植物が活発になるこの季節は庭仕事のチャンス【5月のガーデニング】
今月は庭で新しいことにチャレンジするのに最適なタイミング。この機会を逃さないでください!

一年の中で最も快適に過ごせる気候の5月。すっかり暖かくなり、もう寒さの心配はいりません。庭で挑戦したいことがあれば、植物が成長を始める5月からのスタートがおすすめです。植物が活発になるのと同じく、害虫や雑草も活動的になるのがこの季節。必要な作業をチェックして、楽しく庭仕事をしていきましょう。
水やり
気温が上昇し、日差しが多い5月は土が乾燥しやすいので、水やりをきちんと行いましょう。しっかりと根付いている庭植えのものはほとんど必要ありませんが、鉢植えと新しく植えた庭植えの植物は、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。乾燥させすぎると、新芽が傷んだり、根が傷んでしまうので、土や葉の様子を注意して観察しましょう。
気温が上昇し、日差しが多い5月は土が乾燥しやすいので、水やりをきちんと行いましょう。しっかりと根付いている庭植えのものはほとんど必要ありませんが、鉢植えと新しく植えた庭植えの植物は、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。乾燥させすぎると、新芽が傷んだり、根が傷んでしまうので、土や葉の様子を注意して観察しましょう。
肥料
活発に植物が活動している時期なので、しっかりと施肥を行って成長を手助けしてあげましょう。花を咲かせているものは、即効性の液体肥料を与えます。規定の濃度よりも薄めにして、回数を多く与えると良いです。花が咲き終わったものにお礼肥えとして与える肥料は、緩効性の置き肥を使用します。
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活発に植物が活動している時期なので、しっかりと施肥を行って成長を手助けしてあげましょう。花を咲かせているものは、即効性の液体肥料を与えます。規定の濃度よりも薄めにして、回数を多く与えると良いです。花が咲き終わったものにお礼肥えとして与える肥料は、緩効性の置き肥を使用します。
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畑<苗の植え付け>
夏野菜苗の植え付け適期です。トマトやナス、キュウリ、ピーマンなど、様々な野菜苗が園芸店で入手できます。初心者の方は性質の強い接ぎ木苗を選ぶと安心です。
トマトやナス、ピーマン等のナス科の野菜は連作障害に気を付けましょう。
3年以内にナス科の野菜を育てた場所に、同じナス科の野菜を植えると連作障害により病気が出やすくなったり、収量が減ったりすることがあります。家庭菜園はスペースも限られているので難しいですが、計画的に作付けを行い、ローテーションで植える場所を変えるようにしましょう。
夏野菜苗の植え付け適期です。トマトやナス、キュウリ、ピーマンなど、様々な野菜苗が園芸店で入手できます。初心者の方は性質の強い接ぎ木苗を選ぶと安心です。
トマトやナス、ピーマン等のナス科の野菜は連作障害に気を付けましょう。
3年以内にナス科の野菜を育てた場所に、同じナス科の野菜を植えると連作障害により病気が出やすくなったり、収量が減ったりすることがあります。家庭菜園はスペースも限られているので難しいですが、計画的に作付けを行い、ローテーションで植える場所を変えるようにしましょう。
この時期の一年草
冬から春にかけて植えたパンジーなどの一年草はよく手入れをすれば梅雨前まで楽しめますが、そろそろ徒長して乱れてきてしまうので、植え替えを行うタイミングです。
頻繁に植え替えをしない方は、秋まで楽しめる夏の花を選びましょう。ペチュニアやニチニチソウなど、夏らしい花が園芸店に並び始めています。鮮やかな色のものが多く、見ているだけでワクワクしますね。これからの季節にぴったりの花が見つかるはずです。
冬から春にかけて植えたパンジーなどの一年草はよく手入れをすれば梅雨前まで楽しめますが、そろそろ徒長して乱れてきてしまうので、植え替えを行うタイミングです。
頻繁に植え替えをしない方は、秋まで楽しめる夏の花を選びましょう。ペチュニアやニチニチソウなど、夏らしい花が園芸店に並び始めています。鮮やかな色のものが多く、見ているだけでワクワクしますね。これからの季節にぴったりの花が見つかるはずです。
植木
新しい枝や葉がどんどん伸びていく時期。この時期に水が切れると、葉先が茶色く傷んでしまいます。新しい植木や鉢植えは、乾燥させすぎないようにしっかりと水やりを行いましょう。
常緑樹の剪定は5月頃から7月上旬頃までが適期です。本格的な夏が来る前に、すっきりと風通しを良くしておきましょう。落葉樹は切りたい枝がある場合は、軽く剪定する程度ならば問題無いです。
新しい枝や葉がどんどん伸びていく時期。この時期に水が切れると、葉先が茶色く傷んでしまいます。新しい植木や鉢植えは、乾燥させすぎないようにしっかりと水やりを行いましょう。
常緑樹の剪定は5月頃から7月上旬頃までが適期です。本格的な夏が来る前に、すっきりと風通しを良くしておきましょう。落葉樹は切りたい枝がある場合は、軽く剪定する程度ならば問題無いです。
