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夏の料理をワンランクアップ! 基本のハーブ11種を育てよう
夏の料理に欠かせないのがハーブ。小さな鉢やコンテナで簡単に育てられるものもたくさんあります。フレッシュなハーブを育てて、夏のレシピをワンランクアップさせましょう。
Annie Thornton
2015年5月22日
夏の料理をもっと美味しくしたいなら、ハーブを育ててみませんか。庭やプランターに植えたハーブがあれば、スーパーへ行く回数が減りますし、自然を身近に感じることができます。実は、ハーブは誰にでも育てやすい植物です。広いお庭でも、出窓に置いた鉢やプランターでもちゃんと育ちますし、ハーブだけを植えても、他の観葉植物と一緒に植えても大丈夫です。初心者でも、ガーデニングのベテランと同じように楽しめるのです。毎年必ずハーブを育てている人も、初めてのハーブ栽培に挑戦する人もいることでしょう。そこで、今から育てたい、11種の基本のハーブをご紹介します。
バジル
緑鮮やかな大きな葉、甘い香りは、夏の庭や料理に欠かせません。バジルからハーブ栽培を始める方はたくさんいます。種類も豊富なので、香りに飽きることもありません。秋になったら葉を摘んで、乾燥または冷凍保存しておけば、一年中使えます。バジルは種から植えても、苗を買ってきて植えても、簡単に育てることができます。
緑鮮やかな大きな葉、甘い香りは、夏の庭や料理に欠かせません。バジルからハーブ栽培を始める方はたくさんいます。種類も豊富なので、香りに飽きることもありません。秋になったら葉を摘んで、乾燥または冷凍保存しておけば、一年中使えます。バジルは種から植えても、苗を買ってきて植えても、簡単に育てることができます。
コモンセージ
しっとりと滑らかなグレーの葉がこんもり茂るセージ。庭やプランターの端に植えると、全体が柔らかい印象になります。一度根付くとあまり水やりは必要なく、日なたに植えれば一年中実をつけます(強い直射日光が当たる場所に植えるときには半日陰になるように工夫しましょう)。セージはサルビアの仲間で、食べられない品種もあるので、必ず確認してください。セージは種から育てることもできますが、苗から育てた方が育ちやすいでしょう。
しっとりと滑らかなグレーの葉がこんもり茂るセージ。庭やプランターの端に植えると、全体が柔らかい印象になります。一度根付くとあまり水やりは必要なく、日なたに植えれば一年中実をつけます(強い直射日光が当たる場所に植えるときには半日陰になるように工夫しましょう)。セージはサルビアの仲間で、食べられない品種もあるので、必ず確認してください。セージは種から育てることもできますが、苗から育てた方が育ちやすいでしょう。
タイム
タイムもおなじみのハーブの1つ。とても育てやすいハーブでもあります。コンテナに植えてもいいですし、地面をはわせてグラウンドカバーにすることもできます。日光が良く当たる、水はけの良い場所に植え、水をやりすぎないようにしてください。丈夫で世話が楽なハーブで、料理に欠かせない素材として何年も楽しむことができます。セージと同様、タイムの中にも食べられない品種があるので、植える前に確認してください。タイムは種、苗のどちらからでも育てることができます。
タイムもおなじみのハーブの1つ。とても育てやすいハーブでもあります。コンテナに植えてもいいですし、地面をはわせてグラウンドカバーにすることもできます。日光が良く当たる、水はけの良い場所に植え、水をやりすぎないようにしてください。丈夫で世話が楽なハーブで、料理に欠かせない素材として何年も楽しむことができます。セージと同様、タイムの中にも食べられない品種があるので、植える前に確認してください。タイムは種、苗のどちらからでも育てることができます。
ラベンダー
観賞用植物としても、多くのガーデナーが筆頭にあげるラベンダーは、強い日光の下ですくすく育つ地中海沿岸原産のハーブです。丈夫で、乾燥にも強く、蜂をひきつけてくれるのですから、ハーブガーデンにはもちろん欠かせない存在です。ラベンダーも、さまざまなの品種が市販されています。コンテナか、庭に直植えして育てましょう。
観賞用植物としても、多くのガーデナーが筆頭にあげるラベンダーは、強い日光の下ですくすく育つ地中海沿岸原産のハーブです。丈夫で、乾燥にも強く、蜂をひきつけてくれるのですから、ハーブガーデンにはもちろん欠かせない存在です。ラベンダーも、さまざまなの品種が市販されています。コンテナか、庭に直植えして育てましょう。
ディル
ディルは、ここにあげたハーブの中で、種から育てるのが最適な数少ないハーブです。初夏から夏にかけて、日当たりの良いところに種をまいてください。石ころだらけの土でも育ちますが、水はけと根が張るための十分なスペースが必要です。ディルは一年草ですが、自生するので翌年も生えてくることがよくあります。不要なところに生えてきては困るという場合は、種が落ちる前に花を切りとり、種を集めて、好きなところに蒔くようにしましょう。
ディルは、ここにあげたハーブの中で、種から育てるのが最適な数少ないハーブです。初夏から夏にかけて、日当たりの良いところに種をまいてください。石ころだらけの土でも育ちますが、水はけと根が張るための十分なスペースが必要です。ディルは一年草ですが、自生するので翌年も生えてくることがよくあります。不要なところに生えてきては困るという場合は、種が落ちる前に花を切りとり、種を集めて、好きなところに蒔くようにしましょう。
オレガノ
オレガノも、あまり手のかからないハーブの一つです。オレガノや、オレガノの仲間でもう少しマイルドなスイートマジョラムは、日当たりが良く、水はけも良いところならどこでも大丈夫です。つぼみが膨らんできたら葉っぱの収穫時です。いずれも、苗から植えるとよく育ちます。
