コメント
パリの70平米の1LDKアパートを、オーナー家族のために3LDKにリノベーション
前よりも小さいアパートに引っ越したオーナーご家族。これから増える新しい家族のためには、寝室が3つ必要でした。

Agnès Carpentier
2022年9月6日
若いオーナーご夫妻と2歳の娘さんは、パンデミック発生当時、パリにある大きなオスマン・スタイルのアパートに住んでいました。彼らにとって、パンデミックは住む場所を決める際の優先順位を見直すきっかけになったといいます。パリでは今より小さなアパートを購入し、残りの予算を、ブルターニュの片田舎にセカンドハウスを買うための資金に充て、できるだけ頻繁にそこを利用することにしたのです。
パリの住まいとして選んだのは、パリ17区のおしゃれなペレール地区にある、大きなテラスのある70平方メートルのワンルーム。ご夫妻は、この物件のスペースを最大限に活用して、3つの寝室があるアパートにリノベーションすることを決めました。デザイナーを探しているときに、友人が、HouzzでインテリアデザイナーのAnne Chemineau(アン・シェミノー)さんを見つけてくれました。
パリの住まいとして選んだのは、パリ17区のおしゃれなペレール地区にある、大きなテラスのある70平方メートルのワンルーム。ご夫妻は、この物件のスペースを最大限に活用して、3つの寝室があるアパートにリノベーションすることを決めました。デザイナーを探しているときに、友人が、HouzzでインテリアデザイナーのAnne Chemineau(アン・シェミノー)さんを見つけてくれました。
どんなHouzz?
住まい手:ご夫妻と2歳の娘さん
所在地:フランス、パリ17区のペレイレ地区
面積:70平方メートル
施工時期:2020年
デザイナー:Anne Chemineau(アン・シェミノー)
写真:Agathe Tissier
予算:特注木工用約25,000ユーロ、空調用約10,000ユーロを含む100,000ユーロ(約1366万円)
住まい手:ご夫妻と2歳の娘さん
所在地:フランス、パリ17区のペレイレ地区
面積:70平方メートル
施工時期:2020年
デザイナー:Anne Chemineau(アン・シェミノー)
写真:Agathe Tissier
予算:特注木工用約25,000ユーロ、空調用約10,000ユーロを含む100,000ユーロ(約1366万円)
ビフォー:1980年代の建物の7階に位置するこのアパートには、美しいスペースがいくつかありました。ダイニングルームからベッドルームまで伸びるL字型のテラスからは、凱旋門を眺めることができます。シェミノーさんはこの物件を見てすぐ、2人目の子どもを計画していたこの若いカップルのニーズに合わせた新たなレイアウトをひらめきました。
キッチンをリビング・ダイニングに移動し、元のキッチンがあったスペースを娘さんの部屋に変えることは簡単に思い付きます。しかし、次に生まれる赤ちゃんのための3番目の寝室をどう捻り出すかは、難しい問題でした。そこで困ったご夫妻がシェミノーさんに助けを求めたところ、彼女はすぐに素晴らしい解決法を提案してくれたそう。
キッチンをリビング・ダイニングに移動し、元のキッチンがあったスペースを娘さんの部屋に変えることは簡単に思い付きます。しかし、次に生まれる赤ちゃんのための3番目の寝室をどう捻り出すかは、難しい問題でした。そこで困ったご夫妻がシェミノーさんに助けを求めたところ、彼女はすぐに素晴らしい解決法を提案してくれたそう。
アフター:シェミノーさんは最初に現場を訪れた際に、アパートの玄関スペースが非常に広いことに気付きました。暗い空間でしたが、幅は160センチメートルもあり、奥行き50センチの戸棚が備え付けられていました。彼女はこのスペースをうまく活用すれば問題をすべて解決できると考えたのです。