植物の活動とともに病害虫も活発になる時期です。風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなるので、葉や枝が混み合っている箇所は剪定を行い風通しが良い状態を保ちましょう。病害虫が心配な方は予防として植木全体を消毒すると安心です。あまり薬剤を使いたくない方は、植木の状態をよく観察し、病害虫を早く発見するように心がけましょう。
万一病害虫が発生しても、すぐに病気が出ている箇所を取り除いたり、害虫を捕殺すしたりれば、薬剤を使用しないで被害を最小限に留めることもできます。
万一病害虫が発生しても、すぐに病気が出ている箇所を取り除いたり、害虫を捕殺すしたりれば、薬剤を使用しないで被害を最小限に留めることもできます。
芝生
5月は芝貼りの適期です。梅雨から夏にかけてよく成長するので、5月に芝貼りをするとよく根付きます。芝生を計画している方は、この適期を逃さないでください。芝貼り予定箇所はよく平らにならしておきます。なかなか大変な作業ですが、仕上がりを左右しますのでしっかり行いましょう。
芝をキレイに並べて、目土を入れれば芝貼り完了です。芝貼りをしてから2週間は毎日たっぷりと水を与えましょう。芝を引っ張って、めくれなければ根付いた証拠です。根付いた後は、雨が無い日が続くなら4~5日に一度全体に水やりをしましょう。
5月は芝貼りの適期です。梅雨から夏にかけてよく成長するので、5月に芝貼りをするとよく根付きます。芝生を計画している方は、この適期を逃さないでください。芝貼り予定箇所はよく平らにならしておきます。なかなか大変な作業ですが、仕上がりを左右しますのでしっかり行いましょう。
芝をキレイに並べて、目土を入れれば芝貼り完了です。芝貼りをしてから2週間は毎日たっぷりと水を与えましょう。芝を引っ張って、めくれなければ根付いた証拠です。根付いた後は、雨が無い日が続くなら4~5日に一度全体に水やりをしましょう。
これから秋まで芝生がぐんぐん成長していく時期です。1~2週間に一度程度芝刈りをしていきましょう。しっかりと芝刈りをすることで、緻密な芝生に育っていきます。雑草も芝刈りで一緒に刈り取ってしまえば大きく育ちすぎないため、ほとんど気になりませんし、刈られていくうちに徐々に勢いが衰えていきます。芝刈りをきちんと行えば雑草に神経質になる必要はありません。
多年草
熱帯性の植物もそろそろ屋外で管理できる頃です。外に出すと急に直射日光が当たることで葉焼けをしてしまうことがあるので、軒下や樹木の陰を利用して置き場所を調整してください。
今の時期、エキナセアやアガパンサスなど6月頃から花を咲かせる多年草の花芽が形成されています。このタイミングで水枯れしてしまうと花芽が傷んでしまいます。晴天続きで乾燥しやすいので、鉢植えはもちろん、庭植えのものも水切れしないように注意して観察しましょう。
熱帯性の植物もそろそろ屋外で管理できる頃です。外に出すと急に直射日光が当たることで葉焼けをしてしまうことがあるので、軒下や樹木の陰を利用して置き場所を調整してください。
今の時期、エキナセアやアガパンサスなど6月頃から花を咲かせる多年草の花芽が形成されています。このタイミングで水枯れしてしまうと花芽が傷んでしまいます。晴天続きで乾燥しやすいので、鉢植えはもちろん、庭植えのものも水切れしないように注意して観察しましょう。
観葉植物
最低温度が12度以上のものは屋外で管理ができます。屋外に置く場合は葉焼けしないように、少しずつ日光に慣らしましょう。
水やりは鉢の様子を見ながら、乾いたらたっぷり与えるようにします。ハダニが発生しやすい時期なので、葉水をこまめに与えて予防します。葉裏にもしっかりと水をかけるようにしましょう。
5月下旬からは植え替えや株分けの適期となります。大きくしたいものは一回り大きな鉢へ植え替えます。大きくしたくない場合でも鉢のサイズは変えずに植え替えて、土の入れ替えと根の整理を行うことで健全に育ちます。植え替えは出来れば1~2年に一度行いましょう。植え替えの適期なので、新しい観葉植物を入手するのにも良い時期です。
庭づくり・植物の記事を読む
最低温度が12度以上のものは屋外で管理ができます。屋外に置く場合は葉焼けしないように、少しずつ日光に慣らしましょう。
水やりは鉢の様子を見ながら、乾いたらたっぷり与えるようにします。ハダニが発生しやすい時期なので、葉水をこまめに与えて予防します。葉裏にもしっかりと水をかけるようにしましょう。
5月下旬からは植え替えや株分けの適期となります。大きくしたいものは一回り大きな鉢へ植え替えます。大きくしたくない場合でも鉢のサイズは変えずに植え替えて、土の入れ替えと根の整理を行うことで健全に育ちます。植え替えは出来れば1~2年に一度行いましょう。植え替えの適期なので、新しい観葉植物を入手するのにも良い時期です。
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バラが美しい季節ですね。バラの香りを嗅ぐと、ガーデニングシーズン!という感じがしてわくわくするものです。美しい写真をありがとうございます。