オレガノも、あまり手のかからないハーブの一つです。オレガノや、オレガノの仲間でもう少しマイルドなスイートマジョラムは、日当たりが良く、水はけも良いところならどこでも大丈夫です。つぼみが膨らんできたら葉っぱの収穫時です。いずれも、苗から植えるとよく育ちます。
ミント
フレッシュミントは、ドレッシングやサラダの材料にも使えますし、飲み物やデザートに1、2枚添えると爽やかなアクセントになるのでとても重宝します。日なたや半日陰でよく育ちます。定期的に水やりをした方がよいでしょう。広がって育つ性質があるので、コンテナでの栽培がおすすめです。苗から育てます。
フレッシュミントは、ドレッシングやサラダの材料にも使えますし、飲み物やデザートに1、2枚添えると爽やかなアクセントになるのでとても重宝します。日なたや半日陰でよく育ちます。定期的に水やりをした方がよいでしょう。広がって育つ性質があるので、コンテナでの栽培がおすすめです。苗から育てます。
ローズマリー
とても丈夫な多年生のハーブですが、食用にもなることをご存知ない人も多いのでは。野生のローズマリーは、岩だらけの丘の斜面に張り付くように生えますし、栽培されている場合も、灼熱の地方のパティオの鉢植えに使われていたりします。つまり、あたたかい気候の地域では庭の主役になりうる植物です。でも、寒冷地でも大丈夫。ローズマリーはコンテナでもよく育ちますし、コンテナなら簡単に室内へ運ぶことができます。キッチンの脇に置いておけば、気が向いたときにすぐに摘んで使えます。土のような香りをかぐと、ふと、トスカーナの田園地帯の暑い空気に包まれるような気がします。種も売っていますが、小さな苗木から育てるのがいちばん簡単です。
とても丈夫な多年生のハーブですが、食用にもなることをご存知ない人も多いのでは。野生のローズマリーは、岩だらけの丘の斜面に張り付くように生えますし、栽培されている場合も、灼熱の地方のパティオの鉢植えに使われていたりします。つまり、あたたかい気候の地域では庭の主役になりうる植物です。でも、寒冷地でも大丈夫。ローズマリーはコンテナでもよく育ちますし、コンテナなら簡単に室内へ運ぶことができます。キッチンの脇に置いておけば、気が向いたときにすぐに摘んで使えます。土のような香りをかぐと、ふと、トスカーナの田園地帯の暑い空気に包まれるような気がします。種も売っていますが、小さな苗木から育てるのがいちばん簡単です。
レモングラス
ハーブ栽培を始めるなら、忘れていけないのがレモングラスです。スープやお茶の他、いろんなものに使って風味を添えてください。は日なたや半日陰で、定期的に水やりをすればよく育ちます。冬は枯れることもありますが、春になるとまた生えてきます。レモングラスの栽培には温暖な気候が最適です。コンテナに植えて室内に入れることもできます。最初は、挿し木や株分けしたものを植えるのがいちばん簡単です。
ハーブ栽培を始めるなら、忘れていけないのがレモングラスです。スープやお茶の他、いろんなものに使って風味を添えてください。は日なたや半日陰で、定期的に水やりをすればよく育ちます。冬は枯れることもありますが、春になるとまた生えてきます。レモングラスの栽培には温暖な気候が最適です。コンテナに植えて室内に入れることもできます。最初は、挿し木や株分けしたものを植えるのがいちばん簡単です。
パセリ
パセリには新しい品種が次々に登場しています。パセリは、寒冷地では夏のハーブという印象がありますが、温暖な地域では1年10収穫できます。育てるなら、午後は日陰になる場所を選ぶこと。真夏の強い日差しの下では枯れてしまいます。種か苗から育てましょう。
パセリには新しい品種が次々に登場しています。パセリは、寒冷地では夏のハーブという印象がありますが、温暖な地域では1年10収穫できます。育てるなら、午後は日陰になる場所を選ぶこと。真夏の強い日差しの下では枯れてしまいます。種か苗から育てましょう。
タラゴン
フランス料理の必需品のタラゴンは、ハーブガーデンの中級編と言えるかもしれません。フレンチタラゴン(学名:Artemisiadracunculus ‘Sativa’) はアニスやリコリスを思わせる味と香りがするハーブで、フランス料理で活躍します。フレンチタラゴンは他のハーブと比較すると少し手入れが面倒で、午後は陰になるところを好み、定期的な水やりが必要です。それでも、かぐわしい香りは群を抜いています。厳しい気候の地域では、ロシアンタラゴンやメキシカンタラゴンを選んだ方がよいかもしれません。フレンチタラゴンより育てやすいですが、香りは少し劣ります。フレンチタラゴンは挿し木か苗から育てる必要があります。
おしえてHouzz
この夏はどんなハーブを育てますか? コメント欄への写真の投稿も大歓迎です。
フランス料理の必需品のタラゴンは、ハーブガーデンの中級編と言えるかもしれません。フレンチタラゴン(学名:Artemisiadracunculus ‘Sativa’) はアニスやリコリスを思わせる味と香りがするハーブで、フランス料理で活躍します。フレンチタラゴンは他のハーブと比較すると少し手入れが面倒で、午後は陰になるところを好み、定期的な水やりが必要です。それでも、かぐわしい香りは群を抜いています。厳しい気候の地域では、ロシアンタラゴンやメキシカンタラゴンを選んだ方がよいかもしれません。フレンチタラゴンより育てやすいですが、香りは少し劣ります。フレンチタラゴンは挿し木か苗から育てる必要があります。
おしえてHouzz
この夏はどんなハーブを育てますか? コメント欄への写真の投稿も大歓迎です。
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