煙突を囲っている厚い壁があるせいで、ダイニングスペースをもともとのキッチンエリアに拡張することはできませんでした。また、リビングにある、日当たりのいい素敵な2つの入口はそのままにしておきたかったので、リビングを3番目の寝室(第二子のための部屋)に置き換えるというアイデアもあきらめたといいます。シェミノーさんが玄関スペースの一部を子ども部屋に充てることを提案したのは、そのためでした。
シェミノーさんによると、ご夫妻はカントリーテイストを取り入れた内装を希望していたそう。
煙突を囲っている厚い壁があるせいで、ダイニングスペースをもともとのキッチンエリアに拡張することはできませんでした。また、リビングにある、日当たりのいい素敵な2つの入口はそのままにしておきたかったので、リビングを3番目の寝室(第二子のための部屋)に置き換えるというアイデアもあきらめたといいます。シェミノーさんが玄関スペースの一部を子ども部屋に充てることを提案したのは、そのためでした。
シェミノーさんによると、ご夫妻はカントリーテイストを取り入れた内装を希望していたそう。
ビフォー:中央にある構造柱に、ボルトで固定された金属板や、暖炉の形、廊下に取り付けられた舷窓などから判断するに、以前のオーナーは、フランスのSF作家ジュール・ヴェルヌの作品に登場する“ノーチラス号(架空の原子力潜水艦)”のファンだったかもしれません。少なくとも、シェミノーさんにはそう映ったようです。
リノベーションの記事をもっと読む
リノベーションの記事をもっと読む
アフター:シェミノーさんいわく、オーナーはコロナ禍、街で生活するストレスで疲れ果て、「ボヘミアン精神がミックスされた、田舎のシックな世界」でもっと自然な生活がしたい、という抑えがたい願望を持っていたとのこと。
ウォルナット材のテーブルやビストロチェア、豊穣を司る女神“フローラ”を描いたポンペイのフレスコ画の大版プリントなど、オーナーの所有物のいくつかが、デザインのモチーフになっています。そのほかの内装は、クリーンで明るい印象を与えるように工夫されています。木や天然繊維、植物をアクセントとして使う以外にも、花びらのようなペンダントライトを飾って、空間に動きが出るようにデザインされています。
カントリースタイルのインテリアをもっと見る
ウォルナット材のテーブルやビストロチェア、豊穣を司る女神“フローラ”を描いたポンペイのフレスコ画の大版プリントなど、オーナーの所有物のいくつかが、デザインのモチーフになっています。そのほかの内装は、クリーンで明るい印象を与えるように工夫されています。木や天然繊維、植物をアクセントとして使う以外にも、花びらのようなペンダントライトを飾って、空間に動きが出るようにデザインされています。
カントリースタイルのインテリアをもっと見る
リビングの暖炉はよりコンパクトなものに替え、部屋の一角に設置しました。そうすることで、ラタン張りのドアが付いた収納や、オープンシェルフなどで構成された特注の収納ユニットに、より多くのスペースを確保することができたのです。上部の小さな引き戸は、テラスに設置されたスプリット型エアコンを隠しています。
ビフォー:もともとの2部屋続きのリビングは寄木張りのフローリングで、主寝室はカーペット敷きでした。これらの床材は撤去し、アパート全体に幅のあるオーク突板フローリング材を同じ方向に張って仕上げました。より現代的に見えるだけでなく、新しく取り入れた床暖房システムとも相性がいい素材です。
アフター:テレビはできるだけ目立たないようになっています。オーク調フレームが付いた絵画のように見えるサムスンの『The Frame』モデルをチョイスし、リビングルームの片側に移動。
キッチンを背景にしたダイニングエリアは、構造柱の後ろにあります。キッチンの視覚的な存在感を最小限に抑えるために、背の高い収納ユニットは左側の壁に沿って配置されています。同様に、カウンターユニットの上部にはキャビネットがありません。
こちらの記事もあわせて
テレビのあり方を考えよう。テレビを主役にしないインテリアのススメ
