収納に、ワークスペースに、廊下をもっと活用しよう
廊下を部屋と部屋をつなぐ空間としてしか使っていないなら、もったいないこと。 本棚や収納を設置したり、ホームオフィスにしたり……もっと活用する方法をご紹介します。
Laura Gaskill
2015年4月6日
廊下を部屋から部屋への通路にしか使っていないなら、もっと活用してみませんか? シンプルなDIYの収納やカスタムメイドの本棚、造作ワークスペースなど、ご自宅の廊下にぴったりなアイディアを探してみましょう。
活用する場所:廊下
課題:廊下は部屋と部屋をつなぐ役割しか果たしていないケースがほとんどです。しかし、狭小住宅では、1平方センチでも多く空間を活用したいもの。家の雰囲気や予算にあわせて、収納をうまく設置する方法を考えてみましょう。
コツ:人が快適に通れる幅(できれば90センチ以上)を確保しておくようにしましょう。
活用する場所:廊下
課題:廊下は部屋と部屋をつなぐ役割しか果たしていないケースがほとんどです。しかし、狭小住宅では、1平方センチでも多く空間を活用したいもの。家の雰囲気や予算にあわせて、収納をうまく設置する方法を考えてみましょう。
コツ:人が快適に通れる幅(できれば90センチ以上)を確保しておくようにしましょう。
アイディア:廊下に造作キャビネットを設置
理由:壁に沿ってスリムな収納を設置しましょう。腰までの高さにすれば、上の方にアート作品などを飾れるので、狭い通路でもゆとりを感じさせることができます。
方法:たいていの場合は、イケアやホームセンターの既製品の棚を買ってDIYで設置することが可能です。複雑な形をした空間の場合には、大工や工務店の人を雇って造作棚をつくってもらいましょう。
費用:アメリカでは、DIYで設置できるキャビネットはだいたい200〜500ドルくらいです。小さめから中程度の大きさの廊下に職人を雇って2〜4時間くらいで完成する棚をつくってもらう場合は、地域や職人のレベルにもよりますが、時給が30〜125ドルくらいでしょう。造作キャビネット自体の価格は、幅30センチあたり400ドル以上(設置代金含む)が目安となるでしょう。
DIYのコツ:棚を買う前に、空間の寸法をしっかり測っておくこと。ドアやキャビネットを開け閉めするスペースも計算して確保しましょう。
理由:壁に沿ってスリムな収納を設置しましょう。腰までの高さにすれば、上の方にアート作品などを飾れるので、狭い通路でもゆとりを感じさせることができます。
方法:たいていの場合は、イケアやホームセンターの既製品の棚を買ってDIYで設置することが可能です。複雑な形をした空間の場合には、大工や工務店の人を雇って造作棚をつくってもらいましょう。
費用:アメリカでは、DIYで設置できるキャビネットはだいたい200〜500ドルくらいです。小さめから中程度の大きさの廊下に職人を雇って2〜4時間くらいで完成する棚をつくってもらう場合は、地域や職人のレベルにもよりますが、時給が30〜125ドルくらいでしょう。造作キャビネット自体の価格は、幅30センチあたり400ドル以上(設置代金含む)が目安となるでしょう。
DIYのコツ:棚を買う前に、空間の寸法をしっかり測っておくこと。ドアやキャビネットを開け閉めするスペースも計算して確保しましょう。
アイディア:廊下を書斎にする
理由:廊下に本を並べておくと、収納の面だけでなく、調べ物も楽になります。シンプルな既製品をつかってもいいし、特注の本棚を設置してもいいでしょう。
方法:写真のような特注の本棚の場合は、大工や工務店の人を雇って、空間と手持ちの本のサイズに合わせて棚を作ってもらう必要があります。
費用:お住いの地域や材料の選択にもよりますが、廊下に設置する特注本棚のコストは、2000〜4000ドル、あるいはそれ以上になります。
理由:廊下に本を並べておくと、収納の面だけでなく、調べ物も楽になります。シンプルな既製品をつかってもいいし、特注の本棚を設置してもいいでしょう。
方法:写真のような特注の本棚の場合は、大工や工務店の人を雇って、空間と手持ちの本のサイズに合わせて棚を作ってもらう必要があります。
費用:お住いの地域や材料の選択にもよりますが、廊下に設置する特注本棚のコストは、2000〜4000ドル、あるいはそれ以上になります。
