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光と風をカーテンでコントロールして、暑い夏も快適に
快適な住環境をつくるのに欠かせないカーテン。一言でカーテンといってもその選択肢は多種多様です。上手に選んで、夏を心地よく過ごしましょう。
sayaka_sumiyoshi
2021年7月5日
暑い夏、少しでも快適に過ごしたいですね。室内の温度が30度、湿度が70%を超えるとエアコンを上手に利用していただくのが一番ですが、併せてカーテンを上手に活用して、室内の温度や湿度を調整すると、より心地よく過ごせます。
カーテンと一言で言っても、いろいろな選択肢があります。賃貸物件でも採用できる選択肢もありますので、お部屋の環境やご自身のライフスタイルに合うカーテンを選んでみてはいかがですか?
カーテンと一言で言っても、いろいろな選択肢があります。賃貸物件でも採用できる選択肢もありますので、お部屋の環境やご自身のライフスタイルに合うカーテンを選んでみてはいかがですか?
カーテンで光や熱、視線を遮る
カーテンと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、光を通すレースカーテンと、光を遮る厚手のカーテンの組み合わせ、という人が多いと思います。
レースカーテンは日中室内に差し込む直射日光を和らげたり、外から室内を見えにくくする役割があります。厚手のカーテンは光を遮るので、夜になって照明をつけた室内を外から見えなくしたり、朝、起床時間まで寝室を暗くしておくなどの役割があります。
カーテンと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、光を通すレースカーテンと、光を遮る厚手のカーテンの組み合わせ、という人が多いと思います。
レースカーテンは日中室内に差し込む直射日光を和らげたり、外から室内を見えにくくする役割があります。厚手のカーテンは光を遮るので、夜になって照明をつけた室内を外から見えなくしたり、朝、起床時間まで寝室を暗くしておくなどの役割があります。
熱は光と一緒に窓から室内に入ってきます。厚手のカーテンとレースカーテンを組み合わせて使うことで、外からの熱を遮りつつ、室内の快適な環境をつくることができます。
紫外線を含む直射日光は、床や家具にダメージを与えるので、日中でもお部屋に居ない時間帯は厚手のカーテンを閉めましょう。
室内で過ごす時はレースカーテンを使います。UVカット機能がついているレースカーテンがありますが、あまり透け感の無いものを選んでしまうと、窓の外が見えず、室内が狭く感じてしまう場合もあります。眺望が気に入っている場合などは、視界を遮らない方法を検討したいですね。
Houzzでインテリアの専門家を探す
紫外線を含む直射日光は、床や家具にダメージを与えるので、日中でもお部屋に居ない時間帯は厚手のカーテンを閉めましょう。
室内で過ごす時はレースカーテンを使います。UVカット機能がついているレースカーテンがありますが、あまり透け感の無いものを選んでしまうと、窓の外が見えず、室内が狭く感じてしまう場合もあります。眺望が気に入っている場合などは、視界を遮らない方法を検討したいですね。
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「遮光」「遮熱」「遮像」
カーテンを選ぶとき、「遮光」や「遮熱」という言葉を目にすることがあると思います。
「遮光性」とは、厚手のカーテンがどのくらい光を遮るか示しており、遮光1級から3級までの等級が定められています。遮光1級とは光を99.99%以上通さない生地を指し、閉めると人の顔がわからない暗い暗くなります。数字が大きくなるほど、光は通りやすくなります。
遮熱とは、光に含まれる熱を室内に入れにくくすることを指します。こちらは等級などはなく、試験で一定以上の効果が認められた商品にマークがついています。
また、レースカーテンで外から中の様子見えにくいものを探す場合は、「遮像性」を確認しましょう。
カーテンを選ぶとき、「遮光」や「遮熱」という言葉を目にすることがあると思います。
「遮光性」とは、厚手のカーテンがどのくらい光を遮るか示しており、遮光1級から3級までの等級が定められています。遮光1級とは光を99.99%以上通さない生地を指し、閉めると人の顔がわからない暗い暗くなります。数字が大きくなるほど、光は通りやすくなります。
遮熱とは、光に含まれる熱を室内に入れにくくすることを指します。こちらは等級などはなく、試験で一定以上の効果が認められた商品にマークがついています。
また、レースカーテンで外から中の様子見えにくいものを探す場合は、「遮像性」を確認しましょう。
- ちょこっとアレンジ:ロールスクリーンを組み合わせる
左右に動くカーテンと異なり、これらは上下に動くので、直射日光が入る上部のみ光を和らげる事ができます。こだわりのカーテンと組み合わせることで、それぞれの良さが引き立ちます。
ローマンシェードやロールスクリーンは大きすぎなければカーテンレールに取り付けることも出来るので、賃貸物件でも採用可能な方法です。
カーテンと風の取り込み方
続いて風の取り込み方を考えましょう。窓を開けて室内の空気を入れ替えたい時、カーテンはどうすれば良いでしょうか。
レースカーテンは軽いので、そのままにしておいても風を取り込むことができます。外に向かって風が流れる時は、レースカーテンが網戸に張り付いてしまうことも。目の詰まったレースカーテンでは風を遮ってしまうので、換気のときはレースカーテンも開けておくと良いでしょう。
続いて風の取り込み方を考えましょう。窓を開けて室内の空気を入れ替えたい時、カーテンはどうすれば良いでしょうか。
レースカーテンは軽いので、そのままにしておいても風を取り込むことができます。外に向かって風が流れる時は、レースカーテンが網戸に張り付いてしまうことも。目の詰まったレースカーテンでは風を遮ってしまうので、換気のときはレースカーテンも開けておくと良いでしょう。
- ちょこっとアレンジ:ウッドブラインドにする
ウッドブラインドは羽根の角度を変えることで、1台でレースと厚手のカーテンの役割を果たします。家具の奥にある腰窓や、小さめの窓に向いています。
羽根の角度を水平にして窓を開けると、羽の隙間を風が心地よく通ります。
カーテンレールがついているから当然カーテン、と考えず、お部屋での過ごし方から、カーテン、ブラインド、ローマンシェード、ロールスクリーン……なども候補に入れて考えてみましょう。例えば、次のようなポイントを考えてみると良いでしょう。
- その部屋で日中過ごすのは日中が多いのか、夜が多いのか。どのように過ごしているのか。
- できるだけ窓を開けていたいのか、閉めていたいのか(外からの視線や音がどの程度気になるのか(防犯面、騒音が気になるなど)。
- 窓からの出入りはあるのか。
- 部屋の中から、どのように外の景色を楽しみたいのか。
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