キッチンを背景にしたダイニングエリアは、構造柱の後ろにあります。キッチンの視覚的な存在感を最小限に抑えるために、背の高い収納ユニットは左側の壁に沿って配置されています。同様に、カウンターユニットの上部にはキャビネットがありません。
こちらの記事もあわせて
テレビのあり方を考えよう。テレビを主役にしないインテリアのススメ
床から天井まである収納ユニットには、冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、パントリーが隠れています。
ワークトップに最も近い箇所には、ケトル、コーヒーメーカー、トースター、フードプロセッサーなどの小型家電製品が収納できます。
こちらも合わせて
パントリーとキッチンがいい関係になる10のアイデア
ワークトップに最も近い箇所には、ケトル、コーヒーメーカー、トースター、フードプロセッサーなどの小型家電製品が収納できます。
こちらも合わせて
パントリーとキッチンがいい関係になる10のアイデア
部屋の中央には両面使いのアイランドが設置され、2つのゾーン(キッチンとダイニング)を分けています。片側はワークトップになっていて、もう片側はダイニングテーブル用のベンチシートになっています。リビングからキッチンが見えにくいように工夫した、省スペースのアイデアです。
オーナーがカントリーテイストの内装を希望していたので、グレー・グリーンのIKEA製キッチンユニットを提案しました。MDF(中密度繊維板)でカスタマイズした床から天井まである収納ユニットとアイランドにも同じ色を使っています。
幾何学的なタッチのアイランドは、デザイナーの図面をもとに、一定の間隔で角材を配して施工されました。「なにか目を惹きつけるディテールを入れたかったんです」とシェミノーさん。
幾何学的なタッチのアイランドは、デザイナーの図面をもとに、一定の間隔で角材を配して施工されました。「なにか目を惹きつけるディテールを入れたかったんです」とシェミノーさん。
形と模様の対比が織りなす意匠は、ここでも反映されています。平行線で構成された硬いラインは、ウォールブラケットライトの丸みを帯びた形や、廊下の収納のカーブ、薄いカーテンによって和らげられています。
バックスプラッシュの台形のゼリージュタイルも、マットな装飾にキラッと光る要素を追加するデザイン要素として一役買っています。
上部のウォールキャビネットがないため、一般的なレンジフードではなく、効率性の良さに定評のあるBora(ボラ)というメーカーの、IHコンロとフードが一体となっている製品をチョイス。
上部のウォールキャビネットがないため、一般的なレンジフードではなく、効率性の良さに定評のあるBora(ボラ)というメーカーの、IHコンロとフードが一体となっている製品をチョイス。
玄関スペースの一部を削ってつくった子ども部屋は、キッチンアイランドからも様子が見えるようになっています。
パーテーションの下部には、奥行きの浅いシューズクローゼットがあつらえられています。「シューズクローゼットの丸みを帯びた形状は審美的な選択でしたが、動線の邪魔にならないという利点もあります」と、シェミノーさん。
パーテーションの下部には、奥行きの浅いシューズクローゼットがあつらえられています。「シューズクローゼットの丸みを帯びた形状は審美的な選択でしたが、動線の邪魔にならないという利点もあります」と、シェミノーさん。
アフター:廊下を狭くし、戸棚を取り除いて、アパートの中心部分に子ども部屋を配置しました。外側に向いている窓はありませんが、ほかのどの部屋よりも多くのガラスが使われています。主寝室側と廊下側の壁に設置されたガラスの窓は、オーク材の枠によってパネル状に分割されています。このパネル状になったガラス窓は、換気のための開閉が可能です。
廊下とリビングを仕切っていた開き戸を取り除いたことで、リビング側からの光と子ども部屋経由で届く主寝室からの光が入り、アパートの中心に位置していても、明るい環境が整っています。玄関エリアに吊るされた籐のペンダントライトは、夜になるとドリーミーなムードを演出する小道具に。
