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廊下や階段の踊り場などのスペースは、インテリアを楽しめる絶好の空間
他のインテリアとのバランスを考えなくてもよい「部屋じゃない」スペース。アイデア次第で個性たっぷりの空間に。
mikiko taguchi
2015年4月5日
インテリア好きなら廊下や階段の踊り場などを、部屋と部屋を結ぶ通路としての役割だけにしておくのはもったいないこと。なぜなら、家具やカーペットの色などとのバランスを考える必要があるそれぞれの部屋とは異なり、自由に空間作りが楽しめるスペースだからです。狭さや間取りの制約も生かした、アイデアたっぷりの空間をご紹介します。
植物を育てるスペースに
自然光が入るなら、観葉植物などを育てるスペースにするのもおすすめです。写真のように「アンスリウム」や「クルクマ」などのカラフルな植物は、地味な空間を明るく彩ってくれます。また、換気がしづらく空気がこもりがちなスペースに植物を置くことで、空気のリフレッシュ効果も期待できます。
自然光が入るなら、観葉植物などを育てるスペースにするのもおすすめです。写真のように「アンスリウム」や「クルクマ」などのカラフルな植物は、地味な空間を明るく彩ってくれます。また、換気がしづらく空気がこもりがちなスペースに植物を置くことで、空気のリフレッシュ効果も期待できます。
壁や床で遊んでみる
部屋のインテリアにはなかなかとり入れづらい大胆なパターンの壁紙や変わった素材やデザインの床材も、限られたスペースではアクセントにできます。いつもの通路が、部屋へ向かうためのドラマチックなアプローチに変身するでしょう。
部屋のインテリアにはなかなかとり入れづらい大胆なパターンの壁紙や変わった素材やデザインの床材も、限られたスペースではアクセントにできます。いつもの通路が、部屋へ向かうためのドラマチックなアプローチに変身するでしょう。
パブリックな書斎として
間取り的に書斎を持つ夢が叶わなくても、こんなふうに踊り場などの開けたスペースに一人掛けチェアなどを置けば、読書を楽しめる空間の誕生です。リビングでとはまた違った気分が味わえ、落ち着いて過ごすことのできる、お気に入りの場所になるでしょう。
間取り的に書斎を持つ夢が叶わなくても、こんなふうに踊り場などの開けたスペースに一人掛けチェアなどを置けば、読書を楽しめる空間の誕生です。リビングでとはまた違った気分が味わえ、落ち着いて過ごすことのできる、お気に入りの場所になるでしょう。
家族間コミュニケーションの場に
家族の誰もが毎日通る廊下の壁には、黒板などのメッセージボードを設置してみましょう。家族の間のコミュニケーションが生まれ、ちょっとしたやりとりが、日々の楽しいスパイスになるはずです。
家族の誰もが毎日通る廊下の壁には、黒板などのメッセージボードを設置してみましょう。家族の間のコミュニケーションが生まれ、ちょっとしたやりとりが、日々の楽しいスパイスになるはずです。
廊下も立派な収納スペース
玄関近くの廊下の壁にフック付きボードを設置すれば、コートやバッグなどの外出時に必要なものを一時的に掛けられる便利なコーナーに。コートスタンドを置くよりもすっきりと空間を活用することができます。
玄関近くの廊下の壁にフック付きボードを設置すれば、コートやバッグなどの外出時に必要なものを一時的に掛けられる便利なコーナーに。コートスタンドを置くよりもすっきりと空間を活用することができます。
廊下を図書館に
廊下の壁を天井高まである本棚にしてしまえば、限られた空間を有効活用することができます。手の届く下段には子どもたちの本、上段には大人の本を。ただの通路が家族の知的好奇心をくすぐるスペースに。
廊下の壁を天井高まである本棚にしてしまえば、限られた空間を有効活用することができます。手の届く下段には子どもたちの本、上段には大人の本を。ただの通路が家族の知的好奇心をくすぐるスペースに。
吹き抜けを生かして
階段上部などの開放的な吹き抜けには、居室には設置できないようなサイズの照明を主役にしてみましょう。2階の廊下からも楽しむことのできる、縦に開けたスペースならではの、大胆な演出が可能です。
階段上部などの開放的な吹き抜けには、居室には設置できないようなサイズの照明を主役にしてみましょう。2階の廊下からも楽しむことのできる、縦に開けたスペースならではの、大胆な演出が可能です。
大きなアート作品を飾る
家のなかでも広い面積を自由に使える、廊下の壁を最大活用しましょう。たとえば壁面いっぱいに、大きなアート作品を飾ったら、いつもの通り道がギャラリーに。スポットライトを設置するなど、照明にもこだわったら完璧です。
家のなかでも広い面積を自由に使える、廊下の壁を最大活用しましょう。たとえば壁面いっぱいに、大きなアート作品を飾ったら、いつもの通り道がギャラリーに。スポットライトを設置するなど、照明にもこだわったら完璧です。
ラグで雰囲気を手軽にチェンジ
廊下の印象を手軽に変えるならラグがおすすめ。足元ひとつで、オリエンタルにもヨーロピアンにも、モダンにも演出することができます。部屋までの動線に、細長いタイプのラグをいくつか組み合わせてみましょう。
廊下などの空間は、限られたスペースだからこそ、コーディネートはしやすいはず。リビングや寝室ではとり入れることのできなかったアイデアや好みのテイストで、思い切って冒険してみましょう。パブリックなスペースにこそ、こだわりを表現してみてください。
廊下の印象を手軽に変えるならラグがおすすめ。足元ひとつで、オリエンタルにもヨーロピアンにも、モダンにも演出することができます。部屋までの動線に、細長いタイプのラグをいくつか組み合わせてみましょう。
廊下などの空間は、限られたスペースだからこそ、コーディネートはしやすいはず。リビングや寝室ではとり入れることのできなかったアイデアや好みのテイストで、思い切って冒険してみましょう。パブリックなスペースにこそ、こだわりを表現してみてください。
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