Houzzユーザーに人気の庭と屋外空間
晩秋は来年に向けて庭を計画するのにぴったりの季節です。今年特に人気の高かった写真からインスピレーションをもらいましょう。
着心地の良いセーターをタンスから出しながら、猛暑だった夏がはるか遠い昔のことのように感じられる今日この頃です。この時期は、来年の夏までに庭をどうしたいかを考えるのにぴったりです。イギリスのガーデンデザイナーであるRoberto Silva(ロベルト・シルバ)さんによると、秋はランドスケープの専門家に連絡を取るのに最適な季節だとか。「これから年末にかけてデザインを行い、冬に施工して春には植物を植える…天候やこの仕事の季節的な面も影響しますから。ある季節にしか植えられなかったり、ある時期には買えなかったりする植物もあるんです」とシルバさんは語ります。
そこで、この記事では各国のHouzzユーザーのみなさまの間で今年人気だった庭と屋外の写真をご紹介します。
そこで、この記事では各国のHouzzユーザーのみなさまの間で今年人気だった庭と屋外の写真をご紹介します。
フランス
この屋外シャワーはSarl AR Architectureによるもので、ボルドー近くに建つ住宅の庭にあります。この地域は気候が温暖なため、シャワーは頻繁に使用されます。
最近フランスでは屋外シャワーの需要が非常に高まっています。特にプールを設置できない物件の場合は、シャワーを浴びることで猛暑の中でもリフレッシュできるため人気があります。
写真のシャワーでは、木製の囲いや装飾が海辺の雰囲気を醸し出しており、暑い日には特に魅力的です。
この屋外シャワーはSarl AR Architectureによるもので、ボルドー近くに建つ住宅の庭にあります。この地域は気候が温暖なため、シャワーは頻繁に使用されます。
最近フランスでは屋外シャワーの需要が非常に高まっています。特にプールを設置できない物件の場合は、シャワーを浴びることで猛暑の中でもリフレッシュできるため人気があります。
写真のシャワーでは、木製の囲いや装飾が海辺の雰囲気を醸し出しており、暑い日には特に魅力的です。
ドイツ
バイエルンのフュンフ・ツィーン・ラント(Fünf-Seen-Land、文字通り「5つの湖」の意)を見渡す眺望とネットを備えたこのベランダは、まさに生きる楽しみのために用意されたものです。大きなガラス戸はすべて開放することができ、屋内と屋外の行き来をスムーズなものにします。
Jacob & Spreng Architektenは、庭の中にもう一つ別のパティオを配置し、加えて2階には大きなウッドデッキを設けました。日当たりの良いウッドデッキには、さまざまなエリアを設けています。
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バイエルンのフュンフ・ツィーン・ラント(Fünf-Seen-Land、文字通り「5つの湖」の意)を見渡す眺望とネットを備えたこのベランダは、まさに生きる楽しみのために用意されたものです。大きなガラス戸はすべて開放することができ、屋内と屋外の行き来をスムーズなものにします。
Jacob & Spreng Architektenは、庭の中にもう一つ別のパティオを配置し、加えて2階には大きなウッドデッキを設けました。日当たりの良いウッドデッキには、さまざまなエリアを設けています。
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アイルランド
McKenna + Associatesによるこの私道と前庭は、控えめな植栽とエレガントなスタイルが見事なプロジェクトです。きっちりと刈り込まれた生垣から均等に配置された樹木に至るまで、この庭のすべてが入念に考えられています。緑一色の静かな落ち着きと、淡いグレーの砂利や縁石が相まって、安らぎをもたらす計画となっています。
同様の効果を得るには、定期的に手入れをすることですっきりしたラインを保ち、自然な見た目の仕上がりにすることが重要です。
McKenna + Associatesによるこの私道と前庭は、控えめな植栽とエレガントなスタイルが見事なプロジェクトです。きっちりと刈り込まれた生垣から均等に配置された樹木に至るまで、この庭のすべてが入念に考えられています。緑一色の静かな落ち着きと、淡いグレーの砂利や縁石が相まって、安らぎをもたらす計画となっています。