カスタムメイドのアイディア:廊下に窓がある場合には、窓の下に座れる場所をつくりましょう。下に収納を設置してもいいでしょう。窓と窓の間には本棚を、窓辺には照明を設置すれば、廊下が素敵な読書スペースになります。ただし、照明を設置したり、電気系統の設備を動かすことになる場合は許可が必要になることもあるので、注意しましょう。
DIYのコツ:L字金物を使ったウォールシェルフは、コストを抑えつつ手早く廊下を活用できる方法です。棚の幅や高さも自在に設置できる点も便利です。
方法:スタッドファインダー(スタッド=間柱を見つける道具)をつかって壁の裏にあるスタッドの位置を確認し、鉛筆で印をつけましょう。つぎに、水準器と鉛筆で、棚板をとりつける位置に印をつけてから、棚の取り付けにかかります。各棚板について、少なくとも棚受けの1つはスタッドに刺さるように設置すること。スタッドに刺さるように設置できない場合は、壁のタイプに応じて適切なアンカーを使うようにしましょう(詳しくは、ホームセンターや工具店に相談しましょう)。
費用:吊り棚やウォールシェルフの場合、棚板1枚あたりの値段はサイズと素材によって、5ドルから100ドル以上までとさまざまです。棚板を自分で買って、プロに設置してもらう場合、時給は30ドル〜125ドルです。経験豊富なプロなら、1時間ほどでシンプルな棚の設置ができるはずです。
方法:スタッドファインダー(スタッド=間柱を見つける道具)をつかって壁の裏にあるスタッドの位置を確認し、鉛筆で印をつけましょう。つぎに、水準器と鉛筆で、棚板をとりつける位置に印をつけてから、棚の取り付けにかかります。各棚板について、少なくとも棚受けの1つはスタッドに刺さるように設置すること。スタッドに刺さるように設置できない場合は、壁のタイプに応じて適切なアンカーを使うようにしましょう(詳しくは、ホームセンターや工具店に相談しましょう)。
費用:吊り棚やウォールシェルフの場合、棚板1枚あたりの値段はサイズと素材によって、5ドルから100ドル以上までとさまざまです。棚板を自分で買って、プロに設置してもらう場合、時給は30ドル〜125ドルです。経験豊富なプロなら、1時間ほどでシンプルな棚の設置ができるはずです。
アイディア:プレートを飾りながら収納
理由:壁にプレート用ラックを設置すれば、棚にしまいきれないプレートの収納にもなるし、ウォールアートのように見せることもできます。
方法:既製品のラックを使ってもいいし、大工さんや工務店に頼んでつくってもらってもよいでしょう。DIYで設置する場合は、壁の裏のスタッド(間柱)の位置を確認し、少なくとも1箇所はそこに留め具が刺さるように設置しましょう。適当なスタッドが見当たらない場合は、地元の工務店などに相談して、壁のタイプにあったアンカーがないか相談してみましょう。
費用:プレートラックの価格は50〜200ドル。もちろん、それ以上のものもあります。大工さんに設計から設置までのたのむ場合は、250〜400ドル、またはそれ以上かかります。
理由:壁にプレート用ラックを設置すれば、棚にしまいきれないプレートの収納にもなるし、ウォールアートのように見せることもできます。
方法:既製品のラックを使ってもいいし、大工さんや工務店に頼んでつくってもらってもよいでしょう。DIYで設置する場合は、壁の裏のスタッド(間柱)の位置を確認し、少なくとも1箇所はそこに留め具が刺さるように設置しましょう。適当なスタッドが見当たらない場合は、地元の工務店などに相談して、壁のタイプにあったアンカーがないか相談してみましょう。
費用:プレートラックの価格は50〜200ドル。もちろん、それ以上のものもあります。大工さんに設計から設置までのたのむ場合は、250〜400ドル、またはそれ以上かかります。
アイディア:壁のくぼみにワークスペースをつくる
方法:どんな廊下にも使えるアイディアというわけではありませんが、廊下に物入れが設置されている場合は、物入れを撤去した後の凹んだ部分を利用して、写真のようなワークスペースを設置することができます。工務店などのプロに、実現可能か相談してみましょう。廊下の幅がたっぷりとある場合は、壁を凹ませずに奥行きの浅い造作デスクを設置するという方法があります。
