、それぞれ違う色をペイントしてカラフルに仕上げていますが、同じ色を塗ってもかわいいですね。色が背景にあると、中に収納した本や雑貨がより引き立って見えます。
階段下のスペースに積み重ねてデッドスペース解消
階段の下は、どんな家具を置いてもデッドスペースができてしまいますが、木箱をいくつも積み重ねることで空間を100%使うことができます。本棚にしたり、掃除や生活用品のストックを収納するのにも便利ですね。
階段の下は、どんな家具を置いてもデッドスペースができてしまいますが、木箱をいくつも積み重ねることで空間を100%使うことができます。本棚にしたり、掃除や生活用品のストックを収納するのにも便利ですね。
こちらは、階段脇のスペースに木箱を積み重ねています。スリムな木箱なら廊下などの狭いスペースにも置くことができ、積み重ねているだけなので、増減や移動がラクなのも利点。
階段状に積み重ねると、ディスプレイにも表情が出ます。グリーンを置くのにもぴったり!
階段状に積み重ねると、ディスプレイにも表情が出ます。グリーンを置くのにもぴったり!
キッチンにカフェグッズ専用のコーナーをつくる
朝のコーヒーや、休憩時のハーブティーなど、毎日使うカフェグッズは、手に取りやすいところに置いておきたいもの。小さな木箱をキッチンの端に置いて、カフェオレボウルやウォーマー、カトラリーなどを収納すれば使い心地もよさそうです。シンクが狭いなら、カウンターの上や、食器棚の上などに置いてもいいですね。ちょっとしたスペースを有効利用できる、木箱の本領発揮です。
朝のコーヒーや、休憩時のハーブティーなど、毎日使うカフェグッズは、手に取りやすいところに置いておきたいもの。小さな木箱をキッチンの端に置いて、カフェオレボウルやウォーマー、カトラリーなどを収納すれば使い心地もよさそうです。シンクが狭いなら、カウンターの上や、食器棚の上などに置いてもいいですね。ちょっとしたスペースを有効利用できる、木箱の本領発揮です。
コンテナボックスを引き出し替わりに使う
頑丈で大容量のコンテナボックスは、収納に使わない手はありません。色やサイズも豊富なので、使いたいボックスに合わせて棚をDIYすれば、ぴったりサイズの引き出しとして使うことが可能に。箱ごと取り出して好きな場所に移動して使うことができるので、子どものおもちゃや手芸道具など、用途ごとに収納すると便利に使えます。
頑丈で大容量のコンテナボックスは、収納に使わない手はありません。色やサイズも豊富なので、使いたいボックスに合わせて棚をDIYすれば、ぴったりサイズの引き出しとして使うことが可能に。箱ごと取り出して好きな場所に移動して使うことができるので、子どものおもちゃや手芸道具など、用途ごとに収納すると便利に使えます。
白いボックスは七難隠す
ワークスペースなどのコンパクトなスペースでは、色が氾濫するとごちゃごちゃして落ち着きません。そんなときは「白」が有効。収納スペースが足りずにどうしてもしまいきれない紙類や資料本、ふだん使わない筆記用具やパソコン周辺機器は、白い箱に入れて隠してしまいましょう。IKEAなどで手に入る白い箱は、価格もリーズナブルなので複数揃えるのにうってつけ。中身がわかりやすいようにラベルをつけるといいですね。
ワークスペースなどのコンパクトなスペースでは、色が氾濫するとごちゃごちゃして落ち着きません。そんなときは「白」が有効。収納スペースが足りずにどうしてもしまいきれない紙類や資料本、ふだん使わない筆記用具やパソコン周辺機器は、白い箱に入れて隠してしまいましょう。IKEAなどで手に入る白い箱は、価格もリーズナブルなので複数揃えるのにうってつけ。中身がわかりやすいようにラベルをつけるといいですね。
クリアボックスに入れて飾る
色巻きやリボン、マスキングテープなど、こまごましていてもあえて見せておきたいものは、クリアボックスに収納すると雑貨感覚でディスプレイできます。入れるときは、アイテム別、色別などにするとすっきりまとまるうえ、使うときに探す手間も省けます。
ついつい増えてしまうラッピング用品などは「この箱に入るだけ」と決めておくと、増えすぎ防止にもなりますよ。
色巻きやリボン、マスキングテープなど、こまごましていてもあえて見せておきたいものは、クリアボックスに収納すると雑貨感覚でディスプレイできます。入れるときは、アイテム別、色別などにするとすっきりまとまるうえ、使うときに探す手間も省けます。
ついつい増えてしまうラッピング用品などは「この箱に入るだけ」と決めておくと、増えすぎ防止にもなりますよ。
わが家のDIYボックス収納
私の家でもボックスは大活躍しています。ワインボックスは瓶類の収納や靴箱に、みかん箱は積み重ねて本棚にしています。そして、仕事部屋にあるこの写真の棚は、10年以上前に自分で作った木箱を使っています。以前住んでいた部屋では、板の両端に木箱を置いて重ねていき、大きな本棚として使っていました。今は、木箱だけを重ねて使っています。ずれないように、工具のクランプを使って固定したり、内側をグリーンやピンクに塗ってアクセントにしています。
私の家でもボックスは大活躍しています。ワインボックスは瓶類の収納や靴箱に、みかん箱は積み重ねて本棚にしています。そして、仕事部屋にあるこの写真の棚は、10年以上前に自分で作った木箱を使っています。以前住んでいた部屋では、板の両端に木箱を置いて重ねていき、大きな本棚として使っていました。今は、木箱だけを重ねて使っています。ずれないように、工具のクランプを使って固定したり、内側をグリーンやピンクに塗ってアクセントにしています。
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