廊下とリビングを仕切っていた開き戸を取り除いたことで、リビング側からの光と子ども部屋経由で届く主寝室からの光が入り、アパートの中心に位置していても、明るい環境が整っています。玄関エリアに吊るされた籐のペンダントライトは、夜になるとドリーミーなムードを演出する小道具に。
子ども部屋の後方に設置したカスタムメイドの収納扉の幅にならって、窓枠も均等に分割されています。これは内装デザインの照明計画のひとつ。
現時点では、この部屋にはソファベッドが置かれているので、赤ちゃんが産まれるまではサブ寝室として使用できます。ベッドとして広げた時に部屋の幅2メートルにかろうじてフィットするソファベッドが選ばれています。
吊り天井には電動の遮光ブラインドシステムが組み込まれているので、必要に応じて部屋を真っ暗にすることができます。写真に写っているのが、そのブラインドです。
現時点では、この部屋にはソファベッドが置かれているので、赤ちゃんが産まれるまではサブ寝室として使用できます。ベッドとして広げた時に部屋の幅2メートルにかろうじてフィットするソファベッドが選ばれています。
吊り天井には電動の遮光ブラインドシステムが組み込まれているので、必要に応じて部屋を真っ暗にすることができます。写真に写っているのが、そのブラインドです。
アフター:子ども部屋を作るため、改装前よりは多少狭くなりました。そして、入口はひとつだけになり、バスルームのある廊下側に設置されました。
オーナーはこの空間を「繭のような居心地の良いものにしたい」と希望していたそう。ガラスパーテーションの直線的なビジュアルを和らげるよう、ソフトな色調で丸みを帯びたディテールが組み込まれた、あたたかさのあるデザインになっています。
加えて、十分な収納スペースの確保というご要望に応えるため、狭いながらも2つのクローゼットが目立たないように配置されています。クローゼットがベッドのある空間を侵食しないよう、空間の一体感を演出するべく細心の注意が払われました。ベッドの足側に面したクローゼットにも、カスタムメイドでつくられた明るい色調の籐張りの扉がついていて、リビングの内装と同じ雰囲気が演出されています。
オーナーはこの空間を「繭のような居心地の良いものにしたい」と希望していたそう。ガラスパーテーションの直線的なビジュアルを和らげるよう、ソフトな色調で丸みを帯びたディテールが組み込まれた、あたたかさのあるデザインになっています。
加えて、十分な収納スペースの確保というご要望に応えるため、狭いながらも2つのクローゼットが目立たないように配置されています。クローゼットがベッドのある空間を侵食しないよう、空間の一体感を演出するべく細心の注意が払われました。ベッドの足側に面したクローゼットにも、カスタムメイドでつくられた明るい色調の籐張りの扉がついていて、リビングの内装と同じ雰囲気が演出されています。
ヘッドボードの上にペイントされたアーチは、子ども部屋からも見えます。
アーチ制作には熟練の技術を要しました。晩秋の午後の暖かさを感じる雰囲気が魅力的です。
リネンのシーツやカーテンに使ったシエナブラウンの色合いは、シェミノーさんが求めていた、シンプルでナチュラルな雰囲気づくりに役立っています。
「オーナーは、アパート全体のディテールの中で、両サイドに小さなジュート編みのブラケットライトが付いたこのヘッドボードが一番のお気に入りだ、と教えてくれました」と、シェミノーさん。
「オーナーは、アパート全体のディテールの中で、両サイドに小さなジュート編みのブラケットライトが付いたこのヘッドボードが一番のお気に入りだ、と教えてくれました」と、シェミノーさん。
もうひとつ効果的だったアイデアは、このかなり狭い廊下に自然をモチーフにした壁紙を貼って、より楽しい雰囲気をつくり出したことです。
「妖艶な桜をモチーフにしたこの壁紙は、オーナーご自身が見つけてきました。彼女はプロジェクトの初期段階でこのプリントの使用を提案してくれたのです」と、シェミノーさん。
