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玄関をすっきり快適にする秘密は、靴箱とクロークにあり
帰宅時、来客時、そしてお出かけや見送り時、家の「顔」として気持ちよく人を迎え、送り出せる玄関には、この2つの存在が大切です。
Motoko Sasaki
2015年6月13日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
仕事やお出かけから帰宅して、玄関がごちゃごちゃしているのを想像してみてください。楽しい気分は台無しに、疲れた身体はさらにぐったり。「玄関は家の顔」といいます。毎日顔を洗ってメイクをするように、玄関の掃除と整理整頓を心がけて、いつでも気持ちのいい玄関をキープしたいもの。そのためには、やはり収納が重要なポイントに。これからご紹介するすっきり片づいた素敵な玄関に共通していたのは、靴の収納術とクロークの存在。この2つに注目しながら、玄関収納のヒントを探してみましょう。
ガラスキャビネットの靴箱
こちらの和モダンのリノベーション物件では、古いガラス戸のキャビネットを玄関の靴箱として使用。エキゾチックなタイルと古い和家具が、どこか懐かしい家の雰囲気にもぴったりです。食器棚として使われることの多いガラス戸のキャビネットですが、ほこりから中身を守ってくれるので、靴箱に使うというのは、グッドアイデア! 収納力もあるので、来客用のスリッパや靴のお手入れグッズなども収納できます。玄関まわりに、この棚以外何も置かない潔さもいいですね。
こちらの和モダンのリノベーション物件では、古いガラス戸のキャビネットを玄関の靴箱として使用。エキゾチックなタイルと古い和家具が、どこか懐かしい家の雰囲気にもぴったりです。食器棚として使われることの多いガラス戸のキャビネットですが、ほこりから中身を守ってくれるので、靴箱に使うというのは、グッドアイデア! 収納力もあるので、来客用のスリッパや靴のお手入れグッズなども収納できます。玄関まわりに、この棚以外何も置かない潔さもいいですね。
靴用のオープンシェルフ
古い日本家屋をリノベーションした白くて明るい雰囲気の玄関は、自転車もゆったり置ける広々とした空間。こんな玄関の家に暮らしたい、と一目で気に入ってしまいました。何といっても、壁一面に取り付けたオープンシェルフが素敵。スニーカー、パンプス、革靴など、ジャンル別、使う人別に並べているので、見た目もすっきりしています。
古い日本家屋をリノベーションした白くて明るい雰囲気の玄関は、自転車もゆったり置ける広々とした空間。こんな玄関の家に暮らしたい、と一目で気に入ってしまいました。何といっても、壁一面に取り付けたオープンシェルフが素敵。スニーカー、パンプス、革靴など、ジャンル別、使う人別に並べているので、見た目もすっきりしています。
白い壁とコンクリートの配色に合わせたグレーの靴棚の中で、注目したいのは上段部分。 1足ずつ置ける小さな棚が、まるでショップのよう。靴好きなら、こんな遊び心のある靴棚をつくってもいいですね。お気に入りの靴を大切に飾ってあげたくなります。
玄関のあえて高い位置に靴箱を
天井までの造り付けの靴棚は、下が空いているので、圧迫感が少ないうえ、キャリーバッグや子どもの遊具などをちょっと置いておく際にも便利。棚板が可動式なので、高さのあるブーツや、薄いサンダルなど、サイズに合わせてぴったりと収納できます。靴をむき出しで入れておくのに抵抗があるなら、お揃いの箱に入れてから収納すれば見た目もすっきり。ハンカチなどお出かけの必需品を収納する場所をつくっても。
天井までの造り付けの靴棚は、下が空いているので、圧迫感が少ないうえ、キャリーバッグや子どもの遊具などをちょっと置いておく際にも便利。棚板が可動式なので、高さのあるブーツや、薄いサンダルなど、サイズに合わせてぴったりと収納できます。靴をむき出しで入れておくのに抵抗があるなら、お揃いの箱に入れてから収納すれば見た目もすっきり。ハンカチなどお出かけの必需品を収納する場所をつくっても。
履く靴だけをトレイに
海外では、家の中でも靴を履いていることが多いため、玄関に靴箱がある家はあまり見かけません。靴は、クローゼットに洋服といっしょに収納するのがスタンダード。それでも、近年は家の中で靴を脱ぐ家も増えてきたよう。こちらは、数足だけを置くためのトレイを玄関に置いて、長靴やスニーカーなど汚れやすい靴や、今日履いた靴だけを置いています。日本でも、あえて靴箱を置かない選択もありですね。
海外では、家の中でも靴を履いていることが多いため、玄関に靴箱がある家はあまり見かけません。靴は、クローゼットに洋服といっしょに収納するのがスタンダード。それでも、近年は家の中で靴を脱ぐ家も増えてきたよう。こちらは、数足だけを置くためのトレイを玄関に置いて、長靴やスニーカーなど汚れやすい靴や、今日履いた靴だけを置いています。日本でも、あえて靴箱を置かない選択もありですね。
靴と一緒に小物も収納
丸い筒を積み重ねたようなデザインの靴箱がユニーク。靴底を合わせてキュッとコンパクトに入れることができるので、思っているよりもたくさんの靴が収納できそう。鏡と組み合わせて、ちょっと腰掛けたり、バッグが置けるスペースも確保。靴だけでなく、ストールやサングラスなどを収納してもよさそうです。
丸い筒を積み重ねたようなデザインの靴箱がユニーク。靴底を合わせてキュッとコンパクトに入れることができるので、思っているよりもたくさんの靴が収納できそう。鏡と組み合わせて、ちょっと腰掛けたり、バッグが置けるスペースも確保。靴だけでなく、ストールやサングラスなどを収納してもよさそうです。