同様の効果を得るには、定期的に手入れをすることですっきりしたラインを保ち、自然な見た目の仕上がりにすることが重要です。
イタリア
建築家のRoberta Zanetti(ロベルタ・ザネッティ)さんは言います。「3人の子どもを持つ家族がこのマンションに求めたのは、自然素材とサステナビリティに配慮した、控えめでカジュアルな雰囲気でした」
こうした特徴は、特にテラスに見ることができます。テラスの床には伝統的なタイルを使っており、小さなテラコッタタイルがヘリンボーン模様に並べられています。住まい手は、シエナのカンポ広場の舗道をイメージして床材を選んだそうです。パティオには、ザネッティさんがデザインした作り付けの石造キッチンがあり、マットブラックの金属製キャビネットの扉が取り付けられています。頭上にはディストレス加工された木製ルーバーと竹材が設置され、気温が高いときでも日陰をつくり出しています。テラスのあちこちに置かれたテラコッタの鉢にはさまざまな姿に成長する植物が植えられており、趣を添えています。
建築家のRoberta Zanetti(ロベルタ・ザネッティ)さんは言います。「3人の子どもを持つ家族がこのマンションに求めたのは、自然素材とサステナビリティに配慮した、控えめでカジュアルな雰囲気でした」
こうした特徴は、特にテラスに見ることができます。テラスの床には伝統的なタイルを使っており、小さなテラコッタタイルがヘリンボーン模様に並べられています。住まい手は、シエナのカンポ広場の舗道をイメージして床材を選んだそうです。パティオには、ザネッティさんがデザインした作り付けの石造キッチンがあり、マットブラックの金属製キャビネットの扉が取り付けられています。頭上にはディストレス加工された木製ルーバーと竹材が設置され、気温が高いときでも日陰をつくり出しています。テラスのあちこちに置かれたテラコッタの鉢にはさまざまな姿に成長する植物が植えられており、趣を添えています。
日本
東京都内にあるこの住宅の以前の庭は、樹木や下草、雑草でうっそうとしていて、隣地からの視線も気になるため、オーナーのお母さまと娘さんは、ほとんど手をかけず、庭にでることもなかったそうです。コロナ禍で外出がままらなくなり、株式会社サンケンプラネットに依頼して、使わずの庭を、緑に囲まれたプライベートリビングに生まれ変わらせてもらいました。
サンケンプラネットは、掃き出し窓から出てすぐにタイルテラスをつくり、周囲の視線をカバーするためにルーバータイプの目隠しフェンスを設置。お部屋の中から見る外の景色も考慮して、バランスよく植栽し、平板敷きのまわりの化粧砂利(写真手前)で美観を高めました。今では、お二人でタイルテラスに造作されたベンチに座って、ひと目を気にすることなく、緑を眺めながらリラックスして過ごしておられるそうです。
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東京都内にあるこの住宅の以前の庭は、樹木や下草、雑草でうっそうとしていて、隣地からの視線も気になるため、オーナーのお母さまと娘さんは、ほとんど手をかけず、庭にでることもなかったそうです。コロナ禍で外出がままらなくなり、株式会社サンケンプラネットに依頼して、使わずの庭を、緑に囲まれたプライベートリビングに生まれ変わらせてもらいました。
サンケンプラネットは、掃き出し窓から出てすぐにタイルテラスをつくり、周囲の視線をカバーするためにルーバータイプの目隠しフェンスを設置。お部屋の中から見る外の景色も考慮して、バランスよく植栽し、平板敷きのまわりの化粧砂利(写真手前)で美観を高めました。今では、お二人でタイルテラスに造作されたベンチに座って、ひと目を気にすることなく、緑を眺めながらリラックスして過ごしておられるそうです。
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ニュージーランド
オークランドにあるこの広大な住宅には、ジム、スチームシャワー、サウナを備えたプールハウス、ゲスト用宿泊設備、リビングスペースがあります。
住宅と同じく広々とした屋外エリアは泳ぐのにふさわしく、田園風景にうまく調和しています。Bindon Design Groupによる境栽は、水のあるエリアと美しい芝生のあるエリアを区分するのに役立っています。
オークランドにあるこの広大な住宅には、ジム、スチームシャワー、サウナを備えたプールハウス、ゲスト用宿泊設備、リビングスペースがあります。