オーナーはプロジェクトに対して積極的で、全体を通して実り多く、建設的なコミュニケーションが取れたといいます。
「妖艶な桜をモチーフにしたこの壁紙は、オーナーご自身が見つけてきました。彼女はプロジェクトの初期段階でこのプリントの使用を提案してくれたのです」と、シェミノーさん。
オーナーはプロジェクトに対して積極的で、全体を通して実り多く、建設的なコミュニケーションが取れたといいます。
ご覧のとおり、もともとあったキッチンと収納部屋へつながる枠なしのドアは、壁紙で完全に覆われています。さらに、収納部屋はランドリールームに改造されています。これほど見事な「隠し扉」はないでしょう。
これはオーナーが選んだヴィンテージのスイッチの写真です。丸い形で、スイッチの直線的な硬さを和らげています。
これはオーナーが選んだヴィンテージのスイッチの写真です。丸い形で、スイッチの直線的な硬さを和らげています。
隠し扉のひとつは、娘さんの部屋につながっています。もとはキッチンだったこの狭い空間も、toile de Jouy(トワルトドジュイ)調の花柄の壁紙、ピンクのリネンカーテン、ヴィンテージスタイルの錬鉄製のベッド、ワードローブの籐張りの扉など、非常にキュートなディテールを組み込むことによって、可愛く変身しました。十分な収納もあり、パーフェクトな仕上がりです。
アフター:シェミノーさんは、レイアウト全体を変えるのではなく、そのレイアウトのまま上手に内装をつくり上げることに決めました。オーク材でできた洗面台はバスタブまで延長し、コーナースペースには角を丸くした棚を設置。ベージュの鱗状のゼリージュタイルが、柔らかな雰囲気を演出しています。
浴室の記事をもっと読む
浴室の記事をもっと読む
一角にはシャワーも取り付けられています。バスルームの隣にあるトイレも同じように、鱗柄のゼリージュタイルや籐でできた小物を使って改装され、壁掛トイレの上には作り付けの収納が配置されています。
わずか70平方メートルの面積に、3つの寝室と十分な収納スペースを設けたこのプロジェクト。効率的なスペースの使い方を示す素晴らしい一例です。
この家を見たら、パリに住む多くのファミリーが、小さなスペースでも快適な住環境を整えることができると自信を持って思えるでしょう。
パリの住まいの記事をもっと読む
この家を見たら、パリに住む多くのファミリーが、小さなスペースでも快適な住環境を整えることができると自信を持って思えるでしょう。
パリの住まいの記事をもっと読む
おすすめの記事
世界の家
ビルバオのグランビア通りに佇む、1950年代のクラシカルなフラットハウス
既存のモールディングが美しい85平方メートルのリビング、ダイニング、ホームオフィスをもつ、エレガントなフラットをご紹介します。
続きを読む
日本の家
家族のプライベート空間を快適に。アウトドアとスカンジナビアをミックスした美しい店舗併用住宅
文/藤間紗花
建築設計事務所を主宰する建築士が、マイホームとして建てたカフェ併用住宅。アウトドアスタイルとスカンジナビアスタイルをミックスさせたデザインや、パブリックスペースとプライベートスペースを上手に分けるコツなどについて伺いました。
続きを読む
関東甲信越 (東京以外)
親子の暮らしを穏やかに包み込む、自然素材が心地よい住まい
文/田中祥子
生活に必要な機能が緩やかにつながる間取りを、一つの大きな屋根の下に。建築材料と設備の面がしっかり考えられたデザインは、親子2人の穏やかな暮らしを支えています。
続きを読む
世界の家
スペインの街を一望できるペントハウス
息をのむようなバルセロナの眺めを楽しむことができる、素晴らしいテラスをもつペントハウス。しかし改装前、出入り口には狭い引き戸しかありませんでした。
続きを読む
日本の家
自分たちの「好き」を詰め込んだ、大阪の建築家の自邸
文/杉田真理子
旅先で集めたアートや小物、ワインなど、夫婦の「好き」が詰まった建築家の自邸。光が差し込む内部の土間の吹き抜けには高さ4mの木もあり、家にいながら自然を感じられる空間となっています。
続きを読む