手持ちの小家具やかごを応用して
好きなヴィンテージ家具を使った個性的なオリジナル靴箱は、狭い玄関や、靴箱のないお宅の参考に。ベンチの上に同サイズのキャビネットを積み重ねて収納力をアップ! ベンチの脚の間にブーツを置いたりと、スペースをうまく使っています。ドアを開けて最初に目に入くる棚の上や壁に好きなものをずらりと並べれば、自分らしい空間に。帰ってきたらホッとしそうです。
好きなヴィンテージ家具を使った個性的なオリジナル靴箱は、狭い玄関や、靴箱のないお宅の参考に。ベンチの上に同サイズのキャビネットを積み重ねて収納力をアップ! ベンチの脚の間にブーツを置いたりと、スペースをうまく使っています。ドアを開けて最初に目に入くる棚の上や壁に好きなものをずらりと並べれば、自分らしい空間に。帰ってきたらホッとしそうです。
ヴィンテージのかごつきシェルフを靴箱として使用。中身が透けて見えるので、どこに何の靴が入っているのか一目瞭然。それでいて、カラフルなスニーカーなどが入ったちょっと乱雑な感じもうまくカバーしてくれています。プールなどで使われているロッカーだと思いますが、オープンシェルフとスチールかごを使って真似できそう。少し目線を変えて、靴箱として使えそうな家具を探してみると、オリジナリティのある玄関まわりになります。
お揃いのボックスで統一感を
靴をむき出しのまま並べたくないなら、箱に入れて収納するのがおすすめ。買ったときに入っている靴箱のままだと、色や形がばらばらなので、同じボックスで揃えるのがすっきり見せるコツです。どの箱に何が入っているかわかるように、写真を貼ったり、自分でわかるようにラベリングするのも大切です。また、箱を買うときも、収納スペースのサイズをきっちり測って、ぴったりサイズのものを選ぶのもポイント。こんなふうに、ピシッと並ぶと気持ちいい!
靴をむき出しのまま並べたくないなら、箱に入れて収納するのがおすすめ。買ったときに入っている靴箱のままだと、色や形がばらばらなので、同じボックスで揃えるのがすっきり見せるコツです。どの箱に何が入っているかわかるように、写真を貼ったり、自分でわかるようにラベリングするのも大切です。また、箱を買うときも、収納スペースのサイズをきっちり測って、ぴったりサイズのものを選ぶのもポイント。こんなふうに、ピシッと並ぶと気持ちいい!
クロークは小さくても大活躍
玄関にコート掛けや靴を収納する、コンパクトなクロークをつくっておけば、帰宅してすぐに「片づける」ことが身につきそう。コートや靴を脱ぎ散らかすことがなくなるので、子供のいる家に向いています。学校や会社に持っていくものを置いておけば、忘れ物の防止にもなります。
玄関にコート掛けや靴を収納する、コンパクトなクロークをつくっておけば、帰宅してすぐに「片づける」ことが身につきそう。コートや靴を脱ぎ散らかすことがなくなるので、子供のいる家に向いています。学校や会社に持っていくものを置いておけば、忘れ物の防止にもなります。
家族みんなで色分け
学校のロッカーのように、家族それぞれに自分のスペースを割り当てたクローク。すべてが見えるので、いつもきれいにしようという気持ちが芽生えそう。傘を入れておけば、雨の日にさっと持って行けます。ジムに行くときのもの、図書館に返す本、習い事用のバッグなど、用途別に収納しておいても。
学校のロッカーのように、家族それぞれに自分のスペースを割り当てたクローク。すべてが見えるので、いつもきれいにしようという気持ちが芽生えそう。傘を入れておけば、雨の日にさっと持って行けます。ジムに行くときのもの、図書館に返す本、習い事用のバッグなど、用途別に収納しておいても。
玄関の奥、または近くにクロークを
家を建てるなら、玄関の死角にこんな秘密基地のようなクロークをつくってみたいと思いました。形くずれを気にしなくてもいいサンダル類はかごに入れておけば、掃除もラクちんです。私の田舎では、回覧板を持ってきたご近所さんが玄関に座り込んで話し込む、なんてことがよくありますが、こんなスペースがあったら、ちょっと座ってお茶も楽しめそうです。
家を建てるなら、玄関の死角にこんな秘密基地のようなクロークをつくってみたいと思いました。形くずれを気にしなくてもいいサンダル類はかごに入れておけば、掃除もラクちんです。私の田舎では、回覧板を持ってきたご近所さんが玄関に座り込んで話し込む、なんてことがよくありますが、こんなスペースがあったら、ちょっと座ってお茶も楽しめそうです。
玄関の一歩奥まった場所に、コンパクトなシューズクロークを設置。多少乱雑になっていても、玄関の入り口からは見えないので、宅急便配達などの来客時にも目線が気になりません。L字型にすれば、収納力もアップするうえ、私の靴はこっち側、旦那さんの靴はこっち側、と分けて置くことができます。扉をつけていないので、玄関まわりが広く感じられ、風通しもよさそうです。
こちらは玄関脇に広々としたシューズクロークのあるお宅。靴だけではなく、ミネラルウォーターや食品のストック、ゴルフバッグなど重くてかさばるものの一時置き場としても使えます。靴棚部分が、玄関から入ったときに見えない位置にあるのもすっきり見えるポイント。また、この仕切りになっている壁も、ほどよく目隠しになってくれています。
とても贅沢な空間ですが「このスペース、つくってよかった」と満足すること間違いなしです。
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