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小まめな掃除を習慣づける、掃除用具の収納アイデア
さっと片付けて、毎日の暮らしを快適にしてみませんか?
栗原晶子|Akiko Kurihara
2021年11月24日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
掃除は小まめにする派ですか? それとも、まとめて一気にする派ですか? ライフスタイルによっても異なりますが、小まめにする方が結果的に掃除に費やす時間は短くてすみます。
では、どうしてなかなか小まめにできないのでしょうか。実は掃除用具の収納がネックになっているかもしれません。ここでは、掃除用具の収納アイデアを中心に、気楽に小まめに続けられる掃除のきっかけづくりをご提案します。
では、どうしてなかなか小まめにできないのでしょうか。実は掃除用具の収納がネックになっているかもしれません。ここでは、掃除用具の収納アイデアを中心に、気楽に小まめに続けられる掃除のきっかけづくりをご提案します。
・使う場所の近くに収納する
これは掃除用具に限りませんが、使う場所の近くに収納するのは基本です。玄関を掃除するほうきなら玄関に、リビングダイニングを掃除する道具なら近いエリアに収納します。
掃除用具だけで一箇所に集めることは、小まめな掃除には不向きです。キッチンを掃除する洗剤はキッチンに、お風呂やトイレの掃除道具も、それぞれの場所またはすぐ近くに収納するのがおすすめです。
これは掃除用具に限りませんが、使う場所の近くに収納するのは基本です。玄関を掃除するほうきなら玄関に、リビングダイニングを掃除する道具なら近いエリアに収納します。
掃除用具だけで一箇所に集めることは、小まめな掃除には不向きです。キッチンを掃除する洗剤はキッチンに、お風呂やトイレの掃除道具も、それぞれの場所またはすぐ近くに収納するのがおすすめです。
・掃除機はしまいこまない
「掃除機を使って一気にきれいに出来れば早いのに……。」そう思っても面倒に感じてしまう方は、掃除機の出し入れに問題があるかもしれません。生活感が出やすいものですので、扉のある収納にしまうケースも多いですが、納戸のようなスペースには、雑多にモノが収納されている場合も多いので、出し入れがしにくくなります。
例えばコードレスタイプのスリムなスティック型クリーナーを選び、奥にしまいこまないようにするだけで、掃除機を使うのがラクになり、小まめに掃除ができるようになります。
「掃除機を使って一気にきれいに出来れば早いのに……。」そう思っても面倒に感じてしまう方は、掃除機の出し入れに問題があるかもしれません。生活感が出やすいものですので、扉のある収納にしまうケースも多いですが、納戸のようなスペースには、雑多にモノが収納されている場合も多いので、出し入れがしにくくなります。
例えばコードレスタイプのスリムなスティック型クリーナーを選び、奥にしまいこまないようにするだけで、掃除機を使うのがラクになり、小まめに掃除ができるようになります。
・シートモップはリセットして次を使いやすくする
フローリングにはシートモップを利用するという方も、掃除機同様、すき間や壁をうまく利用して手に取りやすい場所に収納しましょう。自立式ではない形状ならフックに引っ掛ける収納がおすすめです。
この時、取り換え用のシートのストックとゴミ箱も近くにあるのが理想的です。使い終わったら、捨てて新しいものを付け替えておく。そうするだけで、次に使う時の手間がないので、面倒くささが軽減できます。
片付け・収納の専門家を探す
フローリングにはシートモップを利用するという方も、掃除機同様、すき間や壁をうまく利用して手に取りやすい場所に収納しましょう。自立式ではない形状ならフックに引っ掛ける収納がおすすめです。
この時、取り換え用のシートのストックとゴミ箱も近くにあるのが理想的です。使い終わったら、捨てて新しいものを付け替えておく。そうするだけで、次に使う時の手間がないので、面倒くささが軽減できます。
片付け・収納の専門家を探す
・リビングや子ども部屋には小掃除セットを設置する
「家族の中で、いつも自分ばかり掃除をしているのが不満」と感じているなら、小掃除セットの準備がおすすめです。例えばリビングならソファの近くに置いたり、テレビ周りにハンディモップやダスターなどを常備します。小さなカゴやケースを使って収納するのもいいですね。
そして、家族に小掃除参加を促します。リビングから別の場所に移動するタイミングで、モップでササーッとテレビ周りを拭く。ソファの乱れを直すなど、本当に小さなことでも具体的に指示します。習慣になるまでは繰り返しメッセージするのもポイントです。
子供部屋の収納アイディアを見てみる
「家族の中で、いつも自分ばかり掃除をしているのが不満」と感じているなら、小掃除セットの準備がおすすめです。例えばリビングならソファの近くに置いたり、テレビ周りにハンディモップやダスターなどを常備します。小さなカゴやケースを使って収納するのもいいですね。
