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年末年始にこそ手をつけたい、写真整理のコツ
撮り溜めた写真をきちんと整理して、家族や友だちと見返しながら、楽しい年末年始を過ごしてみませんか?
栗原晶子|Akiko Kurihara
2021年12月25日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
掃除や片付けをすると部屋がスッキリするだけでなく、達成感を得ることもできます。片付けを定期的に行ってリセット習慣を身に着けると、暮らしが整います。
一方で、つい後回しにしてしまい、心のどこかに引っ掛かっているモノの代表格といえるのが、写真の整理です。年末年始こそ溜まっている写真を整理して、気持ちよく新年を迎えませんか。
一方で、つい後回しにしてしまい、心のどこかに引っ掛かっているモノの代表格といえるのが、写真の整理です。年末年始こそ溜まっている写真を整理して、気持ちよく新年を迎えませんか。
一口に写真整理といっても、アルバムにまとまっているもの、バラバラのままの紙焼き写真、そしてスマートフォンやパソコン内のデジタル写真など、種類はさまざま。
ここでは、バラバラのまま手付かずになっている写真や写真データを整理する目的と方法を解説します。
ここでは、バラバラのまま手付かずになっている写真や写真データを整理する目的と方法を解説します。
大量の紙焼き写真が、1か所または複数箇所にあるという人は、大抵の場合「時間ができたら整理するつもり」と保留の状態にしていることでしょう。しかし、「いつかは……」と思っていても、なかなかその機会はやってきません。
また、「整理するなら徹底的にしたい」「きれいにファイリングしたい」など、完璧を求めすぎて着手できていないことも多いのではないでしょうか。なかには、アルバムは買ってあるのに、そのままにしているという人もいるかもしれません。
また、「整理するなら徹底的にしたい」「きれいにファイリングしたい」など、完璧を求めすぎて着手できていないことも多いのではないでしょうか。なかには、アルバムは買ってあるのに、そのままにしているという人もいるかもしれません。
見返したくなるものを選ぶことを目的に
紙焼き写真はまず、後で見返したくなるものを選ぶという作業に集中しましょう。手順は次の通りです。
紙焼き写真はまず、後で見返したくなるものを選ぶという作業に集中しましょう。手順は次の通りです。
2.分類の目安を決める
写真を分類する際の基準を決めます。年代別、または人別が一般的かつわかりやすい分類ですが、家族写真の割合が多い、兄弟姉妹が一緒に写っているものが多いなどの場合は、必ずしも個人別の分類がよいとは限りません。その場合は、家族単位、兄弟姉妹単位などに大きく分類して共有しましょう。
個人別にセレクトして、「子供が結婚する時や一人暮らしを始める時に持って行けるようにしたい」と考える親御さんもいますが、量が多い場合はそこまで手が回らず、長期間放置されてしまうこともよくあります。
スタート段階で、細かい分類や完成度の高いアルバム作りにとらわれないことが大事です。
写真を分類する際の基準を決めます。年代別、または人別が一般的かつわかりやすい分類ですが、家族写真の割合が多い、兄弟姉妹が一緒に写っているものが多いなどの場合は、必ずしも個人別の分類がよいとは限りません。その場合は、家族単位、兄弟姉妹単位などに大きく分類して共有しましょう。
個人別にセレクトして、「子供が結婚する時や一人暮らしを始める時に持って行けるようにしたい」と考える親御さんもいますが、量が多い場合はそこまで手が回らず、長期間放置されてしまうこともよくあります。
スタート段階で、細かい分類や完成度の高いアルバム作りにとらわれないことが大事です。
3.類似したものは厳選、不明なものは外す
次に、具体的に写真をチェックしていきます。まずはざっくりとした年代別に分けていくのがいいでしょう。同じ構図の写真が何枚もある場合は、残したいベストな1枚を選びましょう。
また、どこで撮影したものか、何を撮影したのか写真を見てもわからないものは不要なものとして外してください。
つい懐かしくなって思い出に浸りたくなってしまいますが、思い出の共有には後で時間を取るようにして、分類と厳選に集中するのがポイントです。
次に、具体的に写真をチェックしていきます。まずはざっくりとした年代別に分けていくのがいいでしょう。同じ構図の写真が何枚もある場合は、残したいベストな1枚を選びましょう。
また、どこで撮影したものか、何を撮影したのか写真を見てもわからないものは不要なものとして外してください。
つい懐かしくなって思い出に浸りたくなってしまいますが、思い出の共有には後で時間を取るようにして、分類と厳選に集中するのがポイントです。
4.厳選した写真の枚数を把握する
3.でざっくり分類した結果を見ると、傾向が見えてきます。
余裕があればさらに細かく分けても構いませんが、途中で疲れてしまったり、分ける基準、選択肢が増えてしまうと混乱しやすくなるので、「大まかでいい」と決めることも必要です。ここで枚数を数えて、全体量を把握しましょう。
片付け・収納アドバイザーをさがす
3.でざっくり分類した結果を見ると、傾向が見えてきます。
余裕があればさらに細かく分けても構いませんが、途中で疲れてしまったり、分ける基準、選択肢が増えてしまうと混乱しやすくなるので、「大まかでいい」と決めることも必要です。ここで枚数を数えて、全体量を把握しましょう。
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5.保管方法を考える
枚数が確認できたら保管方法を考えます。
枚数が確認できたら保管方法を考えます。
- アルバムにする
- フォトブックを作る
- スキャンしてデータ保存する
- 収納ボックス内に保管する
- アルバムにする場合
- フォトブックを作る場合
- スキャンしてデータ化する場合
- 収納ボックス内に保管する場合
ここまで、主に手つかずのままになった紙焼き写真の整理についてお伝えしました。
デジタルデータの場合も考え方は同じですが、撮影日等の日付がすでに情報としてあるので、分類の基準を決めれば、フォルダ管理もしやすいでしょう。ただし、フォルダを細かく分類しすぎると確認の手間が増えますので、シンプルを心がけてください。
デジタルデータの場合も考え方は同じですが、撮影日等の日付がすでに情報としてあるので、分類の基準を決めれば、フォルダ管理もしやすいでしょう。ただし、フォルダを細かく分類しすぎると確認の手間が増えますので、シンプルを心がけてください。
年末年始で久しぶりに家族や親族と集まるという人は、ぜひ一緒に写真整理にトライしてみてください。長年手つかずになっていたものも、複数人ですれば一気に進むはず。思い出を共有しながら、モノの持ち方、残し方に向き合うきっかけにもなるのでおすすめです。
「写真整理は老後の楽しみにとっておく」と言う人もいますが、年々億劫になってしまうということもあります。判断に時間をかけずにできるうちに着手して、家族で共有することを目的としましょう。実家の親御さんの写真整理をサポートしてあげるのもいいですね。
片付け・収納・家事の記事をもっと読む
「写真整理は老後の楽しみにとっておく」と言う人もいますが、年々億劫になってしまうということもあります。判断に時間をかけずにできるうちに着手して、家族で共有することを目的としましょう。実家の親御さんの写真整理をサポートしてあげるのもいいですね。
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