住宅と同じく広々とした屋外エリアは泳ぐのにふさわしく、田園風景にうまく調和しています。Bindon Design Groupによる境栽は、水のあるエリアと美しい芝生のあるエリアを区分するのに役立っています。
スペイン
ランドスケープデザイナーであるSimbiosiのJordi Sánchez(ジョルディ・サンチェス)さんは、放置されたままになっていた殺風景な庭を、木とコンクリートで強調された魅力あるコーナー部や空間を持った刺激的なジグザグ空間につくり変えました。
住まい手は手入れがしやすい庭を求めたため、専門家はさまざまな草本や多肉植物を選択しました。
新しい庭で住まい手がもっとも気に入っているのは、家の延長として庭があるような感覚と、一日を通して光の変化を楽しめることだそうです。
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ランドスケープデザイナーであるSimbiosiのJordi Sánchez(ジョルディ・サンチェス)さんは、放置されたままになっていた殺風景な庭を、木とコンクリートで強調された魅力あるコーナー部や空間を持った刺激的なジグザグ空間につくり変えました。
住まい手は手入れがしやすい庭を求めたため、専門家はさまざまな草本や多肉植物を選択しました。
新しい庭で住まい手がもっとも気に入っているのは、家の延長として庭があるような感覚と、一日を通して光の変化を楽しめることだそうです。
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イギリス
ガーデンデザイナーのKate Eyre (ケイト・エア)さんは、この標準的なサイズのテラスガーデンのレイアウトに対して一風変わったアプローチを取りました。斜めの線を駆使して空間をさまざまなゾーンに分けることで、小さな空間の中に面白みと機能性を詰め込んだのです。
植栽のポケット、造り付けのコーナーシート、炉、そして物置のスペースまであるコンパクトな都市型ガーデンは、たくさんのものを詰め込んでいながらも、考え抜かれた閑静な雰囲気を持っています。
ガーデンデザイナーのKate Eyre (ケイト・エア)さんは、この標準的なサイズのテラスガーデンのレイアウトに対して一風変わったアプローチを取りました。斜めの線を駆使して空間をさまざまなゾーンに分けることで、小さな空間の中に面白みと機能性を詰め込んだのです。
植栽のポケット、造り付けのコーナーシート、炉、そして物置のスペースまであるコンパクトな都市型ガーデンは、たくさんのものを詰め込んでいながらも、考え抜かれた閑静な雰囲気を持っています。
アメリカ
竹のざわめき、ガビオン(蛇篭)壁の視覚的な質感、炉の暖かさ。Board & Vellumによる雰囲気の良いこのシアトルのパティオには、リラックスしながらも五感を刺激する要素が盛り込まれています。
パティオのシーティングエリアを取り囲むガビオン(ワイヤー籠式石積)壁は、プランターの擁壁とベンチの支えという2つの機能を持っています。竹によってプライバシーが確保されていることに加え、緑豊かな植栽が重ねられることで、もてなしとくつろぎの空間に親密感をもたらしています。
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竹のざわめき、ガビオン(蛇篭)壁の視覚的な質感、炉の暖かさ。Board & Vellumによる雰囲気の良いこのシアトルのパティオには、リラックスしながらも五感を刺激する要素が盛り込まれています。
パティオのシーティングエリアを取り囲むガビオン(ワイヤー籠式石積)壁は、プランターの擁壁とベンチの支えという2つの機能を持っています。竹によってプライバシーが確保されていることに加え、緑豊かな植栽が重ねられることで、もてなしとくつろぎの空間に親密感をもたらしています。
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裏庭でクリケットはいかがでしょう?オーストラリアには、広い芝生の庭を持つという古くからの伝統がありますが、近所の人たちを招いてクリケットを楽しむのに最適です。西オーストラリア州パースに建つRefined Edge Homes設計のこの住宅にも、来客をもてなすための広いデッキやアウトドアキッチン、それからプールが備わっており、大自然の中でのライフスタイルを完璧に体現しています。