そして、家族に小掃除参加を促します。リビングから別の場所に移動するタイミングで、モップでササーッとテレビ周りを拭く。ソファの乱れを直すなど、本当に小さなことでも具体的に指示します。習慣になるまでは繰り返しメッセージするのもポイントです。
子供部屋の収納アイディアを見てみる
・家電ものはワゴンやキャスター付き収納でおしゃれに収納する
床掃除以外にも、布団クリーナーやOA機器用のクリーナーなど、特定のもの専用の掃除道具をお持ちの方もいるでしょう。そのまま置くと意外と大きくて邪魔になったり、部屋のイメージに合わないアイテムであることも少なくありません。
そうした場合には、ワゴンやキャスター付きの収納を活用しましょう。目に付きにくい下段に掃除関連のものを収納し、上段には例えばルームフレグランスなどキレイになった部屋をさらに快適にするグッズを組み合わせて収納するといいですね。購入した時の箱に毎回しまっているという方は、それを止めるだけでもスッキリしますよ。
床掃除以外にも、布団クリーナーやOA機器用のクリーナーなど、特定のもの専用の掃除道具をお持ちの方もいるでしょう。そのまま置くと意外と大きくて邪魔になったり、部屋のイメージに合わないアイテムであることも少なくありません。
そうした場合には、ワゴンやキャスター付きの収納を活用しましょう。目に付きにくい下段に掃除関連のものを収納し、上段には例えばルームフレグランスなどキレイになった部屋をさらに快適にするグッズを組み合わせて収納するといいですね。購入した時の箱に毎回しまっているという方は、それを止めるだけでもスッキリしますよ。
・掃除用洗剤のストックを把握する
掃除を億劫に感じている人の多くは、掃除に関連する洗剤やスポンジ類などの在庫を把握出来ていません。使い切らないまま、新しいものを購入していたり、便利グッズに惹かれて買ったものの、1~2度使ってそのままになっているお掃除グッズはありませんか。消費期限を気にせず、無駄に買いだめするタイプの方も気を付けましょう。
また、これらは収納場所を家族で把握していないと、自分以外の人が良かれと思って買い足してしまいストック過多になってしまうことも。スーパー、コンビニ、ドラッグストアは、町中に数多くあり、購入しやすい環境ですので、情報の共有が肝心です。動画サイトで人気の“ルームツアー”のように、わが家のルームツアー動画を作って皆で共有するのもいいかもしれません。
掃除を億劫に感じている人の多くは、掃除に関連する洗剤やスポンジ類などの在庫を把握出来ていません。使い切らないまま、新しいものを購入していたり、便利グッズに惹かれて買ったものの、1~2度使ってそのままになっているお掃除グッズはありませんか。消費期限を気にせず、無駄に買いだめするタイプの方も気を付けましょう。
また、これらは収納場所を家族で把握していないと、自分以外の人が良かれと思って買い足してしまいストック過多になってしまうことも。スーパー、コンビニ、ドラッグストアは、町中に数多くあり、購入しやすい環境ですので、情報の共有が肝心です。動画サイトで人気の“ルームツアー”のように、わが家のルームツアー動画を作って皆で共有するのもいいかもしれません。
・シンプルな収納を徹底する
ここまで掃除用具の収納についてご紹介してきましたが、特に心がけたいのはシンプルな収納にすることです。引っ掛けるだけ、並べるだけ、箱に収めるだけ、など出し入れする工程を少なくすることがストレスなく掃除用具を使うコツです。当たり前のことのようですが、家族が協力的でない場合などは、それが追い打ちをかけているというパターンも少なくありません。
使う頻度が高い人にとっては、慣れてしまっている収納場所や収納方法であっても、家族にとっては面倒だったり、複雑に感じてしまっていることもあります。「勝手に場所や方法を変えたらいけないと思って」なんて遠慮していたというケースもよくありますよ。
家族間の風通しも良くして、小まめな掃除で清潔で風通しのよい空間づくりを心がけましょう。
片付け・収納・家事の記事をもっと読む
ここまで掃除用具の収納についてご紹介してきましたが、特に心がけたいのはシンプルな収納にすることです。引っ掛けるだけ、並べるだけ、箱に収めるだけ、など出し入れする工程を少なくすることがストレスなく掃除用具を使うコツです。当たり前のことのようですが、家族が協力的でない場合などは、それが追い打ちをかけているというパターンも少なくありません。
使う頻度が高い人にとっては、慣れてしまっている収納場所や収納方法であっても、家族にとっては面倒だったり、複雑に感じてしまっていることもあります。「勝手に場所や方法を変えたらいけないと思って」なんて遠慮していたというケースもよくありますよ。
家族間の風通しも良くして、小まめな掃除で清潔で風通しのよい空間づくりを心がけましょう。
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