方法:どんな廊下にも使えるアイディアというわけではありませんが、廊下に物入れが設置されている場合は、物入れを撤去した後の凹んだ部分を利用して、写真のようなワークスペースを設置することができます。工務店などのプロに、実現可能か相談してみましょう。廊下の幅がたっぷりとある場合は、壁を凹ませずに奥行きの浅い造作デスクを設置するという方法があります。
設置場所:幅がとても広い場合は別ですが、玄関ホールや人通りの多い通路には向かないでしょう。キッチンの奥の廊下や、人通りの少ない場所におすすめです。写真のケースでは、キッチンから出たところのコーナーにあった物入れを撤去して、便利なワークスペースを設置。上の方は収納棚にしています。
費用:廊下にワークスペースを設置する費用はカスタムメイドの本棚とだいたい同じです。廊下のサイズや地域の相場、材料によりますが、1,200~4,000ドル以上かかります。
費用:廊下にワークスペースを設置する費用はカスタムメイドの本棚とだいたい同じです。廊下のサイズや地域の相場、材料によりますが、1,200~4,000ドル以上かかります。
設計アイディア:洋服用の収納を拡大する
理由:部屋のクローゼットが手狭だったり、衣装持ちで洋服や靴があふれているという人は、廊下に追加のクローゼットを設置すると、洋服の整理がはかどります。
方法:廊下のサイズや必要な収納の大きさによって、バーを設置しただけのシンプルなクローゼットにするのか、カスタムメイドの本格的クローゼットにするのかを決めます。ここで身支度をするなら、収納する洋服も見栄えよく整理整頓しておきましょう。
費用:DIY用のクローゼットの部品は1つあたりだいたい50〜300ドルです。カスタムメイドの費用は材料とプロのレベル、地域によって異なりますが、だいたい1200〜5000ドルです。
理由:部屋のクローゼットが手狭だったり、衣装持ちで洋服や靴があふれているという人は、廊下に追加のクローゼットを設置すると、洋服の整理がはかどります。
方法:廊下のサイズや必要な収納の大きさによって、バーを設置しただけのシンプルなクローゼットにするのか、カスタムメイドの本格的クローゼットにするのかを決めます。ここで身支度をするなら、収納する洋服も見栄えよく整理整頓しておきましょう。
費用:DIY用のクローゼットの部品は1つあたりだいたい50〜300ドルです。カスタムメイドの費用は材料とプロのレベル、地域によって異なりますが、だいたい1200〜5000ドルです。
収納はオープンなほうがいい? 扉があったほうがいい?:最後の写真のように、オープンな収納は出し入れが楽ですし、ぱっと見てわかりやすく整理整頓することができます。人通りの少ない廊下なら、オープンな収納がおすすめです。人通りが多い場所では、扉のある収納の方がすっきりと片付いて見えます。写真の廊下は、扉つきのクローゼットで収納をたっぷり増やし、フルレングスのミラーの前は身支度や着こなしのチェックをするコーナーになっています。
アイディア:壁の隙間にワインの収納をつくる
方法:廊下に隙間スペースがあるなら、ワインラックを設置してワインのコレクションを収納したり、何か目的をもった収納スペースに活用しましょう。すでに隙間スペースがある場合は、まず注意深く大きさを測ること。隙間スペースの大きさによっては、既製品のワインラックをそのまま置くことができるかもしれません。そうでない場合は、工務店や大工さんに頼んで、スペースにぴったりのワインラックをつくってもらいましょう。
費用:既製品のワインラックは20〜100ドルくらいで買えるでしょう。隙間スペースをつくって造作してもらう場合は、大工などのプロに支払う費用はだいたい300〜500ドル以上になります。
方法:廊下に隙間スペースがあるなら、ワインラックを設置してワインのコレクションを収納したり、何か目的をもった収納スペースに活用しましょう。すでに隙間スペースがある場合は、まず注意深く大きさを測ること。隙間スペースの大きさによっては、既製品のワインラックをそのまま置くことができるかもしれません。そうでない場合は、工務店や大工さんに頼んで、スペースにぴったりのワインラックをつくってもらいましょう。
費用:既製品のワインラックは20〜100ドルくらいで買えるでしょう。隙間スペースをつくって造作してもらう場合は、大工などのプロに支払う費用はだいたい300〜500ドル以上になります。
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