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オンラインでプロに片付けアドバイスをもらうときのポイント
住まいの片付けや整理収納のアドバイスを、オンラインでプロからもらう時。どんな心構えでいると、効果的に進められるのでしょうか?
栗原晶子|Akiko Kurihara
2020年11月23日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
片付けサービスや収納アドバイスを受ける方法の一つとして、オンラインサービスの利用が注目されています。感染拡大防止という点以外にも、片付いていない部屋に人を呼ぶことに抵抗があるので、まずはオンラインでアドバイスを受けられるなら活用したいという人からの依頼も増えているそうです。
そこで、オンラインで片付けサービスや収納アドバイスを受ける際に押さえておきたい7つのポイントをご紹介します。
そこで、オンラインで片付けサービスや収納アドバイスを受ける際に押さえておきたい7つのポイントをご紹介します。
ステイホーム、リモートワーク、新しい生活様式など、2020年以降、暮らしと働き方に変化が生じました。自宅で過ごす時間が増えたことで、家を片付けたり、モノを処分した人も多かったことでしょう。同時に自己流で片付けたために、リバウンドが起きたり、とりあえずで始めたリモートワークのスタイルに使いにくさ、不便さを感じる人も増えています。その理由は、仕組みが整っていないから。そこで頼りになるのは、その道のプロの力です。
モノの捨て方、収納の方法、ルールの決め方など、プロはそれぞれの暮らしや条件に合わせてアドバイスをします。
モノの捨て方、収納の方法、ルールの決め方など、プロはそれぞれの暮らしや条件に合わせてアドバイスをします。
1. オンラインのためのツールを用意する
オンラインサービスで主に使用されるのは、ZoomやMicrosoft Teamsなどウェブ会議システムです。サービスを受ける際には、最新のバージョンに更新しておきましょう。
安定したインターネットの接続環境も必要です。片付け・整理収納・インテリアに関する相談の場合は、具体的にお悩み箇所を映したり、写真に撮って事前に送ることも多いので、スマートフォンやタブレット端末など、パソコン以外のサブ機も使えると便利です。
オンラインサービスで主に使用されるのは、ZoomやMicrosoft Teamsなどウェブ会議システムです。サービスを受ける際には、最新のバージョンに更新しておきましょう。
安定したインターネットの接続環境も必要です。片付け・整理収納・インテリアに関する相談の場合は、具体的にお悩み箇所を映したり、写真に撮って事前に送ることも多いので、スマートフォンやタブレット端末など、パソコン以外のサブ機も使えると便利です。
2. 悩みごとや困っている箇所をピックアップする
プロがオンライン上で具体的な相談・アドバイスをする前には、片付けで悩んでいること、困っている箇所、理由などをヒアリングします。お悩みごとをピックアップしておきましょう。
アンケートフォームやヒアリングシート、メール等での質問など、スタイルはプロによって異なりますが、どんなことで悩んでいるのか、どうしたいのかという希望は、遠慮せずに伝えましょう。「オンラインだからこれくらいしかできないのではないか」と決めつける必要はありません。
整理収納をプロに頼む前に知っておきたい5つのポイント
プロがオンライン上で具体的な相談・アドバイスをする前には、片付けで悩んでいること、困っている箇所、理由などをヒアリングします。お悩みごとをピックアップしておきましょう。
アンケートフォームやヒアリングシート、メール等での質問など、スタイルはプロによって異なりますが、どんなことで悩んでいるのか、どうしたいのかという希望は、遠慮せずに伝えましょう。「オンラインだからこれくらいしかできないのではないか」と決めつける必要はありません。
整理収納をプロに頼む前に知っておきたい5つのポイント
3. 家族の意向を確認する
プロがあらかじめ確認しておきたいことの一つに、依頼者以外の同居人、家族はどう感じているか、どうしたいかという項目があります。
片付けしたいのは誰か、なぜ片付けたいのか、家族は協力的か、気にしていないかなどです。出来れば、同居人や家族が同意のもとで、一緒に片付けに参加していただくのが理想です。それは、片付けや整理収納がその家に暮らす人すべてに関わるからです。
現状では反対されている、それが原因でケンカをしているなど、ネガティブな情報であっても率直にプロに伝えましょう。依頼前に、「片付けをプロに依頼したいのだけどどう思う?」と聞いてみるといいですね。
Houzzで片付け・収納アドバイザーを探す
プロがあらかじめ確認しておきたいことの一つに、依頼者以外の同居人、家族はどう感じているか、どうしたいかという項目があります。
片付けしたいのは誰か、なぜ片付けたいのか、家族は協力的か、気にしていないかなどです。出来れば、同居人や家族が同意のもとで、一緒に片付けに参加していただくのが理想です。それは、片付けや整理収納がその家に暮らす人すべてに関わるからです。
現状では反対されている、それが原因でケンカをしているなど、ネガティブな情報であっても率直にプロに伝えましょう。依頼前に、「片付けをプロに依頼したいのだけどどう思う?」と聞いてみるといいですね。
Houzzで片付け・収納アドバイザーを探す
4. 一日で終わると思わない
プロに頼めば、一日で魔法がかかったように片付くと思うかもしれません。実際、プロを家に呼んで一緒に片付け作業を進めれば、短時間で成果を感じられるれることはもちろんありますが、オンライン片付けの場合、プロが片付け方やプランをレクチャーし、実際に片付けるのは依頼者自身です。思った以上にサクサクと作業が進む場合もあれば、途中で思うように進まないこともあります。片付けたい場所や規模によっても異なりますし、依頼者自身の調子やモチベーションも左右します。片付けは一日で完結するものではないと認識しましょう。
プロは、その後の暮らしを考え、使いやすさ、キープしやすい方法などを踏まえて提案しますので、実際に空間を整えた後の使用感などもしっかり伝えましょう。
プロに頼めば、一日で魔法がかかったように片付くと思うかもしれません。実際、プロを家に呼んで一緒に片付け作業を進めれば、短時間で成果を感じられるれることはもちろんありますが、オンライン片付けの場合、プロが片付け方やプランをレクチャーし、実際に片付けるのは依頼者自身です。思った以上にサクサクと作業が進む場合もあれば、途中で思うように進まないこともあります。片付けたい場所や規模によっても異なりますし、依頼者自身の調子やモチベーションも左右します。片付けは一日で完結するものではないと認識しましょう。
プロは、その後の暮らしを考え、使いやすさ、キープしやすい方法などを踏まえて提案しますので、実際に空間を整えた後の使用感などもしっかり伝えましょう。
5. やってみる!の気持ちを持つ
アドバイスを受ける時のコツは「やってみる!」の気持ちを持つことです。特にオンラインを介してアドバイスやレクチャーを受ける時に、「でも」や「たぶん無理」と言ってしまうと、その先に進めません。
もちろんプロは、提案方法や順番を変えてみたりしながら、依頼者が進めやすい方法、やる気になる手段を考えアプローチを試みますが、せっかく料金を支払ってサービスを受けるのですから、とにかく「やってみる!」の気持ちでのぞみましょう。もちろん無理をする必要はありません。ペース配分や、自分ではどうしても出来ないことは正直にプロに申告してください。
アドバイスを受ける時のコツは「やってみる!」の気持ちを持つことです。特にオンラインを介してアドバイスやレクチャーを受ける時に、「でも」や「たぶん無理」と言ってしまうと、その先に進めません。
もちろんプロは、提案方法や順番を変えてみたりしながら、依頼者が進めやすい方法、やる気になる手段を考えアプローチを試みますが、せっかく料金を支払ってサービスを受けるのですから、とにかく「やってみる!」の気持ちでのぞみましょう。もちろん無理をする必要はありません。ペース配分や、自分ではどうしても出来ないことは正直にプロに申告してください。
6. 先延ばしにしない
ここまで読んでプロに依頼してみたいと感じた方は、さっそくプロに依頼してみましょう。もう少し片付けててからにしようかと先延ばしにしても状況はあまり変わりません。これから年末にかけては片付け・整理収納サービスの依頼が集中する時期です。それが空くのを待ってではなく、依頼は思い立った時にかけるのがいいですね。
ここまで読んでプロに依頼してみたいと感じた方は、さっそくプロに依頼してみましょう。もう少し片付けててからにしようかと先延ばしにしても状況はあまり変わりません。これから年末にかけては片付け・整理収納サービスの依頼が集中する時期です。それが空くのを待ってではなく、依頼は思い立った時にかけるのがいいですね。
7. この人に頼みたいという感覚を大事にする
家を建てる時もそうですが、何かをプロに依頼する時に、「この人に頼みたい」という感覚を持つことが大切です。
なぜそのプロに頼みたいと思ったのか。オンラインの場合は住まいや活動範囲に左右されずに選ぶことが出来ますから選択の範囲は広がります。
片付け・整理収納の専門家を探す
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家を建てる時もそうですが、何かをプロに依頼する時に、「この人に頼みたい」という感覚を持つことが大切です。
なぜそのプロに頼みたいと思ったのか。オンラインの場合は住まいや活動範囲に左右されずに選ぶことが出来ますから選択の範囲は広がります。
- 事例や実績、レビューを見ていいなと思った
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- プロフィールを見て自分と共通点があった
- 友人・知人に紹介された
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